[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む13 [転載禁止]©2ch.net (654レス)
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572: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 06:53:34.48 ID:2DYA/PLc(1/24) AAS
ほい
http://wofwof.blog60.fc2.com/blog-entry-612.html
Willyの脳内日記 アメリカ在住の駆け出し大学教員による留学・研究・生活情報、日米社会の考察 2013-04-09
抜粋
Author:Willy 日本の数学科で修士課程修了。金融機関勤務を経て、米国の統計学科博士課程に留学。2009年、某州立大数学科専任講師。2010年、助教。

私はいわゆる日本でサラリーマンをやってから いまは米国で博士号を取って大学教員をしているのだけど、何でそんなに変則的なキャリアになっているのか、少し書いてみたい。

大学に入学する前から数学者になりたいと思ってはいたけれども 同時にそれはイレギュラーなキャリアなのだという意識はあったし、大人になるにつれ、とびきり優秀でもない自分にとって それが非常にリスクの高いキャリアなのだということも
認識するようになっていった。

先輩の院生から、「現在の数学系研究職のジョブマーケットは求人倍率0.05倍(つまり20人に1人しか就職できない)らしい。」などと言う話を聞いたり、博士課程の院生が仕事を見つけられずに苦しんでいるのを見て、「もちろんキャリアは自分の努力次第だけれども
仮に頑張ったところで上手く行かなければ大変なことになる」と思うようになった。

私は大学院で落ちこぼれて専門分野に対する興味自体を失っていったが、分野を変えたり環境を変えたりして何とか踏みとどまろうというエネルギーが
湧きおこらずに、ともかく新卒カードを切れるうちに就職してしまおうと思ったのは、自分が育った家庭のように経済的に何の不安もない豊かな生活を送りたいという、まわりから無意識のうちに刷り込まれた価値観とプレッシャーが大きかった。

そして実際にめでたく良い職場に就職し、親元を離れ、忙しくて楽しい充実した社会人生活を送ってみたものの、結局、経済的安定や社会的地位なんてものは自分をそれほど幸せにはしないようだし、キャリアに関する悩みはいつまでも消えないのだということに気付いて
もう一度分野を変えてやってみようと思い直したというわけだ。博士を取った時には、大学入学から実に16年が経っていた。

もちろん、私は大学を4年で卒業したからこそ、修士を取り、良い職場で経験を積み、留学して大学院に行き直すことができたと 言えない事もないし、別に好き好んで1年間遊んでいたこともない。
573: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 07:02:08.72 ID:2DYA/PLc(2/24) AAS
ほい
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/usgrad.htm
河東のホームページに戻る.
アメリカ大学院(数学)への留学について
抜粋

私は履歴書のページにもあるとおり, 昔アメリカ(UCLA)の大学院に留学して博士(Ph.D.)を取っていて, うちの卒業生もこれまでに何人かアメリカの大学院に正規の大学院生として留学しているので, けっこう留学の方法について聞かれることがあります.
そこで一般的な情報についてここにまとめておくことにしました. 別にアメリカがなんでもすぐれているとか, みんなでこぞってアメリカに行くべきだとかはちっとも思いませんが,
一般的に言って日本の数学の学生でアメリカに留学する人はあまりに少な過ぎで, もう少したくさん行った方が本人のためにも日本の数学のためにもいいと思います. (中国人や韓国人の留学生はものすごい数でいるのに日本人はごくわずかです.)
いい学生がいれば奨学金はいろいろあるが誰かいないか, というようなことをアメリカ側から聞かれることもわりとあるので, これを書いてみました.

これは,あくまで私の経験と知識に基づく, 「アメリカ」の「数学科」の大学院への留学に関する情報であり, しかも大学での研究者を目指すケースを想定しています.

なお純粋数学の研究者を目指さない場合にも, 下記にあるようにいろいろな奨学金もありますし, アメリカでは数学のPh.D.で就職できる,条件の良い民間企業のポストはたくさんありますので,
アメリカにずっといるつもりであれば,純粋に経済的な面からもアメリカ留学は得だと思います.
ただしこの場合英語力がより高いものが必要ですが.

一般的な情報

まず,その辺で売っている留学案内みたいなものは数学とはだいぶ事情が違うので, ほとんど役にたちません.
アメリカの数学科大学院(博士課程)について最初に強調すべきことは, 基本的に授業料はタダないしタダ同然の上に生活費もくれるということです. 気前がよすぎると思うかもしれませんが, 日本の大学院の方が世界の常識から外れてケチなのです.
(この非常に重要な情報が日本で広く知られていないのはなぜでしょうか.) そのかわり,アメリカには Teaching Assistant と呼ばれる院生の仕事があって, 学部の演習などの手伝いをします.これについては下にもっと詳しく書きます.
574
(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 08:41:55.44 ID:2DYA/PLc(3/24) AAS
ほい
2chスレ:bizplus
【資格/米国】就職に役立つ修士号と役立たない修士号のランキング…フォーブス調査[12/06/18]
抜粋
経済誌フォーブスは、米国での就職に役立つ修士号と、役立たない修士号のランキングを
それぞれ上位5研究科まで発表した。
役立つ修士号は、準医師資格が第1位を獲得し、コンピューターサイエンスが第2位に
ランクインした。役立たない修士号の第1位は図書館情報学だという。

米国では、失業率が8.2%、不完全雇用率が18%を非常に高く、学部卒業生が進路選択を
悩んでいる。雇用状況改善の見通しが立たない今、大学院に進む学生が増えているという。

フォーブスによる同調査は、350万人の業界別平均給与データと、2010年から2020年までの
業界別雇用拡大・縮小予想をもとに、修士号取得後の就職の可能性と給与を考慮した
ランキングを作成した。

もっとも役立つ修士号とされたのは、準医師資格。
中堅社員の平均年収が約780万円で、修士号が就職に役立つ可能性は30%とされている。
第2位は、コンピューターサイエンスで、平均年収は870万円と準医師資格より高いが、
実務に役立つ可能性は22.3%とされている。
第3位は、電気工学の970万円・17.7%で、その後の第4位に数学の730万円・24.7%と
情報システムの760万円・23.3%がランクインした。
575
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 08:48:39.20 ID:2DYA/PLc(4/24) AAS
>>558
ほい

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO85609010T10C15A4000000/
テクノロジー > 新技術 & 科学 > 「ネット20年」その先へ
ネット史に輝く金字塔、「iモード」生んだ運命の出会い iモードと呼ばれる前(1)2015/4/17

 いまやインターネットを利用する際に、最も身近な端末となったスマートフォン(スマホ)。そのスマホが、米Apple(アップル)の手によって2007年に初めて発売される約8年も前。
携帯電話のインターネットサービスを世界に先駆けて事業化したのがNTTドコモの「iモード」である。
「スマホの原型」とも言える、この日本発のサービスの普及は、予想をはるかに超えるペースで進み、1990年代の停滞した日本経済の中で、ひときわまばゆい光彩を放つ20世紀最後の大ヒットとなった。
日経電子版創刊5周年企画「『ネット20年』その先へ」では今回から6回にわたり、iモードを事業化にこぎ着けるまでの技術者たちの奮闘を描いた開発物語「iモードと呼ばれる前」(日経エレクトロニクスが2002〜2003年に掲載)をお届けする。
(つづく)
576
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 08:54:13.62 ID:2DYA/PLc(5/24) AAS
>>575 つづき
抜粋
 「iモード」開発の経緯を綴った自著「iモード事件」(角川書店)を、松永真理はこう書き出している。「いつのころからか、iモードの生みの親と呼ばれるようになった。そのたびに、首を傾げながら『私ひとりが生んだわけではありませんから』と訂正を入れる」。

 「とらばーゆ」の編集長だった松永真理。ベンチャー企業の副社長から転じた夏野剛。そして、異色の人材を受け入れ、1つにまとめた榎啓一。 iモードを成功に導いた立役者として華々しく雑誌のグラビアを飾った人々がいる。

 ユニークなビジネス・モデルを創造し、粒ぞろいのコンテンツを集めた彼らの功績は絶大だ。しかし、松永が指摘するように、彼らの奮闘は、物語の一面でしかない。
目覚ましい成功の裏に、独創的なアイデアと型破りな人間性で困難に打ち勝った技術者の存在があったことは意外と知られていない。

 まだiモードという名称も、サービスの枠組みさえもなかったころ、その原型となる技術を開発していたベンチャー企業の技術者がいた。このベンチャー企業の先進性を見抜いたのがNTTドコモの1人の技術者だった。この2人の出会いがなければ、iモードは存在しなかった。

 男は、眼鏡の奥から鋭い視線で部下をにらみつける。「どこの誰とも知れない人間に、全員が雁首そろえて会いに行くほどヒマじゃないだろ」

 部下を追い払い、不機嫌そうに書類を片付けた。

 男の機嫌が悪いのには理由があった。外部のコンサルタントが持ち込んでくる企画の会議がこのごろ急に増えていたからだ。「PDA(携帯情報端末)と携帯電話機を合体してインターネット・サービスを実現」。
こういったたぐいの話に正直なところうんざりしていた。「どいつもこいつも、すぐPDAを開発したがる。どうせ今日の話も同じだろう」。そう考えると余計、会議に出ることが億劫(おっくう)に思えてきた。

 「普通の携帯電話機がネット端末にならないとダメだ」。それが男のかねてからの持論だった。男には苦い経験があった。
2年前にスイスのジュネーブで催された「Telecom95」で、NTTドコモはPDA型の携帯電話機を出展した。来場者の評判は芳しくなく、結局製品にならずに消えた。その開発責任者がこの男だった。
つづく
577
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 09:00:51.69 ID:2DYA/PLc(6/24) AAS
>>576 つづき
抜粋
■「この人が技術のキーマンか」

 ドアをノックして中に入ると、既に部屋は10数名の人間で混み合っている。席に座って腕時計に目を走らせる。ちょうど約束の時間の午後1時30分。もうすべてのメンバーがそろったころだろうと踏んで、話を切り出そうとした時だった。

 突然、1人の男が扉を開けて足早に駆け込んで来た。最前の苛立ちの表情は、きれいさっぱりぬぐい去られている。男が部屋に入るなり、同席者は立ち上がり波が引くように道を譲った。
「きっと、この人がキーマンだな」。細身の男はこう直感した。名刺を差し出しながらあいさつする。「ACCESSの鎌田と申します」。手渡した名刺にこうある。「ACCESS 取締役副社長 研究開発担当 鎌田富久」。

 もう一人の男は不敵な笑顔で名刺を取り出した。「NTTドコモ 移動機技術部 主幹技師 永田清人」。

 iモードのひな型を築き上げた2人が初めて顔を合わせた瞬間だった。

 鎌田の弁舌はどんどん滑らかになっていく。
「今回は携帯電話機への搭載ということですので、特別な拡張機能も用意しました。『phone to:スキーム』といいます。『phone to:03―XXXX―XXXX』とHTMLを記述すれば、いちいちダイヤル・ボタンを押さなくても、選択ボタンを押すだけで電話をかけられるようになります」

 同席者から感嘆の声が漏れる。しかし永田の耳には入らない。そもそも、初めて会って「ウチの製品はこんなに良いモノなんですよ」と売り込む輩にろくな人間はいない。そう永田は常々思っていた。
つづく
578
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 09:02:47.98 ID:2DYA/PLc(7/24) AAS
>>577 つづき
抜粋
■「本当に動くんですか?」

 「私からの説明は以上です。何かご質問はありますか」

 鎌田のプレゼンテーションが終わり、一同を沈黙が襲う。まだ永田は資料から目を離さない。一言一句を徹底的に精査していた。

 NTTドコモ側の企画担当者が間を持たせるために何か言おうとした瞬間、突然堰(せき)を切ったように永田の口から質問があふれ出した。「どんなマイクロプロセッサーだとこれが動くんですか」

 「…例えば(インテルの)x86系での動作を確認しています。他のプロセッサーへの移植もそれほど難しくないと考えています」

 意表を突かれた鎌田を前に、永田は本領を発揮し始める。「鎌田さんがおっしゃる通り、 NetFrontがテレビやワープロで動いていることは分かりました。でも、携帯電話にはそんなに大きなメモリーは積めないんですよ。本当に動くんですか?」

 もちろん鎌田は「動く」と答えるに決まっている。それでも永田は、この問いを口に出さずにはいられなかった。

 永田は根っからのソフト屋を自認している。プログラムを小さく作るとか、メモリーが足りないといった話は感覚的に分かる。どんなに巧妙に飾り立てても、必ずウソは見破ってみせる。そんな気概が言葉の端々にみなぎった。
つづく
579
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 09:06:40.65 ID:2DYA/PLc(8/24) AAS
>>578 つづき
抜粋
■「こんな人がNTTにいたのか」

 平然を装いながらも、鎌田は内心では永田が自分の話を信用していないことを十二分に感じていた。

 鎌田が驚いたのは、永田から飛び出す質問がどれも鋭くポイントを突いていたことだ。
HTMLのデータを圧縮するか否か、暗号化の方式、サーバー側に持たせる機能、クライアント側との処理の切り分けなど、これまで企画担当者との打ち合わせでは出てこなかった手ごわい質問が矢のように飛ぶ。
鎌田は何食わぬ顔で受け答えしていたが、実は永田の質問をメモするのに必死だった。

 「この人はできる。この人を説得できなければ、一歩も先には進めない」

 鎌田は長期戦を覚悟した。

 「うーん…。言葉で説明されていることはよく分かるんですが、どうしてもイメージとしてピンとこないんですよね」。こう言って黙った永田は、鎌田のことを不思議な人物だと感じ始めていた。
「この人の自信はどこから来るんだろう。まるで技術が完成しているかのような話しぶりだ。もしかしたら本当に動くのか。まさか。そんなはずは絶対にない」。

 永田は鎌田を徹底的に問い詰める作戦に出た。
「例えばね、Webサイトにアクセスするということは、閲覧するだけじゃなくて、文字を入力する必要も出てきますよね。今の携帯電話機では電話帳に名前が入れば十分ですから、パソコンみたいに大容量の辞書が載っていません。
ブラウザーを搭載するなら、辞書データだけで200Kから300Kバイトくらいにはなる。さらに仮名漢字変換の部分が40Kバイトか50Kバイトは必要になるでしょう。軽いとおっしゃるNetFrontですが、実装するためにはもっと軽くする必要が出てきます。それが本当に可能ですか」

 「それともう一つ、ブラウザーのサイズをROM(読み出し専用メモリー)とRAM(書き換え可能なメモリー)に分けてもっと詳細に教えてください。どの機能にどれくらいメモリー領域が必要なのかが分からないと、何とも言えませんから」

 永田は押し続けた。
つづく
580
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 09:12:55.47 ID:2DYA/PLc(9/24) AAS
>>579 つづき
抜粋
 鎌田はこれまで体験したことのない異常な熱気を感じていた。外気の暑さとは違う、人間だけが発する熱がひしひしと身に迫ってくる。「こんな人がNTTにいたなんて。この人に分かってもらうためには、実際に動いているモノを見せるしかないんじゃないか」。
鎌田は永田の威圧感に耐え切れなくなってきた。

 「それでは、次回のミーティングで、動いているものを実際にお見せしながら再度提案させてください」。精一杯の力で鎌田はこう切り出した。

 「それがいいですね」。永田も賛同した。

 会議室に張り詰めていた空気が一気に開放され、2人のソフトウエア技術者のプライドを懸けた闘いはひとまず中断した。

 次のミーティングは1997年7月22日の午後1時からと決まった。

 「絶対に説得してみせる」鎌田の眼は1カ月先を見据えていた。

■「よし。いけるぞ」

 「ほぉー」

 ノートパソコンのディスプレーに映ったブラウザーを見て、同席者から感嘆の声が漏れた。1997年7月22日。鎌田富久はこの瞬間を待っていた。

 「へぇ,本当に動くんだ」。永田は心の中で思わずこうつぶやいた。鎌田の1度目の提案から想像していたよりも、ずっと良い出来栄えだ。

 「これだったら榎さんの構想も実現できるかもしれないな」

 永田は、白髪の交じる小柄な紳士が、人懐こい笑顔で語った雲をつかむような話を、ぼんやりと思い起こしていた。
つづく
581: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 09:17:32.18 ID:2DYA/PLc(10/24) AAS
>>580 つづき

まとめよう
i-mode開発の価値とは、スマホが、米Apple(アップル)の手によって2007年に初めて発売される約8年も前
携帯電話のインターネットサービスを世界に先駆けて事業化したのがNTTドコモの「iモード」である。
ネット史に輝く金字塔なのだ
585
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 10:03:45.15 ID:2DYA/PLc(11/24) AAS
>>558

linux開発の価値について

果たして、>>557の質問者がどこまで分かっているのやら・・

1.雑学だが、”GNU/Linux”:「リーナス・トーバルズ自身もGNU/Linuxと呼称している」という http://ja.wikipedia.org/wiki/Linux
2.ユーザ空間のシステムツールやライブラリの多くは、リチャード・ストールマンが1983年に立ち上げたGNUプロジェクトによって作られたものであるため、フリーソフトウェア財団 (FSF) はGNU/Linuxという名前を使うことを推奨している[9][10]。
3.今日ではLinuxの普及に伴い国際規格が策定されている。Linuxカーネルを使用し、Linux Standard Base (LSB) Core Specification (ISO/IEC 23360シリーズ) に準拠したOSが、OSとしてのLinuxであるとされている。
4.携帯電話関連では、スマホOSのAndroid=カーネルにはLinuxの関連技術が使用されている http://ja.wikipedia.org/wiki/Android
 (因みに、Apple のiOSもUnixに起源を持ち、Linuxと同根と言える。)
5.Linux開発の価値とは、
「Linuxの開発は、フリーかつオープンソースなソフトウェアの共同開発として最も傑出した例のひとつである。
Linuxカーネルのソースコードは無償で入手でき、GNU 一般公衆利用許諾書のもとにおいて、非営利・営利に関わらず誰でも自由に使用・修正・頒布できる。
Linuxは、世界中の開発者の知識を取り入れるという方法によって、あらゆる方面に利用できる幅広い機能と柔軟性を獲得し、数多くのユーザの協力によって問題を修正していくことで高い信頼性を獲得した。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/Linux ということだろう
586
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 10:05:45.27 ID:2DYA/PLc(12/24) AAS
>>582-584
どうも。スレ主です。
その声は、おっちゃんかな?
レスありがとう
588
(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 10:57:16.35 ID:2DYA/PLc(13/24) AAS
>>585
linux開発で強調しておきたいこと

1.1991年に、当時フィンランドのヘルシンキ大学の学生であったリーナス・トーバルズはオペレーティングシステムに好奇心を抱くようになっていた。
当時、近代的なOSを動作させる能力を持つ Intel 80386 CPU を搭載した32ビットPC/AT互換パーソナルコンピュータが登場していた。
ワークステーションやミニコンピュータ等と比較すれば遥かに安価に入手できるものであったため、リーナスはこれを使ってUNIX互換の機能を持つOSを動作させてみたいと考えていた。
このためリーナスは、既に使用していた自作のターミナルエミュレータを改造したり、ファイルシステムなどのUnix互換APIを実装したりして、独自のOSカーネルの開発を開始した。最終的にこれが現在のLinuxカーネルへと成長することとなった。

2.当初のLinuxの実装は極めて単純なものであり、他の既存の自由でないUnixシステムのどれに対しても、その機能と実績において比肩しうるものではなかった。
また当時、自由なソフトウェアによるUnix互換OSを開発しようとしていたGNUプロジェクトは自身のカーネル (GNU Hurd) を完成していなかった(2013年現在もなお開発途上である)。
ライバルのBSDは1992年からUSLとの訴訟を抱えており権利上の問題をクリアしたバージョンがリリースされたのはFreeBSDでは1994年11月だった。
つまり、1990年代前半において、自由なUnix互換カーネルと呼べるようなもののうち、実用的で権利上の問題がないと考えられる存在はLinuxの他になかった。

3.GPLによって誰もが改良可能だったことから、より多くの機能を求める開発者たちによる改良を促した。開発者たちはLinuxカーネルを育てていくとともに、GNUコンポーネントとLinuxを統合する作業を行い、最終的に実用的かつフリーなオペレーティングシステムを作り上げた。

4.成長:開発工数見積り=Debian GNU/Linux version 4.0 (etch)(2007年リリース) このディストリビューションは2億8300万行のコードを含んでおり、従来の方法で開発していたとするなら、3万6千人月が必要であり、80億4万ドル (2013年) が必要であったと推定された。

5.要するにリーナスの小さな一歩からLinuxの大きな成長。だが、リーナスに数十年先行するUnix, GNUの流れの中で捉えなければ、ならないのだった
589: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 10:58:47.71 ID:2DYA/PLc(14/24) AAS
>>587
Yesです
土日しかできないことが、自分の時間確保としては、いいかも・・
590: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 11:08:21.66 ID:2DYA/PLc(15/24) AAS
>>588
なお、これも雑学だが

http://ja.wikipedia.org/wiki/GNU
GNUという単語は「GNUはUNIXではない (GNU's Not UNIX)」というフレーズから頭文字を取った略称で、再帰的命名という一種の言葉遊びになっている。

一般的な英語では、gnuは「ヌー」と発音し、ウシカモシカまたはヌーと呼ばれる動物をさす言葉である。
GNUプロジェクトは自らの名称を「it is pronounced g-noo, as one syllable with no vowel sound between the g and the n.」と呼ぶよう要請している。
591
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 11:42:31.71 ID:2DYA/PLc(16/24) AAS
>>588
ちいさくとも、一歩を踏み出すこと
これが大事だと思う
i-mode開発とlinux開発とも
592
(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 12:18:18.45 ID:2DYA/PLc(17/24) AAS
>>591
蛇足だが、下記
”UNIXにはオープンな文化が育まれ、また、これら創成期に生まれた設計思想、開発手法等はUNIX哲学として発展し、現在のUNIX系OSの開発に多大な影響を与えている”
http://ja.wikipedia.org/wiki/UNIX
抜粋
1960年代ケン・トンプソンはMultics開発に携わりながら、その上でファイルとページングの新たなシステムのシミュレーションプログラムを書いた。
そして彼はベル研究所であまり使われていないDEC社製のシステムであるPDP-7を発見[8]。このPDP-7上で、アセンブリ言語を用いてこのゲームを移植し[9]、
さらにベル研究所のトンプソンとリッチーを中心とする研究者チームが、階層型ファイルシステム、プロセスとデバイスファイルの概念、コマンドラインインタプリタ、いくつかの小さなユーティリティプログラムを開発した[7]。これがUNIXの始まりである。

1970年、ピーター・ノイマンはこのプロジェクトを Multics からの言葉遊びとして Unics (UNiplexed Information and Computing Service) と名付けた[10]。Unics は結局同時に複数のユーザーをサポートできるようになり、Unix と改称された。
Multicsでの失敗に基づき、UNIXの開発はシンプルで独立したモジュール群で構成することを目標としていた。
この事は、Multicsのmulti(複)に対してuni(単)という意味がUNIXの名称に込められていることからもわかる。

1972年前半には、New York Telephone Co. の Systems Development Center にて Dan Gielan の指揮でUNIX初の商用利用が始まった。

ケン・トンプソンは静かにUNIXをソースコードと共にメディアのコピー代だけで希望者に発送しはじめ、伝承によればそれぞれに "Love, Ken" とサインを添えたという[13]。

注釈付きのUNIXカーネルのソースはコピーされて広まり、1970年代後半にはニューサウスウェールズ大学の John Lions が Lions' Commentary on UNIX 6th Edition, with Source Code を出版したことでさらに広まり、格好の教材としてよく採用された。
それに伴ってバグの修正がAT&Tに送り返されてきたため[12]、さまざまな改変がUNIXに加えられることとなった。
その結果、UNIXにはオープンな文化が育まれ、また、これら創成期に生まれた設計思想、開発手法等はUNIX哲学として発展し、現在のUNIX系OSの開発に多大な影響を与えている。
594: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 13:42:12.35 ID:2DYA/PLc(18/24) AAS
>>593
どうも。スレ主です。
おっちゃん、ありがとう!
595: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 13:42:33.11 ID:2DYA/PLc(19/24) AAS
余談だが、日本のUnix

http://ja.wikipedia.org/wiki/NEWS_%28%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%29
NEWS (ソニー)
NEWS(にゅーず[1]、Network Engineering WorkStation)とは、1980年代後半から1990年代前半にかけてソニーが開発、発売したUnixワークステーション・シリーズ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%A3%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88
Σプロジェクト(シグマプロジェクト)は、1985年に始まった日本の国家プロジェクト。Σ計画(シグマけいかく)とも呼ばれる。

1985年当時、1990年に25万人、2000年には97万人と推測されていたソフトウェア技術者の不足に対応するため、通商産業省(現在の経済産業省)が立案し、その外郭団体の情報処理振興事業協会 (IPA) が推進役となった。

5年後の1990年4月にコンピューターメーカーやソフト会社50社が資本金22億3000万円を出資し事業会社「シグマシステム」を設立したが、
1991年3月にはUNIXの国際標準化団体であるX/Open、UNIX International (UI)、Open Software Foundation (OSF) との共通仕様に合意し独自路線を放棄、
その後も1992年3月には独自の計算機センター閉鎖、1995年には会社も解散とじり貧に陥ってしまった。
596: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 19:30:35.66 ID:2DYA/PLc(20/24) AAS
ほい
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/272799.html
抜粋
(^_^.) 数学がよくできる人って、ほんとうに頭がよい人?? 質問者:yumi18 質問日時:2002/05/17
 数学をべんきょうすると、ものの見かたが単純で、ひとりよがりで、心のせまい人間になるような気がするんですが……
 ちょっとおおげさかもしれませんが、私はいまどきの人間がおちいっている数学信仰のようなものを捨てないかぎり、人類の未来はないのじゃないかなあ、とかんがえてますが、どうでしょうか?

No.16ベストアンサー 回答者:aster 回答日時:2002/05/18 08:19
数学者は、西欧中世においては、「知識人・教養人」としての必須条件は、「ラテン語を自在に使えることであった」と述べます。
そして、現代では、それが「ラテン語」ではなくなり、「数学」になっていると指摘します。

わたしの理解するところ、「数学」は、「ファッション」の可能性が高いということです。

明確に認識し、また指摘せねばならないことは、「数学」は「論理」とは異なるということです。
「メタ数学」とか「記号論理学」を通じて、「論理学」と「数学」は、二十世紀において、かなり接近しましたが、逆に、数学と論理は別のものだということが明らかになったとも言えます。

細かい話は省きますが、「論理的」であることは、真偽の判断において重要です。西欧中世は、ラテン語の教養が、人に論理性や適正な判断力、更に「智慧」を与えると考えたのです。

「論理性」も数学には含まれます。しかし、人間の「判断行為」で必要なのは、真偽だけでなく、善悪判断も必要なのです。西欧中世のラテン語教養は、古典的真偽判断能力と、善悪判断能力の「規範」というものを内含していました。

今日の「数学」には、真偽判断能力を向上させる規範があるかといえば、実は「ない」と言わざるを得ません。初等数学や中級数学なら、真偽判断が学習者にもできますが、あまりに錯綜した数学は、「論理思考」の訓練には役立ちません。

「論理」とは、多くの人にとって妥当明証とされる思考の道筋で、素晴らしく優れた数学者でないと真偽判断ができないような証明問題などは、論理思考にとって意味がないのです。数学の持つ「論理性」とは、実は非常に原始的なものだとも言えます。
598: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 19:46:07.40 ID:2DYA/PLc(21/24) AAS
ほい
http://www.arp-nt.co.jp/rensai/index-sono50.html
その50 「頭がいい」とは、どういうこと? 【執筆者】  梶谷通稔

学問の延長から見た、いわゆる仕事が出来る人といったものに始まり、さらにまた、

「人を引きつけ纏められる能力のある人」、「常識と礼儀を知っている人」、「バランス感覚のある人」、「感情的にならず、誰に対しても常に謙虚な人」、「確固とした自分の核を持ちながら、人の個性を尊重できる人」、
「機知に富み、ユーモアセンスにあふれる人」、「常に笑みを絶やさず、周囲に気を配れる人」、「環境に恵まれなくとも、自力で能力を高める向上心がある人」、「空気を的確に読める人」、「周囲の状況を素早く的確に見極められる人」、
「臨機応変、物事に柔軟に対処できる人」、「悟りを開いた人」、「人間関係の構築がうまい人」、「誰とでもうまく付き合え人」、「人の間を上手く取り持てる人」、「皆に慕われる人間性のある人」、「家族ともうまくやれる人」、「人を敬える人」

 などなど、学力や仕事力だけでなく、日常における社会生活や家庭での関わりまでを含めた人間関係の視点から見たものまで多岐にわたって出てくることになり、中でも、単独の回答というよりもこれら複数の組合せによる回答が多く、
改めて人それぞれにいろんな思いがあることを思い知らされましたが、この事実から日本語のニュアンスで言う「賢い」の意味も含めて「頭がいい」には決まった定義などのないことがわかります、と同時に、次のようなこともわかってまいりました。

 これら社会人の皆さんがおしなべて言及している内容を整理してみますと、記憶力、計算力、理解力、コミュニケーション力、忍耐/継続力、判断/決断力、チャレンジ/実行力、発想/創造力、先見/洞察力、思考/問題解決力、統率/人間力などにまとめられます。
 そのうち小・中学生の回答は、前半最初のほうの項目をあげているだけですが、社会人の回答は、それ以外の項目に対する指摘が多いということです。

 それらは地頭力に深く関連するものばかりです。つまり、前述のアインシュタインやビル・ゲイツ、司馬遼太郎らは、おしなべて学校の成績という一分野の能力だけでは測ることのできない地頭力が発揮されていたということになります。
599: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 19:53:48.38 ID:2DYA/PLc(22/24) AAS
へー、アラン・ソーカルね

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ソーカル事件(ソーカルじけん)とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル(Alan Sokal、1955年-)[1]が起こした事件。
数学・科学用語を権威付けとしてでたらめに使用した人文評論家を批判するために、同じように、科学用語と数式をちりばめた無意味な内容の疑似哲学論文を作成し、これを著名な評論誌に送ったところ、雑誌の編集者のチェックを経て掲載されたできごとを指す。
掲載と同時にでたらめな疑似論文であったことを発表し、フランス現代思想系の人文批評への批判の一翼となった。

事件の経過
1994年、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカルは、当時最も人気のあったカルチュラル・スタディーズ系の評論雑誌の一つ『ソーシャル・テキスト』(Social Text)に、
『境界を侵犯すること:量子重力の変換解釈学に向けて』(Transgressing the Boundaries: Towards a Transformative Hermeneutics of Quantum Gravity)と題した疑似論文を投稿した。
この疑似論文は、ポストモダンの哲学者や社会学者達の言葉を引用してその内容を賞賛しつつ、それらと数学や理論物理学を関係付けたものを装っていたが、実際は意図的にでたらめを並べただけの意味の無いものであった。
ソーカルの投稿の意図は、この疑似論文がポストモダン派の研究者によってでたらめであることを見抜かれるかどうかを試すことにあった。
疑似論文は1995年に受諾され、1996年にソーシャル・テキスト誌にそのまま、しかもポストモダン哲学批判への反論という形で掲載された[2]。
当時同誌は査読制度を採っておらずこうした失態を招き、編集者は後にこの件によりイグノーベル賞を受賞している。また後に査読制度を取り入れた。

http://dic.nico
video.jp/a/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ソーカル事件(ソーカルじけん)とは、物理学者アラン・ソーカルによって引き起こされた学問上の事件である。
600: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 19:54:55.41 ID:2DYA/PLc(23/24) AAS
>>597
どうも。スレ主です。
レスありがとう
601: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/06/06(土) 20:21:24.26 ID:2DYA/PLc(24/24) AAS
>>575-600
「とらばーゆ」の編集長だった松永真理。ベンチャー企業の副社長から転じた夏野剛。そして、異色の人材を受け入れ、1つにまとめた榎啓一
ACCESS 取締役副社長 研究開発担当 鎌田富久
NTTドコモ 移動機技術部 主幹技師 永田清人
フィンランドのヘルシンキ大学の学生であったリーナス・トーバルズ
ベル研究所のトンプソンとリッチー
MIT AI研でプログラマのリチャード・ストールマン

多少の頭の善し悪しより、ちいさくとも、一歩を踏み出すこと
そして、彼らはその時代を生きたんだ。各人各様に
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