「素敵詩的すくりぷと」の終盤に流れる歌って? (675レス)
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149: Now_loading...774KB [sage] 2013/02/21(木) 00:21:02.10 ID:q0hu/aHb(1/3) AAS
・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
トトロの「風の通り道」じゃなかったんだね。
でも、これはこれでいいものだ。
優しい歌声が、ありそうな一つの日常をより叙情的に表現している。

空、森、人工物。ジブリアニメは本当に世界が美しい。
なびく髪やちょっとした表情などに「そこに人が生きている」感覚が詰まっている。

ここでの「カゼノトオリミチ」とは、人生の通り道。
都会で疲れた主人公は、休暇を取り愛する人が住む町に帰って来たんだね。
それはひょんなところから見つけた、人生の抜け道。
このまま、ずっと二人で暮らしていたい。主人公の心はゆれる。
でも、やっぱり。彼は、生きるために都会へ戻る決心をする。
しかしやはり都会が窮屈なものだとしても。
彼の愛する人が一緒にいれば、彼らはきっと耐えていけるのだろう。
やはり人生は、お互い支えあえる人と共に歩みたい。
150: Now_loading...774KB [sage] 2013/02/21(木) 01:09:01.09 ID:q0hu/aHb(2/3) AAS
・みちしるべ
いや、素晴らしい作品だ。
物語としての構成の巧みさと、それにマッチして心を揺さぶる音楽と絵。
「文章系として、一つの完成形」というのは決して大げさではない。
これはネタバレするともったいない……けど、感想なのである程度ネタバレ前提で。

私達は、生まれる前はどこにいたのだろうか?
そう問うと、答えに詰まる人も多いかもしれない。
薄暗い母親の体内という一つの「狭い世界」から、
私達は「広い世界」へと進み出してきた。
進むか進まないかという自分の気持ちに関わらず、道が自分をはこんでいく。
しかし、長い長い道には……終点がある……。
そして、私達は終点から帰っていくのだ。私たちの後ろにある世界へと。
溌溂とした感性の息吹。これは他の人にも是非見て欲しい作品となった。

ただ、少しだけ疑問をば。終点の後も彼女は自分の意志で歩き出したのであるが、
それはどこへ向けて歩き出した比喩だったのだろうか。
歩き出すのであれば天国とは少し違う気がする。
私たちがは魂となっても私たちにはどこかに進む道があるということを主張したかったのだろうか。
それとも、単に私たちの魂が自由になったという比喩なのだろうか。
それとも、輪廻転生的な概念を示しているのだろうか。
それとも、広い世界で生まれた新たな命としての「はじまり」なのだろうか。
「終点から自分の意志で逃れた」という描写に、もう一歩具体的な踏み込みが欲しい。
151: Now_loading...774KB [sage] 2013/02/21(木) 01:24:05.63 ID:q0hu/aHb(3/3) AAS
途切れた。

人間が「終点を拒否する」というのは古来から何人もの人々が願い、しかし未だに達成出来ていないもの。
たとえ道しるべがあったとしても、そんなに簡単に自分の意志で歩き出せないところであるはずだ。
そういう認識が自分の中にあるので、若干の違和感があった。
でも、これを知ることができて本当に良かった。それは偽らざる思い。

折角の機会なので、これに関しては日刊氏の見解も聞いてみたい。
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