[過去ログ] 生徒からも保護者からも教師からも嫌われる部活6 (1002レス)
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581: セーラー服の写真あり [] 2018/12/19(水)09:12 ID:3JDPwI/I(1/4)
中高生部活女子の長時間練習が特に危険なワケ
女性スポーツ研究センター長 小笠原悦子、副センター長 鯉川なつえ.
2018年12月06日 10時00分
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20181129-OYT8T50026.html?from=yhd
スポーツの指導者が、女性の心と体に関する正しい知識を持たないまま、女子選手に誤った指導をすると、無月経や疲労骨折につながる可能性がある――。そう指摘するのは大学教授や医師などのメンバーが所属する順天堂大学「女性スポーツ研究センター」(東京都文京区)の小笠原悦子センター長と鯉川なつえ副センター長だ。
成長期にある中高生の運動部などでは特に注意が必要だという。最新の研究成果を基にした適切な指導方法を聞いた。(聞き手・メディア局編集部 河合良昭)
月経の知識ない危険な指導者も
画像はイメージです
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――女子の運動部を指導する男性監督やコーチの中に、月経期間中で体調が悪いのに適切な対処や配慮がなかったり、生徒の不安な気持ちを理解できず、「甘ったれるな、気合が足りない」などと注意したりするケースがあるそうです。
女子のスポーツ離れも招いているようで、スポーツ庁が公表した運動部の参加率(2016年度)は中学女子が54.9%で男子の75.1%より20.2ポイントも低く、高校女子が27.1%で男子の56.4%より29.3ポイント低くなっています。
小笠原「月経時は集中力の低下や不安などの症状が表れます。月経が始まっていなくても、『何か変だな、イライラするな、なんでこんなに感情的になって涙が出てしまうのだろう』と悩むときがあります。たいてい、その後、月経になります。
月経前症候群(PMS)で、『部活をサボって遊びたい』のが理由ではありません。しかし、知識のない指導者は、月経時でないと分かると、選手に話を聞くこともせずに、怠けや反抗的な態度と受け取り、厳しく叱り付けてしまうことがあります。これでは選手のモチベーションを著しく低下させてしまいます。
現状では、中学、高校の女子生徒が、指導者に自分たちの体や心のことを理解してもらえず、運動しようという意欲がそがれている人もいます。そのことがスポーツ参加率の低下につながっているといえます」
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女子駅伝選手の72%が「月経が止まる」 >>
582: 実習生さん [] 2018/12/19(水)09:12 ID:3JDPwI/I(2/4)
女子駅伝選手の72%が「月経が止まる」
画像はイメージです
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――政府が発表した2018年版の男女共同参画白書では、スポーツ分野での女性の活躍と健康についての特集が組まれ、女性選手が直面する課題が取り上げられました。新体操やフィギュアスケートなど「体重管理の重要性が高い競技」に取り組む大学生やトップアスリートの16.7%が
「無月経(初経後に月経が3か月以上ない症状)」を、24.5%が「疲労骨折」を経験していることが報告されていました。
鯉川「センターが2015年に大学女子駅伝ランナーに行った調査でも、『初経後に月経が止まったことがある』と答えた選手が72.9%で、『疲労骨折をしたことがある』も45.5%いました。特に中高生は運動で消費したエネルギーを補う食事に加えて、成長のために必要なエネルギーも確保しなければならないことから、エネルギー不足に陥りやすいのです。
本人は食べているつもりでも、長時間練習などで多くのエネルギーを消費していれば、体を維持するのに利用可能なエネルギーが不足することがあります。具体的には『食べて得られるエネルギー』から『運動で消費されるエネルギー』を引いた数値を『脂肪を除いた体重』で割ったとき、30以下になれば危険です」
――運動によって利用可能なエネルギーが不足すると、どんな危険があるのですか。
鯉川「まずは貧血になります。そして、無月経につながることもあります。ようするに体が『子どもを作るどころではない。まず、体を維持することが優先』という生殖機能を正常に保つ余裕のない状態です。また、この女性ホルモンの減少は骨代謝に悪影響を与えるので、骨密度が低くなり、疲労骨折しやすくなります」
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ピルで月経をコントロールも >>
583: 実習生さん [] 2018/12/19(水)09:13 ID:3JDPwI/I(3/4)
ピルで月経をコントロール
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――近年、女性アスリートが超低用量ピルを服用して、体調をコントロールしているという話を聞きました。ただ、「ピル」は避妊に使うイメージがあります。
鯉川「超低容量ピルは、ごく少量の女性ホルモン配合薬です。少量のホルモンを付加すると、脳が『もうホルモンを分泌しなくていいんだ』と思うので排卵が止まります。これまでの低容量ピルに比べて副作用が少なく、日本でも販売が解禁されています。妊娠・出産への悪影響も確認されていません。『ピル=避妊薬』ですが、身長の伸びが止まり、
今すぐに妊娠を希望していないアスリートにとっては、試合と月経が重ならないように月経(時期の)『移動』のために使用できますし、PMSや過多月経の改善にも有効です。必要な人は医師と十分に相談したうえで、服用してほしいと思います」
――無月経以外で、指導者が女性の体を理解していないために生じるリスクはありますか。
小笠原「女性は男性と比べて先天的に骨盤が横に広く、筋力が弱いので、膝前十字靭帯じんたい損傷や脱臼などの関節外傷を生じやすい特徴があります。こうした違いを分からずに男性と同じメニューや練習量で負荷をかけるとけがをしやすくなります」
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指導者の現状を変えるには >>
584: アスリートって日本語でいうと何だ? [] 2018/12/19(水)09:14 ID:3JDPwI/I(4/4)
指導者に女性の心と体の知識を教える方法
――スポーツする女性の心と体を正しく理解する指導者を育成するには、どうしたらよいのでしょうか。
「女性アスリートeラーニング」の画面
「女性アスリートeラーニング」の画面
小笠原「当センターでは、女性がスポーツをする上で知っておくべき知識を学ぶための学習サポートツール『女性アスリートeラーニング』を作っています。動画で必要な知識を学んだあと、テストで習熟度を把握するものです。女性を指導するには、それに応じた知識が必要で、知らないまま無理をさせれば、
競技力が低下してしまうだけでなく、体を壊してしまい、運動に耐えられない状態に陥ることもあります。知らないではすまされないのです。こうしたテストに合格するなど、『一定の知識を持った人でなければ女子選手を指導できない』というような決まりや資格を作るべきでしょう。また、指導者だけでなく、スポーツをする中高生の女子たち自身が、
一定の知識を習得することも大切です」
――女性アスリートへの理解を深めるために、今後、どんな取り組みを考えていますか。
サッカーの高倉監督(左)とバレーボールの中田監督
サッカーの高倉監督(左)とバレーボールの中田監督
小笠原「指導者はまだ男性が中心で、女性の心や体のことに気を配ることへの優先順位が低いのが現状です。各競技の指導の現場やスポーツ団体の意思決定の場に、もっと女性が関わらなければ、こうした状況は変わらないと思っています。私たちは2015年に日本で初めて『女性コーチアカデミー』をスタートさせました。
2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、全ての女子種目の監督を女性にすることを実現するために行動するという“軽井沢宣言”を行いました。その後、サッカーで高倉麻子さんが、バレーボールでは中田久美さんが監督になりました。五輪でも女性アスリートの活躍は目覚ましいものがあります。
今後は女性指導者が目覚ましい活躍ができる環境を整えていきたいと思います」
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