[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む77 (1002レス)
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818
(5): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/14(月) 17:41:02.29 ID:w6tqRMw5(14/18) AAS
>>815
めんどくさいやつだな
そうあせるな(^^

Q1. Qに1のn乗根を添加した拡大体をEとする
  このときのガロア群G(E/Q)は?
A1. 面倒なのでn=p(素数)とするよ
 (こう仮定してもガロア理論には十分だから)
 位数p-1の巡回群
 因みに、1のn乗根 ωp=n√1 (1の原始根)として
 Eは、Qにωpを添加した拡大体になる(ガウスのDAに書いてあるらしい)
(なお、G(E/Q)が可解である(ベキ根で解ける)ことも、ガウスのDAに書いてあるらしい)

Q2. Kをn個の異なる1のn乗根を含む体とし
  Lを、Kにaのn乗根の1つを追加した体とする
  このときのガロア群G(L/K)は?
A2. 同様にn=p(素数)とするよ。そして、n乗根 n√a は無理数とする
  このとき、ガロア群G(L/K)は位数pの巡回群になる
  因みに、LはKummer拡大と呼ばれる

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E7%90%86%E8%AB%96
クンマー理論
(抜粋)
クンマー拡大

一般的に、K が n 個の異なる 単元の n 乗根を含む(このことは K の標数が n を割らないことを意味する)とき、K と結合すると、K の任意の元 a の n 乗根は(n を割るようなある m が存在し、次数 m の)クンマー拡大を生成する。
多項式 X^n ? a の分解体として、クンマー拡大は必然的にガロア拡大となり、ガロア群は位数 m の巡回的となる。
n√a を通してガロア作用を追いかけることは容易である。
819
(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/14(月) 17:57:01.08 ID:w6tqRMw5(15/18) AAS
>>818
ガウス、アーベル、ガロアについては、下記の高瀬正仁先生ご参照
http(URLがNGなので、キーワードでググれ(^^ )
日々のつれづれ
(ガウス32)アーベル方程式とガロアの第一論文 Author:オイラー研究所の所長 高瀬正仁 2008-04-26
(抜粋)
 代数的可解性を左右する根源的な要因は「諸根の相互依存関係」にあります。この認識はガロアもまた共有し、代数方程式の代数的可解性をテーマにした第一論文
 「方程式が冪根を用いて解けるための条件について」
において、
《冪根を用いて解ける方程式のどれもが満たし、しかも逆に、その可解性を保証するひとつの一般条件》
をみいだすことに成功しました。この条件は「方程式の根の配列の群」の言葉で記述されています(ただし、この「群」という言葉は「ものの集まり」というほどの意味にすぎず、今日の群の概念とは無関係です)。
第一論文からここまでの部分を抽出して精密に展開すれば、今日のいわゆるガロア理論が手に入ります。
他方、ガウスが円周等分方程式を解いていく道筋を忠実に再現すれば、そのままガロア理論が出現するという事実もまた注目に値します。

つづく
821
(1): Mara Papiyas ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/14(月) 18:01:20.56 ID:llLaGKvq(9/12) AAS
>>818
ん、なんかおかしなこといってるね

>面倒なのでn=p(素数)とするよ

そんな仮定するほうが面倒だろw

>位数p-1の巡回群

巡回群だといいたいためにpの条件を持ち出したんなら馬鹿

正しい答えは
乗法群(Z/nZ)× (位数n-1)

覚えとけ
824
(1): Mara Papiyas ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/14(月) 18:51:56.20 ID:llLaGKvq(11/12) AAS
>>818

じゃ>>815の続きだ

Qにaの5つの5乗根を添加した体をKとする

このときのガロア群G(K/Q)は?
838
(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/15(火) 07:18:50.26 ID:9ROe+Kvi(1/9) AAS
>>829 (>>836)
ID:ceRjWFfMさん、レスありがとう

(引用開始)
>正しい答えは
>乗法群(Z/nZ)× (位数n-1)
乗法群(Z/nZ)×はいいけど、位数n-1じゃないよ。
(引用終り)

ご指摘の通りです
>>818の訂正版)
Q1. Qに1のn乗根を添加した拡大体をEとする
  このときのガロア群G(E/Q)は?
A1. 面倒なのでn=p(素数)とするよ
 (こう仮定してもガロア理論には十分だから)
 位数pの巡回群
 因みに、1のn乗根 ωp=p√1 (1の原始根)として
 Eは、Qにωpを添加した拡大体になる(ガウスのDAに書いてあるらしい)
(なお、G(E/Q)が可解である(ベキ根で解ける)ことも、ガウスのDAに書いてあるらしい)
(終り)

なお、1のn乗根を添加した拡大体の解説は、下記に詳しい
因みに、最小多項式を考えると、x^n-1=0の”x^n-1”は可約で、因子x-1を持つので、因数分解できて、一般に次数が必ず1下がる
n=p(素数)のとき、最小多項式の次数はp-1です
(おれも、あんまり分かってないね(^^; )
http://hooktail.org/misc/index.php?%C2%E5%BF%F4%B3%D8
ガロア理論入門 物理のがきしっぽ
http://hooktail.sub.jp/algebra/1sNthRoot/
1のn乗根 (Joh著) 物理のがきしっぽ
(抜粋)
1 の原始 n 乗根はφ(n) 個あります.

ここに出てきたφを オイラーのファイ関数 と呼びます.ファイ関数を使うと, |G(E/Q)|=[Q(ζ):Q] <=φ(n) と書くことが出来ます.また,次の定理も重要です.

x^n-1=0 の解 ζ の最小多項式は (x-ζ)(x-ζ^k1)・・・(x-ζ^ks) の形に書けることが要請されます.
添字の ki は, (n,ki)=1 を満たす 1 < k < n だけを取るものとします.
この最小多項式を 円周等分方程式 と呼びます.
円周等分方程式の解は,複素平面上で単位円の円周を等分点に当たりますから,この名前の意味は非常に明快だと思います.
861: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/15(火) 22:34:59.55 ID:9ROe+Kvi(7/9) AAS
>>838
そうか
>>818の訂正版)
と訂正書いたけど、
最初の>>818で合っていたんだね
1のn乗根を添加の話
理解不十分で、記憶だけで書くから、だめなんだな
しっかり理解しておかないとね
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