[過去ログ] 砂の器 Part.1 (1002レス)
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459: 2019/04/11(木)00:15 ID:aFCNH2bv(1/3) AAS
>>453
レスありがとう。
素晴らしい演出、やと思う。
いや、ほれ、
実はわしは、映画版「砂の器」を最後に見たのがいつか不確かやが、
10年以上前のお話。
初見は40年位前、以降、視聴回数計、3、4回位見た思う。
DVDも録画も持っとらんゆえ、場面毎の細かい演技の演出は分析はできんが、
いずれにせよ、
砂の器に感動した、入り込めたことは一度もない。
1.この映画の場合、乞食のように放浪した子供が、
孤児となり、篤志家の養子となり、音楽家へとなる。
この落差をどう違和感なく埋めるのか。
過去の寂寥感を芸術という形で昇華させ、
他方で、過去を知る者、愛人を殺し、
にも関わらず、犯人に同情し、涙させることができるのか、やと思う。
いわば、永山則夫に涙するようなものや。
極めて難しいミッションやと思う、
成功した後に二人も殺すわけやから。
したがって、
犯人はやはり冷酷冷血な人間像でなければならない。
このタイプは、
「天国と地獄」の山崎努、や。
TV版「白い巨塔」の田宮二郎、が最高の演技をしておるが、
それとは違う、
財前五郎の根底には弱さ、やさしさがあった。
犯人を冷酷動物としてみるならば、
大根の鉄仮面の役者、血の通っていない男、唐沢 寿明がええのかなと思う。
実生活でもそういうこと、しそう、やから、な。
どうなんやろ、
芥川はんの音楽自体が完全にミスマッチ、なんかしらん、な。
犯人にはやさしさがない、いうか、血が通っておらん、思うのに、
芥川はんの音楽は繊細、ナイーブすぎる。
芥川はんの音楽があの映画を破綻させた、思う。
むしろ、正反対なイメージー、
ベートーヴェンやワグナーのパワフルな交響楽のほうが
犯人の狂気を表現できておった思う。
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