真言宗の寺院墓地(全県)と、十住心論の全巻要約 (20レス)
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2: 06/11(火)20:55 ID:uodJWE/r0(2/6) AAS
空海コレクション「十住心論」(ちくま学芸文庫)抜粋 01.異生羝羊心(いしょうていようしん) - 煩悩にまみれた心2
・地獄趣
二つの八大地獄がある。炎と寒であって、たがいに通ずることはない。煮られ、ただれることは、魚や鳥のようであり、焼かれることは、いつの年に終わるのであろう。
極熱地獄は、「殺し」「盗み」「男女の道を乱すこと」「飲酒」「虚言」「偏見」「修行の尼に過失を起こさせること」の七悪による。
無間地獄は、「殺母(母を殺す)」「殺父(父を殺す)」「殺阿羅漢(聖者を殺す)」「出仏身血(仏の身体を傷つける)」「破和合僧(教団の和合を破壊する)」 という五つの重罪による。
・餓鬼趣
すべての餓鬼は、みな貪りや妬みが原因となって生ずる。さまざまな悪心によって、さまざまな悪業をつくり、飢渇の火によって、その身を焼かれる。
少しの食物も分かち、甘味を割き与える者は、そのままに、この災難から脱れることができる。
「正法念処経(しょうぼうねんじょきょう)」に依る。――もし邪まな道を実践し、邪まな考えによる教えを説き、「これは真実である」と思って、正しい真実の教えを信じなければ、魔羅身餓鬼の中に堕ちる。
・畜生趣
畜生は、どこから出現したのであろうか。もとはと言えば愚癡(ぐち)の人間である。
情も身もほしいままにし、聖人・賢人のいましめを信ずることがない。悠々たる彼の愚かな者は、これこそ畜生と生まれる原因である。
強弱たがいに食いあって、助けを誰にむかって呼べばよいのであろうか。
「正法念処経」に依る。――相随畜生というものは、誰でもが、ただ生死のために布施をなすとき、ついで二人ともに、「来世に再び夫妻となろう」という願いを起こし、のちに命命鳥(みょうみょうちょう)・オシドリ・ハトとなって生まれ、多く楽しんで愛欲をなす。
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