ガーディアン・エンジェルス (914レス)
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746: 備えあれば憂い名無し [sage] 2013/01/09(水)05:20 ID:xmE1fcFzO携(1)
阪神大震災を教訓に生まれ、神戸市全域に拡大した市民の自主防災組織「防災福祉コミュニティ(防コミ)」が世界に広がっている。
平成22(2010)年12月にインドネシアで名前もそのままの「BOKOMI(ボーコミ)」が発足。
昨年12月には市職員がタイを訪問し、現地の自治体職員らに活動内容を伝えた。
未曾有の被災体験で得た智恵をソフトとして輸出する、新しい国際貢献のかたちだ。

平成7年1月17日の阪神大震災では、最初の大きな揺れに襲われた直後から各地で火災が発生した。
警察や消防が到着するまで地域の人たちが消火や救助活動を展開、多くの被災者を助けた。
この経験から神戸市は同じ年のうちに、大災害時の初期対応を担う市民主体の自主防災組織を市内11カ所で立ち上げる。
それが防コミだ。

現在市内の小学校区ごとに191団体が結成され、救命講習、高齢者や障害者ら災害弱者宅の定期訪問を行う。
自治会や企業を巻き込んだ訓練は全団体合計で年間約800回に上る。

災害弱者がどこに住んでいるか、災害時にどの道路が使えるか−。
地元を知るからこそ得られる情報を基礎にきめ細かく防災活動する防コミの仕組みに地震や火山、津波などの災害多発国インドネシアが着目した。
2010年6月、ジャワ島中部に位置するジョグジャカルタ市バッドラン地区の住民代表が神戸市を訪問。
ノウハウを聞くや早くも半年後には地元ガジャマダ大学と住民らを中心に「バッドランBOKOMI」が結成された。

設立に協力した神戸市消防局予防課の地域防災支援係長は「身近な道具を持ち寄って訓練するなど工夫している。
子供らも興味を持っている」と手応えを感じる。

神戸市で昨年11月に開かれた国際協力機構(JICA)の研修会にはガジャマダ大のイカプトラ准教授がテレビ回線を通じて参加。
大地震の被害を受けた中国やパキスタンなど12カ国20人を前に「小学校教師の指導役から子供、親へと防災意識が広まり、定着した。
住民が減災の大切さに気づいたのが大きい」と経験を披露した。

続いて12月には、タイ・バンコク近郊で開かれた会議で、神戸市の担当者が自治体職員らに防コミを説明するなど海外の防コミ熱は急速に高まっている。
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