[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む64 (1002レス)
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989: 132人目の素数さん [sage] 2019/05/07(火) 10:42:35.44 ID:t9QOb8J4(1) AAS
実数の無限列 a_1,a_2,... が「法則に従っている」とき、適当に選んだa_nを高確率で予測できる
これは直観に合っている。
しかしそもそも「法則に従っている」とはどういうことか?
当てられるメカニズムを分析してみると、「法則」とは実は集合の言葉で記述できることが分かった。
「無限列が有限個を除いて一致するとき同値」と定義すると、「法則」とは同値類の「標準的な代表元」の集合のことだとすればいい。
しかし「標準的」をどう定義するか?ということが問題になる。
ともかく代表元の集合が存在するとき、その集合を「法則」と言うことにすれば話は簡単。
ところが選択公理の下では、任意の無限列の同値類に対して代表元を取る写像が存在する
つまり任意の無限列は「法則に従う」ことになってしまう。
「法則に従う」の対義的なものとしてランダム列を考えるとき、選択公理下ではランダムな無限列は存在しないことになる。
おそらくZF下ではランダムな無限列は存在するとしてもしないとしても矛盾しない。
仮に存在するとしても書き下すことはできない。有限の記述を持つランダムな無限列など語義矛盾だからだ。
ゆえに存在しないとしてもよい。
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