[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む63 (1002レス)
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843(4): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/04/21(日) 22:23:27.77 ID:mF1nMenr(8/9) AAS
>>842
ついでに
スレ47 2chスレ:math
(引用開始)
数学セミナー201511月号P37 時枝記事に、次の一文がある
「R^N/〜 の代表系を選んだ箇所で選択公理を使っている.
その結果R^N →R^N/〜 の切断は非可測になる.
ここは有名なヴィタリのルベーグ非可測集合の例(Q/Zを「差が有理数」で類別した代表系, 1905年)にそっくりである.」
「しかし,選択公理や非可測集合を経由したからお手つき, と片付けるのは,面白くないように思う.」
(引用終り)
ここも、おかしい
(>>140より)
http://www.ma.huji.ac.il/hart/
Sergiu HART The Hebrew University of Jerusalem
(抜粋)
http://www.ma.huji.ac.il/hart/#puzzle
PUZZLES
・Choice Games http://www.ma.huji.ac.il/hart/puzzle/choice.html
Some surprising results involving the Axiom of Choice, and also without it!
http://www.ma.huji.ac.il/hart/puzzle/choice.pdf
(>>32もご参照)
とあって、the Axiom of Choiceを使わない game2も、それを使うgame1と全く同様に成立つと書かれている
ならば、game2では、ヴィタリ類似のルベーグ非可測集合は出現しないので、無関係
よって「選択公理や非可測集合を経由したから」の記述は、ミスリードだね(時枝は、game2を知らなかったみたい)
(なお、余談だが、Sergiu Hart氏は、game2もgame1も、不成立を知って書いているようだ)
844: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/04/21(日) 22:25:54.98 ID:mF1nMenr(9/9) AAS
>>843 補足
(なお、余談だが、Sergiu Hart氏は、game2もgame1も、不成立を知って書いているようだ)
↓
(なお、余談だが、Sergiu Hart氏は、game2もgame1も、不成立を承知の上で書いているようだ)
ってことね
861(2): 132人目の素数さん [sage] 2019/04/22(月) 22:09:33.29 ID:IT+146JL(1/5) AAS
>>841 スレ主さんへ
>>843
game2は実数の代わりに数字0-9が使われているね。
ただ、選択公理が不要となっているけど、
選択公理が必要だとおもんだけどな。
{0,....,9}の可算列の全体 = [0,1] で非可算だろ。
Sergiu HART氏が勘違いしてると思う。
874(3): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/04/23(火) 06:07:02.80 ID:dlY4UBza(1/3) AAS
>>872
「ぷふ」さん(>>19)か
ご本人なら
お久しぶりですね\(^^)/
>>870
>とすると、game2 は game1 と同じとは言えないな。
>各箱の中が独立事象にならないからな。
そうそう
game2で、数列の”しっぽ”の循環節の部分は、繰り返しになるから、
循環節のパターンの部分は game1 と同じとは言えない
但し、Hart氏PDF(>>843)の数当てをするPlayer 2の立場では、数列の”しっぽ”を開けたとき、下記二つの場合で
1)開けた部分で、循環節が終わっていると判明したら、数当ては非循環部分になるので、そこは独立事象の部分ですよね
2)開けた部分で、循環節内の場合でも、どこで循環節が終わるかの情報をPlayer 2が持っていないとすれば、閉じている箱はやはり”しっぽ”とは独立と考えて良い
ということでしょう
なお、game2でも、フルの選択公理は使わないとしても、可算選択公理(あるいはそれに類似の公理)は使いますよね
でも、可算選択公理では、ソロヴェイ先生によれば、ビタリのような非可算集合は出来ない(下記)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AA%E7%92%B0%E5%B0%8F%E6%95%B0
循環小数
小数第一位から循環が始まる類を純循環小数、小数第二位以降から始まる類を混合循環小数といい、混合循環小数は冒頭の有限小数とそれ以降の循環小数の二つに分離される[1]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E7%AE%97%E9%81%B8%E6%8A%9E%E5%85%AC%E7%90%86
可算選択公理
ACωは選択公理や従属選択公理(英語版)よりも弱い主張である。実際、選択公理が成り立たないソロヴェイのモデル(英語版)においても、可算選択公理は成り立つ。
ポール・コーエンはACωがZF集合論から証明できないことを示した。
https://en.wikipedia.org/wiki/Solovay_model
Solovay model
In the mathematical field of set theory, the Solovay model is a model constructed by Robert M. Solovay (1970) in which all of the axioms of Zermelo?Fraenkel set theory (ZF) hold, exclusive of the axiom of choice, but in which all sets of real numbers are Lebesgue measurable.
The construction relies on the existence of an inaccessible cardinal.
880(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/04/23(火) 10:13:06.22 ID:qQbwcHil(1/5) AAS
>>877
>時枝問題では、「選択公理(フル)」も重要なファクターだと考え始めています。:)
まず、
Hart氏PDF(>>843)のgame2を考えるのが良いと思ういますよ
game2でも同様に、下記
1)可算無限数列
2)数列の”しっぽ”の同値類
3)同値類の代表(数列)と、問題の数列との比較
4)決定番号(同値類の代表と問題の数列がどこから一致するか?)
5)複数列の上記1)〜4)における決定番号の大小比較による、確率”もどき”計算
の1)〜5)は、game1と共通ですから
そして、1)〜5)による確率”もどき”計算が果たして、>>768のコルモゴロフ流の確率論で正当化されるのかどうか?
それを考えるうえで、「選択公理(フル)」抜きのgame2をしっかり考察しておくべき
そうでないと、時枝さんみたく、
「数列のしっぽの同値類だから〜、ビタリ非可測だ〜」みたいな迷走をすることになります
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