さよなら雨の日 その3 (460レス)
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1: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [] 2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:TamGqKRG0(1)
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441: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/08/29(木)22:30 ID:1t4ympsU0(4/5)
3
A ←→ B
↑↓ ↑↓
主人公 ←→ C
これがポヤッチオの形で。
要するに、主人公と関係ない村人Aと村人Bの関係というところまで、ちゃんと考えて作っている。
村人25人全員が何らかの感情を他の24人に抱いていて、そこらへんは、質問という形で聞けたりする。
実際に交流をするのは、25人全員仲良くというわけじゃなくて、
村社会から浮いた風来坊や怪しい人が居たりすれば、仲良し女の子2人組とか、だべったりする男の子集団とかいる。
それはリアルの村社会でもそうだろうと。
そういう意味でかなりリアルに迫ってます。
それを支えるのが膨大なイベントで、イベントと言ってもテキストなんだけど、ちゃんと考えられていて、
村人Aの話題が主人公と自分だけじゃなくて、Aくんが「Bちゃんってかわいいよね」とか「CくんとDちゃんってさ」って話しかけたりする。
そこらへんもリアルです。
ゲームだと主人公というように、プレイヤーは主役にならなくちゃいけなくて、村人もプレイヤーの為に語り掛ける、
というのが主になっていて、そこらへん、確かにあまりにゲームっぽいところだったんだなと思う。
だから人と人の間というのが凄く描けてます。主人公と村人との間も、村人と他の村人との間も、なんとなくですがひと夏の間に、伝わってくる。
最初はわかんないと思うんだけど、1日を繰り返しているうちにあいつとあいつは仲いいんだとか、あの人ってモテルンンダナとか。
そういうの知っていくのが楽しみ。
世間話でも。「なー、なー、太郎! ヒデとジュンコって付き合ってんだぜ」
という会話ってあって、そこをこの年代でゲーム中に再現しているのは、とても凄いと思う。
そこまで描く必要のないゲームもあるし、2の段階ですら描けないRPGもある中で。
ただ、頻繁に選択肢が出るんだけど、どうもそれが選んでいるというよりも、嫌われないような選択をしている気分になるような、
選択肢ばかりで、お世辞を言っているような気分になって、そこは好感度前提のゲームっぽさがある。
挨拶するのも良いね。
村人に会ったら挨拶をしてくれる。こちらが挨拶をすると応えてくれる。それでちょっと覚えてくれたり気に入ってくれたりする。
それだけじゃなくて、街角で村人Aと村人Bがあっても、お互いに挨拶をしたりする。
そこを作り込んだのは、正にその人間関係を広い目で捉えていることの表れだと思う。
442: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/08/29(木)22:32 ID:1t4ympsU0(5/5)
◇展望
難点はある。
常にタイムが22:32みたいに分刻みで表示されていて、それで時間を追われる感じを出し過ぎている。
上のレビューにあるように、スローライフなんだから、そこまで細かく時に追われる感じを出さなくても良かったかな。
シンボルというか時計の絵とかで、時間を伝えたり、ワンクッションあっても。とか。
お使いのメモは、ワンボタンでショートカットみたいなのが欲しくなる。頻繁に使うのでちょっとめんどくさくなる。
昔のゲームなのでグラフィック、キャラの性格みたいなのが古い。それはそれで愛着は湧くが。
なんか特別な日、祭りの日とか、日曜日はちょっと違うことをする、とかそういうのが欲しくなる。
次回作に期待、とか言いたくなるけれど、これが単発で終わってしまったのは、ちょっと悲しいですね。
ブランドが無かったからか。発売元がマイナーだからか。やっぱりめちゃくちゃ作るのシンドイからか。
その渇きを持ちつつ、来年の夏もゲームの舞台となるプレルコルダンを訪れることになるのだろう。
443: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/07(土)03:16 ID:hVrXfSHK0(1/4)
日本三大国民食「寿司、ラーメン、カレーライス」
寿司は世界に広まりカルフォルニアロールなどローカル化までしていった。
ラーメンも世界進出が激しい。
「カレーライス」が遅れている。
(カレーそのものはインドだからアジアンな店で広まっている。がカレーライスはまだまだ)
ただそのカレーライスもこれから「やってくる」かもしれない。
444: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/07(土)03:39 ID:hVrXfSHK0(2/4)
ポケモンという日本文化
Pokemon: The Story of Satoshi Tajiri
https://www.youtube.com/watch?v=h1tOsta5z5Q
ポケモンという日本の文化を世界に輸出する役割もあって、その最たるものがコンセプトにあった昆虫採集。
ひと夏の冒険。
なんだ、都会化していきカブトムシとかを集められない子供に、
デジタルの形で集める楽しみ、育てて戦わせる楽しみを、提供した。
ゲーム業界への影響も、ゲームボーイはポケモンが出た当時、完全に終わった死にゆくハード、今でいうならXboxに近い、
だったものを任天堂の携帯路線を続けることになるくらいに、ハード戦略そのものを変えた。
最新作がswitchで発売される近くで、携帯特化のswitchが発売されるのは必ずしも偶然の一致ではないと思う。
ゲームそのものを新しく買うような子供たちはスプラよりもポケモンで遊んでねってことなんだろう。
その昆虫採集から始まる動画の続きがあるとしたら、POKEMONGOなんてモロにデジタルを使った昆虫採集だし。
その楽しみを子供だけじゃなくて、大人の社会にまで広げた功績や、世界的な影響、こんな遊びを疑似的であれ、
リアルで世界中でやっちゃうというのは凄いです。
「ポケモン」とは、すなわち日本文化である
https://newspicks.com/news/229305/body/
こういう価値観というのを伝えるのもわかる。
自然は切り開かれ支配されるものという欧米の価値観のリアルと、
自然と人間は一緒にいても良いし時には自然に生贄という形で人をも捧げる(天気の子とかね)日本の価値観のリアルは違うし。
そこは今の時代は共に混ざり合っているけれど、その混合を進めたいろんな要素の一つにゲーム文化がある。
>ひさびさに新ハードが話題になりつつある昨今ですが、こんなタイミングだからこそ、
むしろ「キャラクターを前面に出した、日本で誕生した作品」に注目しておきたいところです。
この最後の予言はそのちょっと前に発売され、その後ロングヒットし社会現象となった「妖怪ウォッチ」を言い当てているし。
それこそ妖怪はとても日本的なものなんだけど。
イカのキャラ化と様々な服を着せかえることによって、そのキャラを多様に個性化させるスプラトゥーンもこの図式に当てはまっている。
445: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/07(土)04:12 ID:hVrXfSHK0(3/4)
ポケモンとカレーライス
【公式】『ポケットモンスター ソード・シールド』NEWS #04 ポケモンキャンプ・着せ替え篇
https://www.youtube.com/watch?v=mzEqIbJFD0Y
英語版
https://www.youtube.com/watch?v=sx06810AI-o
そのポケモンにカレーライスがやって来ました。
これは100種類以上のカレーライスを作れるらしいのですけれど。
そこが成功するかどうかは、作り込み次第だよな。
ポケモンというルールにどこまで合わせれるか、各ポケモンごとに好みのカレーがあれば面白いだろうし、
なんかおススメのカレーライスを他のプレイヤーに見せっこ出来たり、レシピを交換出来たり、
そういうコミュニケーションと組み合せれるか。
ゲーム性とは組み合されると思う。
ポケモンを集めるという楽しみに、食材を集める(買い集める?)というのが加わり、ポケモン図鑑に、カレー図鑑が入るし。
でも任天堂は前に「寿司ストライカー」で大コケした。寿司で武蔵でダメだった。
ただ、カレーライス布教としてはものすごく上手い。
・夏休みの冒険と併せて、夏休みのキャンプに組み合わせてそれで子供がカレーを作る。
(料理初心者でも、あまりよくない調理環境でも作れる、カレーの調理の簡単さをアピール)
・具材によってさまざまな種類のカレーを作れる。
最初に紹介したのも少し変わった、でも欧米でも身近なソーセージという具材。
(ラーメン、寿司にもある、トッピングの応用力、味のバリエーションの豊富さをアピール)
・カレーは辛さを調整できる。スパイシーカレー。まさにスパイスによって変わる。
これは特に家庭用に作る時に、辛いのがダメなお子様が居たり、新婚夫婦同士でちょっと辛めのを作ったりの応用力。
(食べる人によって、味を変えれるのをアピール。寿司でサビ抜きがあるように、ラーメンで辛いタンタンメンがあるように)
・鍋で大量に作っている。
(家庭ではカレーは一人前を分けて作るよりも、大量に作って、大勢で分けた方が美味しい)
・解説文:The aroma of the Galar masara tickles the nose in this extremery simple, basic curry.
(ガラムマサラ、カレーのミックススパイスの基本をさり気なく入れるように、解説も本格的にカレーを解説している)
・料理を作った動画、ゲームにおける料理からの二次創作「ダンジョン飯」などの流れを追っている。
(FaceBookやtwitterで拡散しやすい。それに手軽に作れることがプラスするだろう)
How to Make Toast Curry from Pokemon Sword and Shield
https://www.youtube.com/watch?v=lI5hOVEGZQQ
446: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/07(土)04:30 ID:hVrXfSHK0(4/4)
イギリス式カレー 誕生と衰退
https://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12276706394.html
世界に羽ばたく日本人の国民食「カレー」 、その進化の最前線を追う
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50549
中国カレービジネスの秘密 13億人に“日本式カレー”を売るには?
https://bunshun.jp/articles/-/8284
舞台となるガラル地方のモデルのイギリスだって、こんな感じでインド式カレーで。
だからここまで日本式カレーライスをメインにして布教させるというのが、物凄いチャレンジなんだよな。
ゲームシステム的には、FF15のキャンプと似ているが、その賭け方が違う。文化への志が違う。
いや、知らないで英国風カレーだからって感じでやったんだろうけどね。きっと。
ガラル地方、ガラルマサラ(ガラムじゃなかった)というネーミングから、初期から勝負を賭けているのがわかる。
ポケモンとカレー、とくにイギリスで英国ルーツのカレー文化が復活するかどうかというところで注目したい。
いや、ゲームソフトそのものは買わないんだろうけどね。
447: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/11(水)00:08 ID:t/1fFgnr0(1/2)
BUMP OF CHICKEN 月虹 MV
https://www.bilibili.com/video/av66020879/?p=11
これは違法動画ですよん。
でもTOYS FACTORYはバンドのキャリアとか、からくりサーカスを完結させる意味でも、このMVは出し惜しみせずに、公開して欲しいなー。
アニメの「からくりサーカス」はどうしても中だるみのある長期連載の作品を、こう手早くカットしなくちゃいけなくて、
そういうのでなんかイマイチで、余り追ってないんだけど。
総集編のミュージックビデオになったことで、それが結晶を集めたような輝きになった。
このMVこそ、からくりサーカスでしょう。
邂逅す藤田和日郎氏とBUMP OF CHICKEN
https://togetter.com/li/1293651
この対談のバックボーンとして、藤田は短編集「暁の歌」の頃から(2004年)
bump of chickenの名をクレジットするほどの熱心なファンで。
同時にbumpも藤田のうしとらがアニメ化されるずっと以前からファンを公言していた。
その相思相愛でお互いに年季ある理解のあるタッグ。
そんで、「からくりサーカスの全部をこの一曲に込めるつもりで書きました」とある言葉を、
今度はアニメが応えるように、この短さでからくりの全てを描こうとしている。
(歌詞の一番辺りは勝、しろがね、鳴海中心だが、そこから一気に群像劇へと時間と世界が広がっていく。
「メロディーを」とフランシーヌの子守唄を合わせるなんてヤバいだろう)
からくりファン以外にはどう受けとられるかわからないけれど、、最高のからくりミュージックビデオと音楽です。
「月虹」にしてもアニメOPでは入らなかった、後半の転調とそこからの再加速がとても響くんだよなー。
448: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/11(水)00:32 ID:t/1fFgnr0(2/2)
【フランシーヌの系譜】からくりサーカス【愛のメロディー】
https://www.nicovideo.jp/watch/sm6823806
からサーはこれも良かった。
449: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/19(木)16:07 ID:oPwaQaCh0(1)
人生初の萌え動画を撮ってみたヨー。
https://vimeo.com/360977992
450: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/20(金)17:14 ID:e8VYTYrx0(1)
これからAAを書こうと思っている
次回予定の新作短編があるのだけど
ちょっと記録がてらに、コンセプトムービーみたいなのを作ってみた。
自分はある程度、文章系Flashを見慣れているから、少しは形になるかなと思ったんだけど。
なんかダメな感じ。
見るのと作るのはチャウもんだなー。
意味なし、山なし、オチなし。
https://vimeo.com/361241030
451: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/23(月)20:06 ID:LomllGLB0(1/5)
文化サイヤ人の時期なんで。
この作品を。
なんか作品に思い入れがある分、硬い文章になっちまったけど、自分はけっこういい加減に読んで書いているんで、話半分で。
ただこの「スキップ」は5回、6回じゃ効かないほどに通読しているんで、あと自分北村薫マニアなんで、そのぶん、なんか、うーん、わからん。
452: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/23(月)20:09 ID:LomllGLB0(2/5)
スキップ
〇北村薫、匿名作家としての終着点+最終傑作
北村薫は、今では文学界の重鎮だけど、ある時期までは匿名作家だった。
匿名作家って言うのは、つまりプロフィールが謎、その「薫」と言う名前からも男か女かさえわからない。
そういう謎作家だった。
うん、2chで言う完全な名無しさん。
その北村薫が覆面を脱ぎ捨てるのが、この作品が発表される前後で、
それで正体が判明したのだけど、北村薫は高校教師を兼任しながら作家活動をしていた。
そしてそれ以後、専業作家として活躍し、賞としては直木賞と言う最高峰を受賞しているけど、
それ以上に「日常の謎」という、謂わば日常系の懸け橋となったところに、彼の意義があると思う。
同時に作家となったとともに、彼の作品も、うーん、日常が作家的なものとなって、
主人公の殆どが、編集者などの出版関係、あるいは作家に絞られていき、古典の解釈論とか作家論とかも出てくる。
象徴的なのは「円紫さんとわたし」シリーズで大学生のわたしが日常の謎を解いたデビュー作のシリーズが、
数十年のインターバルの果てに、「わたし」は編集者になって、そんで作家論のような謎解きをする。
そういう伏線はあったけど、ファンはやっぱり歓迎するよりも残念に思う人もいたと思う。
自分も、残念に思う方でした。
そういう風に、このスキップはその作家として北村薫の名を挙げたと同時に、
その匿名作家としての最後の名刺のように、自身の教師の経験を生かした作品になっている。
この「スキップ」の主人公は高校教師であり、同時に17才であり、舞台は高校生活。文化祭。
北村の描く精緻な日常のディティールは、教師としての経験がバックボーンとなり、リアルに鮮やかだ。
453: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/23(月)20:12 ID:LomllGLB0(3/5)
また、北村は1949年生まれで、遅咲きの作家。
デビュー作「空飛ぶ馬」は1989年。
「スキップ」は1995年。
作中の主人公の桜木真理子は45才。
これは北村薫本人の人生経験を反映しやすい年齢だ。
そして、あるギミックで1964年のオリンピックあたりの年代を瑞々しく、「青春として」描くことに成功している。
反面、昔すぎる日常のディティールは今の読者にはわかりにくいところもある。
マニアックな部分もある。
ただ、かなり正確に時代を捉えていて、出典も的確なのが今ならわかる。
実際にこれを読んだ当時の自分は、古くてあまり共感できないから、ちょっと苦手な部分はあった。
レトロブーム的な、懐古趣味に見えてしまったところもあった。
だけど、25年の時を飛んだ一ノ瀬真理子(1995)から、更に24年を経た現代(2019)、その時間的な古さはむしろ気にならなくなった。
今見ると、当時の時代と言うのが見事に描けているのが分かる。
もちろん「その小説が刊行された時の今」の時代も含めて。
更に現代では、ネットがあるので、ある程度、元ネタの動画や知識に当たれるのも大きい。
そりゃ、植木等の「こりゃまた失礼しました」とかシャボン玉ホリデーとかオグラスとか、
文字だけを追うと、うーん、よくわかんないところもあると思う。特に最初辺りが。
でも、再読したときに、そういうのネットで当たってみると、そゆのがちょっとだけ捉えやすくなると思う。
こりゃまた失礼しました。!!!ドン !!
https://www.youtube.com/watch?v=omaWAZ7cY_U
(これはカラーだけど、当時は白黒)
力道山×ヘイスタック・カルホーン
https://www.nicovideo.jp/watch/sm18026738
それとやっぱり、25年の時を飛んだ一ノ瀬真理子から、更に25年も飛ぶ今は面白いタイミングだし、
ちょうどまた東京オリンピックがあるじゃないですか。
前の東京オリンピックってふつうの一般の人から見たらどういうものかって、なかなかわからないと思うんだけど、
それが活写されているんで、そこらへんで今が読み時なんだと思う。
454: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/23(月)20:52 ID:LomllGLB0(4/5)
〇だらしない「日常」の羅列ではない、綿密に組み立てられた構成の上での日常
うーん、今では日常系という言葉が氾濫していて、
そりゃ北村を読まなくても日常系だって言うアマチュア作品も一杯だろうし、
アニメとか漫画とか使われ過ぎていて、ちょっとダサイというかネガティブなイメージを持つ人もいると思う。
(えへへ、たとえばアスキーアートで、意図のわかんないつまんない日常の話の文章を読ませる人いるじゃないですか。ここに)
でも、このスキップは日常を描いているけれど、それらがすべて一つのテーマ、一つの結末へと収斂する。
それはあからさまに謎解きはされないから、似たような「なんとなく日常」な印象を持つかもしれないけど、そうじゃないです。
一見、傍流に見える「いたずら電話」も、読了後に「なんであの人の名を借りて先生にあんな電話をしたのか」と思うと、あらあらと深みが顔を出す。
無駄に思える福助のエピソードも、自分の見えてないおじさんの醜さ、と「時と人」というメインテーマにかかってるし、
それはオチの気づきを支えるちょっとした膨らみになっている。
学校生活についても、桜木真理子は生徒たちを導き、共に学び、歩んでいく。
バレーボールの大会があれば、なんとも味のある劇中劇も展開し、朗らかな生徒たちの笑顔とそれぞれの苦悩がある。
でも、主人公は生徒たちと同じ舞台には立てない。
彼女はバレーコートには立てないし、演劇のステージには立てないし、父母との生活は出来ないし、バンド演奏には加われない。
彼女は17歳のはずなのに、それらを見守らなくてはいけない、少し外の高いところにいなければならない。
「やらせ」は出来ないのだ。
青春が光輝くとともに、その背後に流れる時の切なさ。
もう一つ。
たぶん読者の多くは「一ノ瀬真理子=桜木真理子」に感情移入しながら読むだろうし、それが作品の意図なのだろう。
ただ、これは一ノ瀬真理子が父と母の家族、友達を一瞬で失い、そして獲得する話であるとともに。
桜木真理子と言う妻を失って、それでもなんとか向かい合って、また振り向いてほしい夫の奮闘でもあるし、
母を失って、そして17歳の真理子となんとか歩もうとする娘の話でもある。
そういう風に、いろんな視点からも楽しめるし、そこらへん抜かりなく文脈から味わえるように立体的に構成された物語です。
日常系でありながら、ミステリよりも技巧的な構成やギミックに満ちた作品でもある。(いや、違うか)
とにかく、ストーリーの流れを味わえれれば、エピローグの最後の数行に、ものすごく感動、と言うと安っぽいが、心がじんとすると思う。
小説の最後に書かれた本作品を象徴する北村薫の言葉を引用して、紹介を閉じよう。(スキップと言うタイトルについて)
しかし、いうまでもないことながら、命名は作者にとって必然のものである。
『スキップ』は〈早送り〉であるとともに、主人公の、仮に歯を食いしばろうと、失われることのない鮮やかな足取りに他ならない。
動かせない。了とされたい。
455: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/23(月)20:55 ID:LomllGLB0(5/5)
なんか書評っぽい見た目になってしまったけど、そういうの出来るような文学部系じゃないし、読書経験は無いっす。
なんか感想が固くなってしまう、それは「スキップ」って小説の持っている初々しい固さ故というのもあるだろうし、自分は思い入れがあり過ぎて分析し過ぎてしまうのも。
そこらへんは、なんか残念な紹介なんだな。ネタバレもちょっと入ってるし。
456: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/27(金)08:07 ID:9/KiR47W0(1/2)
レビューとか書くのはギコ連の「スタッカート!」スレにまとめよーと思います。
5chで見てくれた人、ありがとー。バイバイ売買。
したらばスレ:sports_3246
457: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2019/09/27(金)08:08 ID:9/KiR47W0(2/2)
ちゃうちゃう。そっちやないで。
こっちやでー。
たのむで、ほんま。
したらばスレ:sports_3246
458: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2023/07/30(日)04:55 ID:T3v9TaHd0(1)
イップク♪ (○`ε´○)y-~~~
459: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2023/08/21(月)12:49 ID:9xF/v4Lz0(1)
~~-y(ёεё川 フー
460: ( ´∀)・∀),,゚Д)さん [sage] 2023/10/06(金)14:01 ID:Pr2xT4E30(1)
ワシもこっちの道のお陰で助かったで
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