プレク4012 対 YAMAHAのF1 part1 (353レス)
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345: 名無しさん◎書き込み中 [sage] 2014/07/16(水) 05:09:10.01 ID:Edenwj21(1) AAS
AIJ投資顧問は言うに及ばず、金融やグローバル企業の事件にはタックスヘイブン(租
税回避地)がよく顔を出す。国際通貨基金(IMF)は少なくとも島嶼部の金融センター
だけで18兆?、世界総生産の3分の1になると推定している。逆にいえば、その税金は支
払われておらず、つけは庶民の税金に上乗せされている。
タックスヘイブンは合法ではあるが、その存在は公共の利益に反している。なぜこんな制
度が生まれ、維持発展してきたのか。その実態と成り立ちに可能な限り迫ったのが本書だ。
著者はこの制度の萌芽からひもといていく。20世紀初頭の英国の多国籍食肉業者による二
重課税からの逃避にはじまり、スイスによる守秘に厳しい銀行の確立、ケイマン諸島など
英国の海外領土の利用、米デラウェア州などの州法……。タックスヘイブンの歴史でその
中心にいるのは英国の金融街シティーとイングランド銀行だ。
本書で思い知らされるのは英国の底知れぬしたたかさだ。植民地を手放し、基軸通貨発行
の地位を米国に渡しても、海外領土で支配層のための金融網をつくりあげた。その狡猾さ
には脱帽する。本書の原題(Treasure Islands)が海賊の小説「宝島」を模しているのも、
実に示唆的である。
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