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真女神転生3 攻略本を作るスレ01 (1002レス)
真女神転生3 攻略本を作るスレ01 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/goverrpg/1513089310/
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296: 大丈夫!名無しさんの攻略法だよ。 [sage] 2018/02/20(火) 08:12:38 ID:eOYS54GS 「光の天使 ルシファーの秘密」リン・ピクネット 青土社 読み込んでみたら恐ろしくマトモな著書だった。対象に肉薄してのめり込んで書いているので判定しづらかったが、日本でよくあるトンデモ本みたいな危うい感じではなさそう。 分類となると新説ぶちあげ系なので、読む人によってトンデモ本カテゴリに入れるだろうけど。 イギリスではコリン・ウィルソンに継ぐような権威らしい。 日本だと荒俣宏、あとは京極夏彦や井沢元彦あたりになるのか。 印象としては塩野七生がローマの政治史ではなく宗教史にのめり込んでいたらこんな感じ? という感じ。 ルシファーなりなんなりの神については、現実世界に意志を持って介入する実存としてではなく、人々の間に継承される概念のパッケージとして扱われている。 ルシファーという名前の由来は「光をもたらすもの」だそうで、言い換えると「啓蒙」。知的探求心をよしとするため、盲目的信仰心を至上のものとする教会的な価値観とは相容れない。 著者がルシファー的と定める最大の事例がレオナルド(ダ・ヴィンチ)であり、聖骸布に浮き上がったキリストの顔とされる奇跡については、 「写真技術によって写し取ったレオナルド本人の顔である」と断定している。ホントかどうか分からないが面白いが、それをテーマにした別の本は読んでみたい。 著者がいけ好かないとするサタンについては、ルシファーとの同一視を最初に否定している。 目にしたときは、神話的なエピソードの取り違えについてについての論述なのかと思っていたが、 サタンの概念については、ようは「思い浮かべる奴の中にあるものを、概念の集合として外に出してみて、都合よく自分から切り離したものだよね?」ということのようだ。 現代世界でもよく見られるが、他者にレッテル貼りをして激烈に批判する事例などはそんなメカニズムだろう。 バカって言う奴がばーか! みたいな子供の切り返しではないが、魔女裁判における糾弾者の側にこそ悪魔への信仰が宿っているってのは、事例について見聞きしたら現代日本人の多くがそう感じるはず。 ローマカトリック系に連なるキリスト教会文化や修道士文化について、アホでいけ好かないと思っている点で非常に共感する。 (まさにそれについて、ここ数日考えていたところだったし) 彼らの妄想力によって生み出された悪魔や異端者のイメージなどは、創作物としてはとても魅力的なのだけど。 http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/goverrpg/1513089310/296
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