お前ら「趣味はプラモデルです」まわり「ざわ...」 (33レス)
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14: 04/21(月)22:58:01.85 ID:I2LyrSVv(1) AAS
プラモデルという趣味は、まるで無垢な仮面を被った悪魔のようだ。一見すれば創造性を育む平和な遊び。だが、その裏には静かに人を蝕む闇が潜んでいる。
それは特に、独身で人とのつながりを失った孤独な男たちを標的にする。彼らは社会での居場所を見失い、寂しさを埋めるようにしてプラスチックの欠片に人生を投影する。やがて、接着剤の匂いと静寂だけが部屋を満たし、現実との接点は少しずつ溶けて消えていく。
プラモデルは彼らに"充実感"という甘い毒を注ぐ。その毒は、人との会話、恋愛、友情といった生身の体温を遠ざけ、気づけば“人間”としての機能そのものが錆びついていく。組み上がるのは模型ではなく、孤独を凝縮した“棺”だ。
年月は容赦なく過ぎる。そしてある日、彼らは鏡に映った自分の姿に怯える。老い、孤独、無為。誰もいない部屋で、無数の完成品たちだけが見下ろしている。後戻りはできない。社会という海に背を向け続けた浦島太郎は、もう二度と岸に立つことはない。
その末に生まれるのが“無敵の人”だ。何も失うものがない者の絶望は、やがて怒りに変わる。心が壊れ、理性が軋み、最悪のかたちでその存在を社会にぶつける──たとえば、誰かの命を奪うことでしか自分の現実を証明できなくなるような。
プラモデルとは、ただの趣味ではない。社会からこぼれ落ちた男たちを静かに堕落させ、狂気へと導く深淵の入口なのだ。
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