[過去ログ] 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む37 [無断転載禁止]©2ch.net (681レス)
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561
(6): }現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む [sage] 2017/08/09(水) 20:32:39.84 ID:bM/5YfPT(12/18) AAS
>>524の続き >>528>>539>>558

「小学生向け対偶講座2 対偶:ベン図を書いて理解しよう!『結論が不成立なら、条件も不成立!』」

先の
http://yama-taku.science/mathematics/logic-and-sets/converse-inverse-and-contraposition/
論理と集合の基本5|「逆,裏,対偶」と対偶の利用 合格タクティクス 2015.12.20
2 逆,裏,対偶
3.1 集合(ベン図)

を使う

1.対偶とは、『結論が不成立なら、条件が不成立!』ということ。ここは押さえておこう
 元の命題:条件P→結論Q (PならばQが成立)
 対偶命題:結論不成立Q~→条件不成立P~ (Q~ならばP~が成立)。繰返すが、『結論が不成立なら、条件も不成立!』
 (P~:Pの否定、Q~:Qの否定)

2.ベン図を書いて理解しよう!(上記URLご参照)
 1)四角で、全体集合Uを表す
 2)大小二つの円、同心円を少しずらした形を描こう。内側の小さい円が集合P。外の大きい円が集合Qだ
 3)(元の命題)条件P→結論Q:集合 P⊂Q
 4)(対偶命題)条件Q~→結論P~:集合 Q~⊂P~

3.時枝記事に当てはめると・・
 1)全体集合Uとして、ZFC公理系の適当な宇宙とする(例えば、下記 フォン・ノイマン宇宙 V など)
 2)時枝記事の条件P、結論Qとは何だろうか?
 3)結論Qは、ある箱の中の数を開けずに確率99/100で的中できる。
 4)条件Pは、可算無限個の箱に勝手な数を入れるということだが、
  ゼルプスト殿下(藤田博司先生)の説では、数列を順序数ωに制限する必要があるという。(>>180 PDFのP116より http://tenasaku.com/academia/notes/kansaimath8-tenapyon-slides.pdf
  つまり、順序数ω以外に、ω + ω またはω * 2の数列や、ω + ω + ω またはω * 3の数列など、これらも可算無限の数列になるという
  が、ω * 2の数列や、ω * 3の数列では、決定番号のロジックがうまく働かないからダメだと*)
4)なので、条件Pの否定は、つまりP~ ∋ω * 2の数列 などとなる。
5)だから、対偶 Q~ → P~ で、『結論が不成立なら、条件も不成立!』で、つじつまは、合っている!

注*)順序数ωは、小学生の君の頭では、少し難しいかな?(^^

つづく
562
(1): }現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む [sage] 2017/08/09(水) 20:33:28.42 ID:bM/5YfPT(13/18) AAS
>>561 つづき

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
(抜粋)
宇宙 (数学)
数理論理学において、構造 (もしくはモデル) の宇宙(うちゅう、英: Universe)とは議論領域のことである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%AE%87%E5%AE%99
(抜粋)
フォン・ノイマン宇宙
数学の集合論とその周辺分野において、フォン・ノイマン宇宙 Vとは、遺伝的整礎集合全体のクラスである。この集まりは、ZFCによって定義され、ZFCの公理に解釈や動機を与えるためにしばしば用いられる。

つづく
564
(4): }現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む [sage] 2017/08/09(水) 21:12:12.64 ID:bM/5YfPT(15/18) AAS
>>542
ピエロくん、どうも。スレ主です。

君は本当に笑いを取る名人だね

下記に、ゼルプスト殿下(藤田博司先生)の説>>561 と同じことが書いてあるよ(^^
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B4%E5%88%97%E9%9B%86%E5%90%88
(抜粋)
整列集合
数学において、整列順序付けられた集合または整列集合(せいれつしゅうごう、英: well-ordered set)とは、整列順序を備えた集合のことをいう。
ここで、集合 S 上の整列順序関係 (well-order) とは、S 上の全順序関係 "?" であって、S の空でない任意の部分集合が必ず ? に関する最小元をもつものをいう。
あるいは同じことだが、整列順序とは整礎な全順序関係のことである。整列集合 (S, ?) を慣例に従ってしばしば単純に S で表す。

順序数
無限集合についても、その順序型はそれに属する基数を一意的に決定するが、逆は成り立たず、同じ基数をもつ整列集合で相異なる順序型を持つものが無数に存在しうる。たとえ可算無限集合だとしても、その集合の順序型として可能なものの数は非可算である。

例と反例[編集]
自然数の全体 N

(0 を含む)自然数全体の成す集合 N は通常の大小関係 ? が整列順序を与える。この整列集合の順序型は ω で表される。さらに、0 でない任意の自然数は唯一の直前元を持つ。
N における別な整列順序としては、例えば、どの偶数もどんな奇数よりも小さいものとし、偶数同士あるいは奇数同士では通常の大小関係を適用することで得られる順序
0, 2, 4, 6, 8, …, 1, 3, 5, 7, 9, …
が挙げられる。この順序に関する整列集合の順序型は ω + ω である。任意の元が直後の元を持つ(したがって最大元は存在しない)が、直前の元を持たない元が 0 と 1 の二つ存在する。

実数からなる集合[編集]
正の実数全体の成す集合 R+ に通常の大小関係 ? を考えたものは整列順序ではない。例えば開区間 (0, 1) は最小元を持たない。一方、選択公理を含む集合論の ZFC 公理系からは、実数全体の成す集合 R 上の整列順序が存在することが示せる。
(引用終り)
583
(2): }現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む [sage] 2017/08/10(木) 08:06:07.33 ID:OMe9bOjF(5/12) AAS
>>561 補足

ベン図を書いて理解しよう!で

>>537
ZFでの命題:C選択公理→整列可能定理 の補足説明

条件P:C選択公理
結論Q:整列可能定理

で、この場合、条件Pは、集合Pでいうと、P=U(宇宙全体がその適用範囲)なんです(^^
なので、P→Q なら、集合 P⊂Q。で、P=Uなら、Q=U なんですね〜。

こういうとき、対偶をとってもあまり意味ない。Q~(Qの否定)=φ(空集合)ですからね(^^
で、 「逆命題:整列可能定理→C選択公理」が証明できることは、そこらの絵本にでも書いてあるでしょう?(^^

ああ、つかれるな〜(^^
591
(1): 132人目の素数さん [] 2017/08/10(木) 10:35:21.77 ID:IDhO4V8E(1/6) AAS
>>561
>5)だから、対偶 Q~ → P~ で、『結論が不成立なら、条件も不成立!』で、つじつまは、合っている!
つじつまが合ってるとは?何を言いたいのか不明
 「勝つ戦略が無い」なら「箱の数は可算無限個ではない」
と言いたいの? そりゃ箱の数が10だったら勝てないよ そんな当たり前のことを言いたいの?馬鹿なの?
592
(1): 132人目の素数さん [] 2017/08/10(木) 10:50:18.89 ID:IDhO4V8E(2/6) AAS
>>561
>ω * 2の数列や、ω * 3の数列では、決定番号のロジックがうまく働かないからダメだと
何が言いたいの?
まさかとは思うが「「勝つ戦略が無い」という主張の根拠」と言いたい訳じゃないよね?
いくら何でもそこまで馬鹿じゃないよね?
640
(2): 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む [sage] 2017/08/11(金) 08:17:16.37 ID:BePOAppZ(8/24) AAS
>>561&>>583-584

「小学生向け対偶講座3 C選択公理→整列可能定理で、集合Pでいうと、P=U(宇宙全体がその適用範囲)の補足」

1.(P=Uで、Q = U の場合)
>>583より再録
(抜粋)
”ZFでの命題:C選択公理→整列可能定理 の補足説明

条件P:C選択公理
結論Q:整列可能定理

で、この場合、条件Pは、集合Pでいうと、P=U(宇宙全体がその適用範囲)なんです
なので、P→Q なら、集合 P⊂Q。で、P=Uなら、Q=U なんですね〜。
こういうとき、対偶をとってもあまり意味ない。Q~(Qの否定)=φ(空集合)ですからね”
(引用終り)

2.P=Uで、Q not= U の場合は、ここでは扱わない。(考えたい人は自分で考えて下さい(^^)

3.P not= Uの場合、1)Q = U、2)Q not= U の二つの場合に分けられる
 1)Q = Uの場合、P⊂QはP⊂Uとなる。この場合、数学的には無意味なので、ここでは扱わない。(考えたい人は自分で考えて下さい)
 2)Q not= Uの場合、これが通常の集合論理で取り扱う場合である。このとき、P→Qの対偶は、普通に(対偶命題)条件Q~→結論P~:集合 Q~⊂P~(>>561より)となる
4.よって、以上より、P not= Uの場合、P→Qの対偶は、普通に(対偶命題)条件Q~→結論P~:集合 Q~⊂P~(>>561より)としかなり得ない
5.時枝の場合、明らかに(「C選択公理→整列可能定理」とは異なり)、P not= Uの場合である。
 従って、P→Qの対偶は、普通に(対偶命題)条件Q~→結論P~:集合 Q~⊂P~(>>561より)としかなり得ない!
6.よって、>>528 "(命題B) 「X1,X2,X3,・・・がまるまる無限族として独立なら絶対に当てられない」と言い切るなら、
 必然的に「実数の全ての集合はルベーグ可測であり選択公理は成立しない」といわざるを得なくなる"は、否定された!!
QED

(なお、>>538もご参照)
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