若島正 part3 【アーダ】 (268レス)
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1: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:42 AAS
前スレ

若島正 part2 【ロリータ ロリータ ロリータ】
2chスレ:book
文学の集積が若島正
2chスレ:book
2: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:43 AAS
少し先の話を。SFマガジンの新年号から、「乱視読者の小説千一夜」という新連載を
始めます。相変わらずの、海外小説をめぐる与太話ですが、五年は続けたいと
思っていますので、どうぞよろしく。 2分前 webから
http://twitter.com/propara/statuses/22262932425

propara
Problem Paradise
作品社からのナボコフの邦訳について、追加情報をひとつ。若島正氏が現在翻訳して
いる作品は、ひとつだけではありません。2点です。短篇全集2冊の新装版とあわせ、
4冊が待機中ということになります。乞うご期待。 6:20 PM Aug 23rd webから
sakuhinsha
省5
3: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:44 AAS
浅田彰プロデュースによる『世話噺数理巷談』(『森毅の学問のススメ』ちくま文庫)
の森毅VS森敦対談で、「数学を志していたのに、詰将棋にはまってしまい、
とうとうそっちに行ってしまった学生」の話が出てくるが、それは言うまでもなく
わたしのことです。 12分前 webから

propara
Problem Paradise

http://twitter.com/propara/statuses/19486832659

森さんに直接教わったことはない。しかし、わたしが出入りしていたゼミのT先生は森
さんと一緒に共同研究室住まいをしていたので、どうもわたしのことはそこから
筒抜けだったようだ。『現代思想』のゲーデル特集号で、わたしがかつて
省11
4: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:44 AAS
大学院のゼミで、出席者の半数近くが海外からの留学生という驚くべき事態になっている。
しかも、その全員がナボコフの愛読者だからやってきた、というのでますます驚き。
日常的に、自然に国際化している。楽しい。
5: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:45 AAS
若島先生と一局チェスの勝負をした知人がいまして、
案の定負けたわけなんですが、若島先生は対局をすべて記憶していたそうです。
若島先生の訳したナボコフの『ヴェイン姉妹』は
純粋に抒情的な『フィアルタの春』以上に技巧の冴えがこころに響く小品でした。
6: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:47 AAS
2001年12月10日 TrackBack
昔の雑誌を読み返していたら、懐かしい話題を見つけた。
若い部員は知らないと思うので紹介する。
将棋世界昭和63年4月号の付録に「タイムトライアル112」というのがあった。
プロ棋士達がどれだけの時間で解けたかが載っていた。
初級編(3手・5手詰)40題で、谷川4分21秒 森内4分26秒 村山4分39秒 
羽生4分40秒 佐藤4分59秒 田中5分28秒 浦野5分48秒 清水女流7分55秒 
塚田8分35秒 沼15分20秒 山田女流22分52秒という結果だそうである。
これを見た岡田敏氏(あぶり出しで有名な詰将棋作家で全日本詰将棋連盟会長)
が挑戦したところ8分34秒だったという。ところが、
省5
7: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:47 AAS
朝日アマプロ角落ち戦1979年4月15日
下手:若島正氏
上手:大山康晴十五世名人

△8四歩 ▲7六歩 △6二銀 ▲6八銀 △5四歩 ▲5六歩
△5三銀 ▲5八飛 △4二銀上 ▲5五歩 △同 歩 ▲同 角
△5四歩 ▲7七角 △4四歩 ▲5七銀 △4三銀 ▲5六銀
△5二金右 ▲4六歩 △4二玉 ▲4八玉 △6四歩 ▲3八玉
△6三金 ▲2八玉 △7四歩 ▲3八銀 △9四歩 ▲9六歩
△5二金 ▲1六歩 △1四歩 ▲5九金左 △7三桂 ▲4八金左
△8五歩 ▲4七金 △5一玉 ▲3六歩 △6五歩 ▲3七桂
省20
8: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:48 AAS
http://members.at.infoseek.co.jp/juumei/p300.htm

表題:第六回読売アマ日本一決勝戦
先手:若島正
後手:小池重明

真剣師小池重明とアマ名人戦で対局していたとは
9: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:49 AAS
パズル同様、作者の意図を見抜く
小説の細部から全体を読み解く

英米文学者 若島 正さん
 自分が何げなしに読んでいた小説に織り込まれている作者の仕掛けを析出し、
作品世界の奥深さや小説の面白さを教えてくれる−英米文学者で京都大学教授
の若島正さん(51)はそんな達意の小説読みの一人だ。B級ミステリーから
ナボコフ、ジョイスまで縦横に語った評論集『乱視読者の帰還』(本格ミステ
リ大賞)に『乱視読者の英米短篇(たんぺん)講義』(読売文学賞)と、読書
の楽しみにあふれた著作を最近続けて世に送り出している若島さんを京都に訪ねた。

タイトルの「乱視読者」は、学生時代から山のように英米小説を読んできた「乱読
省7
10: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:50 AAS
 細部への目配りは、文学研究で文献の注釈を重んじる京大の学風と、専門で敬愛するナボコフ
の影響が大きいという。「ナボコフは『小説は細部がすべて』という小説観の持ち主で、彼の作
品はストーリーを追っても意味がない。ナボコフの考え方に沿って読むと、彼以外の小説もよく
分かるようになるところがある」。

 精緻(せいち)な分析は、もともと数学者志望の理系だったことと無縁ではないだろう。京大
理学部に進んだが、一年のときに英米小説に開眼。英語がいちばん苦手だったのに、不思議なこ
とに授業に使われた長編小説を読破できた。「視界がバーンと開けた感じで、分かる快感がたま
らず」ペーパーバックを読みあさる日々に。理学部を卒業して文学部に入学し直した。

 以来どっぷり英米小説に漬かっている若島さんは『短篇講義』で、小説の登場人物
の女性にあてた書簡の形でこんな告白をする。「わたしは一冊の小説の世界以上に、わ
省4
11: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)18:51 AAS
 パズルの達人でもある。詰め将棋作家であり、詰め将棋のチェス版であるチェス・プロブレムでは日本で
ただ一人、インターナショナル・マスター(解答競技)の称号を持つ。

 小学生のときに将棋を覚えたが、すぐ周りに敵がいなくなったので詰め将棋に没頭し、創作にも興味を持
って中学一年で専門雑誌に作品を発表。図は著書『盤上のファンタジア』の中の一作品。将棋もアマ全国大
会優勝の経験があり、観戦記も手がけてきた。一方のプロブレムは十年前から本格的に始め、毎年のように
世界大会に出場している。

 「駒の動きなど最初のアイデアがないと創作する気がしないし、作者の意図が伝わる創作でなければ意味
がないと思う。私が問題を解くのが早いと言われるのは作意が見えるため」

 何だか小説の読み方とも重なり合うようだ。「一枚の駒の配置からすべて
が見えてくるように、作者が意図を持って置いた小説の細部は全体の構図に
省6
12: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/09(木)21:53 AAS
アーダ

マーダ
13: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/10(金)20:04 AAS
ある新書を読んでいたら、Marcus van Hellerをヴィクトリア朝のポルノ作家だと誤解し
ている記述に出会い、爆笑する。少しはオリンピア・プレスの物を読んで勉強していた
だきたい。 12:27 AM Sep 6th webから
http://twitter.com/propara/status/23067057310
propara
Problem Paradise
14: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/14(火)20:49 AAS
どの新書?
15: やれやれ、僕は名を失った 2010/09/20(月)19:50 AAS
イギリスで詰将棋の本を出す計画が、数年前から進行中。たぶん英語による詰将棋だ
けの本は初めてのはず。別に英語で書くからということに関係なく、
従来にはないような詰将棋を論じる本にしたい。まあしかし、これも5年くらいのうちに
実現できればいいな、という話です。 4:05 AM Sep 7th webから

propara
Problem Paradise
16: 2010/09/26(日)19:40 AAS
マーダ
17: 2010/10/06(水)23:00 AAS
マダ
18: 2010/10/07(木)06:03 AAS
自分の可能性も詰んでしまったんだろうなw
19: 2010/10/08(金)13:05 AAS
同じ詰め将棋作家として若島が追悼

Problem Paradise
@propara Problem Paradise
『この詰将棋がすごい!』2010年度版は、文字どおり巨椋さんに捧げるために作った本で
ある。今日があることを予期していたため、なんとか早く仕上げて直接ご本人にお渡しし
たい、という一念だった。
13時間前 webから お気に入り リツイート 返信

@propara Problem Paradise
しかし、あえて悲しまないでおこう。巨椋さんが詰将棋作家として最後を生きられたことは、
幸せなことだった。何度かお目にかかって、わたしが知った巨椋さんは、そのままの姿で
省10
20: 2010/10/11(月)07:34 AAS
最近に某所で、20代のときに読んだ記憶に残るアメリカ小説15冊、という話をした。
活字になる予定はないので、ここで再現してみよう

古い順に(1) Richard Wright, Native Son (1940)。なんといっても、生まれて初めて英語で
読んだ小説だから。第3部がもっと短ければ最高なんですが…。

(2) Alfred Bester, The Demolished Man (1953)。ほぼ40年ぶりくらいで読み返した。やっぱり最高だった!

Ira Levin, A Kiss Before Dying (1953)。ドライサーの『アメリカの悲劇』をサスペンス風に焼き直したものだが、
はるかに短くてはるかにおもろい。わたしにとっては、ミステリのオールタイムベスト3。

(4) Damon Runyon, A Treasury of Damon Runyon (1958)。Modern Library版です。これを読んだせいで、一時期RunyonとLardnerにはまる。
はまりすぎて、短篇を数作翻訳までしたことがある。
省10
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