[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む63 (1002レス)
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698(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/04/20(土) 08:12:01.55 ID:E/H8FvM1(4/11) AAS
>>625
>これは l(≠ p) 進表現の場合と比べて遥かに難しくなる. 一つの理由は,
>K の剰余標数と表現の係数の剰余標数が等しいために, p-進表現は l-進表現よりもはるかに
>複雑な構造を持ち, その分より豊富な情報を持つ対象になるからである
”K が局所体で剰余体の標数が p ≠ l であれば、WK のいわゆるヴェイユ・ドリーニュ表現を研究する方が簡単である”(下記)ね(^^
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%83%AF%E5%8A%A0%E7%BE%A4
ガロワ加群
(抜粋)
数学において、ガロワ加群 (Galois module) は、G がある体の拡大のガロワ群であるときの G-加群である。G-加群が体上のベクトル空間や環上の自由加群であるときに、用語ガロワ表現 (Galois representation) がしばしば用いられるが、G-加群の同義語としても用いられる。局所体や大域体の拡大のガロワ加群の研究は数論において重要なツールである。
目次
1 例
1.1 分岐理論
2 代数的整数のガロワ加群の構造
3 数論におけるガロワ表現
3.1 アルティン表現
3.2 l-進表現
3.3 mod l 表現
3.4 表現の局所的な条件
4 ヴェイユ群の表現
4.1 ヴェイユ・ドリーニュ表現
ヴェイユ群の表現
WK の l-進表現は GK と同様に定義される。
これは幾何学から自然に生じる。すなわち、X が K 上の滑らかな射影多様体であれば、X の幾何学的ファイバーの l-進コホモロジーは、GK の l-進表現であり、Φ を通して WK の l-進表現を誘導する。
K が局所体で剰余体の標数が p ≠ l であれば、WK のいわゆるヴェイユ・ドリーニュ表現を研究する方が簡単である。
(引用終り)
つづく
699(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/04/20(土) 08:12:58.60 ID:E/H8FvM1(5/11) AAS
>>698
つづき
”これはl進コホモロジーもしくはl進エタール・コホモロジーと呼ばれる。ここでlは考えているスキームVの標数pとは異なる任意の素数を表す”(下記)ね(^^
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%9B%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC
エタール・コホモロジー
(抜粋)
エタール・コホモロジー(etale cohomology)はアレクサンドル・グロタンディークがヴェイユ予想を証明するための道具として考案したコホモロジー理論であり、位相空間上の定数係数コホモロジー、すなわち特異コホモロジーの類似になっている。
エタール・コホモロジーはヴェイユ・コホモロジーの一種であるl進コホモロジーを構成する枠組みを与える。
代数幾何学における基本的な道具の一つで、非常に多くの応用を持ち、ヴェイユ予想への貢献やフェルマーの最終定理の証明の際にも用いられた。
目次
1 定義
2 l進コホモロジー群
3 性質
4 いくつかの計算例
l進コホモロジー群
エタール・コホモロジーは係数がZ/nZの場合には上手く働くが、ねじれを持たない(たとえば整係数や有理係数)場合は満足する結果を与えない。
エタール・コホモロジーからねじれを持たないコホモロジー群を得るためには、ねじれを持つ係数のエタール・コホモロジーの逆極限をとればよい。
これはl進コホモロジーもしくはl進エタール・コホモロジーと呼ばれる。
ここでlは考えているスキームVの標数pとは異なる任意の素数を表す。
(引用終り)
以上
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