シオラン (120レス)
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1: N ◆.a7VUr.VD. 2012/10/16(火)20:05 AAS
現代人の精神の本質的傾向とは、成し遂げられたものを粉砕することである。
2
(2): 2012/10/16(火)20:11 AAS
「攻撃に値するのは神のみ」とい一文はどの本にでてくるのか、探してる。
3: N ◆.a7VUr.VD. 2012/10/16(火)20:20 AAS
>>2
頼むわ〜
4: N ◆.a7VUr.VD. 2012/10/16(火)20:29 AAS
適当にシオランから引用するだけで、それなりにスレ進みそうだ。
俺のは記憶で書いてるから、正確性はあんまり保障できないが。

書き始めることは、統一者の静謐な充足から縁をきること。
5: G ◆vDcOqdC/aA 2012/10/16(火)20:40 AAS
乙です。
6: N ◆.a7VUr.VD. 2012/10/16(火)21:14 AAS
ほとんどの著作は背後の空虚を仮面で隠している。
7
(1): G ◆vDcOqdC/aA 2012/10/16(火)21:33 AAS
これらのアフォリズム(ことに「祖国とは国語だ」という訳の当否)をめぐる次のブログ、
トゥギャッターが面白かった(訳は中に出ています)。
http://mmemiya.exblog.jp/2507844/
http://togetter.com/li/296989(langueの訳は国語?言語?)

On n'habite pas un pays, on habite une langue. Une patrie, c'est cela et rien d'autre.
(Aveux et anathèmes)

Un homme qui se respecte n'a pas de patrie. Une patrie, c'est de la glu.
(L'Ecartèlement)

On devrait s'en tenir à un seul idiome, et en approfondir la connaissance à chaque occasion.
Pour un écrivain, bavarder avec une concierge est bien plus profitable que s'entretenir avec
省6
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(1): 2012/10/17(水)19:57 AAS
「国語」という言い方にはどうしてもなじめない。
イ・ヨンスク(1996)『「国語」という思想』は積読のままだけれど、
義務教育で受けさせられた「国語」は道徳に近いイデオロギー教育、という記憶しかない。
なぜ「日本語」の教育と言わないのか謎。
9: 2012/10/17(水)20:14 AAS
世界にはEnglishやFrançaisの授業はあってもNational Languageの授業があるのは日本だけ、とよく言われるね
10: 2012/10/17(水)20:26 AAS
>>8
補足
http://hokanko.jugem.jp/?eid=585
植民地主義と「国体」および「国語」に関しては次の指摘が鋭い。

ここには、近代日本における「国体」「国家」「国民」概念をめぐるパラドックスが露呈している。
日本が自然主義的「国体」概念に固執すればするほど、異民族の「同化」はそもそも論理的に不可能になるのである。
異民族を同化するということは、日本民族が日本民族たりうる本質を、人為的に異民族に植えつけることを意味する。
そうであるなら、異民族の同化が可能であるということは、国家と国民との関係がけっして〈自然〉に根ざすものではなく、
人為的にも成り立ちうることを証明してしまうのである。(p.260)
右に述べた「国家」の自然主義的概念と「同化」の可能性とのあいだのパラドックスから脱出しうるほとんどの唯一の道が、
省1
11: [Sage] 2012/10/17(水)20:31 AAS
確かに日本人は、日本に住んでる人がすべて日本国籍を持つ人たちだと
思い込んでしまって、それを前提にして日本語やその他の文化の教育をしてしまってるね。
でも、それは、どの国の人間でも同じなのではにだろうか?
いや、だからと言って、開き直る気はない。日本人も、大いに反省すべきだと思う。
でも、諸外国の人に比べて日本人の方がもっと独断的だとかいう風には思わない。
それどころか、白人などは、他の民族の言葉を兵器で奪うだけでなく、
皆殺しにしてしまうこともよくあるし、
宗教が少しばかり違うからと言って、平気で虐殺するし、
同性愛者をも殺してしまったりもする。
12: N ◆.a7VUr.VD. 2012/10/17(水)20:52 AAS
シオランの母国はルーマニアで、ルーマニア語が母国語なわけだ。
その彼が、祖国とは国語だ、とフランス語で書くことに、アイロニーが
含まれているわけだな。山本夏彦翁の解釈だと、そのアイロニーが
すっぽり抜けているように見えるのが、気に入らないひとには気に
入らないのだろう。 "Patrie"を"祖国"と訳したから、その訳にあわせて
"langue"を"国語"って訳したのじゃないかな。 langueは言語、自国語と
訳されるから、国語と訳すのも間違いではないのでは。

アイルランドの作家であるジョイスが英語で書くということにも
シオランと同様のアイロニーがきっと含まれているんだろう。
13
(1): N ◆.a7VUr.VD. 2012/10/17(水)21:42 AAS
無理をしてまで作品などを作る必要はない。ひとりの酔漢、あるいは瀕死の男の耳もとで
囁かれるべき、なんらかの言葉を発することだけが肝要なのだ。
14: [Sage] 2012/10/17(水)21:57 AAS
申し訳ないけど、みなさん、これからは、シオランのことばを引用してるのか、
あるいは自分自身の言葉をつむいでいるいかを、明記してもらえますか?
15: [Sage] 2012/10/17(水)22:03 AAS
ところで、中世以降のヨーロッパでももちろん大国が小国あるいは少数派の民族たちの言語
などの文化を奪いつつあるけど、そもそも、古代において、ローマ帝国がヨーロッパ全域に
あったいろいろな言語を捨てさせたんだよね。まあ、当事者の少数民族たちが自ら自分の言語を捨てたことも大いに
あったとは思うけどね。
16: N ◆.a7VUr.VD. 2012/10/17(水)22:05 AAS
>>13は「生誕の災厄」からの引用だよ。
17
(1): 2 2012/10/18(木)11:25 AAS
シオランの本って古本でも高いのな。安いのは「歴史とユートピア」ぐらい。
18: 2012/10/18(木)12:35 AAS
>>17
たしかに、高いよね^^
需要が、やっぱ少ないから値段設定を高くしないといけないのかも。
でも、シオランは、やっぱ、かっこいいいよね^^
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(1): [Sage] 2012/10/18(木)13:27 AAS
シオランが「かっこいい」っていうのは、
表現の仕方がかっこいいというか、言葉が綺麗だというような意味かな?
爽快感を感じさせるような「かっこよさ」なのかな?
僕が彼の文章を読む時は、生きていることが最終的には永遠に
無意味だということを認めざるを得ないということを感じるので、
彼の言葉をかっこいいと感じるよりもむしろ、
絶望感に打ちひしがれる。とでもじゃないけど、
彼の言葉を毎日は読めない。断片だけをたまに読むだけ。
それだけで僕にとっては大変なインパクトを感じてしまう。
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(1): 2012/10/18(木)13:32 AAS
生が何か目的を持ったものだという考えがオレには恐ろしいな
生きてるのは無意味で死んだら最初から何もなかったのと一緒
死んだ後はむろん無、無もない無

こう考えないとやってらんないよ、オレは
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