「素敵詩的すくりぷと」の終盤に流れる歌って? (675レス)
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147: Now_loading...774KB [sage] 2013/02/20(水) 19:10:53.01 ID:/P4jJk/F(1/2) AAS
>「風が……止んだ」とか「まさか、ヤツが……いや、そんなはずは」
「神は……死んだ……」「これはポストモダンにおける愛なのである」とか。
最近はカオスっぽい状況が中々なく、ネタっぽいのが生まれにくいってのは、ちょっと寂しい。
兄も水ごりしながらよく悲しんでいました。(言ってるそばから)
ハリウッド進出よりも、まずはジブリからですね。素敵なネーミングありがとう。でも「ホーホケキョ、山田ピュタの猫」も捨てがたい。
フィールオーライ、feel alright、大丈夫。タマブクロスといい、つの丸先生のセンスは凄いです。
追記は真面目で正直者なわたしではついていけませんでしたです。(えー)ごめんなさい。
ジブリということで。
・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
http://www.youtube.com/watch?v=58pd2LEdbHY
ストーリー性がありながらも抽象的な新人歌手の歌詞を引き立てるために採ったジブリの手段とは。
旅の描写を、断片的に描くということでした。
冬の空気のような澄んだ、でも暖かい映像と歌声のマッチングが凄い。
そして流石ジブリと思わせるところは、随所に!
例えば手をつなぐシーン、踏切→点灯する警告ランプ→通過する電車、と移していく見せ方の広がりだったり、
後ろからの振り向きや、横顔から正面へと振り返る顔の違和感のない描写だったり。
船主の手の動きなど非常に凝ったアニメーションを、自然にさりげなく流している。そこに本作をリピートさせる魅力が詰まっているような。
歌は。
「さあ、生きるために帰ろう」
「憧れだったあの街」では生きていけない、「窮屈なあの場所」へと帰る。それが初めてのワガママ。
泣けます。風の旅を通して少しでもそこを愛おしく思えているのかなぁ。そうだといいな。
148(1): Now_loading...774KB [sage] 2013/02/20(水) 19:12:45.33 ID:/P4jJk/F(2/2) AAS
そこから連想。似たモチーフでも、作者の個性による明からな違いが。
・みちしるべ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~card-card-book/bundou.htm
Flash動画文芸祭に投下されたFlash。
練られた反復を用い、キャラクターの心の鼓動さえ伝わる、リリカルさ(詩っぽさ)と分かりやすさを兼ね備えた文章。
対比、構成、展開の妙。
淡く優しい色調で統一された挿絵。
その中でわたしが特に注目したのは文の魅せ方。
「私にはこの世界しかないんだ」の手書きによる切に迫った感じ。
「かくれんぼしましょう」からの一連の文章、映像、音楽の魅せ方が巧み。
一文字ずつ綴っていく文章。まばたきのような転換。音楽の出し方。確かな開放感。文字の大きさの変化が「!」よりも的確に感情を示す。
特に「気がついたら私の足元にまで道が伸びている」の魅せ方は圧巻。
道の果てにあるものは。ここではネタバレしてしまうのが余りに勿体ないので伏せます。己が目でご確認を。
物語の締め方も上手い。
「音楽の途中で終わってしまう」や「楽曲の尺に合わせたことで、同期は出来たものの選曲や語り口に強引さや無理が出てしまった」という悩みは多いと思う。
このFlashは、その打開策の一つを鮮やかに提示しているんじゃないだろうか。物語が終わっても音楽を流し続ける。
慌ただしい時はスキップできるし、暇があるときは余韻に浸る贅沢な時間を楽しめる。
ただ、難点を挙げるとするなら。
自然の情景を描くのが本当にうまく、武器になっていて、それだけでも感動できるのだけど。
人物やキャラクターや街並みなど、そうした生命との出会いをもっともっと配して欲しかったあ。
と、何年も前に、文章系の一つの完成系を提示したような本作。これに震わされるのは想い出補正じゃない。
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