[過去ログ] パレスチナ・イスラエル情勢 48 (1002レス)
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501(1): 名無し三等兵 (ワッチョイ 137d-d21E [61.197.129.91]) [sage] 2025/07/10(木) 16:05:00.71 ID:l7c4ijdW0(3/5) AAS
イランが中国製防空システムを取得か ロシアは中東の兵器市場でも退潮
Forbes JAPAN 7/10(木) 12:00配信
最近の報道が正確だとすると、中国は中東・北アフリカという儲かる兵器市場、なかでも防空システム分野でロシアに大きな競争を仕掛け始めている。
ロンドンに拠点を置く中東専門メディア、ミドルイースト・アイ(MEE)は7日、アラブの国の当局者の話として、イランが6月のイスラエルとの十二日戦争以降に、
中国製の地対空ミサイルシステムを受け取ったと報じた。 受け取ったシステムの種類や数は不明だが、イラン側は代金を石油で支払っているという。
中国にはたとえば、ロシアのS-300地対空ミサイルシステムの自国版である紅旗-9(HQ-9)というシステムがあり、その射程延伸型として紅旗-9B(HQ-9B)もある。
輸出版はそれぞれFD-2000、FD-2000Bと名づけられている。
とくにHQ-9B/FD-2000Bがイランに時宜にかなって引き渡されたのであれば、ロシアに強いメッセージが送られた格好になる。
これまでイランが輸入した最も先進的な防空システムは、2016年に受領したロシア製S-300PMU-2だった。
しかし、2024年の4月と10月に行われた2度のイスラエルによる攻撃で、イランの保有するS-300はすべてとまでは言わずとも大半が無力化された。
しかもイスラエル側には損害が出なかった。 そして6月の十二日間戦争で、残っていたS-300の構成要素もおそらくことごとく破壊された。
イランはこれらのミサイル防衛システムにざっと10億ドル(現在の為替レートで約1460億円)を支払い、納入までに10年近く待たされていた。
イランはS-300の性能に失望しているだけでなく、ロシアに数年前に発注し、支払いも済ませたSu-35「フランカー」戦闘機がいまだに納入されないことにも
苛立っているに違いない。
こうした不満に加え、防空能力の再建が急務なことから、イランは中国製のJ-10C(殲-10C)「ビゴラス・ドラゴン(猛龍)」戦闘機の入手にも動く可能性がある。
ニーズが切迫しているこの時期に、中国から地対空ミサイルが迅速に納入され、イランがそれに満足しているのであれば、その可能性は高くなる。(続く)
502(1): 名無し三等兵 (ワッチョイ 137d-d21E [61.197.129.91]) [sage] 2025/07/10(木) 16:07:12.24 ID:l7c4ijdW0(4/5) AAS
>>501の続き
・エジプトも中国製防空システムを取得
HQ-9Bをめぐっては今回の報道の1週間あまり前、エジプトが取得済みであることを同国の元軍高官、サミール・ファラグが地元テレビ局サダ・エルバラドの
インタビューで認めていた。
これに先立って外交専門誌ザ・ディプロマットも5月、エジプトがHQ-9Bの購入を確認したと伝えており、中国によるその輸送では、かつて内陸国のセルビアに
紅旗-22(HQ-22)地対空ミサイルシステムを納入した時のように、運-20(Y-20)大型輸送機が使われるかもしれないとも推測していた。
同等の戦略防空システムでエジプトが直近に発注していたのも、やはりロシア製のS-300VMであり、2010年代半ばのことだった。
この間、エジプトはドイツにIRIS-T SL中距離防空ミサイルシステムも発注しており、2024年10月に初公開している。
エジプトがロシアのS-300VMを追加発注するのでなく、新たに中国のHQ-9Bを導入したのは、可能な限り軍備の調達先の多様化を図るという同国の一貫した
方針に合致している。
ただ、これは同時に、2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻以降、ロシア製兵器の外国ユーザーに対してロシアからの部品供給や技術支援が慢性的に
遅れている状況を受けた、リスクヘッジという意味合いもある。
仮にエジプトのS-300VMが運用不可能になった場合、代わりになり得るHQ-9Bのような同等のシステムがなければ、エジプトの戦略防空体制全体が著しく
弱体化しかねない。
エジプトはさらに2018年に発注していたSu-35の契約も、米国による制裁を受ける懸念から取り消している。
そうしたなか、中国がこの春、エジプトとの合同軍事演習にJ-10Cを派遣したことは、エジプトは代わりにこの中国製戦闘機を取得するのではないかという
臆測を呼んだ。 もしそうなれば、中国はこの地域でロシアに対してもうひとつ勝利を挙げるかたちになる。
一方、アルジェリアは最近、もともとエジプト向けに製造されたSu-35の一部を受け取った。
これらは、最終的にイランに引き渡されるのではないかと噂されていたロットの一部でもあった。
(中略)
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