[過去ログ] 生徒からも保護者からも教師からも嫌われる部活6 (1002レス)
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462: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)04:50 ID:StvfChud(1/14)
日大130周年事業に小倉キャスターが素朴な質問 現役評議員の「それは言えません」にスタジオ爆笑
6/1(金) 9:37配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000074-sph-spo

小倉智昭キャスター

 1日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)で日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題に関連し日大の評議員で日大校友会副会長の筒井隆弥氏が生出演した。

【写真】会見の司会ぶりで一躍話題の人となった日大広報の米倉氏

 日大教職員組合が、田中英寿理事長(71)宛ての「要求書」を提出。大学への信用を失墜させたとして、内田正人前監督(62)が常務理事や保健体育審議会事務局長など全ての職から退くことを要求した。

 小倉智昭キャスター(70)はこうした状況でも田中理事長の解任は難しいかと聞くと、筒井氏は「理事長が経理において不正があったとか、学校内部においての運営に相当なる瑕疵があったとかというところのきっかけがないと、なかなか田中理事長の責任を追及するところに至らないと思っています。そういう組織で出来上がっちゃっていますから」と明かした。

 その上で今回の問題で理事長が発言していないことに「理事長も逃げ隠れするんじゃなくて、堂々と今までの実績と経験を持ってして自分はこう考えるという表明をする時期だと思います」と指摘した。

 さらに筒井氏は田中理事長が来年の130周年事業を先頭に立って進めてきていることから「今まで130周年事業について理事会も評議員会も各支部の校友会も協力してきた。田中さんの花道は、130周年事業が終わる来年。終結したころに実績を示して、御勇退をという雰囲気はありました」とした。
小倉キャスターが「日大は10年おきにやっているんですか?その記念事業を。なんで150年じゃないんですか」と聞くと筒井氏は「それは言えません」と答えスタジオは爆笑に包まれた。

 その上で筒井氏は「その中途半端さが田中さんの成果として送り出すという記念日にしたいんじゃないかなという風に捉えている人達が多いです」と示していた。
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最終更新:6/1(金) 11:49
スポーツ報知
463: 部活動は野蛮 今後は公人の立場 [sage] 2018/06/12(火)04:51 ID:StvfChud(2/14)
悪質タックル問題で加害選手と関学選手の示談が成立…被害者の父がツイッターで明かす
6/1(金) 9:46配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000075-sph-spo

奥野康俊氏

 アメリカンフットボールの定期戦での悪質なタックルで負傷した関学大のQB(クオーターバック)の父で大阪市議の奥野康俊氏(52)が1日、自身のツイッターを更新し、日大の加害選手との間で示談が成立したことを明かした。

【写真】司会ぶりが一躍脚光を浴びた日大広報・米倉氏

 奧野氏は「宮川選手との間で、双方の代理人を通じて、示談が成立することになりました。宮川選手の今後の人生を応援したいと思います」と発表した。さらに「SNSから始まりメディアを含め応援いただいた皆さんのお力、その相乗効果の結果、日本で初の事案になるであろう形(捜査継続中)で一定区切りがついた事、心から感謝申し上げます」とつづった。

 今後について「以後の行く末と応対は、政治家の最後の仕事として、教育基本法に照らし、大学の設置基準、税金から支払われる日大への補助金の投入の是非、理事長含め理事の選任の仕方、評議員の選定と役割等、あるべき姿に向け、提言していきたいと存じます。
(今後、私は公人の立場ですので、政治の立場からのメディア対応、取材はお受けさせていただきます。)」と記していた。
464: 部活動は野蛮 今後は公人の立場 [sage] 2018/06/12(火)04:52 ID:StvfChud(3/14)
 ツイッターでは示談書を公開し「宮川君が、自分の正しい意思を貫ける大人になるよう、彼を応援します」と示していた。また「追記」として「示談金30万円は、これまでの交通費、記者会見会場費用など、今後かかる大阪東京、往復の実費交通費など相当額です。弁護士費用は含みません。
(今後、私は公人の立場ですので、政治の立場からのメディア対応、取材はお受けさせていただきます。)」と明かしていた。
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最終更新:6/1(金) 12:45
スポーツ報知
465: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)04:52 ID:StvfChud(4/14)
日大の内田常務理事が辞任、反則タックル問題で
6/1(金) 14:27配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00226362-nksports-spo

日大内田正人前監督(2017年12月19日撮影)

 日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題を受け日大は1日、理事会を開き、内田正人元監督(62)の常務理事辞任を承認した。内田氏は井上奨コーチとともに会見を開いた先月23日までに、田中英寿理事長に辞表を提出していた。大学側は理事会承認という正式な手続きにのっとった。

【写真】会見で記者の質問に応える日大アメフト部父母会「桜親会」の会長と副会長

 先月6日、関学大との定期戦で、日大の宮川泰介選手が、関学大QBにけがを負わせる悪質タックルという反則を行い、被害者側が被害届を提出するなど、大きな問題に発展していた。

 同23日の会見で内田氏は、反則は指示していないとし、さらに社会の反感を買っていた。その後、内田氏は体調不良を理由に都内の病院に入院していた。
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最終更新:6/1(金) 16:09
日刊スポーツ
466: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:08 ID:StvfChud(5/14)
日大アメフト指導者2人、厳しい処分へ 関東学生連盟
5/29(火) 15:47配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180529-00000048-asahi-soci

23日の会見の最後、頭を下げる日大アメフト部の井上奨前コーチ(左)。隣は内田正人前監督

 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で日大選手が関学大選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、日大が所属する関東学生連盟は29日、東京都内で臨時理事会を開く。事実関係を調査してきた規律委員会から結果報告を受け、日大の内田正人前監督と井上奨前コーチに対して、厳しい処分が科される見込みだ。
理事会後、関東学連の柿沢優二理事長らが記者会見で内容を発表する。

【写真】日大の選手(右端)が、関学大のクオーターバック(右から2人目)を背後からタックル(動画から切り出し、一部加工)

 理事会では、同連盟の理事らで構成された規律委員会が、両校の監督、選手らへの聞き取り調査の結果を報告し、処分内容が理事会に諮られる。反則行為の指示について日大の指導者2人は、会見や関学大への回答書で否定したが、選手本人と他の日大選手らへの証言などから、指示を事実認定するかどうかが焦点だ。

 関東学連の罰則規定には「除名」「資格?奪(はくだつ)」「団体活動の一時的または無期限停止」「公式試合の出場停止」などの処分がある。
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朝日新聞社

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最終更新:5/30(水) 12:57
朝日新聞デジタル
467: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:10 ID:StvfChud(6/14)
日大アメフト指導者2人、厳しい処分へ 関東学生連盟
2018年5月29日15時47分
https://digital.asahi.com/articles/ASL5X7TCDL5XUTQP02J.html?rm=404

【動画】アメリカンフットボールの日大―関学大の定期戦で起こった反則行為=関学大アメフト部提供

写真・図版
23日の会見の最後、頭を下げる日大アメフト部の井上奨前コーチ(左)。隣は内田正人前監督

写真・図版

 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で日大選手が関学大選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、日大が所属する関東学生連盟は29日、東京都内で臨時理事会を開く。事実関係を調査してきた規律委員会から結果報告を受け、日大の内田正人前監督と井上奨前コーチに対して、厳しい処分が科される見込みだ。
理事会後、関東学連の柿沢優二理事長らが記者会見で内容を発表する。

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 理事会では、同連盟の理事らで構成された規律委員会が、両校の監督、選手らへの聞き取り調査の結果を報告し、処分内容が理事会に諮られる。反則行為の指示について日大の指導者2人は、会見や関学大への回答書で否定したが、選手本人と他の日大選手らへの証言などから、指示を事実認定するかどうかが焦点だ。

 関東学連の罰則規定には「除名」「資格?奪(はくだつ)」「団体活動の一時的または無期限停止」「公式試合の出場停止」などの処分がある。

 ログイン前の続き6日の試合では、日大の守備選手が、関学大攻撃の1プレー目、パスを投げ終えた関学大のクオーターバック(QB)に背後からタックル。QBはそのプレーで負傷退場した。守備選手は3プレー目、5プレー目にも反則行為をして資格没収(退場)となった。

 関東学連は9日の理事会で映像を分析し、この反則行為を問題視。守備選手を対外試合の出場禁止処分、内田正人監督を指導者責任があるとして厳重注意処分とした。翌日、規律委員会を立ち上げ、反則行為の事実関係を調査していた。

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468: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:12 ID:StvfChud(7/14)
「この件は大人が対応する」動揺静めた関学大監督の宣言

篠原大輔

2018年5月28日05時00分
https://www.asahi.com/articles/ASL5W4Q47L5WULZL002.html?iref=pc_rellink

春の「関関戦」は3000人の観衆がスタンドを埋めた

写真・図版
日大戦で負傷した関学大のQB(左)は関大戦で元気な姿を見せた

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469: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:13 ID:StvfChud(8/14)
 社会問題化したアメリカンフットボールの「悪質タックル」騒動。その余波を受け、27日の関西学院大―関西大戦(大阪・エキスポフラッシュフィールド)には3000人の観衆が集まり、立ち見のファンも出た。

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 その注目の中で、6日の日大戦で反則を受けて負傷した関学大のQBが戦列に復帰した。後半から攻撃を率い、9回のパスを投げて7回通し、127ヤードを稼いで1タッチダウン(TD)を決めた。満員の観衆を沸かせ、チームの逆転勝利を支えた。同じQBで主将の光藤(みつどう)航哉(4年、同志社国際)は彼の活躍に、
「しっかり落ち着いてやってくれました。大変だったと思うんですけど、自分なりにフットボールと向き合ってきたんだと思います」と喜んだ。

 光藤は試合前の練習で彼に尋ねた。「緊張してる?」。すると彼は「いや、日大戦の方が緊張しました」と笑ったという。「あれで『大丈夫やな』と思いました。いつも通りのひょうひょうとした受け答えやったんで」と光藤。彼はその言葉通り、淡々とプレーして結果を残した。彼からの38ヤードのTDパスを受けたWR山下喜史(3年、関西学院)は言った。
「こんな騒ぎになってつらかったと思うんですけど、アイツは僕らの前ではずっと普通にしてました。絶対に捕ってやろうと思ってたから、TDを決められてよかった」

 6日の日大戦、試合開始直後か…

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470: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:15 ID:StvfChud(9/14)
>>457の元記事か?

NEWS
2018年05月28日 15時58分 JST | 更新 2018年05月30日 16時03分 JST

「日大・危険タックル、アメリカでは3日でケリがつく」。スタンフォード大のアメフトコーチの見解は?

河田剛さんに聞く、日本は「体育会系スポーツ」と決別するべきか。

3.5k

?M田理央(Rio Hamada)

,

竹下隆一郎

https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/28/american-football-coach_a_23444448/

Robert Galbraith / Reuters

スタンフォード大(赤)と南カリフォルニア大のアメリカンフットボールの試合。

アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の選手が相手選手に危険なタックルをしてケガをさせた。この問題に関して、米スタンフォード大学アメフトチームで、唯一の日本人コーチ(オフェンシブ・アシスタント)として活躍する河田剛さんは「監督や大学の理事長ら個人の責任追及だけで終わらせず、
日本のスポーツのシステムを根本的に見直すときだ」と話す。

河田さんは、城西大や旧リクルートシーガルズでアメフトの選手やコーチとして活躍。2007年に渡米し、2011年よりスタンフォード大のアメフトチームの攻撃面を支えている。

アメリカでは、選手へのリスペクトがあり、ルール違反が起きたら、一般企業と同じように厳しい対応を取るという。日本は、古い体質が残る「体育会系スポーツ」と決別することは出来るのか。

日大の危険タックル問題から見える、日本のスポーツ界の課題を河田さんに聞いた。
471: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:16 ID:StvfChud(10/14)
河田剛さん提供

スタンフォード大のアメフトチームの選手に指示する河田さん(中央奥)

プロか、ボランティアか。

日大の選手は定期戦で、1プレー目で無防備な関学大の選手に背後からタックルし、その後もラフプレーを続けて5プレー目で退場処分となった。本人は記者会見で「監督やコーチから指示があった」と説明しているが、監督やコーチ側は「けがをさせることを目的としては正直言っていない」などと否定。両者の言い分が食い違っている。

一連の問題に対して河田さんは、「アメリカであれば、ガバナンスがしっかりしているのでこんなことが起きるのはありえない」と話す。その理由についてこう説明する。

「あれほどラフプレーであれば、1回目の反則で審判が一発退場にします」

「チームが所属するリーグ側が、悪質なラフプレーをしたチームの監督・ヘッドコーチに対して、多額の罰金や試合出場停止など厳しい処分を課します。ラフプレーが起きてから、3日以内にはけりがついているでしょう」

アメリカではリーグに権威があり、スタンフォード大が所属するPAC12リーグのコミッショナーの年棒は数億円。審判も1試合数十万円の報酬を受け取っているという。その分、リーグ・試合運営上の影響力や責任も大きく、チーム側に対して説明を求めたり厳しい処分を課したりすることができるという。

一方で、日本の学生スポーツの場合はどうか。

「アメフト関東学生連盟のトップや審判の報酬は、ほぼゼロです。審判は休日を返上して、ボランティアでやっています。ボランティアでやっている以上、チーム側へ影響力やガバナンスが機能しているとは言えませんし、問題が起きても厳しい対応に臨むことが難しいでしょう」

関東学生アメリカンフットボール連盟によると、理事や役員に対する報酬はなく、理事会などに参加した際の交通費だけが支給される。日本アメリカンフットボール協会によると、審判への日当も、交通費を含めて1試合数千円程度で、ほとんどが他の仕事しながらボランティアで行なっている。

日本では、スポーツが、企業や大学の「PR」のひとつと見られてはいても、きちんとした地位が与えられず、問題が起きても自浄作用が働かない、と河田さんはみる。一般社会とは切り離された、ガラパゴス的な日本のスポーツ業界の姿が浮き彫りになっている。
472: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:17 ID:StvfChud(11/14)
社会から取り残されたスポーツ界

タックルをした選手は記者会見で「やるしかないという状況でした」と語っている。アメフト部から退部の意向を示し、「今後アメフトをする権利は自分にはない」と競技からの引退も表明。日本代表クラスの実力を持った、将来ある若者の未来が奪われてしまう可能性がある。

河田さんは、メリーランド大学アメフトチームのヘッドコーチD.J.ダーキン氏から言われた言葉を紹介しながら、指導者の立場としてこう話す。
473: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:17 ID:StvfChud(12/14)
「いくら指示されたとは言え、ここまでするのは、選手が相当追い込まれていたとしか思えません。威圧や脅しで選手をコントロールしようとするのは、自分にコミュニケーション能力がないと言っているようなもので、自傷行為です」

「指導者が選手に関わるせいぜい3、4年間は、その人の人生から見たらごく一部です。人生が大きな円だとしたら、その中の一つの点のようなものです。それだけしか関わらないのに、選手の人生を奪う権利などありません」

「日大の内田前監督や井上奨コーチは、度を越したパワハラがおかしいと感じる機会がなかった。残念ながら、認識していなかったのではないかとも思ってしまいます」。

威圧的な態度で部下らに接するパワハラは、大きな社会問題となっている。企業では管理職の研修も開かれ、問題が発覚したら加害者が厳しく処分される。日本のスポーツ界は、そうした社会やビジネスの「常識」と切り離されている点が特徴だ、と河田さんは指摘する。

「社会やビジネスでの常識が、スポーツの世界には遅れて入ってきます。それは、スポーツの地位が低いからです。アメリカでは、有名企業のCEOがスポーツ球団経営の打診を受けたりします。そうすることで、ビジネス界の知識や常識がスポーツ界にも浸透し、逆にスポーツのいいところがビジネスにも活かされ、双方向です。ところが日本は一方通行で、変化もすごく遅い」

レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨選手に対するパワハラ問題では、栄和人監督や、監督が所属する至学館大学の谷岡郁子学長がパワハラを否定すると受け止められる発言をした。日本のスポーツ界は、パワハラへの認識が甘いとされる。
474: 部活動は野蛮 日本ではモンペア扱い? [sage] 2018/06/12(火)05:19 ID:StvfChud(13/14)
Rio Hamada / Huffpost Japan

インタビューに答える河田さん

他の国のスポーツ事情を「知るのが大事」

河田さんによると、日本の部活や学生スポーツは、選手を一つの競技に特化させる「ガラパゴス型の育成」に特徴があるという。

指導者がスポーツの楽しさを伝えるよりも、生徒や学生を「教育」しようとする傾向もみられ、非科学的な指導やハラスメントの温床になっている面が指摘されている。

一方、アメリカでは小さいころから、選手がほかの競技やスポーツ以外の分野も学ぶ仕組みがある。そうすることで、選手が自分に向いているスポーツを考えて選ぶ機会を作りだし、問題のある指導に気づくきっかけにもなる。

「アメリカのアスリートは小さい頃から、数カ月に一度、プレーする種目を変えることが多いです。アメフト選手が野球やサッカー経験者であることも珍しくありません。ベースボールやサッカーなど複数の指導者を見て育つので、ある競技でパワハラ的な振る舞いをした監督やコーチがいたら、おかしいと気づく。
そこには健全な競争が生まれ、おかしな指導者がいたら、選手間で情報が出回りみんなにシェアされます。日本ではモンスターペアレントと言われてしまうかもしれませんが、問題があれば親が指導者に文句を言うこともありますね」

「またスポーツだけでなく、ビジネスなど他のことも学ぶよう教育を受けています。日本のアスリートは一つのスポーツにしか出会えないので、自分に本当に向いているスポーツや分野に出会う権利を奪われています」

プロ、学生を問わず、日本スポーツ界における暴力・パワハラ問題が後を絶たない。こうした"体育会系"の体質は、どうやったら変えていけるか。河田さんはこう話す。

「知ることが大事だと思います。例えば日本の有名大学のラグビー部は、ラグビーが盛んなオーストラリア、ニュージランドなどに視察に行きます。ところが、そのオーストラリアやニュージランドのラグビー界のトップは、アメリカに行って情報収集をします。
ラグビーの強豪国ではありませんが、アメリカがスポーツビジネスの先進国だからです。日本のスポーツ界では、暴力やパワハラが未だに恒常的な問題となっており、ガラパゴス化しています。スポーツ先進国と言われる国々で何が起きているのかを知るべきです」
475: 部活動は野蛮 [sage] 2018/06/12(火)05:19 ID:StvfChud(14/14)
河田剛さん提供

河田剛さん(中央)

【河田 剛(かわだ つよし)さんのプロフィール】

米スタンフォード大学アメフトチームの唯一の日本人コーチ(オフェンシブ・アシスタント)。

1972年生まれ、埼玉県出身。城西大やリクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)でアメフトの選手やコーチとして活躍。1999年に開催された第1回世界選手権の日本代表メンバーとして、初優勝に大きく貢献した。2007年に渡米し、2011年から現職。オービックシーガルズのアドバイザーも務める。

2018年4月に著書「不合理だらけの日本スポーツ界」(ディスカバー21)を出版。日本スポーツ界の向上のため、アメリカの視点からの改善策などを論じる。

ディスカバー21のサイトより

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?M田理央(Rio Hamada) ? ?
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竹下隆一郎 ? ?

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