軍産生物化学)欧米ロ兵士増強史(ドーピング悪用) (145レス)
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43: 2020/11/17(火)01:12 ID:L9VX2qA8(10/46) AAS
>19世紀の終わり頃になると,ヨーロッパでは
トラックで行う自転車レースが人気を博していました。
44: 2020/11/17(火)01:13 ID:L9VX2qA8(11/46) AAS
●>フランス人心理学者のギュスターヴ・ル・ボン(Gustave leBon)は,
コーラの実が自転車レーサーに与える影響をブラインドテストの形式で
調査しています。
その結果,コーヒーにテオブロミンを混ぜた薬を投与すると
,力が増強することが分かりました。
45: 2020/11/17(火)01:13 ID:L9VX2qA8(12/46) AAS
>20世紀転換期になると,多くの科学者がストリ
キニーネと筋力増強との関係を調べる
46: 2020/11/17(火)01:13 ID:L9VX2qA8(13/46) AAS
●>研究が行われた背景には,プロフェッショナルアスリートの出現があります。

自転車レースは,プロフェッショナルの台頭という意味では草分け的な存在で,
すでに1880年頃にはプロが参加していました。
47: 2020/11/17(火)01:13 ID:L9VX2qA8(14/46) AAS
●>プロのアスリートは,コカインやストリキニーネを調合した
ブラックコーヒーを頻繁に飲んでいました。
48: 2020/11/17(火)01:14 ID:L9VX2qA8(15/46) AAS
>1910年,
競走馬を対象とした初のドーピング検査がオーストリアで行われました
49: 2020/11/17(火)01:14 ID:L9VX2qA8(16/46) AAS
●>ドーピング検査に関しては,人間よりも馬のスポーツの方が
先駆的な役割を果たしました。
50: 2020/11/17(火)01:14 ID:L9VX2qA8(17/46) AAS
●>薬物による能力増強の対象となり易いスポーツのひとつに
マラソンがあります。
51: 2020/11/17(火)01:15 ID:L9VX2qA8(18/46) AAS
>1904年のセントルイス・オリンピックでは,
イギリスのトーマス・ヒックス(Thomas Hicks)が
金メダルランナーになりましたが,彼はレース中
にストリキニーネ,卵,ブランデーを混合した薬
剤を摂取していました。
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(1): 2020/11/17(火)01:15 ID:L9VX2qA8(19/46) AAS
●>最初にゴールしたアメリカの
フレデリック・ローツ(Frederick Lorz)が,
途中自動車に乗るというインチキが発覚して
失格になっています。
53: 2020/11/17(火)01:15 ID:L9VX2qA8(20/46) AAS
●>オリンピックの公式報告書では,まるで薬物
使用を肯定するかのように,ヒックスは大変正直
で明白なやり方で1位になったと記されているのです。
54: 2020/11/17(火)01:15 ID:L9VX2qA8(21/46) AAS
>1908年のロンドン・オリンピックの公式報告書によれ
ば,マラソンに関する11条のルールがあったこと
が分かりますが,そのうちの2つが薬物に関する規程です。
55: 2020/11/17(火)01:16 ID:L9VX2qA8(22/46) AAS
●>これが,おそらく人間のスポーツではじめての
アンチドーピング規程でしょう。そこには,
競技者は,スタート地点あるいはレース中
は,いかなる薬剤も服用してはならない。これに
違反すると100%失格処分になる。」と記載されています。
56: 2020/11/17(火)01:16 ID:L9VX2qA8(23/46) AAS
1908年のロンドン・オリンピック マラソン
●>「先頭を走っていたイタリアのドランド・ピエトリ
(Dorando Pietri)は,公然と促進剤を使いましたが,
過度な投与が災いしてゴール地点につく頃には
介添えがないと一人ではゴールできない状態でした。
57: 2020/11/17(火)01:17 ID:L9VX2qA8(24/46) AAS
>1908年に制定されたアンチドーピング規程は,
持久系のスポーツに薬物がもたらす影響への懸念
という側面もありましたが,それ以上に,ホバー
マンが指摘するように「文化的アパルトヘイト」
があったのだと思います。
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