ゆるゆりクトゥルフ [無断転載禁止]©2ch.net (433レス)
上下前次1-新
抽出解除 レス栞
93: 2016/09/14(水)17:33:10.77 AAS
歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど なもり 同人
138: 2016/09/16(金)19:42:53.77 AAS
歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど 同人 なもり
193: 2016/09/18(日)08:36:53.77 AAS
その子に心を許すのに時間は掛からなかった。
切っ掛けは覚えていない。
気がつけば、寝ても覚めても一緒にいる。そんな存在になっていた。
そんな私の姿を見て両親も喜んでいたように思う。
別れは突然やって来た。
私が小学校に上がったばかりの頃だっただろうか。
学校から帰り、いつものように文鳥に餌をあげようと自室に入った。
そこに文鳥の姿はなかった。
そこにあったのは荒らされたゲージと、散乱した白い羽。
窓が、開いていた。
「野良猫の仕業だろう」
お父さんはそう言っていた。
私は自分を責めた。
窓を開けておいたのは私だったからだ。
近くで空を見れた方が、この子も喜ぶだろうと。
常識を知らぬ子供の、浅はかな考えだった。
それから…………。
277: 2016/09/22(木)00:12:37.77 AAS
歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど なもり 同人
369: 2016/10/01(土)18:38:19.77 AAS
ポツリ ポツリと。
私の口から言葉が紡がれる。
嗚咽と共に出た言葉はひどく断片的で、要領を得なかったかもしれない。
船見さんはその言葉ひとつひとつに相槌を打ちながら、最後まで聞いてくれた。
途中堪えきれなくなり、私は机に突っ伏して泣いてしまった。
今まで必死に塞き止めていたものがどんどん流れ出ていく。
それをどうにかする手段はなくて。
子供のように、声に出して泣いた。
先を急かすでもなく、ただ待つのでもなく。
船見さんが選んだのは正面からの包容だった。
ーーーそれは暖かくて、いいにおいがして。
暗闇の中でのこと。
壁の中でなにかがうごめいていたこと。
鳥のこと。
壁が消えてしまったこと。
気がついたら家にいたこと。
箱を……持ってきてしまったこと。
私は彼女の腕の中ですべてを話した。
388: 2016/10/02(日)11:49:56.77 AAS
歳納京子 ゆるゆり 京綾 結京 ねんどろいど イケメン なもり
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.015s