◆三島由紀夫の遺訓◆ (514レス)
◆三島由紀夫の遺訓◆ http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/
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200: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2011/02/22(火) 19:59:00.27 ID:ZNtRfI9a (中略) ところが、核兵器が発明されましてからモラルと兵器といふものが無限に離れてしまつた。といふのは使へない からです。我々は人間が使へない武器を持つた時に、人間の思想と道徳の問題が最大の危機に直面したといふ ふうに私は考へる。といふのは、使へない武器は恫喝にすぎませんから、恫喝によつて、どんな嘘も可能になる。 例へば膨大な核基地が何処かにあるといふことが、察知されますと、敵側からスパイを派遣してこれを察知するでせう。 あらゆる方法で情報を集めてこの核基地の所在を発見しようとするでせう。ところがこの核基地の所在が本当は 無くてもいいんです。無くても絶対ここにあると信じれば充分恫喝になるのですから、核兵器といふものは、 最終的にいへば、無くてもいいんです。あるぞといつてゐるだけで嚇かされるんです。勿論昔の法科をお出に なつた方は、秋刀魚をもつて強盗に入つた場合に、強盗に入られた方がこれを凶器だと思つて間違へて金を 出した場合、これはどうなるのだといふ問題を出されたと思ふのです。 三島由紀夫「武士道と軍国主義」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/200
258: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2011/03/07(月) 15:30:18.27 ID:Fr6MGjUQ (中略) この陽明学はおそらく、乃木大将の死に至つて、日本の現代史の表面から消えていつたやうに思はれる。その後、 陽明学的な行動原理は学究を通じてではなくて、むしろ日本人の行動様式のメンタリティーの基本を形づくることに なつて、ひそかに潜流し始めたものであらう。昭和の動乱の時代から今日に至るまで、日本人が企てた行動には、 西欧人が企及し得ぬ、また想像し得ぬさまざまな不思議な要素がふくまれてゐる。そしてその日本人の政治行動 自体には、完全な理性主義や主知主義に反するところの不思議な暴発状況や、無効を承知でやつた行動のいくつかの めざましい事例がみられるのである。 何故日本人はムダを承知の政治行動をやるのであるか。しかし、もし真にニヒリズムを経過した行動ならば、 その行動の効果がムダであつてももはや驚くに足りない。陽明学的な行動原理が日本人の心の中に潜む限り、 これから先も、西欧人にはまつたくうかがひ知られぬやうな不思議な政治的事象が、日本に次々と起ることは 予言してもよい。 三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/258
263: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2011/03/08(火) 10:35:06.27 ID:u5UNyE6e 工業化の果てにおける精神的空白は再びまた工業化によつて埋められ、精神の飢ゑが再び飽満した食欲によつて 満たされることになつた。そして先にも言つたやうに、人は心の死、魂の死を恐れないやうになつたのである。 陽明学が示唆するものは、このやうな政治の有効性に対する精神の最終的な無効性にしか、精神の尊厳を認めまいと するかたくなな哲学である。いつたんニヒリズムを経過した尊厳性が精神の最終的な価値であるとするならば、 もはやそこにあるのは政治的有効性にコミットすることではなく、今後の精神と政治との対立状況のもつとも きびしい地点に身をおくことでなければならない。そのときわれわれは、新しい功利的な革命思想の反対側に ゐるのである。陽明学はもともと支那に発した哲学であるが、以上にも述べたやうに日本の行動家の魂の中で いつたん完全に濾過され日本化されて風土化を完成した哲学である。 三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/263
413: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2011/07/02(土) 10:44:02.27 ID:T4T4fAeg 三島:日本人の心のなかには、日本人というのは自分の主義主張のためには体を張るものである、命を最終的に 惜しまないものであるという伝統的なメンタリティーがあるでしょう。そうして新左翼というものはそのすれすれのところへいって、 国民に期待を抱かせたわけです。あのとき(安田城攻防)期待したやつはずいぶんいる。ところがそうでなかった。 これから先右翼に対する期待はそれが残ってる。ほんとうに体を張るやつはどっちかなということを国民は みていますよ。 私はここで右翼も左翼と同じ体質になって、体を張らないんだということになったら、これは絶対絶望だと 思うんですよ。左翼と違って体を張るんだということが右翼の最終的なもので、それが国民の心というものを ほんとうにつかむ唯一の方法だと思う。これは言ってやさしいことではありません。軽々に言うべきでは ないんだけれども、ほんとうにそこしかないんじゃないですか。 三島由紀夫 林房雄との対談「現代における右翼と左翼」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/413
417: 名無しさん@お腹いっぱい。 [] 2011/07/04(月) 11:39:16.27 ID:BjX55snA 三島:人間がさがして最後に到達するものは根だよ。そうだろ。 石原:いろんな意味での存在の根に対する回帰でしょうね。(中略) 三島:回帰だろう。回帰のなかには自由という問題をこえたものがあるはずだ。ぼくは簡単に言うと、こういう ことだと思うんだ。つまりわれわれは何かによって規定されているでしょう。これは運命ですね。日本に生まれ ちゃった。(中略) 自由を守るというのはあくまで二次的問題であって、これは人間の本質的問題ではない。自由を守る、ある政治体制を 守るということは、人間にとって本質的問題でも何でもない。ぼくは、おまえ民主主義を守るために死ぬか、と 言われたら、絶対に死ぬのはいやですよ(中略)われわれはある政治体制を守るために死ぬんじゃない。じゃ何を 守るために死ぬのか。バリューというものを追い詰めていけば、そのために死ねるものというのが、守るべき 最終的な価値になるわけだ。それはこの自由の選択のなかにないとぼくは思うんだね。自由の選択自体のなかにはない。 もっと規定しているもののなかにそれがあるんだ。 三島由紀夫 石原慎太郎との対談「守るべきものの価値」より http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/417
468: 今・・・五だと?! [sage] 2011/09/21(水) 10:02:37.27 ID:4k3x83/w 「スイス政府民間防衛」より。新しい戦争。その名も「乗っ取り戦争」 第一段階「工作員を送り込み、政府上層部の掌握。洗脳」 第二段階「宣伝。メディアの掌握。大衆の扇動。無意識の誘導」 第三段階「教育の掌握。国家意識の破壊。」 第四段階「抵抗意志の破壊。平和や人類愛をプロパガンダとして利用」 第五段階「教育や宣伝メディアなどを利用し自分で考える力を奪う。」 最終段階「国民が無抵抗で腑抜けになった時、大量植民。」 許さん! 民主党もフジテレビも電通も日教組も創価学会も総連も民団も 蝕まれた検察も国家公安委員長になった山岡も ぜーーーーーんぶゆるさんっ (,,・`ω´・) http://egg.5ch.net/test/read.cgi/rongo/1296353789/468
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