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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む49 (658レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む49 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1514376850/
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216: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2018/01/07(日) 12:04:53.46 ID:2l42E8SE >>215 つづき https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E6%AC%A1%E5%85%83 (抜粋) ハウスドルフ次元 フラクタル幾何学におけるハウスドルフ次元は、1918年に数学者フェリックス・ハウスドルフが導入した、ハウスドルフ測度が有限な値をとり消えていないという条件に適合する次元の概念の非整数値をとる一般化である。 すなわち、きちんとした数学的定式化のもと、点のハウスドルフ次元は 0、線分のハウスドルフ次元は 1、正方形のハウスドルフ次元は 2、立方体のハウスドルフ次元は 3 である。 つまり、旧来の幾何学で扱われるような、滑らかあるいは有限個の頂点を持つ点集合として定義される図形のハウスドルフ次元は、その位相的な次元に一致する整数である。 しかし同じ定式化のもとで、フラクタルを含めたやや単純さの少ない図形に対してもハウスドルフ次元を計算することが許されるが、その次元は非整数値を取りうる。 大幅な技術的進展がエイブラム・サモイロヴィッチ・ベシコヴィッチによりもたらされて高度に不規則な集合に対する次元の計算が可能となったことから、この次元の概念はハウスドルフ?ベシコヴィッチ次元としても広く知られている。 例 ・可算集合のハウスドルフ次元は 0 ・ユークリッド空間 Rn のハウスドルフ次元は n、円 S1 のハウスドルフ次元は1 ・フラクタル図形はルベーグ被覆次元を超える。例えば、カントール集合のルベーグ被覆次元は 0 であるが、ハウスドルフ次元は log(2)/log(3) ? 0.63[4] ・シェルピンスキーのギャスケットのハウスドルフ次元は log(3)/log(2) ? 1.58 ・ペアノ曲線のような空間充填曲線やシェルピンスキー曲線は充填される空間と同じハウスドルフ次元を持つ ・2次元以上の空間におけるブラウン運動のハウスドルフ次元はほとんど確実に(つまり確率 1 で)2 である[5] 関連項目 ・ハウスドルフ次元別フラクタルの一覧: 決定論的フラクタル、確率フラクタル、自然フラクタル… ・アスワド次元: ハウスドルフ次元同様に(球体被覆を用いて)定義されたフラクタル次元 ・内在次元 ・パッキング次元: ハウスドルフ次元と双対的に、球体充填の定める内測度から定義されたフラクタル次元 ・フラクタル次元 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1514376850/216
224: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2018/01/07(日) 15:03:48.24 ID:2l42E8SE >>216 追加 http://www.math.shimane-u.ac.jp/~tosihiro/agora.pdf 図形の大きさや複雑さを測る 公開講座数学アゴラ 中西敏浩 島根大 2001年12月 (抜粋) ハウスドルフ(Hausdorff)次元というのは図形の複雑さを測る一つの量です。 マンデルブロート集合の境 界はすごく複雑な形状を呈しているので、そのハウスドルフ次元は2 ではないかと予想され、それを証明す ることが長年の懸案だったのですが、1998年に宍倉光広氏(現・広島大学)によってついに解かれました。 定理. マンデルブロート集合の境界のハウスドルフ次元は2 である。 さらに宍倉氏は、マンデルブロート集合の境界上にあるほとんどの点c についてfc(z) = z^2 + c の ジュリア集合のハウスドルフ次元が2 であることも示しています。 面積を測るという問題に戻ると、マンデルブロート集合の境界の面積が0 であるかどうかはまだわ かっていないようです。また特別な場合を除いて有理関数のジュリア集合の面積が(もしそれがリーマン球 面と一致していなければ)0 であるかどうかという問題も未解決のままです。 数値計算で入力されるのはその近似値1.7320508... です。そ して反復合成の際に入力するデータも実際の値の近似値に過ぎません。だから反復合成列が、初期値や途中 で入力されるデータについて非安定的ならば、数値実験の結果への信頼度は低くなります。非安定的な点の 存在は避けられないとしても、それらがなす集合はほとんど無視できるぐらい非常に小さいものであってほ しいという希望があります。なぜなら、もしそうなら数多くの初期条件の下での実験を繰り返せば、それら の結果のほとんどのものはある程度信頼できるものとなるからです。ジュリア集合の面積が0 であること をしめすことに意義がこうした点にあります。 複素関数の反復合成の性質を研究する分野を「複素力学系」と呼ぶということでしたが、ここでは有理 関数の場合しか扱いませんでした。現在ではもっと広いクラスの関数((多変数も含めて)超越整関数や有 理形関数)の複素力学系が研究されています。本格的に勉強したい方のために[9] をあげておきます。 (引用終り) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1514376850/224
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