[過去ログ] キューティーリラックス パート14 (523レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
453: 2020/07/22(水)04:51 ID:V5HcluZW(2/2) AAS
怪獣ブームの翌67年、子供向けテレビはポストウルトラマンを狙って、特撮ものが人気になりました。

東映は、「ジャイアントロボ」と「仮面の忍者赤影」です。東京と京都で撮るのだからさすがに大企業の貫禄です。どちらも大人気、70年代の夏休みの朝のまんが大会の定番でした。

ロボを操る大作くんは「悪魔くん」の金子光伸。同性の、青影の金子吉延とは兄弟ではありません。どちらも名子役で平山プロデューサーを喜ばせました。

80年頃、「悪魔くん」の上映会があって、そのとき立派に成長された光伸さんがゲストに来てくれました。背が高く、いかにもやさしいお兄さんでした。平山さんは、いつか彼がカムバックする事があればライダー役にと思ったそうです。ZXの時はとくに想いが強くなったんですが、かないません。そればかりか30代後半で亡くなりました。

吉延さんとも1回会った事があります。白影役の牧冬吉さんのお別れの会が京都先斗町の歌舞連場で開かれ、交通費を出すからと言われ、取材に行きました。京都の友人と合流して、会の後、牧さんの奥様に挨拶。本を送ったらご丁寧にお菓子をいただきました。

ちょうど赤影の坂口祐三郎さんと金子吉延さんがいらして、プレゼント用にサインをいただきました。

初めて鴨川を見て、時代劇の里だなぁと思う感慨深い一日でした。

人気が高かった「赤影」は、放映が終わった2年後に、1クールを編集した映画がつくられました。

赤影が場内の子供たちに語りかける追加撮影をして、赤と青のメガネをかけて楽しむ立体映画として登場したが「飛び出す冒険映画 赤影」(69年)です。

日本万博博覧会の前夜。東宝は、大がかりな特撮映画をつくらず、特撮スタッフを三菱未来館へ廻しました。その見返りじゃないんですが博覧会映像に肉薄したのが、円谷プロの360度・11大のモニターを並べたサークロラマ「モーレツ!大怪獣戦」(後楽園遊園地の大宇宙館で上映)でした。

もちろん「飛び出す冒険映画 赤影」はそんな大がかりなものでありません。赤と青のセロファンのメガネをかけると、かろうじて立体ぽくなる映像です。でも、子供たちは喜びました。
1-
あと 70 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.007s