江戸文学総合 [転載禁止]©2ch.net (208レス)
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208: [sage] 2024/06/21(金) 19:55:39.35 ID:pxS5qhlm 小津夜景日記 2024-05-17 千の漣より一片の銀をつまむ 鰹魚膾 野村篁園 鰹魚四月出房洋 価躍燕都結客場 翠鬣脱罾凝海色 紅膚落俎砕霞光 銀盤巧畳千層波 玉箸軽挑一片霜 莫道金齑資雋味 不如蘆菔雪生香 かつおの刺身 野村篁園 かつおは四月 安房の海にやってくる 競りの声が響き 江戸の魚河岸が賑わっている 網からはずされた翠の鰭はいまだ海の色を宿し 俎板でさばかれた紅い身は朝ぼらけの光を放ち 銀の大皿に巧みに造った重なる千のさざなみの その一切れのしろがねを象牙の箸で軽やかにつまむ 言うな 和え物がかつおの旨さを一層引き立てるなどと 雪のようなおろし大根の風味にはかなわないのだから 野村篁園は江戸時代後期の儒者、漢詩人。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1441031368/208
小津夜景日記 千の漣より一片の銀をつまむ 鰹魚 野村園 鰹魚四月出房洋 価躍燕都結客場 翠脱凝海色 紅膚落砕霞光 銀盤巧畳千層波 玉箸軽挑一片霜 莫道金資味 不如雪生香 かつおの刺身 野村園 かつおは四月 安房の海にやってくる 競りの声が響き 江戸の魚河岸が賑わっている 網からはずされた翠の鰭はいまだ海の色を宿し 板でさばかれた紅い身は朝ぼらけの光を放ち 銀の大皿に巧みに造った重なる千のさざなみの その一切れのしろがねを象牙の箸で軽やかにつまむ 言うな 和え物がかつおの旨さを一層引き立てるなどと 雪のようなおろし大根の風味にはかなわないのだから 野村園は江戸時代後期の儒者漢詩人
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