[過去ログ] 日本棋院総合スレ part3 (1002レス)
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856
(5): 2022/06/23(木)00:19 ID:jxeasThR(1/5) AAS
内部資料をゲットしたので棋院財政の内訳を適当にピックアップして書いていく。HPで公表される決算や財産目録の詳細版で将棋連盟なみには細かく書いてあるが、あくまで数字の羅列なので金の使われ方の詳細まではわからない。最古がH23年度で最新がR2年度のちょうど10年分。R2年度末=2021年3月31日時点までの話なのでやや古い。適当に四捨五入しているが実際には1の位まであるので計算がずれている可能性あり。

☆棋戦
収入H23年18.1億→R2年16.9億 7.3%減
経費H23年11.9億→R2年11.2億 5.5%減
毎年のように1億くらいアップダウンをして最高がH28の18.9億最低がH25の16.6億。10年で7%減
不正確承知で賞金額の比率で契約金が支払われていると仮定すればR2の優勝賞金総額は2.2億で16.9/2.2≒7.68になり例えば棋聖戦なら0.45億*7.68≒3.5億と契約金を推定することができる。普通に考えれば全棋士参加と女流棋戦若手棋戦が同じ比率になるとは思えないので、読売で4億以上はもらっているのだろう。
一方経費11.2億が全て対局料だと仮定すると2020賞金ランキング上位10人で3.6億になるので3割は上位10人への配分。残り7.6億を340人で等配分したとすると224万円ほどになる。

☆普及棋士手当 H23年2.94億→R2年2.95億
毎年一定額が計上され、ばらつきが少ない聖域的予算。H27に2.86億になったのが最低だが十年で微増した。大量入段期に増えており、何かの個々の活動に対して報酬的に支払われているというより一定額を全員に配分していると考えるべきか?棋士1人あたり2.94億/350=118万ほどになる。

☆給与賃金
省5
857
(1): 856 2022/06/23(木)00:21 ID:jxeasThR(2/5) AAS
☆学校囲碁事業
収入H23年151万→H30年557万→R2年208万
経費H23年895万→H30年3400万→R2年670万
寄付H27年548万→R1年755万→R2年272万
全体として見ると寄付金を差し引いてもH30に2000万という空前絶後の赤字を計上し、それ以外も300から700万代の赤字を出している超出血事業。普及だからやむを得ないとはいえ「やればやるほど赤字」になる。会計担当はコロナでホッとしているかも知れない。若い世代に投資している以上ネットが盛り上がるなど何かしらの「効果」がないとつらい。

☆受取会費 H23年3.3億→R2年2.3億。
個人会員はH23から一貫して減り続け、十年で3割以上減少した。財政を直撃する大きな減少幅と言えそう。法人会員も1300万→750万と大幅下落。

☆ネット会員受取会費 3.2億→2.7億
「受取会費」がある年から激増しているのはネット会員(幽玄の間とか情報会員)の会費をここに計上したため。反対に事業収益を受取会費に計上したので事業収益が大幅に落ち込んでいるように見える。
事業収益に計上されていた「インターネット収入」がH23が3.2億。付け替え後のネット会員受取会費がR2の2.7億で14%減。R1からR2にかけてコロナで客が増えたのか750万ほど盛り返した。
省12
861
(1): 2022/06/23(木)11:48 ID:mtagR5as(1) AAS
>>856-858
>☆棋戦
>収入H23年18.1億→R2年16.9億 7.3%減
>☆雑誌売上収入 1.6億→1.4億

凄い長文の書き込みご苦労さんだが、至る所に将棋アゲ囲碁サゲが見られてご愛敬www
上記の数字はこのご時世ではまあまあと言うしかないだろ(企業の寄付に頼る分を考えれば)

そこまで執着するなら、ここ数十年の「碁ワールド」と「将棋世界」の実売部数の推移のほうが
はるかに意味があるがご教示頂けないか?
(実は俺も調べたが 具体的数字は箝口令が敷かれてるらしい)
864: 856 2022/06/23(木)21:37 ID:jxeasThR(4/5) AAS
>>861
実売部数は資料にのっていないのでわからないというのがとりあえずの回答
しかし個人会員の収入と雑誌売上収入からある程度は無理矢理予測できる
会員には入門会員、初心者会員、賛助会員、週刊碁会員、囲碁未来会員(まだあった)、後援会員、サポート会員、ジュニア会員、セレクト会員etcがある。
あり得ないに決まっているが、全員が碁ワールド会員だったとすればR2年の個人会員収入22687万/1.18万(碁ワールド会員年会費)=1.92万人いることになる。
雑誌売上はかなり複雑でそもそも税抜900円の雑誌が1冊売れたら売上にいくらカウントされるのかが素人にはわからない。取り次ぎや小売店のもうけがあるのだから900円が棋院に入るわけがないのだが、それを経費に入れるのか900から割引いて計上するのか。誰か教えて欲しい。
あと雑誌売上には囲碁未来も当時はまだあったし、囲碁年鑑も碁ワールド臨時増刊号だから雑誌売上に組み込まれている。
そのプラマイを相殺して13970万/12/900とすると1.28万人、合計3.2万という数字になる。
これが理論上の最大値で後はいかに現実的な引き算をしていくか。諸賢の知識と知恵を借りたい。
碁ワールド会員の売上が会員全体の半分なら合計2.2万部くらいでこの辺が現実的な部数ではないかなと個人的には勝手に予想するが見ての通りで大した根拠はない
省1
866
(1): 856 2022/06/23(木)23:11 ID:jxeasThR(5/5) AAS
>>863
タネを明かせば内部資料ではあるが非公開資料ではないというのが正確なところ
公益法人は情報公開義務の度合いが大きく所定の手続きを踏めば誰でも見ることはできるが若干めんどくさい
そのめんどくささ故に非公開であるかのように漠然と思われているだけ
つまりは完全公開情報だし将棋連盟がこのレベルで公開している以上、組織として恥ずかしいとか感情的な問題はあるのかも知れんが実務レベルで困ることが発生することは理屈としてあり得ない
869: 2022/06/27(月)09:15 ID:v/xjn3vq(1) AAS
>>856
対局料とレッスン料が事実上の給与だと思ってたんだが結構貰っとるな。自営業じゃないのかよ
しかし公益目的の金だと言えるのだろうかこれは
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