[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ17 (1002レス)
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628(2): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/05/22(木) 22:57:07.37 ID:5P73u/KF(2/2) AAS
Jean‐Pierre Tignol 著 「代数方程式のガロアの理論」
が手元にある
目次は下記の通り
第12章 ガウスの円分方程式
第14章 ガロア
第14章の冒頭で、Jean‐Pierre Tignolは ガウスDAの第7章についてとりあげ その序文
で、”例えば 積分∫ dx/√(1-x^4) に依存している超越関数や・・・合同式に対しても適用される”
との記述を引用して
積分∫ dx/√(1-x^2)=sin^-1 x が弧の長さで
積分∫ dx/√(1-x^4) は レムニスケートの弧の長さだと
説く
アーベルは このガウスの示唆に 導かれて 研究を推し進め
"アーベルは次の偉大な一般化に到達した(1829年に公表された)”
として ”定理(アーベル)”について Jean‐Pierre Tignol は解説する
つまり、ガウス自身がDAで ほのめかした通りで
DAの円分論だけでは、決して ”定理(アーベル)”には到達できない
(ガウスが、どこまでの高みに到達していかは別として、DAの円分論だけでは不足)
その後、Jean‐Pierre Tignolは、ガロア第一論文にそって
ガロアの方程式論を論じている
要は、そういうことです(上記の通り)
(参考)
https://www.kyoritsu-pub.co.jp/book/b10010366.html
共立出版
代数方程式のガロアの理論
著者 Jean‐Pierre Tignol 著・ 新妻 弘 訳
分野 数学 > 数学一般 > 数学史
発売日 2005/03/01
第12章 ガウスの円分方程式
12.1 はじめに
12.2 整数論的準備
12.3 素数指数の円分多項式の既約性
12.4 円分方程式の周期
12.5 ベキ根による可解性
12.6 円分多項式の既約性
付録:正多角形の定規とコンパスによる作図
第13章 一般方程式におけるルフィニとアーベル
第14章 ガロア
14.1 はじめに
14.2 方程式のガロア群
14.3 体の拡大におけるガロア群
14.4 ベキ根による可解性
14.5 応用
付録:ガロアによる置換群の表現
631(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/05/23(金) 07:26:55.77 ID:cdCv3SZj(1/3) AAS
>>628 追加
下記の高瀬 正仁(訳) 「アーベル/ガロア 楕円関数論」
が手元にある
アーベルの代数方程式の理論は、”2. ある特別の種類の代数的可解方程式族について”だ
これについては、序文に 杉浦光夫氏が 少し詳しく解説をされている
ガウスのことだから、彼も似たことを構想していたろうが
しかし、高瀬 正仁氏および 杉浦光夫氏の記すところ
残念ながら ガウス氏が この件で どのような構想があったのか 具体的な 記述は残っていないようだ
アーベルの代数方程式の理論 ”2. ある特別の種類の代数的可解方程式族について”
及び ガロアの代数法方程式の理論は
ガウス氏の遺稿の外だよ
(参考)
https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=11459&srsltid=AfmBOoq8ELD5BNZdY3GszpKTBqqU7J55YCTYkXRJNEiHHia2QwCn81FT
朝倉書店
数学史叢書
アーベル/ガロア 楕円関数論
N.H. アーベル・E. ガロア(著)/高瀬 正仁(訳)
刊行日:1998年04月25日
目次
〔アーベル〕
1. 楕円関数研究
2. ある特別の種類の代数的可解方程式族について
3. 楕円関数の変換に関するある一般的問題の解決
4. 前論文への附記
5. 楕円関数論概説
5.1 序 文
5.2 楕円関数の一般的諸性質
5.3 任意個数の楕円関数の間の,可能な限り最も一般的な関係式について
5.4 同一の変化量と同一のモジュールのもつ任意個数の楕円関数の間の,可能な限り最も一般的な関係式の決定.すなわち,問題Cの解決
5.5 方程式(1-y2)(1-c'2y2)=r2(1-x2)(1-c2x2)について
5.6 モジュールに関する楕円関数の変換についての一般理論
6. ある種の超越関数の二,三の一般的性質に関する諸注意
7. ある超越関数族のひとつの一般的性質の証明
〔ガロア〕
8. オーギュスト・シュヴァリエへの手紙
9. 訳 註
9.1 アーベル
9.2 ガロア
633: 132人目の素数さん [] 2025/05/23(金) 07:40:14.57 ID:/npXTbrI(1/5) AAS
>>628
> Jean‐Pierre Tignol 著 「代数方程式のガロアの理論」が手元にある
でも全然読めてない、と
> 第14章 ガロア の冒頭で、Jean‐Pierre Tignolは ガウスDAの第7章についてとりあげ
> その序文で、”例えば 積分∫ dx/√(1-x^4) に依存している超越関数や・・・合同式に対しても適用される”
> との記述を引用して
> 積分∫ dx/√(1-x^2)=sin^-1 x が弧の長さで
> 積分∫ dx/√(1-x^4) は レムニスケートの弧の長さだと説く
そこは間違いないが、上記の積分の意味は、方程式の可解性とは全く関係がない
やっぱり、全然読めてない、と分かる
> DAの円分論だけでは、決して ”定理(アーベル)”には到達できない
その”定理(アーベル)”がどの定理か書かない時点で、全然読めてない、と分かる
そもそも真っ先に引用すべき箇所は別にある
https://www.amazon.co.jp/%E4%BB%A3%E6%95%B0%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F%E3%81%AE%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%90%86%E8%AB%96-Jean%E2%80%90Pierre-Tignol/dp/4320017706
Yoshi
2017年9月30日に日本でレビュー済み
(引用始)
個人的には、第12章「ガウスの円分方程式」が大変勉強になった。
本書にはまた、ヴァンデルモンドによって計算されたという、1の11乗根の値が載っている。
(引用終)
ヴァンデルモンドがどういう方法で計算したか、が重要
ラグランジュの分解式を使って解いてるのなら、
そこはもうガウス以前にわかっていたということになる
もちろんその可能性は十分にある
なぜなら、ラグランジュ分解式にとる線型連立方程式系の係数行列は
まさにヴァンデルモンド行列と呼ばれているものだから
ということで手元だか足元だかどこだかしらんが
あるというならそこ引用してくれたまえ
君はコピペマシーンとしてしか役に立たんから
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