[過去ログ] 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む37 [無断転載禁止]©2ch.net (681レス)
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459(2): ¥氏 ◆2VB8wsVUoo [sage] 2017/08/07(月) 05:38:28.36 ID:/rspiZFz(2/5) AAS
先の「一階建て平家」と「二階建て」の話に関する追加説明です。私の意図する事は『どちらが
高級で素晴らしいか』ではありません。つまり:
★★★『もし高層建築が「多くの準備を必要とする」或いは「困難である、証明が長い」とい
う意味であれば、それはその出来上がりの数学の重要度とは何の関係もない。』★★★
というのが、その私の趣旨です。つまり:
1.その人の言い分として「作用素環論は多くの準備を要する」(或いは難しい)というのであ
れば、代数解析であっても「代数幾何と微分方程式を両方必要とする」という意味で同様。
2.基礎知識が多いとが準備が大変である事とは、その数学が高級である事とは無関係。
という意味です。まあ言ってしまえば「日本語で手書きされた柏原正樹の修士論文」と、そし
て「TeX打ちされ綺麗な英語でのPrinstonの糞学位論文」では『そのドッチに価値がアルか』
という話ですわ。
例えば作用素環論でも代数解析でも(そのドッチでも)『高級な言葉を使うが、その中身は糞』
というものは当然にあります。またこのドッチであっても(使ってるコトバはショボいが、でも)
『その内容は極めて独創的』というものがあります。このどちらに価値がアルかは明白です。
日本人は「使ってるコトバの華麗さ」に目を奪われ勝ちだが、コレは非常に愚かです。
個人批判に当たりますが、ひとつ事例を挙げます。ブルバキが大好きな私は学生の時に話
題の本だった「構造とチカラ」(浅田彰の著書)を読んだが一切何も理解出来ませんでした。
でもその後に実際に数学で経験を積んで、そしてその本をたまたま再読したら『単なる言葉
遊びである』のがスグに判った。コンヌが批判するのは、正にこういう安っぽいママゴトです。
(続きます)
476: 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む [sage] 2017/08/07(月) 20:31:57.53 ID:liPWVlVm(5/9) AAS
>>459
¥さん、どうも。スレ主です。
"先の「一階建て平家」と「二階建て」の話に関する追加説明です。私の意図する事は『どちらが
高級で素晴らしいか』ではありません。つまり:
★★★『もし高層建築が「多くの準備を必要とする」或いは「困難である、証明が長い」とい
う意味であれば、それはその出来上がりの数学の重要度とは何の関係もない。』★★★
というのが、その私の趣旨です。"
ああ、それ(準備の大変さ)もちらっと考えましたけどね(^^
でも、その酔っ払いの人の時代はおそらく、1980年代かな?
いま、2017年ですからね〜
”代数:平屋” と言っても、代数の最前線に立つのに、一体どれだけの文献を読まないといけないのか? (1980年代以降の30年分*))
解析しかり
*)内容をうまく纏めてレビューしてくれると、助かります。それが、指導教官とか研究室のありがたみですよね(^^
そもそも、数学最前線にいくと、なにが代数でなにが幾何でなにが解析なのか?
”そんな境界は自分で決めろ”というのが、コンヌ流なんでしょうね(^^
>個人批判に当たりますが、ひとつ事例を挙げます。ブルバキが大好きな私は学生の時に
ああ、「構造」は、一時大流行しましたし、いまでも「構造」という視点は大事ですよね
それに、圏論が割り込んできたという感じでしょうか? 構造 vs 構造 という視点。あまり、まだ圏論は理解できていませんが(^^
487(3): 現代数学の系譜 古典ガロア理論を読む [sage] 2017/08/08(火) 07:26:47.29 ID:dwNxNtRp(2/27) AAS
>>484
¥さん、どうも。スレ主です。
雑談で恐縮ですが(^^
1.東大入試数学で、むかし言われたのが、「東大は新作問題を出す。東京工大は手抜きで他校を含めた(東大などの)過去問を出す」と
東大が問題を易しくすると、高校側から拍手。「これで良いのだ〜」と。でもね、昔は数学が一番差がつくとか言われ、理系は重視して勉強した。
易しくて差がつかないとなると、どうなんですかね? 数学に力が入らなくなるかも・・
2.>>459の「一階建て平家」と「二階建て」の話にもどると、2017年現在でも>>478のアペリーみたいな例が皆無ではないと思いますが
(例えば、新しくできたAI系の分野など)
山登りに例えると、昔平屋程度だった”代数山”と”解析山”も、麓の手を付けやすいところは開発されつくして、最前線は麓からそうとう高いところに
いまどき、エベレストに単独で登る人はいない。シェルパがいて、ベースキャンプ作って、酸素ボンベも用意して、山頂を目指す
仏のコンヌ先生はスクールとは呼ばれなかったかもしれないが、実体は佐藤スクールなみでコンヌ スクールになっていたと思うんですよね
で、そういうxxスクールが、ベースキャンプとなって、そこから元気のいい人が(共同研究でもしながら)山頂へアタックする
(凡人が一人でエベレストに登っても、ベースキャンプにさえ到達しないし、遭難の危険がある)
3.そういう意味で、>>348 藤原一宏の”整数論とラングランズ予想を中心とした表現論の二つの視点から現在の数理物理学における最重要課題であるミラー対称性予想を研究する”で
ベースキャンプを作ろうというのは、良い線行っていたと思いますね(素人の大外しかも知れませんが)
ラングランズ予想(下記)を正確には知らないのですが、高木先生の類体論からの伝統で、日本には沢山の研究者がいる。谷山−志村の流れもあるし
だから、”ここで一度日本の総力を集めて、ラングランズ予想にアタックしよう!”というのは、良い狙いだな〜と思いました
それ、潰されたのは残念だな(^^
つづく
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