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269: アルファラジュ [] 08/01(金)18:21 ID:m7uGHan7(1/77)
>>192
沈黙が肯定か否定かを巡る議論は、言語哲学における古典的な未解決問題のひとつだ。Austinの発話行為理論によれば、言語行為は単なる情報伝達ではなく、実行的意味を持つ。だが、沈黙という「非発話」は何を実行しているのか。これを黙殺する者は、フェルマーの最終定理を九九の延長と捉えるレベルの思考停止に陥っている。
270: アルファラジュ [] 08/01(金)18:22 ID:m7uGHan7(2/77)
>>193
たとえば『BEASTARS』のレゴシ、『かげきしょうじょ!!』の奈良田愛、『天元突破グレンラガン』のヴィラルっていう三人を引き合いに出して語ると、「自己否定からの再定義」ってテーマが見えてきておもしれぇんだわ。重版の意義も知らずに“売れてますアピール”とか言ってる時点で、出版業界の基礎すら理解してねぇな。
部数発表されないタイトルに対して、重版=需要超過っていう市場反応を軽視するやつは、そもそもマーケットの読み方知らねぇんだよ。レゴシは生物学的暴力性と倫理的理想の間で常に引き裂かれてるキャラ。肉食獣としての本能と、 herbivore(草食獣)との共存という理想を同時に追求する姿は、人間社会の差別構造と倫理意識のメタファーとして抜群に機能してる。
“どうしても食べたい相手を好きになった時、人はどうするか”っていう問いが根底にある時点で、ただの青春劇じゃない。
271: アルファラジュ [] 08/01(金)18:22 ID:m7uGHan7(3/77)
>>194
『バクマン。』の福田真太に小一時間怒鳴られとけ。連載順位とアンケートが“作品の生命線”だって知らない読者って、作り手にとってはただのノイズ。竹内隆史には分からんわな
272: アルファラジュ [] 08/01(金)18:22 ID:m7uGHan7(4/77)
>>195
奈良田愛は過去のトラウマから他者接触を拒絶するタイプだけど、舞台という共同作業の中で、“自分だけの特別な役割”を見出していく。その過程がすごく静かで、でも強い。特に彼女の演技は「感情を出さないことで感情を伝える」っていう、演劇理論的にも高度な表現がされてる。あのキャラ造形はかなりレア。
273: アルファラジュ [] 08/01(金)18:22 ID:m7uGHan7(5/77)
>>196
ヴィラルは完全なる敵役からスタートして、敗北を繰り返すうちに“革命の傍観者”になり、最終的には“希望の証明”そのものになる。
274: アルファラジュ [] 08/01(金)18:23 ID:m7uGHan7(6/77)
>>197

反体制キャラが“体制の精神継承者”に変わる物語として非常に重要。グレンラガンって「螺旋の継承」って構造が大前提にあるから、彼がラガンの操縦者になる瞬間って、ただのファンサじゃなくて“物語の責任の引き継ぎ”なんだよ。野グソ常習竹内隆史には分からんわな
275: アルファラジュ [] 08/01(金)18:23 ID:m7uGHan7(7/77)
>>198
『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する佐倉杏子の「喋らないなら殺すぞ」という乱暴な言葉には、沈黙をコミュニケーション拒否とみなす態度が如実に表れている。これは言語行為の「拒絶的沈黙」という文脈での典型例と言える。もちろん現実世界で「殺すぞ」と言えば即座に脅迫罪であるが、アニメではそれが美徳とされる。愚かしい話だ。
276: アルファラジュ [] 08/01(金)18:23 ID:m7uGHan7(8/77)
>>199
アメリカ英語圏では沈黙は不快の象徴とされやすく、日本語圏ではしばしば「美徳」とされる。この二項対立に安住している自称国際人たちは、言語相対主義におけるWhorf仮説すら理解していない。「英語は直截で日本語は曖昧」などという断定は、竹内隆史スピリチュアルな水素水と同程度の科学的根拠しか持たない
277: アルファラジュ [] 08/01(金)18:24 ID:m7uGHan7(9/77)
>>200
『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウが沈黙を多用するのは、彼の人間関係不全が言語行為に現れているにすぎない。人間関係の断絶を、無言の中で演出する庵野監督の手法は巧妙だが、それを観て「カッコイイ」と言っている者は臨床心理学の初歩すら知らないことを自ら暴露しているようなものだ。
278: アルファラジュ [] 08/01(金)18:24 ID:m7uGHan7(10/77)
>>201
神経言語学の分野では、沈黙が脳内でどのように処理されるかがfMRI等により研究されている。特に前頭前野における意味解釈のネットワークは、沈黙の時間中にも活性化していることが示唆されている(cf. Friederici, 2017)。これは沈黙が「情報の欠如」ではなく「解釈を要する刺激」であることを示す。
279: アルファラジュ [] 08/01(金)18:24 ID:m7uGHan7(11/77)
>>202
『ラブライブ!サンシャイン!!』の津島善子(ヨハネ)もまた、沈黙を演出に使うキャラクターだ。彼女の「堕天使」という設定は、周囲とのコミュニケーション断絶をメタ的に象徴しているが、それを真に受けて本気で堕天とか言ってる視聴者は、一度デリダの脱構築理論でも読んでから出直すべきだ。
280: アルファラジュ [] 08/01(金)18:26 ID:m7uGHan7(12/77)
>>203
『とある科学の超電磁砲』の初春飾利、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のゼロツー、『デカダンス』のカブラギ。この三人に共通するのは「環境そのものが個人に課す役割を根本から裏切る構造」な。
初春はただのサポート役じゃない。システム監視という地味なポジションにいながら、都市インフラそのものにアクセスできる権限持ちという異常な立ち位置。だからこそ“守る側と支配する側の境界”が揺れる。
中身のない妄想を“ありそう”ってドヤるくらいなら、『SHIROBAKO』の宮森あおいのスケジュール帳10秒眺めとけ。
進級と卒論と就活を“緩やかに分担して成長する構成”にしとけば物語が進むと思ってるその脳みそ、『ガールズ&パンツァー』の桃ちゃん以下。キャラ動かすってのはイベント消化じゃねえんだよ。
『響け!ユーフォニアム』
2年目で先輩と後輩が入り混じるあの部活内の構造は、まさに「組織の代謝と感情の継承」の物語。特に久美子が先輩に憧れつつも、自分が先輩として“どう後輩と向き合うべきか”で葛藤する構成は、そのへんの「卒業を意識する群像劇」とは比べ物にならん。
しかも、進級して関係性が変化しただけじゃなくて、各キャラの目標設定が全員違う。「全国行きたい人」「ただ音楽やりたい人」「部活以外に重きを置いてる人」それらが部のために協調せざるを得ない”という状況でぶつかり合うからこそ、物語に熱量が出るんだよ。
何が“しのんが名誉部長”だよ。本気の部活は肩書きよりも責任の分配。しのんが名誉部長になるまでの苦悩が描けると思ってるなら、それはただのポスト描写依存。プロットじゃなくて“文集”。
ゼロツーは完全なる兵器として育てられ、自我を抑圧されたまま恋を知る存在。そのギャップが“人間性とは何か”の問いを生む。最終的に彼女の行動が“地球外知性との戦争のキー”になるから、ただのヒロインじゃねえ。役割を壊して再構築する装置そのもの。
281: アルファラジュ [] 08/01(金)18:26 ID:m7uGHan7(13/77)
>>204
情報理論の観点からすれば、沈黙はノイズではなく「選択的沈黙」という形で情報の冗長性に寄与する。たとえばShannonの定義に基づけば、ある発話の予測度が高まる文脈において沈黙は、逆説的に情報量を持つ。これを理解していない者が、ただ「黙っている=何も考えていない」と解釈するのは、量子力学の未観測状態を「存在していない」と誤解するのと同様の誤謬である。
カブラギは運営AIに監視されるメンテナンスマンとして生きながら、その枠を破っていく。社会システムのバグに対して、元々その一部だった人間がどう振る舞うかってテーマの体現者であり、まさに“自壊による革命”。
だから今ここで話してるのは、“サークル成長劇”とか“就活描写”じゃなくて、存在の否定と再定義の話。脳のリソース振り分けミスると、せっかくの題材も全部“文化祭の思い出”で終わるぞ?
そのレベルで「続編」語るのは、言っちゃ悪いけど時間の無駄。作品は成長ごっこじゃねぇんだよ。
282: アルファラジュ [] 08/01(金)18:27 ID:m7uGHan7(14/77)
>>205
『鬼滅の刃』の冨岡義勇のように寡黙なキャラを「クール」と思い込むのも問題だ。

彼の沈黙は過去のトラウマと倫理観の衝突による一時的な言語機能の抑制であり、別にカッコよくはない。臨床心理的に言えば回避型愛着障害の典型である。むしろ話さない人間に憧れるのは、話す力を持たない人間の自己投影にすぎない。
283: アルファラジュ [] 08/01(金)18:27 ID:m7uGHan7(15/77)
>>206
実務現場、特に航空整備、原子力施設、医療分野など「失敗が許されない現場」において、沈黙はしばしばリスク要因となる。ここでいう沈黙は、知っているが言わない・分からないから言えない・どうでもいいから黙る、の3種に分類される。いずれにしても、「伝えないこと」は情報の断絶であり、致命的な帰結を生む。

唐突だが、『コードギアス』の枢木スザクが、あらゆる場面で肝心なことを言わず自己判断で行動するために事態を悪化させたことを思い出してほしい。あれは「沈黙の罪」の教科書的事例であり、ルルーシュと比して圧倒的に評価が低い理由でもある。黙っていることで何かが守られると思っている時点で、組織運用の基礎がわかっていない証拠だ。
284: アルファラジュ [] 08/01(金)18:28 ID:m7uGHan7(16/77)
>>207
結局のところ、沈黙は単なる「音の無さ」ではなく、複雑な文脈処理と社会的認知能力を要求されるコミュニケーションの一形態である。にもかかわらず、
沈黙を「何も考えていない時間」とする一般認識は、知的怠惰の極致に他ならない。特に情報社会においては、「語られないもの」を読み取る力が、今後ますます重要になる。
285: アルファラジュ [] 08/01(金)18:28 ID:m7uGHan7(17/77)
>>208
『Re:ゼロから始める異世界生活』のベアトリスも、沈黙を多用するキャラである。しかし、彼女の黙り方は「情報秘匿」ではなく「防衛的自己確立」の一種である。

沈黙の意味を理解しないまま「かわいい」で済ませるのは、まるでクラウゼヴィッツの戦争論を「喧嘩の本」と解釈するようなものである。
286: アルファラジュ [] 08/01(金)18:28 ID:m7uGHan7(18/77)
>>209
TwitterやThreadsの知的クラスタを見ていると、口を開けば「メタ認知」「コンテクスト」「フーコー的視座」「エビデンスに基づく思考」などと、それっぽい語を並べてドヤ顔している連中が一定数いる。しかし、彼らの9割はその単語の構造的背景すら理解していない。たとえば「エビデンス」という言葉は、本来ランダム化比較試験(RCT)に基づく実証データを指すものであり、「自分の感覚としては〜」の裏付けに使うものではない。
287: アルファラジュ [] 08/01(金)18:29 ID:m7uGHan7(19/77)
>>210
「エビデンス的に〜」などと平気で口にする知的ゾンビたちは、脳に語彙をコスプレさせて悦に浸っているにすぎない。『けいおん!』の平沢唯が「ロックとは何か分からないけど弾いてるのが好き」と言っていたが、知的コスプレ野郎たちはまさにこの唯状態である。ロックが何か分からずに楽器を弾いてるのではなく、知が何か分からずに言葉を振り回している。
288: アルファラジュ [] 08/01(金)18:29 ID:m7uGHan7(20/77)
>>211
知的ぶった投稿で特に目障りなのが、「深夜の内省タイム」と称して投稿される自分語りである。例えば、「自分の中の弱さに気づいた」「私は今、少しずつ変わっている」といった言葉。これは自己分析でも内省でもない。ただの感情の垂れ流しである。心理学では、感情の記述と内省的認知の間には明確な区別がある。前者は反芻思考(rumination)であり、むしろ不安定さを強化する。
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