[過去ログ] 【本スレJAL】日航ジャンボ機墜落事故 137 【123便】 (1002レス)
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332(1): はっとく ◆jJYwmxB566 [] 2024/10/22(火)12:26 ID:fgz7EKg4(11/20)
>>331
今回もTBSテレビで航空評論家S氏が「航空自衛隊の無人標的機が垂直尾翼にぶっつかった可能性もある」と発言した。同氏は、空自の保有する標的機とその運用について最新の知識を持っていたとは思えないが、その発言はサンデー毎日に引用され、空自に対して疑いの目を向けさせるに十分であり、「雫石」の二の舞だったのではないかとの批判が空幕広報室によせられた。作家Y氏もR・116という空自が使ってもいない空域を持ち出し、「レーダーに映った機影をもう一度調べ直す必要があるんじゃないか」と主張しているが、やがてこれらの“評論家諸氏”の無知が証明される時が必ず来るであろう。しかしながらこれらの放言の恐ろしさは、たとえ後刻彼ら自身が訂正しても(ほとんど訂正することはないが)電波のように伝わっていつの間にか真実であるかのようにみなされてしまうところにある。また仮に事実無根であることが証明されても、彼らは一切責任は取らず、いずれまた航空事故が起きるとしゃあしゃあとして出演料を稼ぐのである。
結び
以上JAL機墜落事故の「救難活動の遅れ」に対する批判等のうち、航空自衛隊に関すると思われる部分について反論を試みたが、我々としても今回の対応が万全であったなどとは自画自賛しているわけでは決してない。
航空活動を主体としているため、詳細な地図判読が必ずしも十分ではなかったこと、通信回線がパンクしてNTTが移動電話を無料で提供してくれたからやっとしのげたこと、山岳地での活動に適した靴や被服を所有していなかったこと等など、反省すべきことは多々ある。お盆休み中の隊員、夕食中または入浴中に非常呼集を受けた隊員たちが、取るものもとりあえず十三日早朝、現場に向かってトラックを走らせたのだが、報道陣の車が途中多数停車していたためトラックを降りて徒歩で山へ踏み込んだため、現場到着が一日遅れる結果となった。
現場に到着した隊員たちは食事と排便に苦労しつつ、破損の激しい遺体を、泣きながら搬出した。すこぶる不便な生活であったが不平不満を言う隊員は一人も居なかった。むしろ補給など管理支援要員までもが是非現場に出たいと強硬に言い出したり、医官の診断で後送と決まった隊員が「このまま帰ることは不名誉である」と申し出て現場に戻るなど、若い隊員たちの士気は旺盛であった。しかもこれらの隊員は、価値観が多様化したといわれる社会の中で育ち、二・三年前に入隊した若者だったのである。あまり報道されなかったが、自衛隊及び報道陣のヘリコプターの空中衝突を防止するための輸送機などによる空中統制業務(運行管制)も極めて重要な業務であり、初めての試みであったにもかかわらず一件の事故も発生しなかったのはご承知のとおりである。これは敢えて自画自賛する次第である。
333: はっとく ◆jJYwmxB566 [] 2024/10/22(火)12:27 ID:fgz7EKg4(12/20)
>>332
我々は正しい批判には謙虚でありたい。しかし「サラリーマン軍隊・失業対策」などという悪意の放言は座視できない。われわれも文民の皆様と同じく日本人である。しかも一生懸命努力して評価されないことに耐えられるような聖人君子でもない。
ためにする自衛隊批判よりも、むしろ大量空中輸送時代における飛行安全の確保と、航空救難体制の遅れの方を真剣に考えその対策を練るべきではなかろうか。
(補足)
月曜評論紙上に掲載されたこの論文は大変な反響を呼んだ。自衛隊に対する「非難」が、徐々に「激励」に変わったが、私の手元にはそれ以後750通の手紙が届けられた。その最初の手紙がM元防衛事務次官からの毛筆の激励文だったのが印象的だったが、大半は現場で苦労した、陸・空自衛隊員たちからだった。
月曜評論紙に掲載した文章には、実名をM氏だとかN氏というように隠したのだが、全ての資料を調べた高名なジャーナリストから「彼らは自ら実名で批判を書いているのに、あなたが何も彼らを庇ってやる必要はない。堂々と実名を挙げて批判すべきである。これがこの世界(ジャーナリスト)の掟である」という助言を戴いた。その直後、防衛庁(当事)の機関紙「朝雲」新聞から、この文章を9枚にして(月曜評論は原稿用紙20枚)再掲載したい、と申し出があった。そこで、文章を簡略化して掲載したのだが、その際私は評論家達の実名を復活した。
するとなぜかA紙記者が私の部屋を訪れて「国会で問題になる」と脅迫?した。
「どこが問題になるのか?」と聞くと「雫石事件の箇所である」といった。
「月曜評論には既に書いているのに何故か?」と聞くと、「朝雲新聞は防衛庁の新聞だから、防衛庁が雫石裁判の批判をしたことになる」というのが彼の主張であった。そして彼は静岡出身の社会党議員に「資料を提供?」し、「彼の予言?どおり」国会で問題化した。マッチポンプの典型的な実例である。
これが一連の「空幕広報室事件」の発端で、翌年新春号の月刊誌「文芸春秋」で「涙と殺意・・・」という表題で大変な話題になったものである。
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