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795(6): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 07:41:31.82 ID:rSmWbt0i(1/11) AAS
(転載)
現代数学の系譜 カントル 超限集合論他 3
2chスレ:math
243 名前:132人目の素数さん[] 投稿日:2020/11/03(火) 03:24:47.92 ID:EzLUFeKC
>決して{…{{{}}}…}ではありません
{}:=x1, {{}}:=x2, … とおく。
そもそもx∞は集合たりえない。
なぜなら、正則性公理の要件「自分自身と交わらない要素を持つ。」を満たさないから。
なぜなら、x∞={x∞}であって、x∞∩x∞=x∞≠{} だから。
(引用終り)
どなたか知らないがレスありがとう
良い質問ですね
1)
・"正則性公理の要件「自分自身と交わらない要素を持つ。」"だから、x∞に極小元の存在を示せば足りる
(下記の「数理論理学II 坪井明人」”正則性公理”ご参照)
・x∞の極小元は、明らかに空集合Φ={}です。よって、正則性公理に反しないQED
2)
・”x∞={x∞}”の証明がない
・つーか、これ違う
∵多分x∞の定義が違うだろうし、順序数と基数の∞との混同でしょう
つまり、Zermeloのシングルトンによって
{}:=x1, {{}}:=x2, … で、その極限としてωが出来たとして
その後に、ω+1={ω}、ω+2={ω+1}、・・・と続いていくよ
その隙間を埋める極限として lim n→∞ xn =ω として定義しているってこと
・なお、この議論は、基礎論的には順序がおかしい
∵ ” lim n→∞”は、ノイマン構成などで、自然数Nが出来た後の議論だからね
でも、自然数Nが出来た後なら、この議論は許されるよ
つづく
796: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 07:41:52.44 ID:rSmWbt0i(2/11) AAS
>>795
つづき
(参考)>>785より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86
正則性公理
正則性公理(せいそくせいこうり、英: axiom of regularity)は、別名基礎の公理(きそのこうり、英: axiom of foundation) とも呼ばれ、ZF公理系を構成する公理の一つで、1925年にジョン・フォン・ノイマンによって導入された。選択公理と同様、様々な同値な命題が存在する。
定義
空でない集合は必ず自分自身と交わらない要素を持つ。 ∀ A(A≠ Φ ⇒ ∃ x∈ A∀ t∈ A(t not∈ x))
以下の4つの主張はいずれも同値であり、どれを正則性の公理として採用しても差し支えない。
・任意の空でない集合xに対して、 ∃ y∈x,x∩y=0
・∀xについて、∈がx上well-founded
・∀xについて、無限下降列である x∋ x_1∋ x_2∋ ・・・ は存在しない。
・V=WF
ここで、Vはフォン・ノイマン宇宙を指し、WFは0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合全体のクラスを指す。
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/under.html
学群関係 Akito Tsuboi's Home Page 坪井明人
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/und/14logic3.pdf
数理論理学II 坪井明人
目 次
第 1 章 公理的集合論の基礎
1.1.10 基礎の公理(正則性公理) . . . . . . . . . . .. . 9
(引用終り)
以上
799(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 08:15:39.92 ID:rSmWbt0i(3/11) AAS
>>794
> 1, 2,・・, n,・・, ∞
> ↓↑
> π1,π2,・・,πn,・・,π∞=π
まあ、そこは
1, 2,・・, n,・・, ω
↓↑
π1,π2,・・,πn,・・,πω=π
と読み替えて貰えば良い
普通、例えば、>>795 のように、”lim n→∞ xn =ω”と書くとき
∞は添え字集合としてのωをも意味するけれども、歴史的慣習として∞を使っているだけのこと
意味同じ
そして、>>795に書いたけれど、Zermeloのシングルトンによる自然数の構成だと、歴史的に批判されたらしいが、順序数の構成は良いけど、基数はどうするの? と
で、Zermeloが批判どう応えたかしらないが
1.順序数として、0th=Φ(空集合)、1st={Φ}、2nd={{Φ}}、3rd={{{Φ}}}、・・・、nth={・・{Φ}・・}、・・→ω
2.基数としては、0=Φ(空集合)、1={Φ}、2={0,1}、3={0,1,2}、・・・、n={0,1,2,・・n-1}、・・→∞ とすれば、よかんべ
これで、上記2の基数の方に、無限公理を適用すれば、無限集合としての自然数の集合Nが出来るよ
そこから、あらためて ∞や、ωを定義すれば良い
なお、”・・→∞”とか”・・→ω”とかは、ご説明として書いただけで、
数学的には蛇足(循環論法になる)で取った方がいいけど、5chの議論として分り易くしたんだ
これが分からない?
IUT無理
つづく
800(2): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 08:16:24.52 ID:rSmWbt0i(4/11) AAS
>>799
つづき
(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E5%85%AC%E7%90%86
ペアノの公理
存在と一意性
・0 := {}
・1:= suc (0)={0}
・2:= suc (1)={0,1}={0,{0}}
・3:= suc (2)={0,1,2}={0,{0},{0,{0}}}
等々である。 この構成法はジョン・フォン・ノイマンによる[1] 。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%95%B0
自然数
形式的な定義
自然数の公理
集合論において標準的となっている自然数の構成は以下の通りである。
任意の集合 a の後者は a と {a} の合併集合として定義される。
suc (a):=a∪{a}
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%99%90%E5%85%AC%E7%90%86
無限公理
定義
ZF公理系における公式な定義は次の通りである。
空集合を要素とし、任意の要素 x に対して x ∪ {x} を要素に持つ集合が存在する:
(引用終り)
注)
x ∪ {x}が、上記ノイマン構成の後者になっているから、
「任意の要素 x に対して その後者を要素に持つ集合が存在する」と読み替えると
無限公理の意味が、明白になる
以上
801: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 08:57:14.52 ID:rSmWbt0i(5/11) AAS
>>798
>質問2.ω={x}となるというけど、xは具体的に何?
”具体的に”の数学的定義は、な〜んだ?w(^^
そういう質問って、幼稚だよ
下記の「0.99999……は小数点以下に9が続くだけだから、1にはならないし、1ではない。」に類似
そもそも、高度に抽象化された現代数学に対して、
”xは具体的に何?”という質問をするレベルじゃ
IUT無理
(参考)
0.99999……は1ではない その14
2chスレ:math
1 名前:哀れな素人[] 投稿日:2020/10/20(火) 09:07:33.99 ID:KAmPBoOE
簡単な証明1
0.99999……は小数点以下に9が続くだけだから、1にはならないし、1ではない。
(引用終り)
以上
802(5): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 09:59:31.61 ID:rSmWbt0i(6/11) AAS
>>799 タイポ訂正他
で、Zermeloが批判どう応えたかしらないが
↓
で、Zermeloが批判にどう応えたかしらないが
あと、>>800で
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%99%90%E5%85%AC%E7%90%86
無限公理
定義
ZF公理系における公式な定義は次の通りである。
空集合を要素とし、任意の要素 x に対して x ∪ {x} を要素に持つ集合が存在する:
(引用終り)
このままの無限公理では、>>799の
"2.基数としては、0=Φ(空集合)、1={Φ}、2={0,1}、3={0,1,2}、・・・、n={0,1,2,・・n-1}、・・"には適用しにくい
二つ方法がある
1)一つは、n番目の集合Snとして、"0=Φ(空集合)、1={Φ}、2={0,1}、3={0,1,2}、・・・、n={0,1,2,・・n-1}、・・"を使って
別に、Sn={,0,{ 0,1}, {1,2}, ・・, {n-2,n-1} }みたく、ノイマンの後者を作って、それを集めた集合Snを作って、それに無限公理を適用して、無限集合を存在させる
2)もう一つは、無限公理を若干手直しして、
任意の要素 x に対して x ∪ {x} を要素に持つ集合が存在する
↓
任意の要素 x に対して {x} を要素に持つ集合が存在する
とすること (これは、逆数学の発想(下記))
まあ、どっちもありだし、重箱の隅で些末な議論の気がするが(^^
(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E6%95%B0%E5%AD%A6
逆数学
逆数学とは、数学の定理の証明に必要な公理を決定しようとする数理論理学のプログラムである。簡単に言えば、通常の数学が公理から定理を導くのとは逆に、「定理から公理を証明する」手法を用いることが特徴である。「選択公理とツォルンの補題はZF上で同値である」、というような集合論の古典的定理は、逆数学プログラムの予兆となるものだった。
しかし、実際の逆数学では主に、集合論の公理ではなく、通常の数学の定理を研究するのを目的とする。
逆数学は大抵の場合、2階算術について実行され、定理が構成的解析と証明論に動機付けられた2階算術の部分体系のうち、どれに対応するのかを研究する。 2階算術を使うことで、再帰理論からの多くの技術も利用できる
逆数学は、Harvey Friedman (1975, 1976)によってはじめて言及された。基本文献は(Simpson 2009)を参照。
805(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 10:31:36.64 ID:rSmWbt0i(7/11) AAS
>>802
補足
1.要するに、基数の方から、無限集合たる自然数の集合Nを作って
2.集合Nに対応する順序数の Zermeloシングルトンωを、極限として、抽象的に定義すれば良い
3.ωは、Zermelo法なら、集合としての濃度は1だ。そう定義すればいい。それで良いんじゃ無い?(^^
4.因みに、集合{N}は、自然数の集合N *)を要素とするシングルトンだよ。それと類似の集合だと思えば良い。但し抽象的な存在のωとしてね
(注*)N=ω でもあるけど、 ノイマンならね(>>800より))
もっとも、自然数の集合Nなるものも、結局は抽象的な存在でしかありえない
「具体的に、集合Nの要素を書けない」という批判は、ノイマンのNに対しても不適当だ
この程度が分からないなら
IUTは無理
806(2): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 11:10:45.47 ID:rSmWbt0i(8/11) AAS
>>805
補足
>もっとも、自然数の集合Nなるものも、結局は抽象的な存在でしかありえない
>「具体的に、集合Nの要素を書けない」という批判は、ノイマンのNに対しても不適当だ
1.現代の高等数学の多くの概念は、
殆どが抽象的な思念の存在でしかない
2.特に、”無限”がからむ概念はそうだ
リーマン球面の北極点の∞点しかり、射影幾何の無限遠点しかり
3.そもそも、”無限”なる概念は、
哲学としては、古代ギリシャのアリストレスの時代からあったという
4.それが、現代数学では公理的に基礎付けようとして、ZFCなどの公理系として体系付けられたのです
でも、結局、”無限”がからむ概念は、抽象的思念の産物でしかありえない
5.そして、抽象的な”無限”がからむ概念を整備すれば、
数学としては、便利でメリットがあるんだよ
現代の高等数学の多くの概念が、殆どそうだ
そういう概念を整備すれば、議論がすっきりして、見通しよくなるってこと
IUTの”フロベニオイド”、”アナベロイド”に同じ
そこが理解できない、維新さん、いやさ、おサル
現代の高等数学における抽象的概念の存在意義が、分からないなら
IUTは無理
夢のまた夢
820(6): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 22:51:02.15 ID:rSmWbt0i(9/11) AAS
>>808
どなたか知らないが、レスありがとう
>x∞に一番外側の"{"と"}"が無いならそもそも集合ではありません。
???
簡単に素朴集合論に戻るよ、例えば、下記 集合論 花木章秀で
”集合は「xに関する命題P(x)が真となるようなxの集まり」という形で記述される。
このとき、その集合を {x|P(x)} のように表す」という形で記述される”とあるよね
だから、{x|P(x)} とすれば良い。要は、P(x)を作れば良いでしょ(P(x)で、「xはこうだ」と文を書けば良い)
あるいは別法として、空集合Φを使ってシングルトンを作るとき、{Φ}の次に、{(Φ)}みたく内側にカッコを作る。()→{}の置き換えで、{{Φ}}となる
有限の範囲では、内側にカッコを作るか外側かは、違いがないけど、無限になると違う
内側だと{{・・Φ・・}}となる。外側だと・・{{Φ}}・・となる。(分かると思うが、・・のところは、カッコが続いている)
この場合、>>779同様に幾何的に考えると
>>782に維新さんが書いているように、一番外側の円を半径3/4として、そこから内側に半径1/2,1/3,…,1/n,…の円を描く
円の中心は原点0がある。この原点0を空集合Φと見なせば良い
そして、>>779のように、各円の北極と南極に切れ目を入れて、左半円と右半円に分けて、半円をカッコに変形すれば
集合{{・・Φ・・}}ができる。この集合のカッコには、一番外側を1番として、その内の半径1/2が2番、その内の半径1/3が3番、と順にカッコに附番ができる
そして、附番n以下全ての自然数を渡る。よって、一番外側に"{"と"}"が出来た
QED
(参考)
http://math.shinshu-u.ac.jp/~hanaki/edu/set.html
http://math.shinshu-u.ac.jp/~hanaki/edu/set/set2011.pdf
集合論
花木章秀
2011年度後期(2011/09/12)
P15
Chapter2
2.1集合
集合は「xに関する命題P(x)が真となるようなxの集まり」という形で記述される。このとき、その集合を
{x|P(x)}
のように表す。例えば「100以上の整数の集まり」であれば
{x|x∈Zかつx≧100}
のように表す。
「かつ」というのを省略、あるいは英語で表して
{x|x∈Z,x≧100},{x|x∈Z and x≧100}
のようにも表す。
(引用終り)
以上
821(4): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 23:10:29.80 ID:rSmWbt0i(10/11) AAS
>>808
どなたか知らないが、レスありがとう
>x∞に一番外側の"{"と"}"が有るならそれらを外したものはx∞自身ですから正則性公理に反します。
???
1.下記「正則性の公理は必ずしもZF公理系を拡張するために必要なものではない」とあるから、正則性公理を絶対視する必要ないと思うけど
2.されど 折角だから、正則性の公理、下記坪井明人 数理論理学II ”空でない集合 x には ∈ に関して極小となる元 z ∈ x があること,を直観的には意味している.”とあるよね
3.シングルトンだから、集合を構成する要素は一つ。それ自身が、極小ですよ
4.さらに、例えば1から始まる自然数の集合N={1,2,3・・n・・}で、この要素は可算無限ある ∵Nは可算無限濃度の集合
カッコを外して、並べると、1∈2∈3∈・・∈n∈・・ となる可算無限上昇列ができる
可算無限上昇列は、可だ ∵この場合要素1が、 ∈ に関して極小となる元だから
QED
(参考)>>785より
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/under.html
学群関係 Akito Tsuboi's Home Page 坪井明人
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/und/14logic3.pdf
数理論理学II 坪井明人
目 次
第 1 章 公理的集合論の基礎
1.1.10 基礎の公理(正則性公理) . . . . . . . . . . .. . 9
基礎の公理(正則性公理)
空でない集合 x には ∈ に関して極小となる元 z ∈ x があること,を直観的には
意味している.基礎の公理は,それがなくても数学が展開できるので,ある意
味で技術的な公理である.しかし,基礎の公理を仮定した方が議論が展開しや
すくなるので,通常は集合論の公理として加える.
(引用終り)
以上
822: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2020/11/08(日) 23:16:09.55 ID:rSmWbt0i(11/11) AAS
>>820
>一番外側の円を半径3/4として、そこから内側に半径1/2,1/3,…,1/n,…の円を描く
一番外側の円は、半径3/4として、半径1を外しておくと
次に、1と2の間で、同じように同心円ができるよ
0〜1で、ωの同心円で、その外にまた、1〜2の間の同心円ができて、
0〜2で、2ωの同心円
・
・
・
と続けられる
という仕掛けです(^^
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