【イエス】統合・修道スレ106【キリスト】 (212レス)
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162: ふぃりぽ ◆RBMzGXMNxM [sage] 2025/08/21(木) 06:09:43.72 ID:l8AdXQgr(1) AAS
週日の福音解説〜水曜日編〜
等しく与えられる恵み、試される心(年間第20水曜日)
https://www.sanpaolo.jp/23193
このマタイによる福音書20章1–16節、いわゆる「ぶどう園の労働者のたとえ」は、
イエスの語る「天の国」の逆説的性質を極めて鮮やかに描くたとえです。
私たちの常識、倫理観、労働観を挑発しつつ、神の国の恵みが
いかなる論理によって支配されているかを明らかにします。
…
神学的ポイント
このたとえの最も深い神学的メッセージは、
「神の国は報酬の公平さではなく、恵みの気前よさによって支配されている」という点です。
人間の視点では、努力した分だけ報いが与えられる「功績主義」が常識です。
しかし神の国では、恵みは働きに応じて配分されるのではなく、
神の自由と慈しみによって与えられるのです。
このことは、たとえに出てくる「最後の人」に象徴されます。
彼らは働きが短かったかもしれない、だがそれは本人の責任ではなく、
機会が与えられなかっただけ。神のまなざしは、「どれだけ働いたか」ではなく、
「その人が呼ばれたこと自体」を喜びとして捉えるのです。
また、最初の労働者たちが受け取ったものに対して不満を持ったことは、
人間の中にある比較と優越の欲求を鋭く突きます。
イエスの時代、ユダヤ人たちは自分たちこそ神の民として選ばれているという自負がありました。
しかし、イエスはここで、後から来た異邦人や罪人たちが
「同じ恵みを受ける」ことに対するユダヤ人の妬みやつまずきを見据えて、
この譬えを語っているのです。
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