[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13 (1002レス)
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593: 132人目の素数さん [] 02/10(月)17:49 ID:6fwmQoR3(68/75)
数学の成果は2種類ある

1.直観的にそう思われてるが、やっぱりそうだと追認するのが困難な成果
2.直観的にそう思われてるが、実は全然そうじゃなかったと示す結果

そもそも直観することが難しいものは、どうであろうが大して面白みがない
そういう意味では数学にも寿命はあるだろう
人の直観が働く範囲は所詮有限であるから
594: 132人目の素数さん [] 02/10(月)17:50 ID:6fwmQoR3(69/75)
木は際限なく大きくならない
人は際限なく生きながらえることははない

数学もまた同じ
595: 132人目の素数さん [] 02/10(月)17:53 ID:mmxYF8sw(9/11)
>やっぱりそうだと追認するのが困難な成果
代数多様体の特異点解消など
>実は全然そうじゃなかったと示す結果
バナッハ・タルスキーの逆理など
596: 132人目の素数さん [] 02/10(月)17:58 ID:6fwmQoR3(70/75)
バナッハ・タルスキーの逆理はハウスドルフの逆理に基づいているが
階数2以上の自由群の初等的性質を用いてる点でヒルベルトの無限ホテルの延長線上にある
面白いけど実は難しくないので、多分これではフィールズ賞は取れない
597: 132人目の素数さん [] 02/10(月)18:03 ID:6fwmQoR3(71/75)
正直、下の図の赤線で囲われた範囲と青線で囲われた範囲が合同だとわかればいい
そりゃ1個のものを2個でも3個でも好きに増やせるのは自明である

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%8F%EF%BC%9D%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Paradoxical_decomposition_F2.svg
598
(1): 132人目の素数さん [] 02/10(月)19:18 ID:mmxYF8sw(10/11)
ここは面白い↓

選択公理よりも真に弱いハーン–バナッハの定理からバナッハ=タルスキーのパラドックスを導くことができる。
599: 132人目の素数さん [sage] 02/10(月)19:20 ID:KhO7fgYD(1/6)
p進数は?
600: 132人目の素数さん [] 02/10(月)19:26 ID:6fwmQoR3(72/75)
>>598
双曲平面なら選択公理もハーン・バナッハもいらない
直接、分割が構成できるから しかし実に面白い
要するに選択公理もハーン・バナッハもパラドックスの本質ではない
601
(1): 132人目の素数さん [sage] 02/10(月)19:32 ID:KhO7fgYD(2/6)
実は、双曲平面でのバナッハ・タルスキーのパラドックスには
「ガウスの描いた不思議な図」が大いに関係するのだが
ガウス好きの元教授がこの話題に食いつかないのは、内容を
理解してないからなのではないかという気もするw
602: 132人目の素数さん [] 02/10(月)19:32 ID:mmxYF8sw(11/11)
ここから先は難しい↓

有理数係数の二次形式では、常に局所大域原理が成り立つ。この事実はミンコフスキーが証明し、代数体に拡張した結果をハッセが証明したため、合わせてハッセ–ミンコフスキーの定理と呼ばれる。
603
(1): 132人目の素数さん [sage] 02/10(月)19:38 ID:KhO7fgYD(3/6)
Q_pからRへの1対1連続な写像が構成できて
そのRの中での像は、カントール集合っぽい
集合になるらしい...
604
(1): 132人目の素数さん [] 02/10(月)19:41 ID:6fwmQoR3(73/75)
>>601
モジュラー群が重要な役割を果たしますね
605: 132人目の素数さん [] 02/10(月)19:43 ID:6fwmQoR3(74/75)
>>603
Qpもカントール集合も完全不連結ですからね
606
(1): 132人目の素数さん [sage] 02/10(月)19:49 ID:KhO7fgYD(4/6)
>>604
ガウスの遺稿の中にいたずらがきみたいな図があって、当時それを見た
数学者が「なんだこりゃ?」と思ったが、それからさらに数十年経って
基本領域の図であると分かったという話。これは『近世数学史談』
に書いてありますね。
ところが、その基本領域は今日言うPSL(2,Z)ではなく、その部分群の図で
その部分群こそは自由群F_2と同型。
ただ、わたしはその図を見たことがない。「部分群の基本領域だ」
という話は、浪川幸彦氏が書いていたと思う。
607
(1): 132人目の素数さん [sage] 02/10(月)20:05 ID:KhO7fgYD(5/6)
基本領域の形自体が、自由群であることを示している。
自由群というのは、ケーリー図を書いた場合、サイクルのない
「木」になっていて、生成元による表示の一意性が成立するが
基本領域の形にもそれがあらわれている。
これはまぁ、面白い事実だと思う。
ただ、ガウス本人が描いた絵が見れないのが無念。
608
(1): 132人目の素数さん [sage] 02/10(月)20:07 ID:KhO7fgYD(6/6)
検索屋さんは探してきてくれw
609
(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 02/10(月)20:14 ID:fq1QO0q/(2/6)
>>551-553
おっちゃん、ご苦労さまです
下記 e (mathematical constant) 、皆さんの参考に貼ります ;p)

(参考)
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%94%E3%82%A2%E6%95%B0
ネイピア数(ネイピアすう、英: Napier's constant)は、数学定数の一つであり、自然対数の底である。ネーピア数、ネピア数とも表記する。記号として通常は e が用いられる。

en.wikipedia.org/wiki/E_(mathematical_constant)
e (mathematical constant)
Properties
Number theory
The real number e is irrational. Euler proved this by showing that its simple continued fraction expansion does not terminate.[38] (See also Fourier's proof that e is irrational.)

Furthermore, by the Lindemann–Weierstrass theorem, e is transcendental, meaning that it is not a solution of any non-zero polynomial equation with rational coefficients. It was the first number to be proved transcendental without having been specifically constructed for this purpose (compare with Liouville number); the proof was given by Charles Hermite in 1873.[39] The number e is one of only a few transcendental numbers for which the exact irrationality exponent is known (given by
μ(e)=2.[40]

An unsolved problem thus far is the question of whether or not the numbers e and π are algebraically independent. This would be resolved by Schanuel's conjecture – a currently unproven generalization of the Lindemann–Weierstrass theorem.[41][42]

It is conjectured that e is normal, meaning that when e is expressed in any base the possible digits in that base are uniformly distributed (occur with equal probability in any sequence of given length).[43]

In algebraic geometry, a period is a number that can be expressed as an integral of an algebraic function over an algebraic domain. The constant π is a period, but it is conjectured that e is not.[44]

(google訳)
実数 e は無理数です。オイラーは、単純な連分数展開が終了しないことを示してこれを証明した。[38] (e が無理数であるというフーリエの証明も参照してください。)

さらに、リンデマン・ワイエルシュトラスの定理によれば、e は超越数であり、有理係数を持つ非ゼロ多項式方程式の解ではないことを意味します。これは、特にこの目的のために構築されることなく超越数であることが証明された最初の数でした(リウヴィル数と比較してください)。この証明は1873年にシャルル・エルミートによってなされた。[39] eは、正確な無理数指数が知られている数少ない超越数のうちの1つです(
μ(e)=2.[40]

つづく
610
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 02/10(月)20:15 ID:fq1QO0q/(3/6)
つづき

これまで未解決の問題は、e と π という数が代数的に独立であるかどうかという問題です。これは、リンデマン・ワイエルシュトラスの定理の現在証明されていない一般化であるシャヌエルの予想によって解決されるだろう。[41][42]

eは正規分布していると考えられており、これはeを任意の基数で表した場合、その基数で可能な数字が均一に分布している(与えられた長さの任意のシーケンスで等しい確率で発生する)ことを意味する。[43]

代数幾何学において、周期とは代数領域上の代数関数の積分として表現できる数です。定数πは周期であるが、eは周期ではないと推測される。[44]

en.wikipedia.org/wiki/Proof_that_e_is_irrational
Proof that e is irrational
The number e was introduced by Jacob Bernoulli in 1683. More than half a century later, Euler, who had been a student of Jacob's younger brother Johann, proved that e is irrational; that is, that it cannot be expressed as the quotient of two integers.
Euler's proof
Euler wrote the first proof of the fact that e is irrational in 1737 (but the text was only published seven years later).[1][2][3] He computed the representation of e as a simple continued fraction, which is
e=[2;1,2,1,1,4,1,1,6,1,1,8,1,1,・・・ ,2n,1,1,・・・ ].
Since this continued fraction is infinite and every rational number has a terminating continued fraction, e is irrational. A short proof of the previous equality is known.[4][5] Since the simple continued fraction of e is not periodic, this also proves that e is not a root of a quadratic polynomial with rational coefficients; in particular, e2 is irrational.

Fourier's proof
略す

Alternate proofs
略す

Generalizations
略す
(引用終り)
以上
611: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 02/10(月)20:20 ID:fq1QO0q/(4/6)
>>609-610 補足

なんか、googleのAI訳があやしいな
ご愛敬ですねw (^^

It is conjectured that e is normal, meaning that when e is expressed in any base the possible digits in that base are uniformly distributed (occur with equal probability in any sequence of given length).[43]
  ↓↑
eは正規分布していると考えられており、これはeを任意の基数で表した場合、その基数で可能な数字が均一に分布している(与えられた長さの任意のシーケンスで等しい確率で発生する)ことを意味する。[43]
612
(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 02/10(月)21:05 ID:fq1QO0q/(5/6)
>>606-608
おっちゃん、ご苦労さまです

下記ですな
が、はっきりした 図そのものが出てこない
下記の Gauss and the Arithmetic-Geometric Mean David A. Cox 2016
P20/22 が そうかな?

Gauss 全集と付き合わせたいところだが、いまはここまで
ついでにヒットした資料貼っておく
(なお 下記 武部 尚志先生 ”作った資料を←こちらの「資料公開」の項に置いてみました”というが、リンクが無い!w ;p)

(参考)
ctnt-summer.math.uconn.edu/wp-content/uploads/sites/1632/2016/02/coxctnt.pdf
Gauss and the Arithmetic-Geometric Mean
David A. Cox Department of Mathematics and Statistics Amherst College dacox@amherst.edu CTNT, August 10, 2016

P20/22
Fundamental Domains Gauss knew that k′(τ)2 was Γ(2)-invariant, and he also knew the fundamental domain of Γ(2).
This fundamental domain appears twice in his collected works: InVolumeIII, published in 1863 and edited by Ernst Schering: InVolumeVIII, published in 1900 and edited by Felix Klein:

www.researchgate.net/publication/248675540_The_Arithmetic-Geometric_Mean_of_Gauss
The Arithmetic-Geometric Mean of Gauss
January 1984
L’Enseignement Mathématique
David Cox

reuler.blog108.fc2.com/blog-entry-1800.html
日々のつれづれ Author:オイラー研究所の所長 (高瀬先生)
ガウスの数学日記90 「広義に於けるsin.lemn.」2012-07-28
数学日記の第105項目については、高木先生も『近世数学史談』の一章を使って詳述しています。その章というのは第9章のことなのですが、その第9章には「書かれなかった楕円函数論」という表題が附されています。これを要するに、ガウスはレムニスケート函数に対して成立する等式M(√2,1)=π/ωを糸口にして、楕円関数論という広大な大洋を発見したということになります。数学日記のガウス全集版テキストにも詳しい註記がついていて、そのようなことが書かれていますし、ガウスの楕円関数論がどのようにして発見されたのか、経緯は明瞭にわかります。ガウスはモジュラー関数さえ発見し、基本領域の図まで描いたと、高木先生は驚きを隠しません。
 高木先生の解説によると、ガウスは
  π/M(1,√(1+μ^2))=ω, π/M(μ,√(1+μ^2))=ω’
と置き、これらを用いて無限級数
  S(u)=(π/μω)(4 sin πν/(h^(1/2)+h^(-1/2))-4 sin 3πν/(h^(3/2)+h^(-3/2))+…)
を作り、これを「広義に於けるsin.lemn.」と呼びました。sin.lemn.というのはレムニスケート関数のことですから、「広義に於けるsin.lemn.」という以上、ガウスははじめからレムニスケート関数の延長線上に位置を占める関数を、そのようなものが存在すると確信したうえで、探索していたことがわかります。

つづく
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