「素敵詩的すくりぷと」の終盤に流れる歌って? (675レス)
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126: Now_loading...774KB [sage] 2013/02/01(金) 19:01:51.83 ID:qAP0DQcA(1) AAS
終わらないで欲しいと思う緊張感と、そこからの開放感
・仮面の国のアリス
http://2nd.geocities.jp/ez_uhp/flash/alice_maskedland.html
この暖かな結末に拍手を送る。パチパチパチパチ。
良くわかんないけど、グリム童話にあるようにメルヘンって残酷さと紙一重なのかな?
冒頭の処刑シーンで緊張感を与えられ、そのピンと張ったものが遅緩せず、終わりまで一気に持って行かれた。
残酷なエンディングもあり得ると思わせた、話運びに感服。
このボリュームにも拘わらず、先が読めず、飽きが来なかった。
それは童話という題材を熟知しているだろう作者の知見(それはそのまま文系ヒロインの魅力に繋がる)にあるのだろうし、
過度な装飾を排した台詞回しに語り部の才を感じさせるからだろう。
物語内物語という入れ子構造も、説明っぽさを打ち消し、世界観を豊かにし、展開に緩急を与えている。
メタ的な作品は数あれど、これだけ効果的に使われ、誰もが知っていて内輪っぽさを感じさせないメタ構造には、特に痺れてしまった。
物語のハイライトで「委員長」(アリス)と呼ばれていたヒロインは「亜理沙」として、「女王様」を「ヴェロニカ」と呼ぶ。
一見対極にありそうな二人の心の接点、交流は、どうしようもなく心を動かす。
気になったのは、残酷な女王を救い出すために、後半部でひたすら臣民を我侭な悪役にしてしまったところ。
ここに重奏性を置けていたら、心変わりのもっと前向きな理由を押し出せていたら、と。
それともう一点。チャイムと「つい読みふけっちゃった」の一言。
惹きつけられる導入部だけど、どうも、その後の展開と整合性が合わない気がする。仕事さぼっちゃだめだろぉいいんちょぉって感じ?
でも、この分かりやすさが作品に力を与えているのも確かだろうし、ちょっと贅沢っすね。好みの問題で。
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