[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ17 (1002レス)
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(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/05/23(金) 07:26:55.77 ID:cdCv3SZj(1/3) AAS
>>628 追加

下記の高瀬 正仁(訳) 「アーベル/ガロア 楕円関数論」
が手元にある

アーベルの代数方程式の理論は、”2. ある特別の種類の代数的可解方程式族について”だ
これについては、序文に 杉浦光夫氏が 少し詳しく解説をされている

ガウスのことだから、彼も似たことを構想していたろうが
しかし、高瀬 正仁氏および 杉浦光夫氏の記すところ
残念ながら ガウス氏が この件で どのような構想があったのか 具体的な 記述は残っていないようだ

アーベルの代数方程式の理論 ”2. ある特別の種類の代数的可解方程式族について”
及び ガロアの代数法方程式の理論は
ガウス氏の遺稿の外だよ

(参考)
https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=11459&srsltid=AfmBOoq8ELD5BNZdY3GszpKTBqqU7J55YCTYkXRJNEiHHia2QwCn81FT
朝倉書店
数学史叢書
アーベル/ガロア 楕円関数論
N.H. アーベル・E. ガロア(著)/高瀬 正仁(訳)
刊行日:1998年04月25日
目次
〔アーベル〕
1. 楕円関数研究
2. ある特別の種類の代数的可解方程式族について
3. 楕円関数の変換に関するある一般的問題の解決
4. 前論文への附記
5. 楕円関数論概説
 5.1 序 文
 5.2 楕円関数の一般的諸性質
 5.3 任意個数の楕円関数の間の,可能な限り最も一般的な関係式について
 5.4 同一の変化量と同一のモジュールのもつ任意個数の楕円関数の間の,可能な限り最も一般的な関係式の決定.すなわち,問題Cの解決
 5.5 方程式(1-y2)(1-c'2y2)=r2(1-x2)(1-c2x2)について
 5.6 モジュールに関する楕円関数の変換についての一般理論
6. ある種の超越関数の二,三の一般的性質に関する諸注意
7. ある超越関数族のひとつの一般的性質の証明
〔ガロア〕
8. オーギュスト・シュヴァリエへの手紙
9. 訳 註
 9.1 アーベル
 9.2 ガロア
632: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/05/23(金) 07:31:50.31 ID:cdCv3SZj(2/3) AAS
>>629
ID:dbnWQ1V0 は、おっちゃんか
お元気そうで なによりです
今後ともよろしくお願いいたします
650
(4): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/05/23(金) 21:03:38.81 ID:cdCv3SZj(3/3) AAS
>>495 戻る
>自分は、1のp条根を、べき根でどう解くか、書いてあるHP読んで
>可解性ってそういうことだったんだぁと、理解しましたね
>まあ、たぶん教科書にもどっかに書いてあるんだろうけど

そこな 君が言っているのは
Lagrange resolvent による 1のp条根のべき根解法だったね
そこね 下記のはてなブログ 〜3次・4次方程式のresolvent編〜
『そんなわけで、Lagrange resolventは面白いが、方程式を解くのに使える万能薬ではないのである』
を 百回音読してかみしめてね
そして、その後ろに引用した 彌永 第3章 ガロアの主著の
ガロア分解式 V = Aa+Bb+Cc+… を百回音読して 噛みしめてw ;p)

(参考)
https://peng225.hatenablog.com/entry/2018/02/12/223452
ペンギンは空を飛ぶ
2018-02-12
5次方程式の解を巡る旅 〜3次・4次方程式のresolvent編〜

Resolventを用いた方程式の解法

3次方程式の場合
Resolvent invariant

4次方程式の場合
f(x)の根をx1, x2, x3, x4
としたとき、resolvent invariantとして以下の式を考えてみる。
τ1=x1x2+x3x4
τ1は二面体群D4=⟨(1 2), (1 3 2 4)⟩
の作用に対しては不変であるが、それ以外の置換を作用させると以下のどちらかの式に変化する。

おまけ:Lagrange resolventとは
本筋とはあまり関係ないが、最後にLagrange resolventの話をしておこうと思う。私は本件の調査を始めるまで、高次方程式を解くにはLagrange resolventというすごいやつを使えば良いのだと思っていたが、実はそうではない。ここで今の私の理解を整理しておく。
略す

実は3次方程式を解く際に登場したU, VはLagrange resolventになっている。そのため、これらを3乗すると(3−1)!=2
通りの式に変化したと言うわけである。

一方、4次方程式ではLagrange resolventを利用していない。それは、変化のパターンが(4−1)!=6
通りとなってしまい、4次方程式を解くために6次方程式を解かなければならなくなるからである。

そんなわけで、Lagrange resolventは面白いが、方程式を解くのに使える万能薬ではないのである
(引用終り)

さて、そこで ガロアは考えたのだ
『彌永 「ガロアの時代 ガロアの数学」 第二部 数学篇
第3章 ガロアの主著』より
P235
補助定理II
重根のない任意の方程式が与えられたとし, a,b,c,..、
をその根とする.そのときこれらの根の(有理整)関数Vを作
り,(Vにおいて)根(a,b,c,・・)の順列をどのように換えても,
(Vの)値がすべて異なるようにすることができる.
例えば V = Aa+Bb+Cc+…とし,
A,B,C,…は適当に
選ばれた整数とすることもできる.
(引用終り)
ここの V = Aa+Bb+Cc+… は、今日では ガロア分解式と呼ばれるのです
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