【原発】自然エネルギー・再生可能エネルギー☆20 (159レス)
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107: (オイコラミネオ MMcf-r6hg) 2020/05/12(火)23:16 ID:2pKFgjVsM(1/2) AAS
>>97はコストの話が勉強になる。特に?と?のコストのことはよく理解すべきだね。

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再エネを系統に接続して活用していく際には、?活用コスト(プロフィールコスト)、?バランスコスト、?系統コスト、?接続コストの4つの統合コストが発生する。

?活用コストは、需要と関係なく発電量が変動する自然エネルギー由来の再エネを系統に接続し、刻々と変動する電力需要にマッチした給電を保証しようとすると、
必要に応じて出力を人為的に調整できるバックアップ電源(主として火力発電が担うが、原子力も一定範囲で出力調整可能)が必要となり、
しかも再エネのシェアが高まれば高まるほど、そうした調整可能なバックアップ電源の稼働率が低下して、システム全体のコストアップを招く。
言い換えれば、変動性再エネの電力システムにおける電源としての価値(需要に応じて必要な電力を供給する価値)は、導入量が増えるにつれ低下していくことになる。
さらに自然変動性電源の比率が高まれば高まるほど、バックアップ電源の稼働・停止頻度が高まり、しかも急峻な立ち上げや停止が求められることから、
稼働効率は低下し、設備の消耗や劣化による設備維持コストが高まって、電力システム全体のさらなるコストアップをもたらすことになる。

?バランスコストは太陽光や風力の発電量が正確に予想できないことに起因した不確実性に備えるためのコストである。
省4
108: (オイコラミネオ MMcf-r6hg) 2020/05/12(火)23:43 ID:2pKFgjVsM(2/2) AAS
この部分も興味深い。筆者が再エネの「グレムリン化」と呼ぶFITの問題は>>100の三菱総研のレポートでも同じことが指摘されているね。

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太陽光、風力の電力としての実質的なコストは、系統内でのシェアが上がるにつれて大きくなっていく。
シェア10%ではベースケースに対して5%のコストアップにとどまるが、シェア30%で21%のコストアップ、シェア50%になるとベースケース比42%のコストアップが系統全体に上乗せされることになる。
さらに太陽光、風力といった自然エネルギーを使った電源は、燃料を使わないため変動費がゼロであり、需要を上回って発電した場合の市場価格がゼロになってしまう。
(中略)
自然エネルギーのシェアが増えれば増えるほど、系統内の発電量の自然現象による変動幅が拡大し、必要以上の発電がなされる頻度が拡大し、
せっかく発電した電力の価値がゼロになってしまうという、「共食い(self-cannibalisation)」現象が顕在化してくることになる。
(中略)
自然変動性再エネは、大量導入されていくに従い、長期にわたり一定の価格で購入保証されるFITやPPTといった買い取り保証制度がないと、
省5
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