シベリアにラノベ含む読書の話その9 (566レス)
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1: リーダー ◆de85kRb5gY [] 2020/04/26(日)23:22 HOST:221.171.67.170
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読書したら思ったことを書きます
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シベリアにラノベ含む読書の話その9
2chスレ:siberia
547: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 05/23(金)03:59 HOST:219.121.85.222
「スター・ウォーズ、帝国の逆襲」。
竹書房文庫。
著者、ドナルド・F・グルート。翻訳、石田享。
1997年、竹書房。
反乱軍は、氷の惑星・ホスにエコー基地を作っていた。
氷原にいくつもの監視センサーを設置し終わったハン・ソロ(宇宙海賊でルークたちの仲間)は、トーントーン(雪トカゲ)に乗って基地へ戻って行く。
ルーク・スカイウォーカー(反乱軍パイロット)はソロと無線でやりとりをして、もう少しパトロールしてから戻ると告げたきり消息を絶ってしまう。
その時、一つの隕石が落下して黒煙を上げているのに気を取られていたルークは氷獣・ワンパに襲われ意識不明になり、引きずられて捕獲された。
ワンパの住み家で意識回復したルークはなんとかそこを脱出したが倒れてしまう。
心配したソロが捜索に出てルークを救出したのだが、隕石は帝国軍が大量に放ったプローブ・ドロイド(探査アンドロイド)が擬態したもので、黒煙の中から出て来て活動開始する。
そしてプローブ・ドロイドからの情報で帝国軍が惑星ホスを攻撃してきた。
反乱軍は基地を捨て、惑星ホスから離脱して行き、ソロは自分の船(ミレニアムファルコン)でチューバッカ(ソロの部下)、レイア姫、C-3POと伴にソロの友達が居る星へ向かったが、そこは……。
一方、ルークは単独で、R2-D2と一緒に……。
●やっぱりおもしろかったねえ。
548: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 05/27(火)02:59 HOST:219.121.85.222
「静かな町の夕暮に」。
講談社ノベルス。
著者、赤川次郎。
1990年、講談社。
指田法子・17歳、高校2年は、一緒に森の小径を歩いてる男を刺し殺そうとポケットの中でナイフを握っていた。
ここでやらなければ森を抜けてしまい、チャンスを逃してしまう。
そう思った時、後ろから自転車の音がして制服警官が追い越していった。町のお巡りさんで知った顔だ。
結局、目的は果たせず、何故こうなったかの回想に入る。
夏休み直前、校長先生に呼ばれて行くと、夏休み中に東京からロケ隊が来て町で映画のロケをする。そこで、3人の女子高校生エキストラが必要だと言われた。
演劇部部長の法子としては大喜びで人選を考えた。しかも共演は大スターだ。
まずは自分、そして同学年の岡田厚子、もう1人は後輩の森下克枝の3人に決定。
そして撮影後に女子高校生が一人殺されてしまい、……。
●最初から何か映画以外に目的があってロケ地をここにしたようにもおもえるな。
549: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 05/29(木)21:25 HOST:219.121.85.222
「歌枕殺人事件」。
長編旅情ミステリー。
著者、内田康夫。
1990年、双葉社。
浅見家で恒例になっている年始のかるた会に出席したのはかるた界の女王・朝倉理絵。
光彦は理絵と接戦を演じた後の会話の中で理絵の父・朝倉義明が三年前に宮城県多賀城市の末の松山で毒殺され、その犯人はまだ逮捕されてないことを知り、いつもの興味が、……。
●いつもの浅見光彦シリーズかな。
人名の漢字は適当。
550: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 05/30(金)04:23 HOST:219.121.85.222
「聖母の牙」。
著者、山崎洋子。
1990年、光文社。
幼い男の子が赤い液体を指で床に伸ばして絵を描いていた。
それは床に横たわった女の死体から流れ出た血で、男の子は向こうに見える死体を山に見立てて川などの絵を描こうとしている。
死体の側には「五面の剣士」の白いお面が有った。
そこへ女の声がして、通報もせず死体を残して男の子と二人で逃げてしまう。
男の子と一緒に逃げたのは田所奈津で、死んでいたのは、東京八王子の花城総合クリニックに勤める看護師の高村麗子で、場所は麗子が住むマンション。
次には、花城総合クリニックのトイレが爆破され、そこにも白いお面が置いてあった。
しかし、……。
●🔶.おもしろかった👍.
だけどすごい行動力だ。
人名の漢字は適当に当てはめた。
551: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 06/01(日)03:34 HOST:219.121.85.222
「そして扉が閉ざされた」。
著者、岡嶋二人。
1990年、講談社。
毛利雄一は誰かに起こされて目を開けると、影山鮎美が雄一の顔を覗き込んでいた。
他に、成瀬正志と波多野千鶴も居て、ここが何処なのかが判らないと言う。
その部屋は窓が無く、かまぼこ形で天井には蛍光灯が点灯している。
四人はこの前の夏、一緒に遊んだ仲間だった。
そしてその時、一緒に遊びに来ていた三田咲子が死んだのだった。
四人は意識を失って回復したらこの出口の無い部屋に居たと言う。
全員で意識を失う前のことを思い出すと、……。
●おもしろかった。
結局はすねに傷があったんじゃんか。
552: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 06/02(月)02:59 HOST:219.121.85.222
「タブー」。
著者、山崎洋子。
1990年、中央公論社。
友田俊明は見知らぬ女から声をかけられた。
その女はフリーライター・有藤久美と名乗り、一年半ぶりに帰国したばかりで俊明に話があると言う。
妻の理沙(リサ)が殺された件での取材だと思った俊明は断ったが、仕事ではなく「あなたの奥さんは私で...。」と言われ、気になることがあったので自宅に招く。
俊明が気になっていたのは理沙が残した手記で、それを久美に渡して読むように言うと自分は散歩に出た。
手記の内容は、理沙の行動記録のようなもので、森本里(モリモトサト)と言う知らないおばあさんを無料老人ホームから引き取って安アパートに住まわせている。
老人ホームは無料なだけあって、スタッフが意地悪そうだったし、長老みたいな入居者にいじめられてたのが理由だそうだ。
当然、生活費は理沙が俊明に内緒で家計をやりくりして捻出しているので安アパートは仕方ない。
外出を禁じ、その部屋に里は一日中居るのだが、食材などを買って行くといつも言葉少なくボーッとしている。
食事は自分で作って食べ、理沙と一緒に外出する時の感じは普通に動けて頭もハッキリしているが、話題を里の過去にすると口を閉ざしてしまう。
更に手記の中では「スキャンダルへの招待」と言う暴露本を書いたのは理沙になっていたのだが、……。
●なぜ成りすました?
どうやって成りすました?
553: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 06/03(火)05:03 HOST:219.121.85.222
「逃亡者のF」。
ハヤカワ・ミステリ文庫。キンジー・ミルホーンシリーズ。
著者、スー・グラフトン。翻訳、嵯峨静江。
1990年、早川書房。
今回、キンジー・ミルホーンが受けた依頼は、17年前の事件の犯人探し。
依頼人は、カリフォルニアのフローラルビーチでオーシャンストリートモーテルを経営するロイス・ファウラー。
家族経営で、ロイスは妻のオリベル(オーリー)と伴に病身なため、ほぼほぼ娘のアンが切り回している感じだ。
調査するのは17年前、堤防の側でジーン・ティンバーレイク(17歳、女子高校生)が殺された事件。
当時、強盗の罪で保釈中だったベイリー(23歳、ロイスの息子)は、ジーンの元恋人でもあり、ジーンの首に自分のベルトが巻き付いていたため逮捕される。
カリフォルニア男子刑務所に収監されたが脱獄して貨物列車に飛び乗り姿をくらましたのだが、……。
●やっぱりおもしろかった。
このシリーズは割とお気に入りだ。
数が少ないのが残念。
アルファベットシリーズと言われてたかな?
554: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 06/09(月)06:47 HOST:219.121.85.222
「特急ひだ3号殺人事件」。
傑作トラベル・ミステリー。ジョイ・ノベルス。
著者、西村京太郎。
1990年、実業之日本社。
これは十津川警部シリーズ。
第1話。「特急ひだ3号殺人事件」。
列車内で大川ラーメンと言うチェーン店の社長が殺された。
第2話。「特急あいづ殺人事件」。
十津川警部の妻・直子が旅行中に、……。
第3話。「信濃の死」。
亀井刑事はその日、休暇で信州野沢温泉に出かけたのだが、……。
第4話。「殺意を運ぶあじさい電車」。
木戸は強羅のレストランに務めていて小田原から箱根登山鉄道で通勤していた。
彼女が東京に居て、東京に住むための金を貯めていた。
そして、……。
●短編はあまり好きではなかったが、2時間ドラマみたいな感じでいけた。
555: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 06/28(土)00:42 HOST:115.65.112.14
📘.特急「おおぞら」(ハイデッカー・エクスプレス)殺人事件。
📚光文社文庫。
✒著者、西村京太郎。
📄1990年8月20日、初版・1刷発行。
🏢出版社、株式会社・光文社。
警視庁捜査一課・亀井刑事は家族で釧路の親戚(水島家)に行くことにした。
妻の公子と娘の真弓(5歳)は先に行き、亀井は息子の健一(小学5年)が冬休みに入るのを待って後から釧路に向かっている。
亀井と健一は飛行機で16時5分に千歳空港へ着いて、札幌発の特急・おおぞら9号・釧路行きのグリーン車に千歳空港駅から乗った。
これは鉄道が好きな健一の要望で、スーパー特急と言われ停車駅が他の特急よりも少ないそうだ。
そのグリーン車は、他の車両よりも座席が50cmほど高くなっていて、窓も曲面ガラスになっていて眺望が良い。
健一は車内であっちこっち写真を撮っていたのだが、……。
🔶.いつも通り安定の平常運転でおもしろかった。
556: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 06/29(日)06:37 HOST:115.65.112.14
📘.発明皇帝の遺産。
長編サスペンス推理。
📚.ノン・ポシェット。
✒著者、新戸雅章。
📃1990年2月20日、初版・第1刷発行。
🏢出版社、株式会社・祥伝社。
朝木孝彦はフリーの記者で、友人と4人で南青山に共同事務所(オフィス・コンタクティー)を開いていた。
孝彦は雨の中、取材のため鎌倉に住む機械メーカー会長の橋本竜作の家を訪問して驚く。
送電線の鉄塔のような5メートル程の塔が有り、その上にミラーボールのように光る直径1メートルくらいの球体が乗っていたからだ。
橋本は現役を退き、自宅に研究室を作り何かを研究して「橋本カード」なる物を雑誌に発表したりしていたのだが、……。
🔶.すごいことやるねえ。
557: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 07/05(土)01:28 HOST:115.65.112.14
📘.あたしの中の……。
📚.集英社文庫。コバルト・シリーズ。
✒著者、新井素子。
📄1981年9月。
🏢出版社、株式会社・集英社。
👴そうさなあ、あれはこんな話だったな。
田崎京子(タザキキョウコ、高校生)はバスの転落事故で生き残ったが、記憶を失った。
病室の京子を訪ねて来た女子高校生は京子のことをルナと呼び、本人も聞き慣れないカタカナの名前を名乗る。
奇妙なことはまだ有って、京子のシャツにはけして少なくない量の血痕が有るが傷が無い。
実は、二人の宇宙人(たぶん性別は女性)が、宇宙船の事故で身体がダメになったのか、いろいろな動植物の中を転々として今の女子高生の中に入り込んだ。
そんなことから、インベーダ地球防衛軍に命を狙われていて、身の回りで不可解な事故が多発していた。
しかし、今までに29回の事故に遭っても、超人的身体能力で全て生き残り、ものすごい回復力で傷が治ってしまっている。
京子は何処かに宇宙船を隠した帰りに事故に遭い記憶を失ったのでやっかいなことに……。
更に京子の中にはもう一人居た。
同じバスの転落事故で即死した男性記者の意識(魂?)が入り込んで京子の身体を使っている。
そして事態のやっかい度は増して行く。
●、おもしろかった。
558: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 07/08(火)04:00 HOST:115.65.112.14
「修羅の旅びと」。
✒著者、典厩五郎。
📄1990年10月30日・第1刷発行。
🏢出版社、株式会社・文藝春秋。
昭和8年2月8日、東京中野の豊多摩(とよたま)刑務所内の独居房で囚人が刺殺される。
その男は、連続放火で懲役7年の既決囚(囚人)だが、成績も良く、模範囚で居たため仮釈放の話も有ったが本人は断った。
この刑務所では、成績の良い既決囚に未決囚(被告人)への給食などの雑役をさせて人手不足を補っている。
なので未決囚が収監されている棟で寝起きしていて夜中に殺されたのだ。
刑務所内で事件が起きた場合、刑務官に捜査権が与えられるとのことで、二人の刑務官が捜査を命じられ、この事件は、なんとか解決したのだが、……。
●最初は今一だったけどなんとか行けた。
559: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 07/18(金)04:16 HOST:115.65.112.14
「TVレポーター殺人事件」。
✒著者、モリー・マキタリック。翻訳、春野丈伸。
📄1990年7月15日、株式会社・文藝春秋。
ローレル・マイケルズは、セントルイスのKYYYテレビで夕方のニュースショーの1コーナーに出演している女性記者で、消費者レポートを担当していた。
このニュースショーのアンカーマンを務める人気キャスターのウィリアム・ヘクルベック(ベック)はローレルのレポートを好ましく思っていない。
ベックは、このようなレポートはニュース番組に必要ないと考えている。
今回のテーマは不倫で、5回シリーズの1回目が放送されたのだが、ベックはコーナーへの振りコメントを言わずに無言でカメラを見たまま固まり、周りは大慌て。
ローレルはムッとしたがレポートコーナーは始まる。
三人の不倫女性がシルエットで紹介され、一人目はウォルター・タイニー・ペイン(古参の市会議員)の愛人、タリーサ・ウェルズ。
この組は公然の秘密だからセントルイス中にバレている。
二人目はKYYY報道局で働く美術部員のリタ・カレンで、相手は社長のウォーリー・コレット。
こっちは社内全員が知ってると言ってもいいくらい知られていたが、一般には全く判らない。
三人目のソーニャ・リチャードソンは、企業家に囲われていて、ローレルと同じアパートに住んでいた。
ローレルは明日以降、このシリーズで女性を明らかにし、犯罪も明るみに出すとコメントしてコーナーを閉める。
しかし翌日、ローレルは他殺体で発見され、シリーズ2回目が放送されることはなかった。
ベックはローレルのレポートがいつものくだらない物だと思っていたら、犯罪をあばく的な転回になり、興味を持つのだが、……。
560: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 08/09(土)02:20 HOST:115.65.112.14
「のら犬へのレクイエム」。
ハヤカワ・ミステリ文庫。
著者、フランク・キング。翻訳、猪俣美江子。
1990年、株式会社・早川書房。
サリー・ティパーはニューヨークに住む大柄で髪の赤い売れない女優。
アルバイトは時給$10〜$18でレストランのキャッシャーをしていて、レストランは威厳の有るキャッシャーを求めるからアルバイトには事欠かないらしい。
サリーは犬好きで、複数の野良犬を保護して飼っている。
そのため、周囲ともめて裁判所からの通知も来たりしていた。
彼氏はあっちこっち場所を変えてゲリラ的に出店するような露天商。
取り締まりから逃れるためらしいが、何かうさん臭い感じ。名前はジャック・トロイ。
ある日サリーが帰宅すると、同じアパートに住むアルバート・フックス(盲人男性)と盲導犬のエリザベスが射殺されていた。
そしてサリーの部屋にラッカー刑事とトマス・ヒューズ(トミー、制服警官)が聞き込みに来てアルバートとの関係は何だと迫られる。
サリーとしては隣人としか応えようがないのだろうが、ラッカーが出した貯金通帳(たぶん)を見てビックリ。
名義がアルバートとサリーの共同名義で、残高は$192000に、……。
●これもエンジンのかかりが少し遅かったかな?
最初は今一な気がしてた。
561: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 09/02(火)00:32 HOST:115.65.112.14
「赤い渓谷」。
顔のない刑事・追跡行。
📚ノン・ポシェット。
✒著者、太田蘭三。
📄1989年、祥伝社。
朝5時半ごろ、「くにたち土の会」と言う貸し菜園で、中央道・国立インターの近く。
白い小型乗用車の中に男の死体らしきものが有り、すぐに通報して北多摩署員が現場に到着して見聞。
見た目は排ガスをビニールホースで車内に引き込んでの自殺のようだが、口から青酸の臭い。
死んでいたのは立川在住の男で、解剖の結果、青酸による毒死と言うことになり、他殺と断定して捜査開始。
しかしそのかいも無く迷宮入りで捜査本部は解散し、、警視庁捜査一課第二係継続捜査係第二班に引き継がれた。
山をやり沢登りもやる香月刑事は、休日を利用して山梨県塩山駅に降り立ちそこから甲武信岳(コブシダケ)を目指そうとしていたのだが、……。
🔶.良かった👍.
このシリーズは好きだな。
562: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 09/10(水)04:54 HOST:115.65.112.14
「星へ行く船」。
📚ロマンチックSF.コバルト文庫。
✒著者、新井素子。
📃1981年、株式会社・集英社。
森村あゆみ(たぶん17歳)は家出をしてそのまま地球からも出て行こうと定期宇宙船の乗り場カウンターに来た。
地球の人口が増加し過ぎで、地球に入る方はチェックが厳しいけど、出る方は簡単だと聞いている。
未成年なのでチェックや規則が厳しいことを考えて、係員に見せるパスポートは兄のパスポートを持って来た。
顔立ちが似ていてサングラスをかけていれば大丈夫と踏んでいる。
この場合、個室の方が見つかりにくいと考えて、値段は高いがその船に一室しかないコンパートメントの前売りチケットを買って持っていたのだが、……。
⚪おもしろかった。
続きが楽しみだ。
563: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 09/13(土)07:04 HOST:115.65.112.14
「日光殺人事件」。
📚浅見光彦シリーズ。
✒著者、内田康夫。
📄1990年、光文社。
フリーランス・ルポライターの浅見光彦は、‘旅と歴史’の編集長から話を持ち掛けられて日光へ取材に出た。
その話は、明智光秀が徳川家康の下で生きていたと言う説。
生き延びた光秀は陰陽道や風水に詳しかったため、南光坊天海(ナンコウボウテンカイ)として家康の側近だったと言う話。
そして、智秋牧場を経営する智秋家がその末裔ではないかとも編集長は吹き込んだ。
⚪そう言えば江戸の町は風水に基づいて作られている何て話を聞いたことがあるな😏.
564: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 09/15(月)06:44 HOST:115.65.112.14
「ルーレットは殺しのサイン」。
📚秘密諜報員07号シリーズ、2。
✒著者、胡桃沢耕史。
📃1990年勁文社。
ジェームス・モンドはショーン・コネリーの映画「007シリーズ」を観てジェームズ・ボンドにあこがれ、ニューヨークに居を構える連邦調査局P0課に入ったのはいいが、デートとダンスくらいしかできないなまっちろい奴。
大統領補佐官のコネで入ったのだが、陸海軍の特殊部隊のそのまたえり抜きの様な者ばかり10人で構成された中に居て肩身が狭かった。
しかし、07号の前任者が反米組織に潜入後、捕まって死刑になったためにモンドはあこがれの07号を拝命。
更に運の良さは続き、他の誰もができなかった、国家転覆を企む組織を壊滅させた実績を残している。
⚪おもしろかったわ。
こりゃあ「ピンク秘密諜報員シリーズ」と言われるのも無理ないなw
565: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 09/17(水)04:45 HOST:115.65.112.14
「新妻は二度ずつ、だまされる!💨豪邸タダで貸します死体つき」。
✒著者、辻真先。
📄1990年、新潮社。
加納克郎・智佐子夫妻は、狭くて暑くおまけに騒音がうるさいアパートに住んでいる。
そこへ克郎の友人・布施から、しばらくアメリカに行くので家を使ってくれないかと頼まれた。
場所は箱根湯本の別荘地で、敷地は3000平方メートルもある。
その豪邸は少しからくり屋敷みたいになってるが克郎たちに文句は無い。
そして記者である克郎は、小田急ロマンスカー通勤となるのだが、……。
🔸.これは作者が原稿を書いてるそばから編集社の担当者が読んで意見を挟み、読んでいる内容が本編と言う体になっている。
おもしろかった👍.
✏.人物名の漢字は一部適当😝.
566: いやあ名無しってほんとにいいもんですね [sage] 09/26(金)07:18 HOST:115.65.52.177
「日本一周“旅号”(ミステリートレイン)殺人事件」。
光文社文庫、長編推理小説。
著者、西村京太郎。
1986年、光文社。
警視庁捜査一課の日下功刑事は、一人20万円もする、国鉄が企画した10日間日本一周・旅号のチケットを両親にプレゼントした。
共済組合で40万円の借金をしたのだ。
列車はブルートレインで、東京から西鹿児島、京都、青森、函館、札幌、釧路、函館、青森、仙台を経て東京に戻る。
とはいえ、青森で乗客を降ろした列車はそこで北海道から乗客が帰って来るまで待機する。
日下刑事は両親を見送りに東京駅へ行き、和田有希と知り合う。
知り合うと言っても有希は旅号の乗客で、両親が先に知り合っていて紹介されたのだ。
特に母親の方は日下刑事の嫁にピッタリと、かなり気に入ってその気になっている。
列車は出発し、途中でぽつりぽつりと人が死んでいくのだが、……。
⚪おもしろかった。
刑事の母親がちょっとあれな感じもしたけど。
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