[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13 [転載禁止]©2ch.net (654レス)
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324(2): 132人目の素数さん [sage] 2015/05/06(水) 05:53:08.02 ID:iWZualfN(1/7) AAS
>>297
>まあ、こんな不便な板で、こてこて数学の証明を書くこともあるまいというのが、スレ主の持論ではある
これはそうだろうな。書いていて思うんだが、書きにくいし確認しにくいんだわ。
まあ、>>280が指摘してくれた部分だけ次の通り訂正するけどさ。
>>f(a)=aから、確かに|x−a|<δ(ε)のとき|f(x)−f(a)|<εとなる。
だと、「AのときA」のようにトートロジーになって同じことを書いただけになっているな。
環同型写像f:R→Rを一価の実関数として扱う。任意のx∈Qに対してf(x)=xである。
xを有理数変数とする。点a∈Qを任意に取る。ε>0を任意に取る。
すると、有理数の稠密性から、0<b<εなる有理数bが存在する。
xは有理数変数であることに着目して、|x−a|<bなる有理直線Q上の点xを任意に取る。
すると、f(x)=x、f(a)=a、b<εの何れもが同時に成り立つから、|f(x)−f(a)|<εを得る。
有理直線Q上の点xは条件|x−a|<bの下で任意だから、
点xを有理直線Q上において条件|x−a|<bの下で走らせて考えると、
εに対して定まる実数δ(ε)>0をδ(ε)=bとすれば、
確かに|x−a|<δ(ε)のとき|f(x)−f(a)|<εとなる。
ε>0は任意だから、fは点a∈Qで連続である。
点a∈Qは任意だから、f:R→Rは有理直線Q上で連続である。
つまり、f:R→RはQにおいて連続である。ここに、fは環同型写像だから、
任意のx、y∈Rに対してf(x+y)=f(x)+f(y)であり、f(0)=0なることに注意する。
これで問題ないでしょう。他の>>267-270、>>277は、スレ主の意向を尊重し、訂正して書かないことにする。
330(4): 132人目の素数さん [sage] 2015/05/06(水) 09:32:20.99 ID:iWZualfN(2/7) AAS
>>326
じゃあ、書こうか。>>16を踏襲した上での話でいいよな。
環同型写像f:R→Rを一価の実関数として扱う。任意のx∈Qに対してf(x)=xである。
xを有理数変数とする。点a∈Qを任意に取る。ε>0を任意に取る。
すると、有理数の稠密性から、0<b<εなる有理数bが存在する。
xは有理数変数であることに着目して、|x−a|<bなる有理直線Q上の点xを任意に取る。
すると、f(x)=x、f(a)=a、b<εの何れもが同時に成り立つから、|f(x)−f(a)|<εを得る。
有理直線Q上の点xは条件|x−a|<bの下で任意だから、
点xを有理直線Q上において条件|x−a|<bの下で走らせて考えると、
εに対して定まる実数δ(ε)>0をδ(ε)=bとすれば、|x−a|<δ(ε)のとき|f(x)−f(a)|<εとなる。
ε>0は任意だから、fは点a∈Qで連続である。点a∈Qは任意だから、f:R→Rは有理直線Q上で連続である。
つまり、f:R→RはQにおいて連続である。以後xは有理数変数ではないとする。ここに、fは環同型写像だから、
任意のx、y∈Rに対してf(x+y)=f(x)+f(y)であり、f(0)=0なることに注意する。
331(4): 132人目の素数さん [sage] 2015/05/06(水) 09:34:11.42 ID:iWZualfN(3/7) AAS
[第1段]:任意のx∈Rに対してf(x)=x・f(1)なることを示す。
xを実変数とする。
(1)、x>0のときf(x)=x・f(1)なることを示す。
[小1段]:f(x)、x>0が連続であることを示す。点ε>0を任意に取る。
すると、有理数の稠密性から0<b<εなる有理数bが存在する。a>0なる有理直線Q上の点aを任意に取る。
hをa>h>0なる実変数とする。すると、x+h=x+a−(a−h)であり、f(x+h)=f(x+a)−f(a−h)である。
X=x+a、Y=a−hとおく。すると、X−Y=x+hであり、XはX>aなる実変数であって、
Yはa、hに対して定まるようなa>Y>0なる実変数である。実関数f(x)、x>0が点aで連続なることに着目すると、
実関数f(X)、X>aについてX→a+0のときf(X)→f(a)であり、実関数f(Y)、a>Y>0についてY→a-0のときf(Y)→f(a)であって、
2つの実関数f(X)、X>a、f(Y)、a>Y>0は両方共に点aで連続であるから、bに対して或る正の実数δ(b)が定まって、
|X−a|<δ(b)/2のとき|f(X)−f(a)|<b/2であり、|Y−a|<δ(b)/2のとき|f(Y)−f(a)|<b/2である。
ここで、|X−a|<δ(b)/2なる点X、|Y−a|<δ(b)/2なる点Yを両方共に任意に取る。
すると、X−a、a−Y<δ(b)/2から0<X−Y<δ(b)となる。また、|f(X)−f(a)|<b/2、|f(Y)−f(a)|<b/2が両方共に成り立ち、
Y=|f(X)−f(a)|+|f(Y)−f(a)|とおくと、Y<bであり、3角不等式からY≧|f(X)−f(Y)|だから、|f(X)−f(Y)|<b。
よって、|X−Y|<δ(b)、|f(X)−f(Y)|<bが両方共に成り立つ。|X−a|<δ(b)/2なる点X、|Y−a|<δ(b)/2なる点Yは
両方共に任意だから、Xを条件|X−a|<δ(b)/2の下で、Yを条件|Y−a|<δ(b)/2の下で、両方共に同時に走らせれば、
|X−Y|<δ(b)のとき|f(X)−f(Y)|<bとなる。εに対して定まる正の実数δ(ε)を=δ(b)とすれば、
ε>bから、|X−Y|<δ(ε)のとき|f(X)−f(Y)|<εとなる。よって、実関数f(X)、X>aの(0,+∞)への拡大f(X)、X>0、
実関数f(Y)、a>Y>0の(0,+∞)への拡大f(Y)、Y>0について、|X−Y|<δ(ε)のとき|f(X)−f(Y)|<εである。
点ε>0は任意であるから、εを条件ε>0の下で走らせれば、実関数f(x)、x>0は連続である。
332(4): 132人目の素数さん [sage] 2015/05/06(水) 09:37:37.84 ID:iWZualfN(4/7) AAS
>>326
(書き忘れたが>>331は>>330の続きで、以降は>>331の続き)
[小2段]:x>0のときf(x)=x・f(1)なることを示す。点x∈(0,+∞)を任意に取る。
{a_k}をxに収束する正の有理数列とする。2つの自然数m、n>0を任意に取る。
すると、f(n)=f(1+…+1)(1はn個)=n・f(1)。また、1=m・(1/m)から同様に、f(1)=m・f(1/m)であり、f(1/m)=f(1)/m。
よって、f(n/m)=n・f(1/m)=n・(f(1)/m)=(n/m)・f(1)。
自然数m、n>0は任意だから、m、n>0を同時に走らせれば、各k=1,2,…に対してf(a_k)=a_k・f(1)。
よって、k→+∞とすれば、a_k→xであって、f(x)=x・f(1)を得る。
点x∈(0,+∞)は任意だから、x>0のときf(x)=x・f(1)である。 ((1)終)
(2)、x<0のときf(x)=x・f(1)なることを示す。
任意のx∈Rに対してf(x+(−x))=f(x)+f(−x)=0であり、f(−x)=−f(x)だから、(1)と同様に考えればよい。
(1)、(2)から、確かに任意のx∈Rに対してf(x)=x・f(1)である。つまり、c=f(1)とおけば、任意のx∈Rに対してf(x)=cx。
333(4): 132人目の素数さん [sage] 2015/05/06(水) 09:39:25.40 ID:iWZualfN(5/7) AAS
>>326
(>>332の続き)
[第2段]:cを求めて、任意のx∈Rに対してf(x)=xなることを示す。
ここで、n≧2なる自然数nを任意に取る。f:R→Rは環同型写像だから、
1=1^nから、f(1)=(f(1))^n。また、f(1)=c∈R。従って、c=c^nを得る。
ここで、nについて場合分けをする。
Case1):nが3以上の奇数のとき。n−1は2以上の偶数なることに注意すると、
c=c^nの実根はc=0またはc=±1であって、これら3つに限る。
ここで、cが取り得る値c=0、c=±1が条件を満たすか否かを調べる。
Case1-1):c=0とする。f(x)=0であり、f:R→Rは環同型写像だから実関数f(x)=0は逆関数を持つ。
これは、定値関数fは逆関数を持たないことに反し矛盾する。よって、c≠0。
Case1-2):次にc=−1とする。すると、f(x)=−xである。よって、f(1)=−1。
f:R→Rは環同型写像だから、m≧2なる偶数mを任意に取ると、(f(1))^m=f(1)が成り立ち、
よって(f(1))^m=1から、1=−1が成り立つことになるが、これは1≠−1に反し矛盾する。よって、c≠−1。
Case1-3):一方、c=1とする。すると、f(x)=xであり、fは逆関数を持ち、f:R→Rは
確かに環同型写像となり、満たすべき条件をすべて満たす。故に、c=1であり、fはf(x)=xと求まる。
Case1-1〜Case1-3から、nが3以上の奇数のとき、c=1でありfはf(x)=xと求まる。
Case2):nが正の偶数のとき。n−1は正の奇数なることに注意すると、
c=c^nの実根はc=0またはc=1であって、これら2つに限る。
ここで、cが取り得る値c=0、c=1が条件を満たすか否かを調べる。
Case2-1):c=0とする。Case1-1と同様に考えると、c≠0。
Case2-2):c=1とする。Case1-3と同様に考えると、f:R→Rは
満たすべき条件を満たし、c=1であり、fはf(x)=xと求まる。
Case2-1、Case2-2から、nが正の偶数のとき、c=1でありfはf(x)=xと求まる。
Case1、2から、c=1であり、fはf(x)=xと一意に求まる。
n≧2なる自然数nは任意だから、自然数変数nを条件n≧2の下で走らせて考えれば、fはf(x)=xと一意に定まる。
334(3): 132人目の素数さん [sage] 2015/05/06(水) 09:41:17.06 ID:iWZualfN(6/7) AAS
>>326
(>>333の続き)
[第3段]:実関数f(x)=xがワイルドな自己同型写像でないことを示す。
実関数f(x)=xについて、fは恒等関数I_Rに等しく、任意のx∈Rに対してx=x±i・0だから、
fの複素共役はf自身になって、fはワイルドな自己同型ではない。
[第4段]:>16についての話の意味で、Rのワイルドな自己同型写像は存在しないことを示す。
任意のx∈Qに対してf(x)=xなる環同型写像f:R→Rは一意にf(x)=xと定まる
から、Rのワイルドな自己同型写像は存在しない。
349: 132人目の素数さん [sage] 2015/05/06(水) 12:25:08.81 ID:iWZualfN(7/7) AAS
>>340
>>343
>>347
じゃあ、証明の訂正は、今度もし出来たら書くことにする。
悪いが、今はチョット出来ない。指摘サンクス。
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