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ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13 (1002レス)
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/
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659: 132人目の素数さん [] 2025/02/11(火) 14:28:47.62 ID:MW1+hP7T ブルバキ数学原論を読む場合の注意 集合論 ・集合論 1 第1章 形式的な数学の記述 は読まなくてもいい 論理について書いているがさすがに独特すぎるので 集合論は 1および2を読めばよいかと 代数 ・線形代数は 基本 代数 2 第2章 線形代数 行列式 代数 3 第3章 複線形代数 固有値 代数 5 第7章 主環上の加群 双線形形式 代数 7 第9章 準双線形形式と二次形式 ・ガロア理論 代数 4 第5章 可換体 位相 ・実数の定義は 位相 2 第4章 実数 基本用語は 位相 1 第1章 位相構造 第2章 一様構造 にあるので飛ばさないこと ・複素数の定義 位相 3 第8章 複素数 ・関数空間 位相 5 第10章 関数空間 実一変数関数 ・導関数 実一変数関数 1 第1章 導関数 ・積分 実一変数関数 1 第2章 原始関数と積分 ・微分方程式 実一変数関数 2 第4章 微分方程式 積分 ・ルベーグ測度 積分 1 第3章 局所コンパクト空間上の測度 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/659
660: 132人目の素数さん [] 2025/02/11(火) 14:35:14.04 ID:MW1+hP7T >>659 ここまで 多変数の微積分とか ベクトル解析(微分形式・ストークスの定理)とか 複素解析とかは まだ全然出てこない (上二者は多様体 要約(証明なし)で出てくるが、複素解析は全く出てこない) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/660
667: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 15:52:40.15 ID:zr+dFWV7 >>658-660 >なんなら、ブルバキ数学原論の・・ ハッキリ宣告しておくが、ブルバキ数学原論 は、全くお薦めじゃ無い! 下記の斎藤 毅氏 『EGA そのはじめのところをみると、数学の対象とは構造のついた集合であるという、ブルバキの数学観が、時代遅れになっていることがわかる』 とあるでしょ?w ;p) さらに、”taro-nishinoの日記 ピエール・ドリーニュへのインタビュー” にあるように、彼は 14才で ”ブルバキの集合論を与えたが、それは一少年に与える当然の選択でない。その時、私は14歳だった。その本を消化するのに少なくとも一年かかった”とある まあ、それも彼は乗り越えて、しかし 高校時代にJacques Tits(アーベル賞受賞者)の講義を 聴講した。ドリーニュが、校外旅行で欠席したとき Jacques Titsは講義を延期した(ドリーニュへの配慮) 例外として、ブルバキ数学原論が好きな人がいることは認める むかし、旧ガロアスレで、コテの”猫”さんと話をしたとき、彼は抽象的なテキストが好きで、図とか具体的な話は要らない みたいな意見だった しかし、斎藤 毅『抽象数学では、記号はただの記号であることがだいじだが、ただの記号と思ってはいけないなどという話をする。矛盾しているようだが、いいたいのはこんなことである。ただの記号であるとは、どんなものでもあてはめてよいということである。そう思ってはいけないというのは、記号にあてはめられるものには、実に多様なものがあり、それらについての実体感抜きでは、本当の理解にはならないというつもりである』と 普通は、こっちでしょ?w ;p) (参考) https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd.html 斎藤 毅 https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd/gr.pdf グロタンディーク 数学セミナー2010年5月号 グロタンディークほど、多くの伝説が語られた20 世紀の数学者はいないだろう。しかしここで書きたいのは、私にとってのグロタンディークである。それは、今では遠い学生のころ、来る日も来る日も読みふけった、Tohoku、EGA、SGAの著者である。 グロタンディークがこれらを書いたのは、1950年代末から60年代末にかけての10数年という、仕事の膨大さに比べれば、かなり短い時間である。グロタンディークは、1928年3月28日生まれなので、20 代後半から30代にかけての業績である EGA そのはじめのところをみると、数学の対象とは構造のついた集合であるという、ブルバキの数学観が、時代遅れになっていることがわかる。グロタンディークにとっては、数学の対象とは、表現可能な関手を表現する圏の対象である。 たとえば、ブルバキ流にいえば、実数体とは、実数全体の集合に、加法と乗法という代数的な演算を与え、さらに位相をいれたものである。EGA では、スキームXとYのS上のファイバー積とは、S上のスキームの圏の対象で、Xが表現する関手とYが表現する関手の積関手を表現するもの、というのが定義である。 数学の対象は、それが何からなりたっているかではなく、どういう役割を果たしているかが重要だ、という視点の転換がそこにある SGA7 SGA の最終年(1967/69)となったものである。2冊目は、ドリーニュによるヴェイユ予想の解決の道具となった、消失輪体やレフシェッツ束の解析であるが、そこにはもうグロタンディークの姿はない つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/667
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