【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 5冊目 (774レス)
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609: 2016/10/26(水)23:16 ID:gJgv6h30(2/5) AAS
「真九郎さん真九郎さん。ああ、真九郎さん」

 そう、真九郎の命は勿論だが、自分が真九郎を想う気持ちに歯止めがかけられない。
 真九郎の全てが愛おしく、夕乃の全てを知ったその上で自分と一生を添い遂げて欲しい。
 鉄火場を潜り抜ける度に凜々しく、激しさを増す少年の輝きに夕乃は既に骨抜き、
いや、メロメロになっていた。

「んー...なんだ、これ?」 

 強く抱きしめた頭の圧迫感に違和感を覚えた真九郎が目を覚ましかける。
 無論、自分の許可なく起きるなんてことを夕乃が許すわけもなく...
 
「んっ...はむっ...ちゅっ」

 さも当然のように真九郎の唇を普通に貪り始めたのだった。

「ん〜...すぅ...ん、むっ...すう〜」

「ちゅうぅうっ...ぷはぁっ、ちゅるるっ...」

 真九郎の呼吸のリズムを見切り、かつ目を覚まさない程度のキスの嵐を
夕乃は自分の持てる限りの技術を尽くして真九郎に施す。
 それと同時に、夕乃の利き手は真九郎の股間をまさぐり始める。
 八年前とは比較にならないほど大きくなった逸物をデリケートに
扱いながらも、その根元と先端を巧みに動かす手つきは既に熟練の域。
 あっという間に真九郎の愚息はパンパンに張り詰めた。

「イケない子ですね...真九郎さんは」

 イケないことだと分かっている。分かっているのだが...

 真九郎が悦んでいるのだ。眠っているとは言え自分のキスで感じている。
 変態じみた倒錯感が夕乃の身体を稲妻のように駆け巡り、自制心という名の
ブレーキを瞬く間に全て粉砕していく。

 首筋に紅い痕跡を残しながら、夕乃は更に真九郎の耳を舐め始める。
首筋から耳朶にかけ、白く透明な唾液の跡が線を引く。

 紅くかぶれる首筋に軽く歯を立て、真九郎を刺激する。
 その間も軽い愛撫で焦らされた彼の愚息は、もどかしさのあまり
ピクピクと動きながら、窮屈なズボンの中で愚図りだした。
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