[過去ログ] 肥料 (223レス)
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1(1): ■とはずがたり 2002/11/07(木)13:53 AAS
肥料情報リンク集外部リンク[html]:sizai.agriworld.or.jp
旭化成工業(株) 外部リンク:www.asahi-kasei.co.jp
朝日工業(株) 外部リンク[html]:www.asahi-kg.co.jp
アドケムコ(株) 外部リンク[htm]:www.adcc.co.jp
アンデス貿易(株) 外部リンク:www.andes-trading.co.jp
宇部興産(株) 外部リンク:www.ube-ind.co.jp
開発肥料販売(株) 外部リンク:www.nttl-net.ne.jp
信越化学工業(株) 外部リンク:www.shinetsu.co.jp
住友商事(株) 外部リンク:www.sumitomocorp.co.jp
全国農業協同組合連合会 外部リンク:www.zennoh.or.jp
セントラル硝子(株) 外部リンク:www.cgco.co.jp
日液化学株式会社 外部リンク:www.ekihi.co.jp
日東エフシー(株) 外部リンク[html]:www.dir.co.jp
日本化成肥料協会 外部リンク:www.japca.gr.jp
日本苦土カルシウム肥料協会 外部リンク:www.kudokaru.com
省9
2(1): ■とはずがたり 2002/11/07(木)13:54 AAS
■三菱化学工業,日本化成
外部リンク[html]:www.nkchemical.co.jp
肥料事業の統合について
平成13年12月17日
三菱化学株式会社 (コード:4010)
日本化成株式会社 (コード:4007)
三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:正野寛治)と同社の連結子会社である日本化成株式会社(本社:福島県いわき市、社長:一万 田道敏)とは、この度、三菱化学(株)が今後発足させる新会社に、両社の肥料事業を統合することで合意いたしました。
具体的には、平成14年4月1日に三菱化学(株)が会社分割により同社の肥料事業を分離、新会社を発足させ、その後日本化成(株)が平成14年6 月開催予定の株主総会で承認を受けた後、9月1日に同社の肥料事業を新会社に営業譲渡する予定です。
省2
3(1): ■とはずがたり 2002/11/07(木)13:54 AAS
■信越化学,コープケミカル
外部リンク:www.shinetsu.co.jp
信越化学、肥料事業をコープケミカルに事業譲渡 (2002.2.25)
信越化学工業株式会社(本社:東京、社長:金川千尋)は、肥料事業をコープケミカル株式会社(本社:東 京、社長:岡本英誠)に事業譲渡することで合意に達し、2月25日に契約・調印した。これによって、信越化 学工業は創業以来続けてきた肥料事業から、全面的に撤退する事になった。
譲渡する事業は、信越化学工業の100%出資子会社シンエツ化成株式会社(本社:東京、社長:坪倉弘明) が生産してきた「石灰窒素」等の化学肥料。信越化学工業の肥料事業は創業以来の基幹事業として、同社 の発展に貢献してきた。しかし、信越化学工業の事業内容の変遷による「選択と集中」の経営施策の一環と して、今回、事業譲渡に踏み切ったもの。
譲渡先のコープケミカルは、昭和13年に設立された全農系の肥料専業メーカーの老舗で、主力の高度化 成をはじめ燐酸質肥料、緩効性肥料、有機質肥料、ペースト肥料、農薬入り肥料など、多岐にわたる品揃え と市場のニーズに対応した新肥料の開発・販売により競争力を強化している有力肥料メーカー。また同社 は、独自のユニークな技術を駆使して、事業領域を拡げてきている。
今回の合意は、こうした両社の経営的背景により、そのニーズが合致した事から結実したもの。また、営業 面でも、肥料業界・市場での信頼・ブランド力の高いコープケミカルへの事業譲渡により、事業の承継がスム ースに行われることから、ユーザーに対する供給責任も十分果たせることも大きな要因。
省2
4: ■とはずがたり 2002/11/07(木)14:12 AAS
日本経済新聞1993年2月10日
三井東圧肥料と相互OEM
日産化学が合理化策
グループの生産拠点集約
日産化学工業は九日,三井東圧肥料(東京・中央,鎌尾襄次社長)と化成肥料の相互OEM(相手先ブランドによる生産)供給やグループの工場集約を柱にした肥料事業の合理化策を発表した。系列を超えた提携などで経営を合理化し,需要低迷を乗り切るのが狙い。肥料業界はコメ減反のあおりを受けますます需要が落ち込むうえ,大手ユーザーに価格決定権を握られ,利益が上がらない構造に陥っている。
相互OEM供給は7月に始める予定。それぞれ販売量の四−五%に当たる四千−五千㌧供給し合う。物流費の低減で競争力を高める。日産が九州地区で販売する肥料を三井が大牟田工場(福岡県大牟田市)で製造販売する。従来は関西日産化学(大阪市,山本耕三社長)の小野田製造所(山口県小野田市)から出荷していた。また三井が近畿及び青森,岩手,秋田三県で販売する肥料はそれぞれ関西日産化学と北海道日産化学(函館市,関守社長)が受け持つ。
一方,日産化学はグループの肥料生産体制を五社八工場から四社六工場に集約する。東京日産化学(埼玉県児玉郡上里町,石橋敬社長)が肥料部門から撤退するほか,日本肥糧(東京・中央,栗西秀幸社長)の忠海工場(広島県竹原市)での生産を中止する。年内をメドに実施していく。東京日産の販売地域は日本肥糧の新町工場(群馬県藤岡市)と日産化学の富山工場(富山県婦負郡婦中町)が分担する。
これで日産化学の肥料生産能力は一三.七%減の四十四万九千六百㌧となる。設備稼働率は六十%前後に上がる見通し。
5: 荷主研究者 2002/11/09(土)17:13 AAS
2001年5/23 北海道新聞
日産丸紅商事に肥料部門を統合−日産化学工業
日産化学工業(本社・東京)は二十二日、生産子会社の北海道日産化学(同・函館)を含めた肥料部門を大手商社・丸紅との合弁による肥料販売会社、日産丸紅商事(同・東京)に年内をめどに統合すると発表した。北海道日産化学は、日産丸紅商事の子会社となる見込み。人員、生産設備は現状のまま引き継がれる見通し。北海道日産化学は従業員三十六人で、社長は高橋荘二・日産化学工業専務が兼務している。肥料、農薬を製造し、年間売上高は約四十七億円。親会社を通じて主にホクレンに納品している。統合対象はほかに日産化学工業の富山工場と大阪の生産子会社。同社の肥料部門は、減反や有機農法の広がりによる需要の減少に苦しんできた。長島章専務は「近年ようやく収支トントンになった。統合による製造と生産の一体化で競争力を高め、将来の業界再編に備えたい」と話している。
6: 荷主研究者 2002/11/09(土)23:50 AAS
1999年3/1 日本経済新聞 1面
化学肥料,相次ぐ生産集約
景気低迷などで日本の産業界の多くは供給過剰に悩んでいるが,肥料業界はその典型。各社は個別企業による合理化は限界と判断,業界の3分の1近い企業が関与する大規模な構造改革でそれぞれに生き残りを目指す。
旭化成は延岡工場にある年産5万トンの硝酸系肥料工場を停止する。自社の富士工場に生産集約する一方,不足分は日本化成,日産化学工業に生産を委託する。さらに富士工場の特殊肥料年産5千トン分も生産を休止,コープケミカルに委託する。
三菱化学は高度化成肥料をを年間5万1千トン生産している四日市工場を閉鎖,日本化成とコープケミカルなどに生産を委託,一部を黒崎工場に移管する。黒崎工場は別の種類の肥料をセントラル硝子に移管する考え。日本化成は合計3万1千トンを他社に委託する方針で検討を始めた。
省5
7: 荷主研究者 2002/11/11(月)23:53 AAS
2001年8/14 日経産業新聞 9面
日産化学 肥料の製版一体化 日産丸紅商事を子会社に
日産化学工業は今秋をメドに肥料事業を再編する。丸紅と共同出資の肥料販売会社を子会社化した上で、日産化学本体の肥料部門と統合する。
北海道で肥料の製造販売を手がける子会社も集約する。日産化学の肥料事業は減反政策の強化などにより需要が低迷、業績が悪化している。
肥料部門を製販一体化することで収益力を強化する狙い。
日産化学が子会社化するのは丸紅が49%、日産化学が30%出資する日産丸紅商事(東京・千代田)。日産丸紅商事が31日付で実施する第三者
割当増資を日産化学が全額引き受ける。増資後の出資比率は日産化学が59.2%、丸紅が35%になる。
日産化学本体の肥料部門と肥料生産子会社である関西日産化学(大阪市)を10月1日付で日産丸紅商事に統合する。また北海道で肥料の製造販
売を手掛ける子会社の北海道日産化学(函館市)も同日付で日産丸紅商事の完全子会社にする。
省1
8(1): 荷主研究者 2002/11/11(月)23:54 AAS
1998年11/2 日本工業新聞
四日市の生産停止 三菱化学が肥料事業再編 4拠点に集約
三菱化学は、肥料事業の効率化を図るために四日市事業所(三重県四日市市)での高度化成肥料製造を来年3月で停止するなど、生産体制を見直す。
高度化成肥料は、尿素や硫安といった物質単体ではなくブレンドした肥料で、四日市の製造能力は9万トン。四日市のほか黒崎事業所(北九州市
八幡西区)でも製造していた。また、グループでは関係会社の日本化成の小名浜工場、菱北化成(北海道苫小牧市)の苫小牧工場、菱東肥料
(大分県大分市)の大分工場でも高度化成肥料を生産している。今回、グループの製造拠点を5拠点から4拠点に集約、製造能力は57万5千トンが
48万5千トンになる。
四日市で製造している普通の高度化成肥料は黒崎事業所で、肥料の効能が長続きする緩効性の高度化成肥料は日本化成小名浜工場でそれぞれ生産
する。四日市事業所の生産中止で固定費が削減され、数億円のコスト削減につながる。
省2
9(1): 荷主研究者 2002/11/11(月)23:55 AAS
2001年10/4 日刊工業新聞 3面
道内向け肥料の生産・販売 ホクレン肥料に売却 三菱化学
三菱化学は、子会社の菱北化成(北海道苫小牧市)が北海道内で展開している肥料の生産、販売事業をホクレン農業協同組合連合会(札幌市)が
全額出資するホクレン肥料(同)に売却することで合意した。2002年3月に唯一の苫小牧工場を売り渡したあと、菱北化成を清算する見通し。
道内で厳しさが増す肥料事業を継続するためには、道内最大のホクレングループ入りが得策と判断した。
三菱化学がホクレン肥料に売却するのは、苫小牧工場の敷地約3万4400平方メートルと化成肥料を製造する全設備。現在1030人の従業員の一部は
ホクレン肥料の意向に沿って三菱化学側が引き受ける。売却額など詳細は今後詰める。
菱北化成は道内市場向けに年間7万9500トンの化成肥料を製造・販売しており、年商25億円。一方、三菱化学は同子会社とは別に本体の黒埼事業所
で北海道外向けの肥料を製造しており、肥料全体で年間255億円を売り上げている。
10(1): 荷主研究者 2002/11/11(月)23:56 AAS
2002年10/17 日経産業新聞 16面
日重化の肥料事業 電気化学が買収 来夏、売上高100億円に
電気化学工業と会社更生法で経営再建中の日本重化学工業は、2003年7月をめどに電化が日重化の肥料事業を買収することで基本合意した。
電化は自社の肥料事業の製品群を充実して事業を拡大する。日重化は事業売却で、雇用を確保しながら経営再建を進められると判断した。
電化が買収するのは、日重化が花巻工場(岩手県花巻市)で生産している農業用肥料の「アヅミン」と、関連する肥料の製造と販売の事業。
アヅミンは水田や果実類の畑を中心に土壌改良の効果がある。窒素肥料などを手掛ける電化は製品が増えるほか、自社製品と合わせると肥料の
効果が上がるなどの利点がある。買収後、電化の肥料事業は年間売上高が100億円程度になる見通し。
両社は今後、電化が花巻工場での生産を継続し、取引先も引き継ぐことを前提に具体的な交渉に入る。買収額や花巻工場にいる約20人の従業員
の引き受け規模なども詰める。
省4
11: ■とはずがたり 2003/04/06(日)14:32 AAS
日本化成肥料協会
外部リンク[htm]:www.japca.gr.jp
>>1のリンク集よりもこちらの方が正しい。
石油化学工業会等と比べて明らかに地味だ。
12: ■とはずがたり 2003/04/06(日)15:19 AAS
・ 朝日工業株式会社←セゾン系(元西武化学)
・ 宇部興産農材株式会社←宇部興産系
・ 小野田化学工業株式会社←太平洋セメント系(元小野田セメント系)
・ 片倉チッカリン株式会社←丸紅系
・ コウノシマ化成株式会社←同和工業系
・ コープケミカル株式会社←全農系(信越化学から肥料部門買収)
・ 住友化学工業株式会社
・ セントラル硝子株式会社
・ 多木化学株式会社
・ ダイヤケミカル株式会社←リンクはないがこれか?外部リンク[html]:www3.famille.ne.jp
・ チッソ旭肥料株式会社←旭化成系。更にチッソ系か。
・ 日産アグリ株式会社←日産化学肥料部門+丸紅日産商事
・ 日本合同肥料株式会社 ←主要取引先に全農、旭硝子、セントラル硝子等とあるが…。
・ 日本たばこ産業株式会社
・ 日本肥糧株式会社
省4
13: 荷主研究者 2003/04/07(月)23:26 AAS
外部リンク[html]:www.transport.or.jp
○「ロジクロ」 '03.4.7 更新
宇部興産/「農材」株51%譲渡
宇部興産は、全額出資会社で肥料製造販売会社を手掛ける宇部興産農材の株式51%を三菱商事に譲渡した。宇部興産農材は効率的な生産から販売、物流までを再構築するとともに、原料購入も強化することで一層の収益向上を目指す。
宇部興産農材の設立は1955年。化成肥料の製造・販売(生産能力20万㌧/年)および宇部興産が樹脂原料製造時に副生する硫安の販売を手掛けてきた。一方、三菱商事は国内有数の肥料販売ネットワークを整備しているだけでなく既に4社の肥料メーカーへも出資し、肥料・農業関連ビジネスに力を入れている。宇部興産グループとは従来から、国内および輸出向け肥料や化学品などで取引関係にあった。
14: ■とはずがたり 2003/04/07(月)23:32 AAS
三菱商事が出資する4社とはどこぞや?
15: ■とはずがたり 2003/04/08(火)01:09 AAS
こんなのはあったが…。
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
三菱商事、肥料事業の拡大に力注ぐ
三菱商事は、トモエ化学工業(本社・福島県いわき市、資本金2億円)の出資比率を7割 弱に引き上げ、経営権を取得した。これまで筆頭株主だった三菱レイヨンが保有していた株 式を一部買収した。肥料事業をグループとして拡大を目指す三菱商事と、コア事業に経営資源を集中したい三菱レイヨンの思惑が一致した。今後、三菱商事はトモエ化学の強みで ある緩効性肥料などを軸とした肥料事業をさらに強化する。
16(1): 荷主研究者 2003/05/05(月)12:00 AAS
旧西武化学、なかなか渋く頑張っているようだ。
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2001年5月2日(水)化学工業日報
アミノ酸入り液肥を本格販売−朝日工業
朝日工業はこのほど、自社初の有機入り液肥「はつらつ君」の本格販売に着手した。同肥料はアミノ酸を多く含み、作物の品質向上に効果を発揮する。関東工場(埼玉県児玉郡)に小規模なプラントを導入して生産体制を固めており、今後の出荷状況をみながら千葉の新工場に設備を組み入れ、より積極的な展開を図りたい考え。機械施肥にも適した省力性のあるもので、同様の資材開発例が少ないなか、今後は有機入り液肥の市場を開拓するうえで先陣を切っていく。
17: ■とはずがたり 2003/05/05(月)12:21 AAS
>>16
西武化学だった関東工場は既に実験プラントぐらいの位置づけな訳ね。
18(1): 荷主研究者 2003/05/13(火)23:13 AAS
肥料ネタは渋い・・・。しかし技術革新によって食糧問題の解決をするためには、肥料メーカーに頑張ってもらわねば。
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2001年6月12日(火)化学工業日報
電気化学が新肥料開発、ケイ酸吸収率を大幅アップ
電気化学工業は肥料製造子会社の日之出化学工業(京都府舞鶴市)と共同で、作物に対するケイ酸の吸収率を格段に高め、イネの倒伏を防止できる画期的な新肥料を開発した。独自の成分組成技術を駆使して水田土壌固有のpH域において、ケイ酸の溶解性を従来比2−3倍まで引き上げ、根や茎の健全な生育を支える。さらに施肥量はこれまでの半分以下に抑えられ、散布作業の大幅な軽減化も実現した。このほど本格販売を開始し、将来的には年間5万トンの市場を形成していきたい考え。
19(1): 荷主研究者 2003/05/13(火)23:25 AAS
グリオキサールというと、ダイセルの「グリオキザール」タンク車を連想するが・・・。
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2001年6月21日(木)化学工業日報
微生物分解型の緩効性窒素質肥料を開発−三井東圧肥料
三井東圧肥料は、好気性菌による完全微生物分解型の新緩効性窒素質肥料「グリコールウリル」を開発した。親会社の三井化学が主な原料となるグリオキサールの低コスト製法を確立したことにより、肥料として世界で初めて商品化に成功したもの。尿素縮合型肥料の国内年間需要が5万トンとされるなか、将来は20%以上のシェアを確保したい考え。全国的な圃場評価試験を経たうえで、各種複合肥料として水稲および園芸作物を対象に積極的な市場展開へと乗り出す。
20: 荷主研究者 2003/05/13(火)23:36 AAS
日本化学工業といえば、半田埠頭〜郡山でリン酸タンク車を運用していたことが思い出される。
しかし化学メーカーは、工場再編が著しい。それに伴う輸送需要の変化が、鉄道貨物輸送にも大きく影響しているが、
新陳代謝で新たな需要が生まれてほしいものだ。
肥料ネタではなかったが、リン酸だから肥料つながりということで、請う御容赦。
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2001年6月25日(月)化学工業日報
日本化学、愛知・福島など全工場を専門拠点化
日本化学工業は、主要工場の生産体制を再構築する。全国5工場のうち、すでに2工場を専用工場としてきたが、このほどメタリン酸塩類、半導体封止材用シリカ、塩化リンを愛知工場(愛知県)に移転し、集中生産することにした。これにともない福島第1工場(福島県郡山市)は電子材料、福島第2工場(同・三春町)は有機中間体製造拠点への移行を鮮明にしている。また、同社では今年度も不採算部門の2、3品目について事業整理を含めた検討を行い、収益性の回復を目指す。
21(1): ■とはずがたり 2003/05/13(火)23:39 AAS
>>18-19
年間5万㌧クラスの荷物というのは鉄道貨物の採算ラインに乗るのかね?
22: 荷主研究者 2003/05/14(水)00:04 AAS
>>21
コンテナならば、年間5万トンといえば、採算に十分すぎる量だろう。
年間5万トン=年間5トンコンテナ1万個=1日あたりコンテナ約40個=コキ8両(年間250日稼動で計算)
ということで、5万トンという数字は、小規模な専用線(例えば羽前水沢駅の水澤化学工業)ぐらいのイメージか?
ま、鉄道貨物はトンキロの世界だから、1つの工場から全国に出荷するという輸送ならば、かなり大きなビジネスチャンスだろう。
しかし、年間5万トン市場すべてが鉄道輸送利用などありえないがね。
23(1): ■とはずがたり 2003/05/14(水)00:13 AAS
日之出化学の肥料そのものが5万㌧規模のようだ。それにしても涙を誘う記事である。舞鶴→北海道の輸送を含めて誘致出来ないものかね?
外部リンク:www2.nkansai.ne.jp
[舞鶴工場]
舞鶴工場は、昭和25年、わが国最初の《ようりん》メーカーとして当時の最重要課題であった食 料増産政策 にのっとり、2,500kVA電炉2基に より《ようりん》の生産を開始、翌年には電炉1 基を増設するとともに、昭和29年には 苦心の末、重油を熱源とする平炉操業技術を確立、今日 の弊社平炉技術の礎が 築かれました。その後、昭和43年に2号平炉を新設、しばらくは電炉・ 平炉 両方法による生産体制を続けておりましたが、昭和51年に1号平炉を休止、 昭和55年に は電炉による生産を休止し、平炉1炉生産体制となり、現在に 至っております。
また、昭和57年には平炉の熱源を重油からオイルコークスへ転換する技術 を開発、同年業界 に先駆けて《粒状ようりん》の生産にも着手し、機械まきの 普及やBB肥料及び複合一粒化肥料 への展開等に関するご要望にお応え致しま した。
尚、新規事業として小型鉄塊(昭和34年)やカーバイド(昭和35年)、フェ ロニッケル(昭和45年) の製造等に取り組んだ時期もありましたが、現在では いづれも生産を中止しております。
「会社沿革」にもあります通り、現在のようりん年産量は5万トンを切る水準 にまで落ち込んでお りますが、平成12年には、長年に渡り蓄積してきた技術 により、高ケイ酸質肥料「とれ太郎」の 量産技術を確立、現在その普及に全力を あげております。
24: 荷主研究者 2003/05/14(水)23:14 AAS
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2001年7月19日(木)化学工業日報
コープケミカル−明治製菓、水稲用農薬入り肥料を開発
コープケミカルは明治製菓と共同で水稲専用の農薬入り肥料「コープガード」を開発した。同製品は高度化成に殺菌剤オリゼメートを付着させた独自の製剤技術が施され、側条処理タイプとしたことから、環境への負荷や散布作業に要する労力を低減できる。対イモチ病の抵抗性を誘導するオリゼメート特有の機能もアピールして全国的な市場展開に乗り出し、今後、関連商品を追加したうえで早期に年産1万トン体制を構築していきたい考え。
25: 荷主研究者 2003/06/01(日)03:49 AAS
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2001年9月10日(月)化学工業日報
三共が肥料参入第1弾、亜リン酸の葉面散布型投入
三共アグロ事業部は新規分野開拓の一環として来月、葉面散布肥料「ニュートリファイト」(商品名)を市場投入する。米ビアグロ社から導入するもので、亜リン酸を主成分とする国内初の葉面散布肥料とみられる。リン酸に比べ吸収性が高く速効性が得られ、肥料の3要素を含む野菜・芝用「サンカラー」で普及活動に乗り出し、1年後にはカンキツ用を主体とした別グレードも発売する。商系ルートを通じて販売し、将来は年間約5億円の需要を形成していきたい考え。
26: 荷主研究者 2003/06/12(木)02:17 AAS
>>3 コープケミカルの新潟工場の肥料は全国展開に乗り出すという。そうなると、改めて新潟臨海鉄道の廃止が悔やまれる。
これまで繁忙期に限って同社新潟工場の専用線(太郎代)にコンテナ入線していたのだが、これの拡大が見込めたわけだ。
やれやれ・・・。
それにしても、今、日本で一番ニクい化学会社の信越化学が、実はつい最近まで不採算の肥料事業を抱えていたというのも、やはり日本企業っぽい。
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2002年2月26日(火)化学工業日報
信越化学、肥料事業から撤退
信越化学工業およびコープケミカルは25日、信越化学の肥料事業をコープケミカルに譲渡することで合意したと発表した。譲渡金額は明らかにしていない。新肥料年度が始まる7月に営業権が移管される。さらに、信越化学の製造子会社であるシンエツ化成からの設備転用も含め、コープケミカルは新潟工場(新潟市)で約4億円を投じて石灰窒素の生産体制を整備する。今後、関東・東北を中心とした従来の販売エリアが西日本にも拡大、全国メーカーとしての展開に乗り出す。
27: 荷主研究者 2003/06/26(木)01:50 AAS
外部リンク[html]:www.chemicaldaily.co.jp
2002年4月11日(木)化学工業日報
コープケミカル、販売効率化へ肥料戦略見直し
コープケミカルは、コア事業である肥料の普及戦略を見直す。需要の減少により激戦が続く市場環境下で、従来の全品目を通じた総合的な取り組みから、被覆肥料、ペースト肥料、農薬入り肥料など重点品目を10種に絞ったかたちの手法に切り替え、拡販の効率化を図る。また、今年7月以降には石灰窒素の販売が新たに上乗せされることで安定した売り上げ増を見込み、積極的なコストダウンの推進で収益性の改善にも拍車をかける。
28: 荷主研究者 2003/08/11(月)02:58 AAS
炭酸カルシウム肥料の生産は続けるとのこと。
2000年9月20日 北海道新聞
*66年続いた石灰石採掘の歴史に幕 北海道農材工業の上興部石灰砿業所
【西興部】網走管内西興部村にある北海道農材工業(本社・札幌)の上興部石灰砿業所が、来年秋までに石灰石の採掘をやめることが19日までに分かった。
同社が、士別市に新士別石灰砿業所を開設するのに伴い、埋蔵量に限りのある上興部での採掘に見切りをつけたもので、六十六年間続いてきた石灰石採掘の歴史に幕が下ろされる。
ただ、同社は上興部砿業所の工場は残し、炭酸カルシウム肥料の生産は続ける方針だ。
同村では昭和初期に、雇用創出と地域振興をねらいに上興部市街地の北約一・五キロにあった石灰石の大露頭を生かし、石灰工場を誘致。
一九三四年(昭和九年)に仮採掘が始まり翌年、官営の道庁上興部石灰工場が操業を開始した。
その後、道興農公社に経営が移り、戦後、公社の解消で発足した北海道農材工業へ移管された。
土壌の酸性化を防ぐ炭酸カルシウム肥料と岩粉を生産し、六十年代は年間合計で十万tの出荷量があったものの、その後は減少を続け、ここ数年は二万四千t程度。
地下へ掘り進む形で年々、採掘条件は悪くなり、埋蔵量もあと数年しかないところまで来た。
省4
29: 荷主研究者 2003/08/27(水)00:18 AAS
>>10 続報。
「花巻の工場で、亜炭を硝酸で分解して腐植酸を製造し、」とある。これにより速星駅〜花巻空港駅で日産化学の希硝酸タンク車が運用されていた理由が判明すると同時に、復活も可能ではないのか?
2003年8月4日 化学工業日報 2面
電気化学 花巻(岩手)に肥料新会社 日本重化から営業譲渡 腐植酸関連を生産
電気化学工業は、日本重化学工業と昨年に合意していた肥料事業の買収を実施し、このほど生産のための新会社を設立した。岩手県花巻市の工場で腐植酸関連肥料などを製造する。腐植酸関連を加えることで石灰窒素やリン酸質肥料など既存製品の販路拡大などが期待でき、肥料事業の基盤が大きく強化できることになる。
省4
30: とはずがたり 2003/08/27(水)00:30 AAS
北陸から岩手って鉄道の経路は?いずれにせよちょっと遠回り感あり。
新潟貨タ〜(磐越西線)〜郡山〜宮城野にコンテナ列車走らせよう!
31: 荷主研究者 2003/09/23(火)01:40 AAS
2003年5月13日 日刊工業新聞 1面
太平洋セメント セメ副産物で塩化カリ肥料 日産6トン 来月、熊谷に設備 含塩素ゴミ受け入れ対応
太平洋セメントは、セメント製造過程で処理した際に発生する高濃度塩素分(Kパウダー=用語参照)を、塩化カリウム肥料として再利用する技術を開発した。6月末の完成を目指し、熊谷工場(埼玉県熊谷市)に設備を建設中。埼玉3工場から回収したKパウダー日量13.5トンを処理し、塩化カリ肥料を同6トン生産する。設備投資額は7億5000万円。
太平洋セメントの熊谷工場で建設しているのは、塩素投入量500ppmに対応する高抽出型塩素バイパスシステムと、同システムで抽出したKパウダーの水洗脱塩設備および塩回収設備。
熊谷工場、埼玉工場(同日高市)、秩父工場(同秩父市)のセメントキルン(窯)から塩素バイパスシステムで抽出したKパウダーを水洗し、溶解した塩分を分離、精製して肥料原料の規格に適応する塩化カリとして回収し、肥料として有効活用する。塩素を取り除いた残存物はセメント原料として再利用する。
果実などの生長を促す塩化カリ肥料「カリセレクト」は1月に肥料登録しており、肥料メーカーなどに販売する。
省3
32(1): 荷主研究者 2003/09/25(木)22:57 AAS
2003年3月13日 化学工業日報 4面
緩効性被覆肥料を拡販 多木化学 今期5000トンめざす
多木化学は、緩効性被覆肥料の拡販を推進する。同肥料は施肥の省力化を狙った肥料で、肥料成分が徐々に溶け出すように工夫している。同社は現在、「タキコート」(商品名)シリーズ、リン酸苦土と被覆リン酸苦土を配合した「マグホスコート」(同)を展開、毎年1千トンペースで販売量を増やしている。今期(12月決算)はタキコートでラインアップの充実などを図り、昨年度の1千トン増の年間5千トンの販売を狙う。また順調に生産が伸びていることから増産体制も視野に入れた事業展開を模索する。
緩効性被覆肥料は肥料成分をコーティング、緩効性を持たせ施肥回数を減らせる機能性肥料の1つ。今後も需要拡大が見込まれている。
同社では1999年から緩効性肥料の生産を始めた。生産開始後、年間1千トンペースで増産を続け、昨年度は4千トンを達成した。今期はタキコートで3グレードを追加、21種類に増やし、タキコートの新製品と既存グレード、マグホコート(1種)と合わせ、1千トン上乗せの5千トンの販売を目標にしている。緩効性被覆肥料の生産能力は現在、年産5千トン。
33: 荷主研究者 2003/10/06(月)00:27 AAS
外部リンク[html]:www.nishinippon.co.jp
2003/09/30 西日本新聞
延岡市文化財に指定へ 国内初の旭化成のアンモニア合成装置
延岡市教委は二十九日、旭化成薬品工場内に保存されている「カザレ式アンモニア合成装置」を、十月五日付で市文化財に指定すると発表した。これで、延岡市指定の文化財は有形が六十七件、全部で七十二件(無形一件、史跡三件、天然記念物一件)となる。
「合成装置」は、旭化成の前身・日本窒素肥料が低価格で高品質の肥料として硫安を製造するため、イタリアと英国から輸入。当時の恒富村(現延岡市)に工場を建て、一九二三(大正十二)年十月、日本で初の合成アンモニアを生産した。
装置は混合ガス圧縮機、合成塔など四基一組で、窒素と水素からアンモニアを合成した。工場は当時、国内最大の年産四万五千トンの能力を誇り、七一年まで稼働。八四年に薬品工場正門前に一組が「カザレ記念広場」として移設・保存された。また、九三年には県内で初めて産業考古学会から、貴重な産業遺産として推薦を受けている。
市教委は「延岡でのアンモニア合成は、日本の化学工業の先駆け。工業都市・延岡の発展の基礎をつくった象徴で、化学工業史上でも極めて重要」と説明する。
省1
34: 荷主研究者 2003/12/14(日)03:31 AAS
「95年初めに稼動」は「94年初め」の間違いと思われる。
【三菱化成】1993年11月1日 日経産業新聞 19面
コーティング肥料 三菱化成も参入 北九州市に専用施設建設
三菱化成は化成肥料の表面を樹脂で包んだコーティング肥料の生産を始める。黒崎工場(北九州市)に専用設備を建設し、95年初めに稼動させる。同肥料は少しずつ成分が放出されるため、地下水や河川への汚染の可能性が小さいのが特徴。肥料市場が年々縮小する中で、環境への関心の高まりを背景に需要が拡大している。肥料最大手のコープケミカルも今年から生産を始めており、2番手グループの三菱化成が市場参入することで、競争が激化しそうだ。
製造設備は建設中で、来年1月末に完成の予定。年産能力は7千トンで、投資額は約5億円。
来夏に「エムコート」の商品名で発売する。初年度は5百トン、5年後には7千トンの販売を見込む。エムコートは化成肥料をポリオレフィン系樹脂で覆ったもの。従来品より皮膜が薄いうえに膜厚も均一であるため、成分の放出量をほぼ一定にでき、安定した効果が見込めるという。ゴルフ場向けなど非農地用としても販売し、肥料事業の核となる商品に育てる考えだ。
省1
35: 荷主研究者 2003/12/14(日)03:31 AAS
【セントラル硝子】1993年11月16日 日経産業新聞 18面
コーティング肥料を増産 セントラル硝子 宇部工場で能力80%増
セントラル硝子は、肥料を樹脂で被膜したコーティング肥料を増産する。宇部工場の生産設備を改良した結果、生産能力は従来に比べて80%増の年間1万8千トンに拡大した。販売先は確保できているため、既にフル操業に入っている。肥料の需要は、コメの減反や肥料の使用を抑えた有機栽培の隆盛で減少している。しかし、コーティング肥料は土壌のなかで被膜が溶けだし肥料成分が少しずつ流れ出るため、環境汚染の可能性が少なく需要が急拡大している。
肥料の生産に当たるのは子会社のセントラル化成。今回も宇部工場内にあるセントラル化成のコーティング肥料の生産設備を改良した。被膜した後の乾燥設備を改良することで、生産能力を引き上げた。
同社のコーティング肥料は窒素、カリ、リン、尿素などの肥料成分を天然の樹脂で被膜した製品で、「セラコート」の名称で販売している。被膜剤にポリエチレンを利用するコーティング肥料が多いなか、天然の樹脂を材料に使用していることで販売が伸びている。現在の品ぞろえは水稲向けだけだが、今後は畑作向けも開発していく。
コーティング肥料は環境汚染の心配が少ないほか、徐々に効果が表れるため肥料の使用回数を減らせる特徴がある。コーティング肥料の需要拡大は、肥料自体の消費量を減らす懸念もある。しかし、コーティング肥料の価格は一般肥料より50%前後高いため、同社の肥料の売り上げには貢献するという。
省1
36: 荷主研究者 2004/01/28(水)01:43 AAS
【石炭灰リサイクルの肥料工場】
外部リンク[html]:www.chugoku-np.co.jp
竹原火電に石炭灰リサイクルの肥料工場 '04/1/23 中国新聞
■安浦など2工場集約 今秋着工
電源開発(東京)の子会社、電発コール・テックアンドマリーン(同)は二十二日、電発の火力発電所から出る石炭灰をリサイクルして肥料を造っている安浦工場(広島県安浦町)と磯子工場(横浜市)を集約し、竹原市の電発竹原火電構内に竹原肥料工場(仮称)を新設する、と発表した。
計画によると、火電西端のドーム形貯炭場横にある緑地など約二万平方メートルを借用。今秋に着工、来年秋の操業開始を目指す。二十四時間連続で、年間に約三百日間稼働。火電で発生する石炭灰に水酸化カリウムなどを加えて焼成する「けい酸カリ肥料」を年間約八万トン生産する。
同社と電発は、一九七八年に世界初の緩効性けい酸カリ肥料を共同開発。磯子(操業開始八〇年)、安浦(同八八年)の両工場で年間計約五万トンを生産し、関連会社が全農を通じて主に稲作農家に販売している。
省2
37(1): 荷主研究者 2004/02/03(火)00:33 AAS
「京葉臨海鉄道20年史」1983年、によると浜五井駅の日本合同肥料の主なる着駅は磐田、掛川、浜岡町、七尾港、水戸、主なる発駅は西長岡、黒井。主要品目の発送は燐安、空タンク車、到着は硫酸、液体アンモニア、水酸化苦土。
【セントラル硝子と日本合同肥料】2004年1月27日 化学工業日報 11面
セントラル硝子と日本合同肥料 肥料事業を統合 4月に販売新会社設立
セントラル硝子と、旭硝子の100%子会社である日本合同肥料(本社・東京都千代田区、湯浅文伯社長)は26日、肥料事業を統合することで合意したと発表した。両社は今年4月に肥料の共同販売会社を設立、販売や新製品開発・技術開発の一本化を図る。さらに日本合同肥料の生産をセントラル硝子の100%子会社のセントラル化成に集約する。両社は同じ塩安系肥料メーカーとして従来から生産の受委託、輸送の合理化などを行ってきたが、さらに一歩連携を強め、競争力を確保して、塩安系肥料事業の安定的で継続的な基盤の構築を狙う。
新しい共販会社は「セントラル合同肥料」。資本金は3億1千万円、出資比率はセントラル硝子81%、日本合同肥料19%で、4月1日付で設立、7月1日から営業を開始する。本社は東京都千代田区に置き、代表者は未定。初年度130億円の売り上げを見込んでいる。なお、日本合同肥料は「持ち株会社的な役割として存続する」(湯浅社長)。
生産は今年10月をめどに順次、セントラル化成への集約を行い、最終的に日本合同肥料の千葉工場は閉鎖する。また日本合同肥料の環境緑化部門(全額出資会社・サングリーン)の主要部分もセントラル硝子が継承する方向で検討することにしている。
38: 荷主研究者 2004/02/03(火)00:34 AAS
>>37
セントラル硝子は宇部岬駅の専用線からコンテナを使って肥料を全国に発送している。この増送も期待できるか。
【セントラル硝子は旭硝子と肥料事業統合】2004年1月27日 日経産業新聞 3面
セントラル硝子 旭硝子と肥料事業統合
セントラル硝子は26日、旭硝子と肥料事業を統合することで合意したと発表した。事業規模は年間売上高で約130億円、業界4位となる見込み。肥料事業は国内の耕地面積の減少などを背景に減少傾向が続いており、一段と効率的な事業体制の構築を目指す。
旭硝子の全額出資子会社の日本合同肥料(東京・千代田)と生産・販売統合する。まず、4月1日付でセントラル硝子が81%、日本合同肥料が19%をそれぞれ出資して共同販売会社、セントラル合同肥料(東京・千代田)を設立し、それぞれ販売部門を移管する。代表者は未定。
省2
39: 荷主研究者 2004/07/19(月)02:46 AAS
【コープケミカルと朝日工業が提携】2004年7月1日 化学工業日報 4面
コープケミカルと朝日工業 肥料事業で提携 強み生かし効率展開へ
コープケミカルと朝日工業は6月30日、コープケミカルが朝日工業の発行済み株式総数の5%(一千株)を同日付でともに、肥料事業について両社間で業務提携を行うことで合意したと発表した。コープケミカルは無機肥料、朝日工業は有機肥料に強みを持ち、提携により生産・販売・研究の各分野において効率的な事業展開が見込めると判断した。
朝日工業は西武百貨店を中核とするセゾングループの系列企業だったが、今年1月末に同グループから独立。これを受けて、全国農業協同組合連合会(JA全農)やJA全農系の肥料メーカーであるコープケミカルなどに、業務提携を前提とした株式の保有を持ち掛けていた。
コープケミカルは東日本を中心に無機肥料のウエートが高く、朝日工業は関東および関西を中心に有機肥料のウエートが高い事業を展開している。コープケミカルは有機肥料も手掛け、生産の一部を朝日工業に委託するといった関係を築いていたが、今回の資本・業務提携を機に、JA全農の協力も得ながら両社の関係を一層強化する。
具体的な業務提携の内容については今後両社で検討していくが、30日の記者会見でコープケミカルの岡本英誠社長は「互いの良い面を引き出して顧客ニーズに対応していけば、より強いメーカーになれる」と指摘。また、朝日工業の大塚寿郎社長は「生産、販売、研究など、さまざまな部分で互いに補完しあいながら協力していきたい」と語った。
省1
40: 荷主研究者 2004/08/10(火)03:12 AAS
【下水のリンで肥料】
外部リンク[php3]:www.hokkaido-np.co.jp
2004/07/02 01:19 北海道新聞
下水のリンで肥料 北大と富士電機、実用化へ包括連携
北大と富士電機ホールディングス(東京)は一日、化成肥料の主原料で資源枯渇が懸念されているリンを下水から抽出し、再利用する世界初の技術の実用化を目指し、包括的な産学連携の協定を締結した。
太古の動物の遺体などが化石化したリン石からとれるリンは、食料生産に欠かせない肥料原料だが、五十−百年後には枯渇すると指摘する専門家もいる。下水に多く含まれるが、不純物との分離が難しく、これまで再利用されてこなかった。
北大は水環境分野の研究を得意としており、下水からリンを抽出する技術の開発にめどをつけているという。水処理プラント開発が事業の一つの柱である富士電機と連携し下水リサイクルの実用化を目指すことにした。
会見で北大大学院工学研究科の渡辺義公教授は「リンの再利用は食料基地・北海道への地域貢献になる」、富士電機の沢邦彦社長(札幌市出身、北大卒)は「北海道の自然を守ることにもなる」と抱負を語った。北大にとっては日立製作所と三菱重工に続く三例目の産学連携協定。協定の期限は当面二○○七年三月まで。
41(2): とはずがたり 2004/09/06(月)18:28 AAS
このスレで良いよね。
>>2 >>8 >>9 三菱化学Gの肥料事業
結構大胆に統合するねぇ。
>硫酸、硝酸、硝酸塩類、オリウム、工業用硫安、アンモニア、液体尿素などのアンモニア系製品事業
【三菱化学のアンモニア系製品事業を日本化成に12月1日付で統合へ】
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
[東京 6日 ロイター] 三菱化学<4010.T>と日本化成<4007.T>は、三菱化学の硫酸、硝酸、硝酸塩類、オリウム、工業用硫安、アンモニア、液体尿素などのアンモニア系製品事業を、12月1日付で日本化成に集約・統合すると発表した。
三菱化学は、2003年からの中期計画「革新PhaseI」に基づいて石化、機能化学、機能材料、ヘルスケア、サービスの5セグメントを柱に事業再編を進めており、一方、日本化成については三菱化学グループのなかでは無機事業分野の中核会社として位置付けていることから、無機事業の中心となるアンモニア系製品事業を日本化成に統合したという。
(ロイター) - 9月6日16時5分更新
42(1): 荷主研究者 2004/09/21(火)00:20 AAS
>>41
外部リンク[html]:job.nikkei.co.jp
2004年9月7日/日経産業新聞
【三菱化学グループ、日本化成に集約、アンモニア系事業、首位に】
三菱化学は六日、火薬や肥料、ウレタンの原料などに使うアンモニア系製品の事業を子会社の日本化成に十二月一日付で譲渡、集約すると発表した。両社が手がけるアンモニア系製品は市場が成熟しており、子会社に一本化することで業務を効率化する。統合後の同事業の売上高は約百二十億円で市場シェアは約三〇%と最大になる見通し。
三菱化学は同事業を黒崎事業所(北九州市)で手がけ、ウレタンなどの原料となる硝酸や火薬、肥料の原料となる硝安、レンズなどの原料となる硝酸カリなどを生産する。二〇〇四年三月期の売上高は百五億円、営業利益は六億円で、譲渡額は約三十億円。
一方、日本化成は小名浜工場(福島県いわき市)で硝酸や硝安などを生産する。二〇〇四年三月期の売上高は十七億円で、営業利益は一億円程度という。
省1
43: 荷主研究者 2004/09/21(火)00:22 AAS
>>41-42
外部リンク[html]:job.nikkei.co.jp
2004年9月8日/日経金融新聞
【日本化成(4007)、アンモニア事業譲渡好感(銘柄ボード)】
173円 △22円 大幅続伸。一時前日比30円高(19%高)の181円まで上昇。終値でも前日比14.5%高で、東証第1部で値上がり率1位となった。180円台に乗せたのは2001年11月以来、2年10カ月ぶり。6日に、三菱化学が子会社の日本化成に12月1日付でアンモニア系製品の事業を譲渡する、と発表したのが買い手掛かり。直近1カ月の株価はほぼ横ばいで物色の圏外に置かれていたが、事業統合による収益寄与を期待した個人投資家の買いが集まった。
ただアンモニア事業は市場が成熟しており、先行きについて厳しい意見が少なくない。低価格の輸入品が今後流入してくることを考慮すれば、「事業環境は厳しく縮小傾向にある」(準大手証券の化学担当アナリスト)との指摘があった。
44: とはずがたり 2004/09/21(火)03:00 AAS
三菱商事、ブルネイで肥料事業
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
三菱商事は20日、ブルネイ政府から同国での肥料工場建設の優先交渉権を獲得したと発表した。今後計画の詳細をつめ、来年後半にも着工する。総投資額は6億ドルの予定で、ブルネイにとっては最大級の工業生産設備となる。
プロジェクトには三菱商事のほか、豪肥料メーカーのインサイテック・ピボット社とケイマン諸島に本社を置く農産物商社のウエストサイド社が参画。ブルネイ産の天然ガスを原料に、1日3500トン程度の生産能力を持つ世界最大級のアンモニア・尿素工場を建設する。2008年後半の稼働をめざし、豪州などに輸出する計画だ。
三菱商事はブルネイ産の天然ガスを1972年から日本に販売している実績があり、ブルネイ政府とも親密な関係にある。 (22:00)
45: とはずがたり 2004/10/15(金)01:36 AAS
既にアンモニアは肥料に使う化学薬品ではなくなってる??
昭和電工、台湾で高純度アンモニアの生産会社設立
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
昭和電工は14日、台湾で液晶パネルなどの電子部品に使う高純度アンモニアの生産に乗り出すと発表した。近く台湾の化学品商社などと生産・販売の合弁会社を設け、2005年5月をメドに年産1000トンのプラントを建設する。総投資額は約5億円。
合弁会社は「台湾昭和化学品製造公司」で本社は台北市。資本金は7000万台湾ドル(約2億2800万円)で、昭電が80%、台湾の化学品商社である永聖貿易公司が10%、昭電と永聖、トーメンが出資する化学品販売会社の昭和特殊気体公司が10%を引き受ける。
高純度アンモニアは半導体や液晶パネルの表面処理などに使う。原料になる液体のアンモニアを現地で調達し、高純度品に仕上げて、台湾の半導体や液晶パネルなどの電子機器・部品メーカーに供給する。 (22:00)
46: 荷主研究者 2005/04/11(月)00:04 AAS
【JA全農いしかわ】
外部リンク[htm]:www.hokkoku.co.jp
2005年1月26日更新 北國新聞
肥料、運送会社が4月合併 JA全農いしかわ 新事業も検討
JA全農いしかわが100%出資する「石川県くみあい肥料」(金沢市)と、JA全農いしかわとJA石川信連が共同出資する「石川県くみあい運輸」(同)が、四月一日に合併する。経営基盤を強化するほか、肥料の製造と運送を一元化させ、効率性を高める。
くみあい肥料が存続会社となるが、社名は「JAアグリライン石川(仮称)」に変更を予定。社員は全員、新会社が雇用する見通し。事業内容は承継されるが、JA全農いしかわの上坂英善県本部長は「農畜産物の加工販売など、新事業も検討したい」としている。
今年三月期の売上高は、くみあい肥料が約二十六億三千万円、くみあい運輸が約十七億円となる見込み。
47: 荷主研究者 2005/12/31(土)21:49 AAS
【ジェイペック:竹原にケイ酸カリ肥料の新工場】2005年8月18日 化学工業日報 4面
ケイ酸カリ肥料 竹原(広島)に新工場 ジェイペック 年産8万トン、来年央稼動
電源開発の子会社でケイ酸カリ肥料の製造販売を手掛けるジェイペック(本社・東京都中央区)は、来年6月の操業開始を目指して新工場を建設する。同社は国内唯一のケイ酸カリ肥料メーカーであり、現在、約5万トンの年産能力があるが、将来の需要増や多様な製品ニーズに対応するため、年産能力8万トンの新工場を広島県竹原市に建設する。国内肥料需要が全体的に低迷するなか、ケイ酸カリ肥料は毎年需要を伸ばしている。
新工場建設には今年5月に着手した。ジェイペックが事業者として設備を建設し、ジェイペックの100%子会社「開発肥料」が竹原市に本社を移転して製造事業を営む予定。開発肥料はジェイペックの100%子会社として1984年から肥料製造業務を担っており、現在は磯子工場(横浜市)と安浦工場(広島県呉市)の合計で年間約5万トンを生産している。2004年度は、旺盛な需要に支えられてJA全農を通じて5万5千トンを販売した。
新工場操業後は、磯子と安浦の両工場は徐々に生産を縮小していく方針。新工場では、商品の多様化と大幅な品質改良を実現し、効率化により競争力を高めながら更なる拡販を図っていくことを目標としている。
ケイ酸カリ肥料は、ここ数年販売量を着実に伸ばしている。この理由としては、異常気象に対して減収を防ぐ効果があることや、河川や灌漑水中のケイ酸濃度が低下してケイ酸質肥料へのニーズが高まっていることに加え、少量施肥で最も効果の現れるケイ酸質肥料として市場での評価が高くなっていることなどが挙げられる。
省1
48: 荷主研究者 2005/12/31(土)21:50 AAS
【住化福栄アグロ:石巻に被覆配合肥料の新工場】2005年11月10日 化学工業日報 4面
被覆配合肥料の新工場 住化福栄アグロ 石巻に完成
住友化学と福栄肥料(本社・兵庫県)の折半出資合弁会社「住化福栄アグロ」が建設を進めていた被覆配合肥料の新工場が9日完成した。福栄肥料の石巻工場(宮城県)内に建設したもので、設備投資額などは明らかにしていない。新工場は両親会社から配合原料肥料の提供を受け、被覆配合肥料の製造を行う。住友化学と福栄肥料のルートを通じて販売する。
住友化学はこれまで各種の被覆肥料を開発し、これらを作物・産地に個別対応した被覆配合肥料として愛媛工場で製造してきた。
今後、とくに需要が増大すると予想される東日本にも生産拠点が必要であるとの判断から、福栄肥料と合弁で住化福栄アグロを設立し、今年7月10日から新工場建設に入っていた。
一方、福栄肥料はこれまで特色ある有機化学肥料とこれらの配合肥料を製造販売してきた。これまでも一部の被覆配合肥料を販売してきたが、住友化学の幅広い製品を加えることで多様な農家ニーズに対応した製品を提供することを目指す。
49: 荷主研究者 2006/02/26(日)23:12 AAS
【宇部マテリアルズ:土壌硬化剤を開発】
外部リンク[html]:www.chugoku-np.co.jp
'06/1/7 中国新聞
土壌硬化剤を開発、販売 宇部
宇部マテリアルズ(宇部市)は、草が生えたり砂ぼこりが舞ったりするのを防ぐ土壌硬化剤を開発し、販売を始めた。肥料に使える酸化マグネシウムが主成分のため、環境に優しいのが特徴という。
土壌硬化剤「マグナチュラル」で、酸化マグネシウムが水と反応すると土を骨材として固まる性質に着目した。土の重さに対し10―5%の割合でマグナチュラルを混入し、水をかけて練ると二日ほどで乾くという。
乾燥後は固まり、防草や防塵(ぼうじん)効果がある。混ぜた土とほぼ同じ色で固まり、砕けば農業や園芸用の土にも使える。成分の比率を変えると、駐車場や道路の舗装に必要な強度も得られる。
透水性があるため雨が降ってもぬかるまず、地面の温度上昇を緩和できる効果もあるという。約一平方メートルを施工できる五キロ入りを千八百円、十キロ入りを三千円で販売している。
省1
50: 荷主研究者 2006/02/27(月)01:00 AAS
【チッソ:化成肥料を三菱化学アグリに生産委託】2006年2月8日 化学工業日報 4面
チッソ 化成肥料を生産委託 7月から三菱化学アグリに
チッソは肥料事業の体質改善の一環として、水俣製造所で製造している化成肥料を7月1日から三菱化学アグリに生産委託する。三菱化学アグリの黒崎工場で生産し、年間の委託量は3万2千トンを予定している。
チッソは現在、水俣製造所で化成肥料、被覆肥料(商品名・LPコート)、緩効性窒素肥料(同・CDU)および肥料ブレンドの4種類を製造している。このうち、化成肥料だけを三菱化学アグリに生産委託する。
なお、同社は北九州市の戸畑工場でLPコートと園芸用床土資材(商品名は与作)を製造しているが、水俣製造所の化成肥料以外は自社の両工場で生産する。販売も自社品および委託製品ともにこれまでと同様に、チッソと旭化成ケミカルズの折半出資販売会社であるチッソ旭肥料で行う。
51: 荷主研究者 2006/06/27(火)01:45 AAS
【チッソ:リン酸質肥料入り開発】2004年3月16日 化学工業日報 4面
リン酸質肥料入り開発 チッソ 水稲用の育苗培土
チッソは育苗培土にリン酸成分を含有させたリン酸質肥料入り水稲用培土「苗箱りん田」(商品名)を開発、旭化成との合弁、チッソ旭肥料(本社・東京都文京区、資本金・1億2,500万円、柴田勝社長)から販売を開始した。これまでチッソ旭肥料は、育苗時に本田分の窒素およびカリ成分の施肥ができ、収穫期までの施肥を省力化した水稲用肥料「苗箱まかせ」(同)を販売し、東北地方を中心に普及が進んでいるが、今回、従来製品に欠けていたリン酸質肥料入り培土をラインアップに加えたもの。
「苗箱りん田」は、苗箱施肥用リン酸肥料であるとともに、床土機能とを複合させた新しい分類の商品。カリ、窒素成分を含有した「苗箱まかせ」と併用することによって、本田での追肥が不要となり、水稲農家の負担が大幅に軽減できるとしている。
同社は、世界で初めてカザレー式アンモニア合成法による硫安肥料の工業化を成功させ、被覆窒素肥料を日本で初めて肥料登録した企業として知られており、農作業の合理化や負担軽減などに役立つ新製品開発、市場投入に力を注いでいく。
52(1): 荷主研究者 2006/07/27(木)02:16 AAS
AA省
53: 荷主研究者 2006/07/27(木)02:17 AAS
AA省
54: 荷主研究者 2006/10/02(月)01:55 AAS
【チッソと旭化成ケミカルズ:肥料の研究・製造を統合】2006年9月13日 日経産業新聞 15面
肥料の研究・製造 統合 チッソと旭化成系 販社に一元化
チッソ(東京・千代田)と、旭化成の化学事業会社である旭化成ケミカルズ(東京・千代田)は12日、肥料の研究開発と製造事業を統合すると発表した。両社の肥料販売の折半出資会社、チッソ旭肥料(東京・文京)に2007年1月1日付で一元化する。両社が得意なコーティング肥料などの開発・生産の効率化を進め化成肥料の競争力を強化する狙い。
チッソの肥料事業の研究・製造拠点は水俣製造所(熊本県水俣市)と戸畑工場(北九州市)で、旭化成ケミカルズは富士肥料工場(静岡県富士市)が中核。販売事業は1969年に設立した販売会社のチッソ旭肥料に一元化した。現在折半出資で運営し、06年3月期は190億円の売り上げ。
チッソ旭肥料は長期に安定した効果を持つコーティング肥料で圧倒的なシェアを持つが、化成肥料のシェアは10%台。開発から製造、販売までの一元化で競争力を高める。統合方法などの詳細は今後詰めるが、出資比率はチッソが65%、旭化成ケミカルズが35%とする予定。
55: 荷主研究者 2007/01/01(月)23:40 AAS
外部リンク:www.chunichi.co.jp
2006.11.27 中日新聞
日東エフシー、経常益13・8%減 原料高が圧迫
肥料メーカーの日東エフシー(名古屋市)が24日発表した2006年9月期連結決算は、売上高が前期比3・9%減の186億円、経常利益が13・8%減の17億円だった。純利益は8億円で、減損会計の適用による特別損失が減少し、2年ぶりに黒字化した。
主力の肥料は、販売数量は減ったものの、値上げにより売上高が微増。不動産事業は、ホテル部門で昨年の愛・地球博による特需の反動があり減収だった。尿素や塩化カリウムなど原料価格の上昇が利益を圧迫した。
07年9月期は、収益の改善を図り、4期連続で純損失が生じている水産加工事業から12月末までで撤退する。売上高170億円、純利益9億円と減収増益を見込む。
56: 荷主研究者 2007/01/02(火)13:21 AAS
【日東エフシー室蘭工場:設備更新に2億円】2006年11月10日 日経産業新聞 25面
日東エフシー室蘭工場 設備更新に2億円 生産性1割アップ
肥料メーカーの日東エフシーは、主力の室蘭工場(北海道室蘭市)の生産効率を高めた。2005年9月期から06年9月期の2カ年で、生産設備や包装設備の更新に約2億円を投資し、一人当たりの肥料の生産量を1割向上した。今秋から新設備での稼動を開始した。
室蘭工場は化成肥料を年間5万トン生産する同社の主力工場。ただ老朽化した設備の更新が課題となっていた。昨年12月までに肥料の造粒機などの生産設備の刷新は完了。06年9月期に包装設備も更新した。
日東エフシーは室蘭工場のほかに名古屋工場(名古屋市)、千葉工場(千葉県市原市)の3つの肥料生産拠点を持つ。室蘭に続き今後、千葉工場の設備更新も検討する。
57: 荷主研究者 2007/02/13(火)00:41 AAS
外部リンク[php3]:www.hokkaido-np.co.jp
2007/01/10 08:40 北海道新聞
日東バイオン・住商農産 肥料製造一本化 住商、2社を4月統合
住友商事は九日、肥料製造販売の日東バイオン(北見)と住商農産(東京)の全額出資子会社二社を統合し、四月一日に新会社「住商アグリビジネス」(東京)を設立すると発表した。製造や流通体制を一本化して販売力強化を図るのが狙いで、将来的には道内を含めて工場や営業所の統廃合を進める方針だ。
住友商事によると、国内の肥料販売量の伸び悩みや、リンやカリウムなど肥料原料の高騰を受けて、国内肥料分野の収益改善のためには統合が必要と判断した。
統合後の肥料の年間取扱量は三十万トン弱となり、国内のトップ十社に入る見込み。
統合で販売力を強化するほか、販売拡大を目指して農業生産者向けに栽培技術指導の体制づくりも進める。また、将来的には住友商事の販売網を活用し、農家から買い入れた農産物の流通なども検討するとしている。
省1
58: あぼーん あぼーん AAS
あぼーん
59: とはずがたり 2007/12/21(金)22:36 AAS
化学肥料の硫安、原油高で一転「期待の星」に
外部リンク:www.nikkei.co.jp
商品部・堀越正喜(12月18日)
スポーツウエアなどに使うナイロン繊維の原料カプロラクタム。原油から造る化学品の一種だ。原油の歴史的な高値水準が続き、製造コストは上昇している。しかしメーカーからは「原油高の恩恵も受けている」との声が聞かれる。
カプロラクタムを造る過程では副産物として硫酸アンモニウム(硫安)が発生する。硫安は代表的な化学肥料だ。原油高騰を受けて世界的に代替燃料のバイオエタノール需要が高まり、原料となるトウモロコシなど穀物の生産が拡大。つれて肥料になる硫安も「各国から旺盛な引き合いが来るようになった」(カプロラクタム大手)。
硫安の価格は上昇著しい。アジアでは1トン170ドル、南米では280ドルほどで取引されている。昨年は100ドル程度だった。カプロラクタムの4倍近く発生する硫安はかつては事業のお荷物。各社が硫安の出てこないプロセスを研究していたほどだ。しかし今や「収益への寄与は大きい」(宇部興産)といい、バイオ燃料をきっかけとした穀物ブームにより、状況は一変した。
カプロラクタム自体は、中国でナイロン製タイヤコードの需要が増え、11月の指標価格がアジア市場で過去最高水準となった。それでも増産の動きは少ない。建設資材の高騰もあって現在、12〜15万トン級のカプロラクタム製造工場を造るとしても700億円近くかかり、「投資効率が悪い」(メーカー大手)からだ。ワイシャツなどに使うポリエステルに比べて、ナイロンは市場の伸びが小さく、原料もあまり魅力的な製品として見られていない。結果的に硫安の供給増も見込みにくく、需給逼迫(ひっぱく)は当面続きそうだ。
省1
60(2): 荷主研究者 2008/01/14(月)02:08 AAS
外部リンク[html]:www.jacom.or.jp
肥料メーカーの負担軽減へ生き残りかけ、なおも合理化
山田 拓 日本燐酸(株)常務
インタビュアー 坂田 正通 本紙論説委員
農業生産が落ち込み、減化学肥料栽培が増えるなどの逆風の中で、肥料の原料をつくる同社の業績は善戦といえる。同社に出資している全農と肥料メーカー各社が製品を買い取るため山田常務は、我が社の善戦というよりは「株主各社の善戦です」と説く。固定費を株主各社が分担するという財務の会社だが、硫酸の製造過程で発生する熱エネルギーで自家発電し、さらに一部を関連会社に送電するという仕組みなどもちょっと珍しい。「生き残りをかけて、さらに合理化を追求し、株主の負担を軽減したい」という常務の話は堅実そのもの、計画倒れにならないよう「実行していく」と強調した。
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◆資源保護の影響も
やまだ ひらく 昭和17年2月福岡県生まれ。41年同志社大学法学部卒、全農入会。肥料農薬有機肥料課長、大阪支所肥料農薬部長。平成7年2月日本燐酸(株)出向、常務。現在は出向を解き同社に転籍。
─社名からするとリン酸をつくる会社ですね
「それだけではなく、リン酸とリン安と硫酸の3つをつくっています。副産物には石膏もあります。日産化学工業、全農、昭和電工、三菱アグリ、住友化学工業、多木化学、三井東圧肥料の7社共同出資の会社です」
「昭和42年に肥料センター的な位置づけの下にできました。だから、今はなくなったけど当初は工場と近接して日本アンモニアという社の工場もありました」
─リン鉱石は米国のフロリダ産ですか。
「いえ、今は資源保護等のためフロリダの山元からは出荷されておりません。それで我が社はモロッコ、ヨルダン、中国から仕入れてブレンドして使用しています」
「技術者は昔のフロリダ産が懐かしいようです。プラントがそれ向きになっているので」
─成分に違いがありますね。
省16
61(2): 荷主研究者 2008/01/14(月)02:10 AAS
>>60 続き
◆輸入品との価格差
―リン安の輸入量や価格はどんな状況ですか。
「リン安の需要量は約60万トン強です。輸入品の価格は安いですね。しかし国産としての利便性があるから我が社も持ちこたえています。国産と輸入品の価格差がトン当たり1万円を割り込めば、我が社の製品も価格的には使用しやすいと思います。1万円割れというのは私共の経験則としての目安です」
─硫酸は半分が外販ですね。
「はい。我が社の特徴として硫酸製造が減ると困るんです。というのは硫酸を製造する過程で蒸気が発生し、これを工場内の熱源として使用し、余剰分で自家発電しているのです。それでもってリン酸やリン安をつくるエネルギーをまかなうシステムです。外販が減ってくると発電量が減ってエネルギーコストが高くなり、製造経費が割高になってきます」
「硫酸の製造能力は47万トンですが、今の生産量は40万トンでエネルギー収支がマイナスにならないぎりぎりの水準です。生産量が増加した場合には買ってもらっています」
─正にコンビナートですね。農業生産が減少し、減化学肥料栽培なんかが盛んにいわれる中で、日本燐酸はなかなか善戦しているのですね。
「株主各社の善戦に我が社が乗っかっている形ですよ」
─前期(6月期決算)の売上高はどれくらいですか。
「61億2000万円で前々期に比べ5000万円ほど減少です。価格変動もありますが」
◆安い原料へシフト
─社の将来性はどうですか。
「生き残りをかけた計画をつくり、お題目にならないように実施に入ります。うちは施設維持費や光熱費などの固定費を株主各社に出資比率に応じて負担していただく仕組みになっていますので、その負担の軽減に努力しています。合理化はし尽くしたという側面もありますが、引き続き追求します」
「また安い原料へのシフトも進めます。リン鉱石でも3カ国に価格差がありますから、品質と製造上の問題と合わせて考えます。さらに製品をもう1度見直す課題もあり、これはマーケティングも含めて検討します」
省6
62(1): 荷主研究者 2008/01/14(月)02:10 AAS
>>61 続き
◆大手術から復帰へ
─最後に立ち至った質問で恐縮ですが、常務は全農から出向し、ここの常務になられて間もなく糖尿病で両足を切断するという大手術をされました。そのどん底から立ち直り、今も義足をつけながら、現役です。同病者の励ましともなるかと思いますから、ぜひ不屈の闘病記をお聞かせ下さい。
「不屈の…などといわれるとしゃべりにくいな。株主各社の好意で勤めさせていただいて感謝しています。動作が不自由なので周りにご迷惑をかけています。経過だけなら話します」
「最初は平成7年に右足が壊死し、手術後、約半年で復帰しました。次は10年に深爪で左足が黒くなってきて今度は膝下から手術したんです。両足とも糖尿病による血行不良が真の原因です。今もスイ臓にインシュリンをつくる能力が少なく、注射しています」
─2回目の手術では絶望的になったのでは?
「両足ともなくすのは勘弁してくれと医者に頼みましたが、仕方なく手術しました。その後は同じ病室に義足も付けられないとか手足とも使えないとか私よりひどい状況の人がいましたから、私としては社会復帰に前向きで、立つ、歩く、より長くとリハビリに努めました」
「なにしろ足以外はぴんぴんしていますから。退院したら昔遊んだようにマージャンも酒も少々はやりたいと思っていました。通勤はタクシーです」
(概要)
日本燐酸(株)(千葉県袖ヶ浦市北袖14) 昭和42年創立、資本金24億円、安達雅巳社長、従業員約93人。京葉工業地帯南部に位置し、業界最大級の製造設備能力を持ち、工場は港湾施設を併設している。
インタビューを終えて
山田拓さんは昭和41年旧全購連に入会し、人事部や肥料農薬部で将来を嘱望されながら活躍した。出向前は全農大阪肥薬部長で、前任者は田林(現全農理事長)氏だった。仕事上、県連やメーカーとのつき合いに必要な酒、マージャン、ゴルフなんでも誘われたら断らず、人脈広く、周囲の信頼が厚かった。さりげない言葉使いや振る舞いから育ちの良さがにじみ出ていた。ある日突然、糖尿病に冒される。最初は右足、次は左足の爪を深切りして壊疽になった。平成7年と10年、両足切断の大手術。糖尿病が原因の網膜はく離の手術も経験した。今、目は正常な視力に復帰、義足に杖一本をついて会社勤務。一人でタクシーにも乗れる。インシュリンの注射、血糖値検査は毎日行い、徐々に昔と同じ生活に戻すようにしている。明るい。将来は福岡に帰り老母と同居を予定。息子2人は独立、奥様、娘さんと3人暮らし。「皆さんに良くして頂いた」と感謝していた。(坂田)
省1
63(1): とはずがたり 2008/01/14(月)02:21 AAS
>>60-63
まーまー。
それにしても硫酸メーカーだったのか。
>日本アンモニア
気になる会社であるな。。京葉工業地帯のコンビナート再編とかでも出てこなかったっけか?
64: 荷主研究者 2008/03/30(日)23:54 AAS
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
2008年2月9日 日本経済新聞 北海道
肥料供給より安く、ホクレンが直接交渉へ新組織
ホクレン農業協同組合連合会は道内農家が肥料をより安く、安定して調達できる仕組みづくりに乗り出す。ホクレン内に専門部署を設け、肥料メーカーと直接価格交渉して仕入れ値を抑えるほか、製造と保管の子会社を統合して経費削減と品質管理を徹底する。世界的な肥料高でホクレンの仕入れ額は1年前に比べ1割強上昇しており、農家の負担軽減を急ぐ。
生産資材を取り扱う部署に「肥料原料課」を新設した。窒素やリン酸といった原料の仕入れを担当職員3人が専門的に手がける。これまでは生産者から肥料の購入予約を取りまとめるといった他の業務との掛け持ちだった。
肥料の原料は主に米国やカナダから輸入している。ホクレンは値上がりが続く原料の情報収集を強化し、全国農業協同組合連合会(東京・千代田)に任せていた輸出元との価格交渉に加わる。道内での使用割合が高い肥料に絞り、在庫の管理や船繰りといった現場の情報をもとに、細かくコストの削減余地を示しながら、安く調達できるようにする。
65: 荷主研究者 2008/05/02(金)13:12 AAS
外部リンク[html]:www.asahi.com
2008年05月02日03時03分 朝日新聞
肥料用リンが急騰、1年で価格5倍 穀物の世界的増産で
バイオ燃料ブームや人口増による世界的な穀物増産で、肥料の原料価格が高騰している。中でも原産国が限られる主成分リンは5倍以上に。日本でも影響が出始めており、全国農業協同組合連合会(JA全農)や自治体が、下水汚泥のリンを再利用するなど自衛策に乗り出した。
リンと窒素、カリウムは肥料の3大要素といわれる。JA全農などによると、これらの国際価格は05年ごろから上昇し始めた。加工前のリン鉱石は、今年3月には1トン当たり約3万8千円となり、1年で5倍以上の急騰。窒素、カリウムも2年で2〜3倍になり、史上最高値だ。
穀物増産で、米国、中国、ブラジル、インドが肥料の原料を大量に買い付けていることが主な原因。特にリンは2大生産国の米中が食糧安全保障上の資源と位置づけ、輸出制限を始めた。日本は100%海外に頼り、年間70万トンを輸入している。
その影響で日本では今春、肥料価格が1〜2割上昇した。野菜や水稲などの生産コストのうち肥料の割合は1割前後で、作物価格にすぐ跳ね返る心配は少ないが、じわりと影を落とす。
省3
66: 荷主研究者 2008/07/13(日)22:40 AAS
外部リンク[nwc]:www.business-i.jp
FujiSankei Business i. 2008/6/13
三菱商事、肥料5社を8月に統合
三菱商事は12日、傘下の農業用肥料の製造販売会社5社を8月1日に統合し、宇部興産、トモエ肥料販売協同組合連合会(東京)と共同で「エムシー・ファーティコム」(同)を設立する、と発表した。
5社はトモエ化学(福島県いわき市)、ダイヤケミカル(東京)、播州ケミカル(兵庫県佐用町)、コウノシマ化成(岡山県笠岡市)、宇部興産農材(山口県宇部市)。トモエが4社を吸収する形で統合し、人員削減や工場の閉鎖はしない。5社は原料調達などで協力関係にあり、統合で競争力を強化する。統合後の2008年度の売上高は280億円程度を見込む。
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
三菱商事や宇部興産など、肥料・無機化学事業の5子会社を統合
三菱商事、宇部興産、トモエ肥料販売協同組合連合会(東京・文京)の3社は12日、それぞれが出資している肥料・無機化学品の製造販売会社5社を8月1日付けで合併すると発表した。5社のうちトモエ化学工業(福島県いわき市)を存続会社とし本社を東京・千代田に移したうえで、社名を「エムシー・ファーティコム」に改める。多様化するニーズに対応するため、経営資源を集約して効率を高める狙い。
省2
67: 荷主研究者 2008/07/13(日)23:19 AAS
外部リンク[cfm]:kumanichi.com
2008年6月20日 00:05 熊本日日新聞
肥料値上げへ…県内農家“三重苦”
7月から値上がりする見通しとなった肥料。農家は「もう経営できない」と悲鳴を上げている=熊本市
全国農業協同組合連合会(JA全農)が肥料価格を七月から50〜70%程度引き上げる方向で調整していることが十九日、明らかになった。県内でも値上げの見通しで、農家にとっては燃料と資材費の上昇に続く“三重苦”となる。一方で農産物への価格転嫁は進まず、「作れば作るほど赤字になる」と悲鳴が上がる。
熊本市でトマトを生産する馬原民雄さん(56)は「もう限界。収益どころか、労賃も出ない」。肥料代は年間約百五十万円。50%上がれば二百万円を超える。重油もここ一、二年で二倍の二百万円となった。
重油はハウス温度を通常より下げてしのいでいるが、「肥料は農産物の品質に直結する。減らせない」と深刻な表情だ。
省4
68: 荷主研究者 2008/07/27(日)23:33 AAS
外部リンク[htm]:www.hokkoku.co.jp
2008年7月3日04時09分 北國新聞■北陸の経済ニュース
◎肥料高騰で1億円支援 全農いしかわ 今月から1年間
世界的な需要増で肥料が高騰する中、JA全農いしかわ(金沢市)は、複合肥料「BB肥料」について、七月出荷分から総額一億円の支援対策を実施する。BB肥料は七月から二―八割強値上がりしており、全農いしかわが上昇分を吸収して農家らに販売する。
肥料は中国やインドなどでの需要拡大とともに、窒素やカリなどの原料価格の高騰で値上げが続いている。一方でコメなど農産物は価格が低迷しており、「このままでは農家の経営が成り立たなくなる」(全農いしかわ担当者)として実施を決めた。支援期間は一年間とする。
BB農薬は全農いしかわ子会社、JAアグリライン石川(金沢市)が販売。水稲や園芸、野菜などの栽培で幅広く使われており、県内での複合肥料の約七割を占めている。
全農いしかわは、土壌診断など技術的な面での対策も行う方針で、「今後、値上がりが続くと農産物価格への転嫁が進む可能性もあり、消費者に理解を求めたい」としている。
69: 荷主研究者 2008/09/16(火)00:53 AAS
「東日本肥料」ってちょいとをしゃれな社名だねぇ。産業廃棄物処理業者のイメージと乖離しているな。
外部リンク[asp]:www.niigata-nippo.co.jp
新潟日報2008年7月26日
栃尾の肥料工場の悪臭に指導
長岡市は25日までに、環境保全協定書の基準を大幅に超える臭気が発生しているとして、同市比礼の産業廃棄物処理業者「東日本肥料」(石井八郎社長)の有機肥料工場に対し、8月20日までに改善計画書を提出するよう指導した。
同市が6月に同工場敷地境界線で行った臭気測定では、においの強さを示す臭気指数が、花火をしているときと同程度の20となり、協定書で定めた12(梅の花の香りを感じる程度)以下を大きく超えた。
同工場から約500メートルの地点には住宅などが点在しており、2007年度にも県が住民の苦情を受けて同社に改善計画書の提出を指導。同工場は改善措置として脱臭装置2基を取り付けた。
省3
70: とはずがたり 2008/11/30(日)02:56 AAS
肥料高騰で生産者に総額3800万円還元(2008/11/29)
外部リンク[htm]:www.daily-tohoku.co.jp
しんせい五戸農協(佐々木福栄組合長)は二十八日の定例理事会で、今年夏以降の肥料価格高騰に伴う生産者支援対策として、個々の肥料購入金額に応じて総額三千八百万円を還元することを決めた。対象生産者は約千七百戸。
肥料価格は今年夏を境に平均で四割強も上昇。種類によっては二倍以上に跳ね上がり、生産者の経営を圧迫している。農産物価格が低迷していることもあり、同農協は生産者支援を検討していた。
還元金の財源は、同農協の肥料在庫の価格差利益三千四百五十万円と、全農からの助成金三百五十万円。ニンニクなどへの秋肥料予約購入分(七―十月)は十二月末、水稲、ナガイモなどへの春肥料予約購入分(十二月―来年三月)は来年三月末に、購入金額の一部を各組合員の口座に入金する。還元金は秋肥料分二千百万円、春肥料分千七百万円の見込み。
佐々木組合長は「生産者は厳しい経営を強いられている。生産意欲低下を招かないためにも支援が必要と判断した」と話している。
71: とはずがたり 2009/01/22(木)14:37 AAS
このスレでNTTの名を見ることになるとはねw
売れ行き好調「NTT製」堆肥…群馬・高崎
外部リンク[htm]:www.yomiuri.co.jp
処理機(右)に入れられた後、発酵が進んだ生ゴミ(手前)を取り出す職員。熟成を経て、堆肥に変わる
NTT東日本群馬(高崎市)が販売している「NTTブランド」の堆肥(たいひ)の売れ行きが好調だ。
同社は、群馬県高崎市内の小中学校などから出る給食の残飯などを原料にして、10キロ入り1袋300円と手頃な価格で販売。農家などには「作物の育ちが良い」と好評という。今後は、回収対象の学校数を拡大する方針だ。
省7
72: あちょー 2009/01/31(土)23:14 AAS
毒(草)入り注意
グリチル化合物等!
体の自由が利かず測定や電話など不定期に出来ない。
違憲宗教などが適当になる様に宗教能力を行使する為。(毒で誤魔化す気か?)
後は頼む・・・
毒抜き宣伝、毒表示(量含む)
呆ける様だから皆でしないと、皆が呆けて手後れに成りそうだ。
73(1): 荷主研究者 2009/02/08(日)21:27 AAS
外部リンク[nwc]:www.business-i.jp
肥料高騰、飢餓の“芽” 肥えるメーカー 農家は悲鳴
2009/1/3 Fuji Sankei Business i.
カリ肥料生産で世界4位、ロシアの化学大手ウラルカリは昨年5月19日、ウィーンのホーフブルク宮殿で盛大なパーティーを開催した。当時は、1年半の間に8回の値上げを実現した直後。ウラルカリのボームゲートナーCEO(最高経営責任者)は、「世界中の肥料メーカーの成功と繁栄に乾杯したい」とその成功に酔いしれた。パーティーではこの後、英国人歌手ジョー・コッカー氏が、自らのカバーがかつて全英チャート1位になったビートルズの名曲「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」を披露した。
◆収入は4倍に
米証券メリルリンチによると、ウラルカリの収入は昨年4倍に拡大、今年も9・3%の伸びが見込まれる。カナダの大手肥料メーカー、ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワンは昨年7〜9月(第3四半期)の決算で12億4000万ドル(約1120億円)の純利益を計上。07年通期の純利益11億ドルを上回る数字だ。
一方、ウィーンから地球半周分ほど離れたブラジル南部では、農業を営むマルティム・モルダスキ・クレンバさんがかさむ肥料代に頭を抱えている。一昨年1月以来、その負担はほぼ3倍に膨らんだ。このためクレンバさんは昨年11月から、13ヘクタールの大豆畑の肥料にニワトリのふんを使い、化学肥料が必要なトウモロコシの栽培は諦めた。「とても賄えない」とクレンバさんは肩を落とした。
省11
74: 荷主研究者 2009/02/08(日)21:28 AAS
>>73 続き
■乏しい地域では高く売れる
ファーティライザー&ケミカルのブレントナル氏によれば、カリウムの大量生産が可能な場所は限られており「ほとんどがロシアやベラルーシ、カナダにある。他の地域から採れる量は、ごくわずか」と説明する。
だから乏しい地域では高く売れる。ウラルカリは、世界各地に先駆けてブラジルのほか東南アジアで炭酸カリウムを値上げした。ブラジルでの価格は1トン当たり1000ドルに。2007年1月には、同190ドルだった。
◆厳しい質問には…
省9
75(3): 荷主研究者 2009/03/23(月)02:15 AAS
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
チッソ・三菱化学など3社、肥料事業統合で合意
チッソと旭化成ケミカルズ、三菱化学は11日、それぞれの出資する2社が手掛ける肥料事業を統合することで基本合意したと発表した。国内の肥料需要は減少傾向で、原価上昇などで採算も悪化しているため、統合により事業を効率化する。今後、統合の方法や出資比率などの詳細を詰め、10月の統合を目指すとしている。
チッソグループが65%、旭化成ケミカルズが35%を出資するチッソ旭肥料(東京・文京)と、三菱化学子会社の三菱化学アグリ(東京・千代田)の肥料事業を統合する。チッソ旭肥料の年間売上高は200億円で、三菱化学アグリは236億円。(19:01)
2009.3.12 農業協同組合新聞
肥料のチッソ旭と三菱化学アグリが10月統合で基本合意
チッソ(株)、旭化成ケミカルズ(株)および三菱化学(株)の3社は、それぞれの肥料事業子会社であるチッソ旭肥料(株)(チッソグループ65%、旭ケミカルズ35%出資)と三菱化学アグリ(株)(三菱化学95.3%、日本化成4.7%出資)を統合することで基本合意に達し、具体的な検討に入ったことを3月11日に明らかにした。
省3
76: とはずがたり 2009/03/23(月)09:22 AAS
>>75
おお,興味深い。
併し全農の系統肥料メーカーって何だ?
77: 荷主研究者 2009/06/14(日)17:42 AAS
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
2009年5月14日 日本経済新聞 北海道
肥料無駄なく効率農業 JAきたみらい・旭川市
道内で農家が使う肥料を最小限に抑える取り組みが広がっている。農業協同組合(JA)や自治体が畑の土壌分析の支援などを通じて農家に適正量を示し、使い過ぎを是正する。農家の多くは収量減を恐れて量を多く使いがちだが、肥料価格の高騰もあり、コスト削減を促す。地力(ちりょく)を回復し、より高品質な農産物の提供にもつなげる。
JAきたみらい(北見市)は4月、北見市内の端野支所内に土壌分析センターを新設、稼働した。農家が持ち込んだ土壌サンプルを調べ、窒素、リン酸、カリウムなど肥料成分の含有量を算出する。作物に必要な水準を上回っていれば、農家に伝え量の削減を促す。整備費は2500万円で、分析能力は年間3000件。分析費用は1回1500円で、半額をJAなどが助成する。
一方、旭川市農業センターは今春から、減肥料でホウレンソウなどの野菜が十分育つか実証実験を始めた。
78: 2009/07/13(月)21:39 AAS
輸入肥料を扱う小さな商社が沢山ありますが、輸入肥料て市場でそんなに売れて、商売に簡単になるのでしょうか?
農林省の規制もあり、品種は限定されると思いますが、ホームセンターなどで、有機系園芸肥料、芝生用肥料など良くみます。どうですか、皆さんのご意見は?
79: 荷主研究者 2009/08/10(月)01:49 AAS
>>75
外部リンク[html]:www.m-kagaku.co.jp
平成21年8月5日
肥料事業統合の合弁契約を締結
チッソ株式会社
旭化成ケミカルズ株式会社
三菱化学株式会社
チッソ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岡田 俊一)、旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:坂本 正樹)および三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:小林 喜光)は、それぞれの子会社であるチッソ旭肥料株式会社(本社:東京都文京区、社長:佐藤 健)と三菱化学アグリ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:吉本 誠一郎)において実施する肥料事業を統合することに合意し、合弁契約を締結しましたのでお知らせいたします。
新会社の社名は、「ジェイカムアグリ株式会社」とし、統合期日は本年10月1日、会社の概要は、下記のとおりです。
チッソ旭肥料株式会社と三菱化学アグリ株式会社は、両社とも複合化成肥料をはじめとした各種商品を全国展開しており、農家の需要に対応した機能商品などを積極的に開発していることが強みであり、今回の統合により、さらなる相乗効果が期待されます。また、両社の生産拠点を有効利用することができ、生産の効率化向上と、販売体制、物流、研究開発など全般の効率化について統合効果が得られるものと考え、統合の検討を進めてまいりました。
今後は、より一層、事業基盤を強化して、需要家への安定供給力を高め、日本農業の発展に貢献し続けることのできる企業を目指してまいります。
省44
80: 荷主研究者 2009/09/17(木)22:27 AAS
外部リンク[html]:www.hokkaido-np.co.jp
2009年09/04 13:50 北海道新聞
製糖副産物 土壌改良で本格提供 ホクレン中斜里工場 釧根地区の酪農家に
【斜里】ホクレン中斜里製糖工場(川上111)は循環型農業の一環として、ビート糖の副産物「ライムケーキ」を牧草地の土壌改良材として本格的に提供する取り組みに乗り出した。今春から、釧根地区で散布機を貸し出し、2011年までに畑作肥料と合わせて100%の活用を目指す。
ライムケーキは、ビートの糖分を抽出する過程でタンパク質などの不純物を吸着させた石灰で、同工場では年間4万トンも出る。アルカリが強く、酸性化した土壌を中和させる働きを持つため、1982年から肥料として販売しているが、約3分の1は産業廃棄物として処分していた。
こうした廃棄処理をやめ、環境に配慮した農業への転換を目指すため、牧草地の土壌改良材に活用することに着目。畑作より一戸当たりの経営面積が大きく、多くの需要が見込める釧根地区の酪農向けに提供を始めた。
今春からは、粉状のケーキを広範囲に吹き飛ばすことができる米国製の大型散布機を導入、釧路管内標茶町、根室管内別海町などの農家に貸し出した。年3回ほどの牧草の刈り取り後に使用して土壌の酸性化で牧草がやせるのを防ぎ、コスト削減の効果があることも分かり、道の循環資源利用促進施設整備補助事業にも認定された。
省1
81: 荷主研究者 2009/09/24(木)01:02 AAS
外部リンク:www.kobe-np.co.jp
2008年5/1 11:05 神戸新聞
多木化学、住友化学と肥料製造で合弁会社
多木化学(兵庫県加古川市)は三十日、住友化学と合弁で五月に肥料製造会社を設立すると発表した。兵庫県播磨町の本社工場敷地内に設備を建設し十一月に操業開始の予定。両社は肥料生産で提携しており、農作業の効率化と環境保全につながる製品の需要が増えているため生産能力を高める。
新会社「ティーエスアグロ」。資本金四千万円で両社の折半出資。設備投資額は数億円の見込み。操業は多木化学が受け持つ。社長は多木化学の野上康司取締役肥料営業部長、副社長は住友化学の野口等アグロ事業部長が就く。
新会社は、成分がゆっくり溶け出し効果が持続する被覆配合肥料に特化し、多木、住友化学両社の製品を年間計約二万トン製造する計画。
同肥料は施肥回数を減らせるため農作業を省力化でき、地下水に流れ出しにくいなど環境への負荷が少ない。(内田尚典)
被覆配合肥料の製造合弁会社「ティーエスアグロ株式会社」の設立について
外部リンク[pdf]:www.sumitomo-chem.co.jp
省2
82: 荷主研究者 2009/09/27(日)23:21 AAS
外部リンク[html]:www.nikkan.co.jp
2009年09月04日 日刊工業新聞
日本海水、農業用肥料向け塩化カリウムを生産
日本海水(東京都中央区、金澤正博社長、03・5652・8751)は、農業用肥料として塩化カリウムの生産に乗り出す。同社は海水から製塩を行った後に発生するにがりから塩化カリウムを生産して、海水の有効活用を進める。赤穂工場(兵庫県赤穂市)に塩化カリウム生産プラントを設置し、2010年初頭にも生産、販売する。年間生産量は1800トンを見込む。設備投資額は約2億円。
将来的には讃岐工場(香川県坂出市)での塩化カリウム生産も検討し、赤穂工場と合わせ年産3000トン体制を整える。
日本海水は食用・非食用の製塩を手掛けており、国内製塩業でトップシェアを持つ。07年9月からはエア・ウォーターの子会社になっている。09年3月期の売上高は147億円。
にがりは水酸化マグネシウム、酸化マグネシウムの原料になる。
83: 荷主研究者 2009/09/27(日)23:26 AAS
>>75
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
チッソ、三菱化学など 肥料事業10月統合へ契約
チッソ、旭化成ケミカルズ、三菱化学は5日、それぞれの肥料事業を10月1日付で統合する契約を結んだと発表した。チッソと旭化成ケミカルズが出資するチッソ旭肥料が、三菱化学子会社の三菱化学アグリを吸収し、社名を「ジェイカムアグリ」に変更する。3社は3月に統合で基本合意したと発表、詳細を詰めていた。
新会社の資本金は18億円で、出資比率はチッソグループが42.25%、旭化成ケミカルズが22.75%、三菱化学グループが35%。チッソ旭肥料の佐藤健社長が社長を務める。売上高は2009年3月期の単純合算で529億円。国内の複合肥料市場の約10%を占める規模になるとみられる。作付面積の減少などで国内肥料市場は縮小傾向にあり、統合による効率化で競争力を高める。(05日 18:26)
84: 荷主研究者 2009/10/04(日)03:42 AAS
外部リンク[jsp]:www.sakigake.jp
2009/09/07 13:13 秋田魁新報
もみ殻炭でリン回収、八郎湖浄化へ 吸着後、肥料に再利用も
県健康環境センター(秋田市千秋久保田町)は、八郎潟干拓地の地下からしみ出る湧水(ゆうすい)に含まれる高濃度リンを、炭化したもみ殻を使って回収する技術を開発した。
八郎湖の富栄養化を進める環境負荷の4分の1程度は、干拓地で発生するリンが原因と推定されており、これを効率的に回収して水質浄化を図る狙い。リン吸着後のもみ殻はそのまま肥料に再利用でき、地域の特性を生かした循環型の水質浄化策として実用化に期待が高まっている。
八郎湖では水を汚す“厄介者”と受け止められがちなリンだが、世界的にはリン資源は枯渇する傾向にある。成田修司研究員は「干拓地でしみ出るリンは、動植物が吸収しやすいタイプの『リン酸イオン』で、アオコの繁殖にもつながる。これを効率的に回収すれば水質浄化だけでなく、もみ殻の適正処理や肥料の地産地消にもなり、一石三鳥の効果が期待できる」としている。
85: 荷主研究者 2009/10/11(日)03:20 AAS
かなり古い記事だが面白い。
外部リンク[html]:www3.famille.ne.jp
2000年3月5日 日本肥料新聞
三井東圧肥料は2日、同社会議室で肥料記者会と会見し、高度化成事業の再編について発表した。会見には中島康甫社長、池田孝専務、千葉明肥料営業部部長が出席した。
三井東圧肥料の生産拠点(かっこ内は主要製品)は、北海道工場(化成肥料・培土・フミン質)、岩手工場(培土)、群馬工場(培土)、長野工場(培土)、銚子工場(有機配合)、千葉工場(化成肥料)、大牟田工場(化成肥料・SC化成・培土)、及び関係会社の三井化学大阪工場(アンモニア・尿素)、下関工場(リン酸肥料・緩効性チッ素肥料)、東レ東海工場(硫安の受託販売)となっている。
このたびの再編では千葉工場における高度化成肥料の生産を6月末で全面停止する。硝酸化成抑制材入り肥料など高機能肥料の生産は大牟田工場に集約、窒素・燐酸・加里の合計保証成分が50%を超すハイグレード肥料は同業他社の設備を利用し分社工場として生産を継続する。
省7
86: 荷主研究者 2009/10/11(日)03:23 AAS
>>32 >>81
2004年3月19日 日刊工業新聞 12面
被覆肥料、生産を倍増 多木化学 月1万トン体制目指す
【姫路】多木化学は8月をメドに被覆肥料の生産能力を倍増する。肥料市場全般は低迷しているが、同社の被覆肥料は生分解機能がユーザーから評価されて、順調に需要が伸びている。この需要増加に対応するもので、本社工場に隣接する形で1億5千万円をかけて設備投資を行い、月産1万トン体制を目指す。
被覆肥料は肥料を樹脂でコーティングしたもので、肥料を徐々に溶出するのが特徴。同社では熱硬化性のアルキッド型ポリウレタン樹脂を使用、尿素を樹脂で被覆した被覆窒素肥料とりん酸質肥料を被覆した被覆りん酸肥料をそろえている。
被覆肥料では後発だけに、天然の油脂をベースにした生分解性樹脂で特徴を出しており、樹脂が残らず土壌で自然に溶けるのがうけている。肥料の溶出精度が高く、肥料のロス率の低さが客側から好評でフル生産が続いている。
87: 荷主研究者 2009/10/11(日)03:25 AAS
>>37-38
2004年12月28日 化学工業日報 1面
セントラル硝子 高機能農業資材を強化 −日本合同肥料と事業統合− 微生物農薬など積極展開
セントラル硝子は、微生物農薬など高機能農業資材の拡大に乗り出す。今夏、汎用の液安系肥料で日本合同肥料と事業統合したのを機に、高付加価値分野でも統合新社を発足させたことを明らかにした。日本合同肥料の子会社をセントラル硝子の100%出資したもので、双方が持つ資材を集めて相乗効果を狙う。さらにセントラル硝子にとっては、日本合同肥料側の販売ルートを取り込むことで、販路の大幅拡大も見込めることとなった。同社では、新体制への移行を機に新微生物資材の投入などを加速。これまで新事業として取り組んできた高機能農業資材分野の本格的事業化につなげていきたい考え。
新発足させたのは「サングリーン」(東京都千代田区)。旭硝子系の肥料企業である日本合同肥料の子会社であったが、このほどセントラル硝子100%出資の体制に移行した。
セントラル硝子と日本合同肥料は、採算性の低下に直面していた塩安系肥料を統合して販売新会社のセントラル合同肥料を7月に設立した。日本合同肥料は子会社のサングリーンで園芸用や花卉・緑化用肥料などの高機能資材を展開、一方のセントラル硝子も微生物農薬などのバイオ資材を事業化していた。このため汎用品の塩安系肥料とは別に、高機能分野でも両社の事業を統合し、新生サングリーンに販売機能を集約した。製造はセントラル硝子が手掛ける。
セントラル硝子は、殺菌剤「バイオキーパー水和剤」が国内トップの売り上げを誇るほか、このほど農林水産研究開発功績者表彰で農林水産技術会議会長賞を受けるなど、微生物農薬分野では先行性を保持している。原体から製剤化まで一貫で展開しているのも強み。ただ農薬分野は、将来的な成長性はあるものの、いまだ市場は小さく同社の事業規模も大きくはない。セントラル硝子の販売が農協向けを中心としているのに対し、サングリーンは末端市場に販路を持っており、事業統合で手薄だった販売面を強化。先行きの市場拡大に備えることができる。
省1
88: 荷主研究者 2009/10/11(日)03:28 AAS
このような業界団体のwebを見つけた。webとしては今年6月にできたばかりのようだ。
外部リンク[html]:www.zenpi.jp
全国肥料商連合会(略称・全肥商連)
全国肥料商連合会(全肥商連)は昭和30年8月、肥料行政の二本立てによる流通機構を基本理念として肥料商業者の一元的団結と公正なる肥料の流通、普及の推進を図ることにより、些かなりとも肥料業界の発展、農業生産の振興に寄与する目的で設立され、今年で創立54周年を迎えます。
・元売協議会(商社)
・賛助会員(肥料メーカー)
・肥料関係団体
に興味深い名前が並ぶ。
89: 荷主研究者 2009/10/18(日)03:01 AAS
外部リンク[nwc]:www.business-i.jp
2009/10/14 Fuji Sankei Business i.
三菱樹脂など農業関連事業を加速 石化より肥えた畑に種まき
住友化学の子会社が手掛けるイチゴ栽培の現場
国内化学メーカー各社が農業関連事業の展開を加速している。三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱樹脂は2011年をめどに植物工場設備の開発・販売に乗り出す。昭和電工も植物工場の照明向け赤色LEDの発光素材を開発したほか、住友化学や三井化学は農薬や肥料など農業関連製品事業を強化する。不況による需要減や厳しい価格競争で石油化学製品の採算が悪化する中、景気変動の影響を受けにくい農業分野の事業拡で経営体質を強化する狙いだ。
三菱樹脂が11年をめどに販売を計画しているのは、LED照明と太陽光を併用する野菜工場設備。ビニールハウスを使うため、専用工場を建てて栽培する設備に比べて温度や湿度の管理機能はやや劣るものの、投資負担が安価で済むのが特色だ。同社は「高齢化の進む国内農業では野菜工場など、ハイテク技術を活用して生産効率を高める製品の需要が増す」と普及に自信を見せている。
また、昭和電工は植物の育成に最適な赤色LEDの発光素材を開発した。電極の配置を改善し、同じ波長の光で比較し同社の従来製品に比べて3倍の明るさを実現した。「蛍光灯に比べて植物の成長に不要な光を出さないため、栽培効率を高めることができる」(同社)という。
省4
90: 荷主研究者 2009/10/19(月)02:03 AAS
2003年4月11日 日経産業新聞 15面
植物成長促す新素材 愛知製鋼
【名古屋】愛知製鋼は10日、鉄イオンで植物の成長を促す新素材を開発したと発表した。新素材は植物の光合成に必要な二価の鉄イオンを供給する酸化第一鉄(FeO)を基本にカルシウムイオンなどのミネラル成分を含んでおり、実を大きく育たせるといった作用を持つという。
有機栽培に力を入れる農家など向けに5月から、「鉄力あぐり」の商品名でサンプル出荷を始める。価格は1キログラムあたり500円程度の見込み。
酸化第一鉄は大気中では不安定で、さび(酸化第二鉄)に変化してしまう。愛知製鋼は素材開発で培ったノウハウをもとに、土壌中で酸化第一鉄が酸化するのを防ぐ技術を開発した。
土壌が劣化した地域では野菜などに含まれる鉄分やビタミンの量が減る傾向にある。鉄力あぐりは栄養分の吸収を促進、栄養価の高い植物の育成に役立つとしている。
91: あぼーん あぼーん AAS
あぼーん
92: 荷主研究者 2009/10/23(金)00:42 AAS
外部リンク[htm]:www.hokkoku.co.jp
2009年10月19日04時09分 北國新聞
カキから肥料 七尾西湾、販売量2年で4倍
脚光を浴び始めたカキ殻を使った肥料
七尾西湾の養殖カキ産地で、かつては放置する以外になかったカキ殻が肥料の原料として脚光を浴びている。地元では殻から作られた肥料の販売量がここ2年で約4倍に急増。悪臭を放つと苦情もあった「厄介者」の活路が見いだされた上、カキ殻の肥料で裁培した新たなブランド米も生まれた。10月は「リサイクル推進月間」。能登のこの取り組みは循環型「地産地消」として注目される。
七尾西湾で養殖され、身が出荷された後のカキ殻は、旧中島町の事業で暗渠(あんきょ)排水パイプの周囲に敷き詰める保護材として2000(平成12)年度まで活用されていた。町の事業が終わった近年は、殻が野積みされ、増え続ける一方だった。
肥料は石川県立大の長谷川和久教授と白山市のメーカー「北陸産業」が開発した。光合成を活性化させるマグネシウムや、農作物を成長させるリン酸とカリウムを含み、酸性の土壌を中性化し、生育を促す効果が実証されている。
省3
93: 荷主研究者 2009/10/31(土)16:01 AAS
外部リンク[html]:www.nikkei.co.jp
2009年10月21日 日本経済新聞 九州・沖縄
サンケイ化学、粒剤農薬を2割増産 鹿児島・埼玉2工場体制に
農薬製造のサンケイ化学は粒剤農薬を増産する。深谷工場(埼玉県深谷市)に新設した造粒設備を来春本格稼働させ、鹿児島工場(鹿児島市)との2工場体制を整え、粒剤農薬の年間生産量を2割増やす。水稲への食害が深刻化している巻き貝の一種、スクミリンゴガイ駆除剤の生産を3倍にして需要を取り込む。輸送コストの削減にもつなげる。
同社は今春、4000万円を投資して粒径2.5ミリメートルの粒剤を製造できる設備を深谷工場に導入した。今夏は日産5トン程度だったが、来年3月ごろからは本格稼働させ日産8〜10トンに増やす。
現在は鹿児島工場で2.5ミリメートルの粒剤を年間1200トン、深谷工場で1ミリメートルの粒剤を同1000トン製造している。深谷工場でも2.5ミリメートル粒剤の製造が始まるため、2009年10月〜10年9月の年間製造量を2工場合わせて2割増の2700トンにする。
94: 荷主研究者 2009/10/31(土)16:10 AAS
この部分を優先し肥料スレに貼付
>リンを肥料に再生
外部リンク[nwc]:www.business-i.jp
2009/10/22 Fuji Sankei Business i.
長野・諏訪 排水から鉱物回収 汚泥脚光 下水道は街の金脈
金の出る煙突を指さす長野県諏訪建設事務所の小松英雄さん=長野県諏訪市
街が生み出す汚れを集める下水道。汚泥の中に含まれる金などの鉱物、そして生物に必須の元素、リンの回収に各地の自治体が力を入れている。天然資源の高騰や環境意識の高まりの中、下水道を流れる“富”がひそかに注目を集めている。
◆塊1トンに金6〜22キロ
省10
95: とはずがたり 2009/10/31(土)16:21 AAS
カキ殻肥料で松くい虫被害を予防へ 男鹿の防風林
外部リンク[jsp]:www.sakigake.jp
松くい虫被害の予防に向け、カキ殻肥料を散布する関係者
三種町浜口土地改良区(牧野秀孝理事長)は30日、改良区が管理する男鹿市野石字五明光の土地で、松くい虫被害による立ち枯れを防ぐため、カキ殻肥料を使った実験を行った。
実験は昨年に続き2回目。この日は改良区の関係者ら約20人が参加。松くい虫の被害を受けた木に、カキ殻の成分を吸収させて蘇生(そせい)力をつけさせるのが目的。クロマツの防風林(20アール)に、肥料30袋(1袋20キロ)を散布した。
肥料は養殖カキの殻を活用したもので、仙台市の会社が開発、販売している。植物の成長を促すマグネシウムやリン酸、カリウムのほか、高い水溶性が特徴の「フルボ酸鉄」などを含有。立ち枯れの樹木の蘇生に効果があることが判明しているという。同社と同改良区の関係者が交流のあることから、肥料の無償提供を受け、クロマツで実験を続けている。
省3
96: 荷主研究者 2009/10/31(土)19:19 AAS
>三居沢が電気化学工業発祥の地
仙台に居たのに行ったことがない。大学からも近かったのだが…。
外部リンク[php]:www.the-miyanichi.co.jp
2009年1月24日付 宮崎日日新聞
8…余剰電力
■カーバイド製造着目
1906(明治39)年に野口遵によって設立された曽木発電所は当初、近くにある大口金山の電灯、動力用に送電し、近隣の民家などに配電しても発電量の半分ほどが余った。この余剰電力と、野口が大学卒業以来かかわってきたカーバイド製造がつながるのである。
ちなみに余剰電気のカーバイド製造への利用という発想はこの時、初めて野口が生み出したものではない。仙台市三居沢に発電所を有し、同市内などに電力を供給していた宮城紡績電灯に技師として赴任していた野口の親友・藤山常一によって国内初のカーバイド製造が1901年に実現されていたのだ。
電気による化学工業の起業という点で、三居沢が電気化学工業発祥の地と呼ばれるゆえんであり、今も東北電力三居沢発電所には藤山の銅像が立っている。その三居沢のプロジェクトに野口や、大学の同窓で後に女房役として影ながら支え続ける市川誠次が協力していたのである。
省7
97: 荷主研究者 2009/10/31(土)19:20 AAS
外部リンク[php]:www.the-miyanichi.co.jp
2009年1月25日付 宮崎日日新聞
9…石灰窒素
■後ろ盾得て特許獲得
曽木発電所が水俣でのカーバイド製造に広がった点は、既に触れた。さらに、このカーバイドに空気中の窒素を吸収化合させることで化学肥料の石灰窒素になるという世界的な発明を、野口遵は知ったのである。大学からの情報や新聞報道などの説があるが、どのようなルートによるものかを示す資料は残っていない。
フランク・カロー方式と一般に呼ばれる石灰窒素の製造方法はドイツのアドルフ・フランク、ニコデム・カローが1906(明治39)年に発見した。野口が曽木電気を設立した同じ年である。
その2年後の春、野口はイタリアの会社が取得していた製造特許を買い取るため、盟友の藤山常一とともに2回目の洋行へと旅立った。技術導入の意図について、本人は弟の駿とし尾おに「日露戦争の時に不自由したから、日本でこしらえる」と語っている。背景には当時の世界人口の爆発的な増加があった。
特許権争奪戦は三井、古河両財閥が加わるし烈なものだったが、35歳の野口は手に入れることに成功する。大学卒業後に技師として勤めていたシーメンスの後ろ盾を得たことが大きかった。特許所有者であるイタリアの会社にシーメンスが深くかかわっていたし、曽木発電所の電気設備の納入にも便宜を図った元東京事務所長のへスラーが、今度はドイツ本社幹部として支援したからである。
省5
98: 荷主研究者 2009/10/31(土)19:21 AAS
外部リンク[php]:www.the-miyanichi.co.jp
2009年1月28日付 宮崎日日新聞
10…三菱の支援
■石灰窒素製造を開始
石灰窒素特許の獲得に成功した野口遵は、事業化の資金調達面で三井財閥の協力を取り付けた。しかし、その条件は「発行株式の半分と取締役の選任権を三井が所有する」というもので、交渉は決裂する。代わって野口を資金面で支えたのが三菱合資会社銀行部部長の豊川良平であった。豊川は土佐出身で、三菱グループ創始者である岩崎彌太郎のいとこに当たる。
まるで劇画のような話だが、もともと豊川は小野春彌と言った。ある時、一念奮起して姓は豊臣秀吉、徳川家康、名前は中国前漢時代の英雄である張良と陳平から一字ずつとり、豊川良平と改名してしまったのである。
後年、明治維新の元勲で、やはり土佐出身の後藤象二郎が名前のいわれを聞き「まるで酒と水と酢と醤油を一緒にしたようなものではないか」と語ったという逸話も残る。
三菱グループ広報委員会の「三菱人物伝」によると、豊川の人を見る目には定評があり、若き日の加藤高明(後の首相)、山本達雄(後の日銀総裁)を見いだして三菱に就職させた。後に「三菱の大蔵大臣兼外務大臣」とも呼ばれたが、野口もそのお眼鏡にかなったのである。
省6
99: 荷主研究者 2009/10/31(土)19:22 AAS
外部リンク[php]:www.the-miyanichi.co.jp
2009年1月30日付 宮崎日日新聞
11…石灰窒素改善に奔走
■経営危機
野口遵が三菱の資金援助を得て1908(明治41)年8月に設立した日本窒素肥料は、創業当初からいきなり経営危機に陥る。熊本県水俣市に工場を建設したものの、肝心の製品である石灰窒素の質が悪く、生産さえままならなくなったからだ。
製造方法をめぐって、宮城県でカーバイド製造に着手して以来の盟友である常務の藤山常一と対立、技術者肌で野口に負けないほど強情な藤山はついに退社してしまう。代わって、専務の野口が水俣に乗り込んで製造方法を根本からやり直すことになったのであった。
「今から思えば悲惨を通り越して、むしろこっけいだが、全生命を打ち込んで文字通り寝食を忘れてやった。念力岩をも通すと言うが、まったくそうだったよ」。約30年後に本人が語ったように石灰窒素製造にはめどをつけた。
さらには新潟県に電源を開発し、売れ行きの悪い石灰窒素のほかに、やはり化学肥料である硫酸アンモニウムの製造を手掛ける工場を建設しようとした。しかし、洪水による発電所の決壊などで1911(明治44)年の下半期には会社は無配に転落。この年の大みそかには社員の月給も支払えなくなるほどだった。
省7
100: 荷主研究者 2009/10/31(土)19:24 AAS
>時代遅れになった鏡工場の石灰窒素製造設備は26(昭和元)年、信濃電気とともに設立した信越窒素肥料(現・信越化学)の生産拠点・新潟県直江津市に移設
ほほぉ
外部リンク[php]:www.the-miyanichi.co.jp
2009年1月31日付 宮崎日日新聞
12…大戦時の利益が原資
■延岡進出
旭化成が延岡に進出した際もそうだが、野口遵が新工場を構えるパターンは山中に発電所、海沿いには化学工業の生産拠点を造る―と決まっていた。
出発点の曽木発電所と水俣工場もそうだったし、完成当時の1914(大正3)年時点では国内最新鋭であるカーバイドから硫酸アンモニウムまでの一貫製造工場も、水力発電所を熊本県大津町に建設し、生産拠点は港が近い熊本県八代市鏡町に立地した。
この工場が操業を始めたのは、第一次世界大戦が始まった年でもある。鏡工場での硫酸アンモニウムの生産コストは1トン70円ほどで、市場価格は130円だった。それが大戦開始後、日本市場を支配していた英国産硫酸アンモニウムの輸入が途絶えたために急騰し17年には400円台の大台に乗り、高値は翌年まで続いた。
省8
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