[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ17 (1002レス)
上下前次1-新
抽出解除 レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
5(2): 132人目の素数さん [] 2025/05/07(水) 14:58:32.86 ID:w6tWvnRz(5/15) AAS
つづき
2はじめに
このノートでは、最近得られた対数的標準対に対する非消滅定理を解説する。この非消滅定理は、対数的標準対に対する固定点自由化定理と同値であることが示される。
今回の非消滅定理の一番のポイントは、その定式化である。
数学的な内容は固定点自由化定理と同値であるが、非消滅定理として正しく定式化することにより、極小モデル理論の基本定理たちの証明に劇的な簡略化をもたらした
3おわび
80年代前半から現在にいたるまで、極小モデル理論研究の最も重要でよく使われるテクニックは川又–Viehweg消滅定理である。80年代後半から、乗数イデアル層の考え方が持ち込まれ、Nadel型の消滅定理をつかうことも非常に有効であることが分かって来た。いずれにせよ、すべて川又–Viehweg消滅定理の応用として扱うことが出来る話である。今回の一連の発展は、その川又–Viehweg消滅定理の部分を一般化し、新しい道具で極小モデル理論を考え直した、ということである。
ここ数年いろいろと迷走してしまったが、[F7]で古典的な川又のX-論法と乗数イデアル層の理論をミックスした新しい極小モデル理論の基礎と基本的なテクニックを提供することで、今後数十年間の極小モデル理論の土台は完成したと思う。一言で言うと、極小モデル理論の基礎部分が純ホッジ構造の話から混合ホッジ構造に移り変わった、である。興味を持たれた読者は、[F3]、[F4]、[F6](いずれも短い)を読むことを勧める
4特異点の定義
ここでは特異点の定義について最低限のことだけを述べておく。詳しくは、[K森,§2.3]を見ていただきたい。極小モデル理論の専門家以外には頭の痛くなる話題であろう。
5非消滅定理
以下の定理がこの章の主定理である。対数的標準対に対する非消滅定理である。
7証明のアイデア
ここでは非消滅定理の証明のアイデアについて説明する。
8今後の課題
今回の仕事で、[K森]の2章の後半と3章が完全に一般化されたことになる。
道具である消滅定理が[K森]よりも格段に進歩しているからである。
9勉強の仕方
消滅定理は[F3]がお勧めである。[K森]の消滅定理の証明と全く同じ書き方で書いてある。次に[F6]を読めば極小モデル理論の基本定理(非消滅定理、固定点自由化定理、有理性定理、錐定理)が簡単に学べる。ある意味[K森]の3章より簡単である。消滅定理が強力になったので、川又によるX-論法(広中の特異点解消定理をつかって係数を揺するという有名なテクニック)は不要になったのである。基本定理の証明の途中では広中の特異点解消定理すら必要としなくなったのである。Ambro氏のquasi-logvarietiesの理論に興味がある人には、[F4]をお勧めする。理論の本質的な部分は[F4]で全部理解出来るはずである。技術的な細部まで理解しようとすると、[F5]を読まないと仕方ないであろう。著者の私が言うのもなんだが、[F5]を読むのは大変だと思う。技術的細部に拘りまくったからである。
つづく
17(1): 132人目の素数さん [] 2025/05/07(水) 16:26:48.86 ID:j5ktu5Ri(2/2) AAS
前スレ>>718をテンプレに入れとけと言ったのに何で入れねーんだよ
ほんと使えんゴミサルだな
238: 132人目の素数さん [] 2025/05/13(火) 06:23:14.86 ID:GKwIbjR9(2/3) AAS
だったらあんたが1に言葉を教えてやりな
碁友なんだろ?
503(1): 死狂幻調教大師S.A.D.@月と六ベンツ [] 2025/05/21(水) 06:38:38.86 ID:KY6ZAFNs(1/2) AAS
人の嫌がることすると何億光年もの超スロー地獄に落ちるからスレ主をさん理不尽にいじめてるとやばいんじゃないの。青ざめても取り返しようがない。
565(3): 132人目の素数さん [sage] 2025/05/22(木) 19:06:04.86 ID:UCAellZU(1/16) AAS
>>563
>>316
n>=180のとき
(2+9/700−log(7))+lim_{n→+∞}(log(7)+(1/8+…+1/n)−log(n)) <0
高校レベルの誤り こりゃ理科大も受からん
805(2): 132人目の素数さん [sage] 2025/05/25(日) 22:09:22.86 ID:htgx4fIj(4/6) AAS
たとえば、「任意の2つの根から他のすべての根が導かれる」とはどういうことか?
これは「基礎体に任意の2つの根を添加した体が方程式の分解体である」
ということで、ガロア対応を使って群論的に言い換えると
「任意の2つの根の固定部分群は単位群である」となり、さらに別の言い方をすると
「単位元でない任意のGの元は高々1個の固定点しかもたない」という言明と同値になる。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.055s