[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む77 (1002レス)
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16: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/10(火) 13:17:33.49 ID:1S2lJGRn(1/5) AAS
メモ貼る
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48412680Z00C19A8000000/
シーメンスのデジタル工場、雇用維持し生産性13倍
コラム(テクノロジー)
2019/9/10 4:30日本経済新聞 電子版
(日経 xTECH/日経ものづくり 山田剛良)
[日経ものづくり 2019年8月号の記事を再構成]
(抜粋)
https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZZO4841298009082019000000-PN1-4.jpg
シーメンスのアンベルク電子製品工場の内部。設備の75%以上が自動化され、ライン内に常時配置されている人員はほとんどいない(出所:シーメンス)
「アンベルク電子製品工場(EWA)は、我々の主力工場であると同時に、デジタル工場戦略の実験場であり、最新のショーケースだ」と、独シーメンスでファクトリー・オートメーション(FA)事業の最高経営責任者(CEO)を務めるラルフマイケル・フランケ氏は胸を張る。
コンピューターシミュレーションと現実の生産ラインを同期させて運用するデジタルツインや自動化・ロボット、あらゆるモノがネットにつながるIoTを使った稼働データの収集と解析、人工知能(AI)活用といった同社のデジタル工場向けの新技術の多くは、ここEWAで最初に試され、実際の製造に利用して改良を加え、成果を確認したうえで製品・サービス化されている。
「市場が求めている技術を自分たちの製造現場でまず試して改良し、実力を磨いてきた」(フランケ氏)。
つづく
17(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/10(火) 13:18:22.69 ID:1S2lJGRn(2/5) AAS
つづき
■操業開始から約30年で生産性13倍に
EWAはシーメンスのFA事業を支える「SIMATIC(シマティック)」ブランドのプログラマブル・ロジックコントローラー(PLC)など、比較的小型の工業用電子機器の主力組み立て工場だ。ほぼ1秒に1台のペースで年間1600万台を生産し、同社の世界需要の実に67%を賄う。
シーメンスがこの地に最初に工場を構えた1951年以来、70年近い歴史があり、敷地内には「SIRIUS(シリウス)」ブランドのスイッチや配電盤を製造する機器工場「GWA」が併設される。2つの工場を併せて合計3万平方メートルを超える敷地に合計約5000人が働く。
■自動化率は75%以上、協働ロボット活用も
EWAの高効率生産を支えるのは高度に進んだ自動化とデジタル技術である。自動化率は75%を超える。実際、従業員のほとんどがラインの製造装置には張り付かず、フロア内に置いた執務机でモニターを見ながら複数の仕事をこなす。必要に応じて機械のところに行き、段取り替えや確認、素材の追加供給などの仕事をこなすような働き方になっているようだ。
「人の仕事を支援できる協働ロボットは、人が運ぶのにはちょっと重い部品を扱うような工場に向いている。エルランゲンではモーターなどドライブ製品を造っており、協働ロボットの実践活用に向いている」(フランケ氏)という。EWAは小型の電子機器の組み立てが中心なうえ、既にロボット化・自動化が進んでいるため、「協働ロボットの出番はあまりない」(フランケ氏)という。
つづく
18: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/10(火) 13:18:48.56 ID:1S2lJGRn(3/5) AAS
>>17
つづき
■製品設計から製造までデジタルで管理
15年に本格的なデジタル工場化に踏み切って以降のEWAは製品の設計から生産ラインの設計、製造、製品出荷に至る全ての工程をデジタルで管理し、効率化を進める体制になっている。それを支えるのが3つのデジタルツイン体制である。
製品の設計段階ではコンセプトの検討から3Dモデルを使い、動作や部品製造、部品表管理や組み立てのシミュレーションを含めて全てコンピューターの中で行う。設計の75%は自動化しており、EWAでは1日あたり120種類の異なる仕様の設計を生み出せるという。
出来上がった設計は試作品や実際の製品と比較・分析して、設計の問題点を洗い出し、シミュレーションの精度を高める。これが1番目にあたる「設計のデジタルツイン」である。
次の段階である工場内の生産ラインや各工程の設計もコンピューターのシミュレーションを多用する。3Dの製品設計データをもとに組み立て手順などをシミュレーションするほか、使えるスペース内に生産ラインが収まるか、搬送はうまくいくか、異なる仕様のモデルをどう造り分けるか、ロボットの動きが干渉しないかといった検討も全てコンピューターの内部で実施する。
ライン設計が完了したら、生産機械や機材を配置してラインを造り、PLCなどの制御機器を動かすプログラムを生成し、製造実行システム(MES)にデータを送り込んで製造が可能な状態にする。
構築された生産ラインが稼働すると、生産工程の各装置の稼働状況は個別にリアルタイムでモニターされ、状況や異常が従業員の手元で分かる。このデータはコンピューター内の仮想工場の動きと突き合わせて検証する。シミュレーションの精度を高めるほか、不良を減らし、製造効率を高めるための改良も随時加えていく。これが2つめの「製造のデジタルツイン」である。
生産プロセスや工程改善のための分析には既にAIをかなり活用している。生産計画の改善や工作機械の工具の寿命判定、切りくず除去のタイミング判定、電子基板のはんだ付け不良の発見といった幅広い領域で、AIの活用をトライしている。
フランケ氏は「AIの長所はテストをすればするほど、データが増えれば増えるほど、アルゴリズムの性能が向上するところ」と説明し、活用に手ごたえを感じている様子だ。
つづく
19: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/10(火) 13:19:12.49 ID:1S2lJGRn(4/5) AAS
つづき
■デジタル化推進しても雇用は維持
3つ目となる「パフォーマンスのデジタルツイン」は工場の稼働状況を管理する。部品や部材の供給や出荷などサプライチェーンの管理、稼働中の製造機器の電力消費や工場機材のサービス・メンテナンスの予測、消耗部品の寿命管理、セキュリティーなどについても、実機のモニタリングとシミュレーションを組み合わせて最適化する。
EWAでは受発注や入出荷、売り上げや支払いなど資金の流れなどを管理する統合基幹業務システム(ERP)を含めた工場内の全てのシステムをネットワークで接続してデータを共有し、デジタルで管理できる体制を構築している。デジタル工場体制を支えるこれらのシステムはおおむねシーメンスの工場向けクラウドサービス「MindSphere(マインドスフィア)」上に構築されている。
こうした体制によりEWAでは1日当たり350回の工程切り替えを行い、1200種類の仕様で製品を作り分ける。99.5%の製品は発注から24時間以内に出荷できるという。改善のための作業工程の変更は年間5000回にも及ぶ。
EWAは徹底したデジタル体制により従来から高かった生産性をさらに高めるのに成功した。デジタル化投資以降の4年間で生産性を約1.4倍に高め、不良率も0.001%まで抑え込んだ。ラインの平均故障間隔(MTBF)も過去10年で20%向上させている。
特筆すべきなのはこうした大胆な改革の一方でEWAが従業員の雇用を維持していることだろう。デジタル化で不要になった工程の要員には新しいスキルを身に付けてもらい、担当業務をその都度変えている。そのための教育プログラムにも力を入れているという。フランケ氏は「EWAの従業員数は稼働開始からほとんど変わっていない。5年後もきっと同じ人数で生産性を高め続けている」と話す。
従業員が愛着を持って働く「自分たちの工場」で鍛えたデジタル体制から、シーメンスの強みは生まれている。
(引用終り)
以上
20(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/10(火) 13:20:53.93 ID:1S2lJGRn(5/5) AAS
>>15
サル踊り、ご苦労さん。もっと踊っていいよ by サル回しのスレ主よりw(^^
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