労働の完全自動化(人の楽園? or 失業地獄?)2 (665レス)
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1: オーバーテクナナシー [] 2020/06/24(水)06:21 ID:dgLrGMyG(1)
労働を完全自動化する未来技術について
人を労働から解放する楽園になるのか?それとも?

労働完全自動化の技術の可能性と影響について議論しましょう

前スレ
労働の完全自動化(人の楽園? or 失業地獄?)
2chスレ:future
566: オーバーテクナナシー [sage] 09/05(金)12:54 ID:rJezBBSR(9/12)
一方で他の学区では、不正行為を防ぐため、学校用ノートパソコンからチャットボットを遮断するなど、AIに抵抗する動きも出ている。AIに職を奪われることを恐れ、州議会議員に介入を求める教師もいる。

生徒たちに協働の機会を提供していると主張するアルファ・スクールだが、中学卒業後、チームスポーツや生徒会活動、プロムなどのある学校生活を選び、一般の高校に進学する生徒もいる。
アルファで7年生に進級したバイロンも、高校まで進むかどうかは迷っていると話す。

また、AIを導入している学校はアルファ・スクールだけではない。非営利教育団体「カーンアカデミー」が開発したAI支援型学習支援ボット「Khanmigo(カーンミゴ)」はいくつかの公立校で
試験導入されており、全米教職員組合でさえ、教師向けAI研修の導入を発表した。

だが、アルファ・スクールはただAIを助手や補習教材として使っているわけではない。彼らにとってはAIこそが、生徒を学習へと導く主要な教育エンジンなのだ。

午後、生徒たちは野外活動や料理、スポーツなど、他の生徒との交流が必要なプロジェクトに取り組む。たとえば、2024年、5年生と6年生はフードトラックを作った。目標を達成するため、
彼らはチャットボットの助けを借りて、予算の立て方やビジネスプランの作成方法、卵の調理法を学んだ。

AI動画企業のCEOであるブレット・シアーズと妻のロビンは、双子の息子ルーカスとジャクソンをアルファ・スクールに通わせるため、ロサンゼルスから転居した。

弁護士であるロビンが言うには、息子たちは同級生より学習が進んでいたが、公立学校が、パンデミック中に学習の遅れをとった生徒たちの支援に重点を置いていたため、
息子たちの伸びが停滞していると感じていた。ロビンは、子供たちの自立心とそれぞれの学習スタイルに合わせたアルファの指導法に感銘を受けたと話す。

ピーター・アッカーソンとアラナ夫妻も今秋、娘たちをアルファ・スクールに入れるため、コネチカットからオースティンに移住した。共にIT業界で働く夫妻は、
子供たちにAIに触れる機会を与えたいと考えていた。
567: オーバーテクナナシー [sage] 09/05(金)18:42 ID:rJezBBSR(10/12)
ものづくり企業の人手不足を解消せよ!松山市で自動化ロボットの展示会
9/5(金) 17:07配信
ものづくり企業の人手不足を解消しようと、作業を自動化するロボットの展示会が松山市で開かれました。

テクノプラザ愛媛で開かれた展示相談会には、県内外からおよそ120の企業が参加しました。

出展者
「ネジを締める穴を確認してネジを締めると/人の作業をそのままロボットで置き換えている」

このイベントは、県内のものづくり企業の生産ラインでの作業を自動化することで、人手不足解消につなげようと、今回初めて開催されました。

こちらはフィルムが切れても自動で交換して包装作業を継続する機械です。

ウィンテック株式会社(出展者)
「数十回くらいは(一日に手動で)交換する機会があるんですけど、そういったときにあらかじめ準備できるので改善につながるかなと」

県産業技術研究所は、製造業者のニーズが高いことから、来年度以降も継続して開催したいとしています。
568: オーバーテクナナシー [sage] 09/05(金)18:43 ID:rJezBBSR(11/12)
ヴイストン&ATR共同試作の対話型抱擁ロボット「未来の椅子」が大阪・関西万博で9/5~7展示
2025年9月5日
ヴイストン株式会社は、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)と共同で、柔らかい毛皮素材で構成され、自動対話や遠隔対話を通じて着席者とコミュニケーションを
行うロボット「未来の椅子」を試作した。本試作品は、大阪市此花区夢洲で開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における「大阪のものづくり おもろいミライ展」にて展示される。

「未来の椅子」は、可愛らしいクマの外観を持つロボットシステムである。遠隔対話や自動対話のシステムを搭載し、着席者と会話が可能だ。さらに、着席者を優しく抱擁できる腕部の
可動軸を備え、会話に加えて物理的な触れ合いを通じたコミュニケーションを実現している。

本ロボットは、ATRが開発した人を抱きしめて頭を撫でるロボット「Moffuly-II」から派生した試作品である。ヴイストンはATRと共同で「人とロボットとの触れ合い」に関する研究を推進し、
オープンプラットフォーム化を目指す取り組みの一環として本試作を行っている。

ロボットシステム全体を椅子の形状にしていることが主な特徴。スピーカーやマイクは着席者の耳元近くに配置され、椅子に座ったまま自然な姿勢で会話が可能だ。
椅子形状のため設置場所や運用方法に制限が少なく、公共施設などでの設置・運用も視野に入る。

また、本試作品は研究・開発用途を想定しており、触れ合いを伴うコミュニケーションの研究に活用できる。特に子供の学習意欲など非認知能力に関する研究で、
通常困難な身体接触を伴うアプローチが可能となり、研究の深化に貢献する。

この先国内外のコミュニケーション研究のためのプラットフォームとなることを目指すとしている。多くの研究者や企業が利用できるオープンプラットフォーム化により、触れ合い研究の活性化に寄与する見込みだ。
569: オーバーテクナナシー [sage] 09/05(金)18:44 ID:rJezBBSR(12/12)
テラドローンが自律移動ロボット実証イベント「つくばチャレンジ2025」に協賛
2025年9月5日
Terra Drone株式会社(以下テラドローン)は、2025年9月から茨城県つくば市で開催される国内有数の自律移動ロボット実証イベント「つくばチャレンジ2025」にゴールドスポンサーとして協賛することを発表した。

テラドローンは「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」をミッションに掲げ、ドローンや空飛ぶクルマなど空のモビリティ領域での社会実装に取り組んでいる。
今回の協賛は、自律移動技術やセンシング、エッジAIなどの分野で活躍する次世代のロボットエンジニアの挑戦を後押しし、技術交流を促進することを目的としている。

「つくばチャレンジ」は2007年に開始され、大学・研究機関・企業が連携して実環境下での自律移動ロボットの技術検証・実証を行う国内有数のフィールドロボティクスイベント。
参加ロボットはつくば市中心部の公共空間を舞台に、GPSに依存しない自律移動や人混みでの障害物回避、地図生成などの課題に挑戦する。

本イベントは単なるコンテストではなく、参加チームが事前検証や公開実験を通じて技術を高め合う共創型の実証の場として、多くの技術者や研究者にとって重要な位置づけとなっている。

2025年の実験走行は9月20日(土)から12月6日(土)まで計9回実施され、本走行は12月7日(日)に茨城県つくば市役所庁舎から研究学園駅前公園付近で行われる。
主催はつくばチャレンジ実行委員会である。

テラドローンは今後も国内外の技術コミュニティや研究機関と連携し、空のモビリティ領域での社会実装を推進していく方針だ。
570: オーバーテクナナシー [sage] 09/07(日)14:36 ID:8uYb2Pmw(1/6)
「運命は無理でも人生なら変えられる」 病室から分身ロボに魂を宿し
9/7(日) 14:00配信
視覚に障害がある人も、そうでない人も楽しめるよう工夫されたウェブサイト「thousandsmiles(サウザンスマイルズ)」。

今年3月、タニタのグループ会社が運営しているそのサイトに、3本の記事がアップされた。
「真っ暗闇ではなく、想像したカラフルな世界を。目の見えない精神科医が、色鮮やかに紡ぐいま」

「人生は発想しだい! 福場将太の生きるヒント」
「福場将太とドラえもん『だから僕は、僕の道に飛び込んだ!』」
いずれの記事も、「目の見えない精神科医」として著書もある、福場さんへのインタビューだ。

医学部5年生の時に網膜色素変性症と診断されたことや、視力を失って気づいたこと。

大好きなドラえもんから学んだことから、生きる上でのヒントまで、計約1万1千字で記されている。

写真は、インタビュー中の福場さんの様子や、手土産として持参したドラえもんのお菓子などを使用。
記事の筆者が、福場さんが勤めている北海道美唄市のクリニックを直接訪ねたことが伝わってくる。

ただし、この記事には筆者の署名がない。
理由は、この記事に「ある秘密」が隠されているからだ。
それは、筆者が遠隔操作ロボット「OriHime(オリヒメ)」を使って取材したこと。

「パイロット」と呼ばれる操縦者は、富山県の病院に入院中の「ようぽん」こと、松原葉子さんだ。
幼少期から進行性の難病である筋ジストロフィーとともに生き、2017年に気管切開をして人工呼吸器を装着。
そんなようぽんさんに代わって、サウザンスマイルズの編集者がオリヒメを手に美唄へ。

カメラやマイクを搭載したオリヒメを通じて、ようぽんさんが取材した。

とはいえ、取材先の選定やアポ取り、手土産選び、そしてインタビューから執筆に至るまで、オリヒメを運ぶこと以外は、ほぼようぽんさんが担当した。
571: オーバーテクナナシー [sage] 09/07(日)14:39 ID:8uYb2Pmw(2/6)
書籍の最終章に、福場先生の座右の銘でもある言葉があります。
「運命は変えられなくても、人生なら変えられる」と。

福場先生のご著書は、進行性の難病とともに生きるわたしにとっても多くを語りかけられました。
まだまだできることがあるよ、人生はもっと面白くなるよ、と。
自分の道を見失いそうになるとき、暗闇に一人うずくまってしまうとき、福場先生の書籍を通してやわらかな光がさしこんでいきますように。

お読みくださったみなさんの心もまた、じんわりあたためられますように、そっと願いつつ。

富山県出身で、横浜にある大学で音楽を専攻していたようぽんさん。
オルガン奏者としてCDを2枚リリースしている。

大学卒業後、富山に帰郷したころから歩くことが困難になり、車椅子を使い始めた。
8年前に肺炎から呼吸不全となって救急搬送され、気管切開をして人工呼吸器を装着。

その後、「富山県リハビリテーション病院・こども支援センター」に転院した。
移るにあたって、病院側に二つのお願いをした。
教会の礼拝に行くための外出許可と、院内にリードオルガンを置かせてもらうことだ。

許可を得て設置したリードオルガンは、今も毎朝のように演奏している。
数年前、その音色を聴いた看護師から「クリスマスコンサートをしませんか?」と提案があった。

快諾して、前日にエントランスホールでリハーサル演奏をしていた時のこと。
ストレッチャーで運ばれていた患者の1人が「ブラボー」と声を上げた。
その人は手を動かすことができないため、両ひざをぶつけるようにして「拍手」をしながら、こう言った。
「生きててよかった」

その言葉を聞いて「私の方こそ、生きててよかった」と心から思った。
ささやかであっても、この喜びを抱きしめて生きていけたら、どんなに幸せだろうか。

この経験があってからは毎朝、聴いてくれる人の存在を感じながら演奏している。
572: オーバーテクナナシー [sage] 09/07(日)14:40 ID:8uYb2Pmw(3/6)
そんなようぽんさんがオリヒメの「公認パイロット」になったのが、22年1月。

オリヒメを開発したオリィ研究所が運営する「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」(東京都中央区)で働き始めた。
働くといっても直接出勤するわけではなく、富山の病院にいながらオリヒメを遠隔操作して接客する。

身ぶり手ぶりのモーションをつけながら歌ったり、訪日外国人と英語で会話したり。
パリで開催されたイベントにオリィ研究所が出展した際は、オリヒメを通じて「オー・シャンゼリゼ」の歌声を届けた。

オリヒメを「扉」にして、あちこちワープして活動しているような気持ちになる。
その原動力は、7年を超える入院生活の中での患者仲間との交流だ。

人工呼吸器を付けていたYさんは「病院の外の世界とつながっているのは、お母さんと電話している時だけ」と話していた。
37年間入院していたKさんは「このまま病院で人生を終えたくない」と退院し、1年間のひとり暮らしを実現させて生涯を終えた。

もし、この人たちがオリヒメのパイロットになっていたら、たくさんの人を楽しませることができたし、いろんなつながりができたはずだ。

「私たちは何もできない存在じゃない」
自らの活動を通じて闘病中の患者に、医療関係者に、世間の人たちに、そのことを知ってもらいたい。

ただし、「ようぽんだからできた」とは思ってほしくない。
誰であっても、どんな状況であっても、テクノロジーの力を借りることで「できない」を変えることができる。

100%の「できる」にならなくても、パーセンテージを上げることはできる。
○か×かの二者択一で考えてしまいがちだけれど、△でもいい。

まずは可能性に気づいて、一歩を踏み出すきっかけになれば、と思っている。
573: オーバーテクナナシー [sage] 09/07(日)14:41 ID:8uYb2Pmw(4/6)
精神科医の福場さんへのインタビュー記事3本すべてが公開された翌日。

サウザンスマイルズに、こんなタイトルの記事が配信された。
「遠隔就労の、あたらしいかたち。OriHimeライターによる記事作成の裏側」

ようぽんさんが書いた記事も含めて配信済みの計11本が、障害がある当事者がオリヒメを遠隔操作して取材・執筆したものだった、と種明かしをする記事だ。
商品レビューから座談会、インタビュー記事、発表会参加リポートまであることを紹介する記事の中で、ある一文に目がとまった。

サウザンスマイルズの代表で、美唄に行った編集者でもある須永恵理さんの言葉だ。
「こうやって補い合いながら仕事ができる時代に生まれたこと、テクノロジーがそれを手助けしてくれたこと、そしてそれを可能にしたのは人であること。どれかひとつ欠けても、
この企画は成立しませんでした。この時代だからこそ実現できた取り組みです」

読み返すうちに、目の前がにじんで見えなくなった。
1人で取材してしまえば簡単なのに、二人三脚で記事を書かせてくれたこと。

同じものを見て、同じ話を聞きながらも、それぞれ違う感じ方をして、それを掛け合わせて記事にできたこと。
「今回の取材は『愛のある分業』だったんだ」と感じた。

将来、自分は病院を出ることができるかもしれないし、できないかもしれない。
もしも病院が生涯の拠点になったとしても、自分らしく自分の人生を輝かせたい。

今いるこの場所から、オリヒメを通じて社会とつながり、希望を伝えていきたい。
毎朝、思いを込めてリードオルガンを奏でる時と同じように。

これからもオリヒメに魂を宿し、新たな出会いと発見を重ねていきたい。
574: オーバーテクナナシー [sage] 09/07(日)14:44 ID:8uYb2Pmw(5/6)
AGI時代、日本企業は収益化を加速できるか? AIメディカルサービス・さくらインターネット・Laboro.AI 合同セッション
2025年9月5日

生成AI、そしてAIエージェントの登場は、もはや一過性のトレンドではなく、産業構造や働き方そのものを根底から変えつつある。更に、2040年には汎用人工知能(AGI)、
その先には人工超知能(ASI)さえ視野に入り始めているとされている。
「2030年、日本の産業はどこまでAIレディーになっているのか?」「AIと共生する社会に向けて、いま企業が備えるべきこととは・・」そんな問いかけのもと、
報道関係者向けの合同セッションが2025年9月4日(木)に開催された。

生成AIの普及を契機に、AIは研究開発の段階から社会実装のフェーズへ移りつつある。だが、日本企業の対応スピードは世界に比べて遅れがちだ。
産業・医療・インフラの領域で事業を展開するプレイヤーが一堂に会し、AI時代の市場機会と戦略を議論した。登壇したのは、さくらインターネット取締役の前田氏、
AI医療機器協議会の会長であり、AIメディカルサービスの代表取締役でもある多田氏そして、Laboro.AI代表取締役 CEO 椎橋氏だ。

椎橋氏は、AI進化の時間軸が急速に短縮していることを強調した。かつては2045年頃と予測されたシンギュラリティ(技術的特異点)は、2030年、場合によっては2027?28年にも到来する可能性があるという。

背景には、AIが人間の知能を模倣する段階を超え、自律的にタスクを実行する「AIエージェント」や、物理空間を制御する「フィジカルAI」が急速に普及しつつあることがある。
「AGIやASIが現実味を帯びれば、産業構造そのものが再編される。対応が遅れれば、日本企業の競争力低下は避けられない」と椎橋氏は警鐘を鳴らした。

この変化を収益機会ととらえ、事業展開を進めるのがさくらインターネットだ。同社は北海道・石狩に大規模データセンターを構え、GPUを活用したクラウド基盤を提供している。

「かつては学習需要が中心でしたが、現在は推論利用が急拡大しています。これは社会実装の兆しです」と前田氏は述べる。推論環境は、企業のアプリケーション開発や
業務効率化サービスに直結するため、今後の利用拡大が確実視される。
575: オーバーテクナナシー [sage] 09/07(日)14:45 ID:8uYb2Pmw(6/6)
実際、同社のGPUクラウド関連売上は前年比で倍増。大手企業からの引き合いに加え、スタートアップや学生まで幅広い層にユーザーが広がっている。課題は「実証止まり」から「本格導入」への橋渡しであり、
前田氏は「日本全体のスピード感を高める仕組みが必要」と訴えた。

AIの活用が特に期待されるのが医療分野だ。AIメディカルサービスの多田氏は、内視鏡診断支援AIの事業展開について説明した。

消化管がんは世界の死因の約3分の1を占めるが、早期がんの見逃しが課題となっている。同社のAIは検査中に疑わしい病変をリアルタイムで提示し、
診断精度を向上させる。2024年に第1弾を上市し、2025年には改良版を投入した。
「AIを使った医療機器市場は2030年に30兆円規模に達する」と多田氏。すでに製品化を進め、協議会を通じて業界ルール整備にも取り組んでいる点は、
事業としての先行優位性を確立しつつある証左と言及できる。

今後は国内市場にとどまらず、アジアを中心とした新興国展開も視野に入れる。医師不足や地域格差の解決手段としてAI診断の需要は高く、
日本発の技術が世界市場で存在感を発揮する可能性がある。

議論を通じて共通していたのは、日本企業の「社会実装の遅さ」だ。研究・技術開発の成果は多く存在するが、収益化・事業化への道筋が不十分である。

椎橋氏は「AGI・ASIの時代に1社完結は不可能。エネルギー、半導体、クラウド、医療といった分野を横断したオープンなエコシステムが不可欠」と指摘した。

インフラ企業の収益化モデルと、医療分野での具体的な製品化の動きは、日本にも確実にポテンシャルがあることを示している。残された課題は、
それらの取り組みを横串で結びつけ、スケールさせられるかだ。

生成AI、AIエージェント、フィジカルAI──これらの進化が重なる2030年、日本の産業は「AI前提経済」へと突入する。さくらインターネットのような基盤企業、
AIメディカルのような応用企業が市場での実績を積み重ねる中、日本全体がどうスピードを上げられるかが問われている。

AIはすでに研究テーマではなく、ビジネス機会そのものだ。各社が本格的な事業実装に踏み出せるかどうかが、日本の競争力を左右するだろう。
576: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)03:05 ID:OMAAwoV8(1/16)
ロボットアニメ感全開! 建設機械の世界は自動化&電動化が一気に進んでいた
2025.09.07 21:02掲載
ロボットは人型よりも産業分野で多様に実用化されてきた

一般に比べ産業界ではロボットが普及している

鉄人28号や鉄腕アトムにはじまり、機動戦士ガンダムや機動警察パトレイバーで頂点を迎えたロボットアニメ。いまでは老若男女を問わず、実現可能な「夢」として多くの支持を
得ているといってもよいだろう。ホンダのアシモやソフトバンクのペッパーくんなどを見ていると、ロボットの実用化はすぐそこにまできているように感じられる。

ところが、産業界ではずいぶん以前からロボットの導入が進められている。一般的に「ロボット=人型」だと思われがちだが、実際は「人型」のほうが珍しいぐらいである。
オートメーション化された工場などでは、アーム型などのさまざまな形状をした組み立てロボットといったものがたくさん活躍しているのだ。

これは自動車の世界でも同じこと。いま実用化に向かって各地で実証実験などが行われている自動運転車両も、一種のロボットだと考えてもよいのではないだろうか。
なかでも、土木・建設などの工事現場といった閉鎖空間で活躍する建設機械は、一般車両より人やほかの車両との接触が少ないこともあって、
すでに自動運転が実用化段階に入っているのだ。

ただ、建設機械の自動運転を完璧に行うためには相応のコストがかかる。そこで、中堅・中小規模の建設事業者でも手軽に導入できるようにするべく、自動化する機能を
絞ったあとづけタイプのシステムが開発された。それが、油圧ショベルの投入工程を自動化する「ヨイショ投入くん」である。

このシステムは、既存の電子制御式油圧ショベル(一部モデル)に遠隔装置「Model E」を取り付け、操作や設定をタブレットで行う。主な機能は、LiDARによる掘削対象の
自動認識、有人・無人モードの切り替え、ひとりのオペレーターで複数台のコントロールなどだ。これにより、作業員の安全性向上や省人化を実現することが可能になる。
577: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)03:06 ID:OMAAwoV8(2/16)
建設機械やトラックを自動化する場合、車両の駆動は内燃機関を利用し、システムの動力や信号は電気を使用するのが一般的だ。これは、大型車両が1回の充電で稼働できる
時間や距離が短いため。しかし、建設機械は物理的に限られた範囲で使用される。現場に充電設備を用意すれば、問題を解決することができるのだ。

こういった背景から、建設機械は電動車両の導入も盛んなのだが、大型ホイールローダーにも注目されている電動車両がある。それが、ボルボの「L120 Electric」だ。
建設機械にも厳しい環境性能が求められる昨今、電動化は内燃機関から排出されるCO2・NOx・SOx・PMなどの有害物質を、大幅に抑制することができる。
また、内燃機関関連部品が使用されていないため、メンテナンスコストも低く抑えられるのだ。さらに、フル充電までの時間が最速で約90分、稼働時間は約9時間なので稼働効率が高い。

本機種はオペレーターによる操縦が必要だが、電動車なので「ヨイショ投入くん」のようなあとづけや、改造による自動運転車化も比較的簡単にできるようになるかもしれない。
さらに、ショベルやローダーはパーツを変更することでさまざまな機能をもつことができるので、AIが用途に応じてパーツを選択・交換するようになることも考えられよう。
ひょっとしたら、建設機械はアニメに出てくるようなロボットにもっとも近いところに位置しているのかもしれない。
578: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)11:37 ID:OMAAwoV8(3/16)
ヒューマノイド研究の第一人者、早大の尾形教授「データ駆動型AIロボット研究の最前線」日本ロボット学会2025 特別講演レポート
2025年9月8日
ロボット研究の最前線では、AIや生成モデルの活用によって「仮想から現実へ(Sim2Real)」、そして「知覚・言語・行動を統合するVLAモデル」へと新しい潮流が生まれている。
2025年9月に開催された日本ロボット学会の学術講演会の特別講演では、早稲田大学の尾形哲也教授がこれら最新の研究動向を紹介し、社会実装へ向けた展望を語った。

日本ロボット学会は「第43回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2025)」を、2025年9月2日(火)~5日(金)に東京科学大学 大岡山キャンパスで開催した。9月2日(木)には
「データ駆動型ロボットシステムの基礎研究と社会実装へ向けて」と題して、早稲田大学の尾形哲也教授(AIロボット協会:AIRoA 理事長)による特別講演が行われた。
尾形教授は、早稲田大学 理工学術院 教授であり、産業技術総合研究所 人工知能研究センター 特定フェローも務めている。

尾形教授は、HONDAのASIMOを例に日本のロボット技術を振り返りながら、「日本では20数年前にすでに、ヒューマノイドロボットが歩き、走り、階段を登り、サッカーボールを蹴っていました。
これは世界でも数少ない先進的な成果でした。ただ、その後の実用化につなげることはできませんでした。全身の制御はできても、
人の言葉を理解することは当時ほとんど不可能だったのです」と切り出した。

ロボットのAIや全身制御を機械学習や強化学習で行う場合には、大量の学習データが必要となる。しかし、従来はその収集が難しく、データ不足が大きな課題だった。

そこで登場したのが「シム2リアル(Sim2Real)」と呼ばれる考え方である。これは、仮想世界のシミュレーションで学習データを生成し、その知識やモデルを現実のロボットに転移・応用する手法だ。
近年では、シミュレーション環境に生成AIも導入され、ロボットが扱うアイテムや環境をテキストから生成できるようになってきている。
579: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)11:38 ID:OMAAwoV8(4/16)
一方で、シミュレーションでは現実社会を完全に再現することはできない。例えば正確な重量や、布・液体といった形状が変化する物質の再現は困難である。
そのため、現実の環境で人間がロボットを遠隔操作し、その動作をロボットに学習させる、いわゆる「人の行動のトレース」から学ぶ手法が研究されてきた。

この発展形として登場したのが「ビジョン・ランゲージ・アクションモデル(Vision-Language-Action Model, VLAモデル)」である。VLAモデルは、視覚情報(Vision)、
言語指示(Language)、行動(Action)を統合的に理解して実行することを可能にするAIモデルだ。

従来の「ビジョン・ランゲージモデル(VLM)」は、画像や映像を言語で説明したり、言語から画像を解釈することを得意とする。しかしVLAでは、
そこに行動(Action)を加えることで、実際のロボット制御やタスク遂行に直結する点が大きな特徴となっている。
580: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)11:38 ID:OMAAwoV8(5/16)
尾形教授は、AIロボット分野における最新研究を紹介した上で、AIロボット協会(AIRoA)設立の経緯を語った。
AIRoAでは、AIロボットの機械学習や深層学習に活用できるオープンなデータ基盤を整備し、普及のためのエコシステムを構築することを目指している。
また、基盤モデル(ファウンデーションモデル)の必要性についても強調した。

さらに、玉川大学・稲邑教授と共同開発したプラットフォームの事例や、「実環境に柔軟に対応できる知能システム」に関する研究開発にも触れ、今後の展望を示した。

今回の講演は、現在のヒューマノイドを含むロボット研究が直面している課題と未来の方向性を浮き彫りにした。Sim2RealやVLAモデル、そして日本発の
オープンデータ基盤の構築と必要性が語られた。ヒューマノイド研究の第一人者である尾形教授の講演からは、日本のAIロボット研究が確実に
「社会実装のステージ」に近づいていることも感じられた。
581: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)11:40 ID:OMAAwoV8(6/16)
日立システムズ、生成AIと業務知見を組み合わせた製造業向けアシスタントAI提供
製造ITニュース

日立システムズは、業務ナレッジと生成AIを組み合わせた、アシスタントAIサービスの立ち上げを発表した。第1弾として、Microsoftの
「Azure AI Foundry Agent Service」を基盤とする「製造業向けアシスタントAI」の提供を開始した。
2025年09月08日 10時00分 公開

日立システムズは2025年8月27日、業務ナレッジと生成AI(人工知能)を組み合わせた、アシスタントAIサービスの立ち上げを発表した。
第1弾として、同日より「製造業向けアシスタントAI」の提供を開始した。

製造業向けアシスタントAIは、Microsoftの「Azure AI Foundry Agent Service」を基盤に、同社が有する生成AIのユースケースを実装した。ユーザーの社内データと連携し、
設計図の品質チェックや順守すべき法令、項目の確認、過去のヒヤリハットの把握といった現場業務を支援する。同社の社内実証に基づく試算では、製造業の現場で約32%の効率化が見込めるとしている。

ユーザーの自社クラウド上に生成AIの実行環境を構築するため、社内クラウドにあるデータや各種システムと連携できる。プライバシー保護機能により、
大規模言語モデルの学習に入力データが再利用されないよう制御し、個人情報を含む質問は検知して警告する。「Microsoft Defender for Cloud」などの
セキュリティサービスや高度な多要素認証を活用し、不正アクセスなど社外リスクも低減する。

これらの機能により、設計時の品質、仕様チェックの簡略化を図る。また、作業概要を入力することで、参考となるヒヤリハットを把握し、製造業のフロントラインワーカーの
業務を効率化する。直感的な操作が可能なUI、UXで設計しており、よく使う業務はテンプレート化して標準搭載している。

試行、調査、本番検討など、ユーザーの検討状況に合わせて3つのパックを提供する。貸与型のトライアル環境を提供する「スターターパック」は初期費用19万8000円、
月額10万円から、「アセスメントパック」は初期400万円から、月額10万円から。専用のAzure環境構築を支援する「アドバンスパック」は初期費用300万円から、月額39万8000円からとなる。
582: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)11:48 ID:OMAAwoV8(7/16)
同社は今後、「営業向けアシスタントAI」「健康データ分析向けアシスタントAI」など、各業種に特化したサービスを展開。2027年度には、アシスタントAI関連で売上100億円を目指すとしている。

衛星データ×AI解析を標準パッケージ化 スペースシフト、建物変化検知AIと遊休農地探索AIを正式提供開始
9/8(月) 7:00配信
株式会社スペースシフトは9月3日に、これまで個別に提供してきた衛星データ×AI解析ソリューションを体系的に整理し、誰もが導入しやすいようパッケージとして展開を開始したと発表。同社では、
これまで衛星データの解析は専門的な知識や個別設計が必要とされてきたが、このパッケージ化によって、エンジニアに限らず業務部門や現場担当者なども常の業務改善に活用しやすくなるとしている。

株式会社スペースシフトは9月3日に、これまで個別に提供してきた衛星データ×AI解析ソリューションを体系的に整理し、誰もが導入しやすいようパッケージとして展開を開始したと発表。
衛星データの解析は専門的な知識や個別設計が必要とされてきたが、パッケージ化することで、エンジニアに限らず業務部門や現場担当者でも日常の業務改善に活用しやすくなるとしている。

今回は第一弾として「遊休農地探索AI」および「建物変化検知AI」を正式にサービス化。今後、同社ではこれらの取り組みを総合的に展開し、「衛星データ×AI解析サービスブランド」としてリリースしていく予定だという。

「遊休農地探索AI」は、農業委員会や自治体向けに、遊休農地や耕作放棄地の候補地を自動検出するサービス。衛星データとAIを活用して、広域にわたる農地の遊休状態を色分け表示し、調査対象の優先度を可視化。
広島県福山市での実証では、調査対象農地を約50%削減するなど現場負荷軽減と効率化に貢献したという。
 
「建物変化検知AI」は、都市部や郊外における建物の新設・解体など、地表の変化を自動で検出。 広域を網羅するSAR/光学衛星データを活用し、都市モニタリングや不動産・金融機関の資産管理、
報道機関の速報取得など、さまざまな領域での活用が期待されるとのこと。
583: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)11:48 ID:OMAAwoV8(8/16)
同社では今後、夏から秋に高まる水害・土砂災害リスクを踏まえ、「土砂崩落」「浸水域」の自動検出を順次パッケージ化していくとのこと。
併せて、官公庁・民間企業の双方でニーズが高まっている「収穫量予測」や「農作物モニタリング」などの既存技術や、2025年8月19日にリリースした
「生成AIサービス」、顧客の業務システムへの連携、UI提供など、提供方法の拡張についてもニーズに合わせて順次推進していくとしている。
584: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:49 ID:OMAAwoV8(9/16)
ホンダ、「UNI-ONE」の事業化決定…座ったまま体重移動で移動可能なパーソナルモビリティ
2025.09.08 19:05掲載
ホンダは9月8日、ハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE(ユニワン)」の事業化を決定したと発表した。日本国内の法人向けに9月24日に発売する。

UNI-ONEは、座ったまま体重移動するだけで歩行するように移動でき、両手が自由に使える着座型のパーソナルモビリティだ。ASIMOなどのロボティクス研究で培った技術を活用し、
難しい運転操作を必要とせず、小さな子どもから高齢者まで幅広い年代が利用しやすい設計となっている。

ホンダは、「U3-X」(2009年公開)、「UNI-CUB」(2012年公開)など、人と協調するパーソナルモビリティの開発を継続してきた。UNI-ONEはその後継モデルとして、
さらに技術進化を重ねて開発された。2022年の国際ロボット展での公開以降、さまざまなイベントでの展示や試乗会で好評を得ている。

2023年からは有償実証実験を行いながら量産化、事業化に向けた取り組みを進め、2025年1月には公道走行が可能となる「移動用小型車」の型式認定を取得した。これにより活用の幅がさらに広がった。
585: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:49 ID:OMAAwoV8(10/16)
想定用途は、施設内などの特定エリアでの回遊時の利用者負担軽減や、オフィスなどでの作業者の業務負荷軽減など、さまざまな用途での利用を想定している。UNI-ONEが
移動の負荷を軽減することにより、足腰の負担への不安から外出を控えていた人々の外出を後押しし、「自由な移動の喜び」に貢献することを目指している。

販売方法は、UNI-ONE公式ウェブサイトを通じて、日本国内の法人を対象にUNI-ONE本体、交換式バッテリー、メンテナンスや保険をパッケージとした「サービス契約」の形式で販売する。
また、期間限定のイベントなどでの用途に、1日から利用できる「短期レンタルサービス」を1日当たり5万5000円で提供する。

導入予定施設として、10月19日からサンリオキャラクターパーク ハーモニーランドへの導入が決定している。ハーモニーランドは大分県速見郡日出町にある屋外型施設で、
幅広い層の来園者がいる中、親子3世代で来園する小さな子どもから高齢者や、障がいを持ち長時間の歩行に不安がある人も、移動の負担から解放され一緒にパークを楽しんでほしいと
いう思いがあった。UNI-ONEの活用により、この思いの実現に貢献するほか、障がいのある人が抱える「移動や余暇活動についてまわる困難」という社会課題をUNI-ONEで解決していくことを目指している。
586: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:50 ID:OMAAwoV8(11/16)
自律搬送ロボット向け統合管理システム「カチャカフリートマネージャー」登場 Preferred Robotics
2025年9月8日
株式会社Preferred Robotics(以下、プリファードロボティクス)は、小型で安価な自律搬送走行ロボット「カチャカプロ」を複数台同時に効率的に稼働させる
統合管理システム「カチャカフリートマネージャー」の提供を開始した。
本システムは、狭い通路や交差路などでの交通整理や多台数の配車管理を通じて、現場の生産性向上と高い費用対効果を実現する。

「カチャカフリートマネージャー」は、ノーコードで設定・運用が可能なため、外部業者を介さずに顧客自身で導入から運用まで完結できる。ロボット本体とシステムともに低コストで提供され、
追加費用も不要だ。運用後のルール変更やタスク追加も直感的なユーザーインターフェースで簡単に行える。

主な機能としては、交差点や狭路での交錯を防ぐための「単独走行エリア」や「待機エリア」の設定、複数の目的地をグループ化して空いている場所を自動選択する搬送機能、
位置・稼働状況・バッテリー残量を考慮した最適なロボットへの自動タスク割り当て、各ロボットの位置や稼働状況をリアルタイムで一元管理するモニタリング機能、
そしてボタンひとつでタスクを実行できる「カチャカボタン」との連携がある。

同社は「カチャカフリートマネージャー」を工場の部品搬送、物流倉庫の集配業務、医療現場やオフィスでの物品運搬など多様な業務に対応させ、省人化と効率化を推進していく方針だ。
プリファードロボティクスは、2021年11月に株式会社Preferred Networksの子会社として設立され、深層学習技術を活用した自律移動ロボットの研究・開発・製造・販売を行っている。

同社はアマノ株式会社や旭化成ホームズ株式会社、株式会社三井住友銀行と資本業務提携を結び、2022年10月には小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」を発売した。
2023年5月には家庭用自律走行搬送ロボット「カチャカ」、2024年2月には法人向けの「カチャカプロ」をリリースしている。
587: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:51 ID:OMAAwoV8(12/16)
AI警備ロボット「ugo Pro」が万引き抑止に挑戦、JR日暮里駅で実証実験
2025年9月8日
業務DXロボットの開発を手掛けるugo株式会社(以下、ugo)は、株式会社JR東日本クロスステーションと連携し、JR日暮里駅構内のイベントスペースにて警備ロボット「ugo Pro」による実証実験を行った。

近年、小売店舗では深刻な人手不足が続き、警備員の確保が困難な状況である。一方で万引き被害は依然として大きな課題であり、店舗運営におけるリスクとなっている。
こうした背景から、ugoはAIロボットを活用した新たな防犯アプローチの可能性を検証するため、本実証実験を実施した。

今回の実証では、多くの人が行き交うコンコース催事スペースにて、「ugo Pro」を活用し、人検知の精度や稼働の安定性を確認している。人を検知すると「いらっしゃいませ!」と
挨拶を行い、潜在的な犯行者に心理的プレッシャーを与えることで万引き抑止効果を検証する新しい試みだ。
588: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:52 ID:OMAAwoV8(13/16)
この取り組みは従来の「犯人を捕まえる」警備ではなく、AIロボットによる防犯の新たなアプローチとして、店舗スタッフの負担軽減と来店者の安心感提供を目指している。

今後は本実証で得られた知見をもとに、催事やイベントでの本格的な万引き警備、夜間の店舗残置時の警備、キャッシュレス店舗の無人警備、ワンオペレーション店舗での店番支援など、多様な場面での活用を検討中だ。

ugoは駅ナカをはじめとした商業施設において、業務効率化と安心安全の両立を可能にするロボットによる新たな防犯ソリューションを提供し、「人とロボットが協働する社会」の実現を推進していく。

ugoは遠隔操作とAIによる自動制御を融合したハイブリッド型の業務DXロボットである。警備・点検・案内など現場ごとに異なる設備や業務に柔軟に対応できる設計で、ロボットの選定や運用もカスタマイズ可能だ。

人手不足が深刻な業務領域において、人の代替ではなく”人と協働するパートナー”として業務の継続性と効率化、DXの実現を支援する。
589: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:52 ID:OMAAwoV8(14/16)
世界陸上に向けて警備ロボットが登場!外苑前駅で検証試験 東京地下鉄・ニシヤマ・SEQSENSE
2025年9月8日

東京地下鉄株式会社は、株式会社ニシヤマおよびSEQSENSE株式会社の協力のもと、2025年9月8日(月)から9月23日(火)までの期間、銀座線外苑前駅において警備ロボットの有効性を検証する試験を実施する。

本検証試験は、今後の労働人口減少による人材不足が懸念される社会情勢を踏まえ、多くの来訪者が見込まれる「東京2025世界陸上競技選手権大会」の開催期間中に、国立競技場へのアクセス駅である外苑前駅に
警備ロボットを設置し、警備強化および来訪者へのスムーズな案内の有効性を検証することを目的としている。

警備ロボットの設置による効果としては、「見せる警備」としての音声アナウンスによる犯罪抑止効果や、人目につきにくい場所でのセキュリティレベルの向上、
さらに音声や電光掲示板を活用した来訪者への効果的な情報提供が期待される。

検証試験では、SEQSENSE株式会社製の自律移動型警備ロボットSQ-2を同駅構内の各改札口に1台ずつ配置し、立哨および巡回警備を行う。SQ-2は「人」や「障害物」を認識して自動回避する機能を備え、
周囲の来訪者にロボットの存在を知らせる安全対策音や、走行中の足元ライト点灯による注意喚起機能も実装されている。これにより、安全面に十分配慮しながら検証を進めていく。

SQ-2は、3次元センサー技術、自己位置推定アルゴリズム、リアルタイム経路計画アルゴリズムを駆使し、高度な自律移動を実現する。独自の3DLiDARを搭載し、警備対象物件の詳細な
3次元マッピングや歩行者などの動体検知、環境変化の検出が可能だ。
590: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:55 ID:OMAAwoV8(15/16)
Sapphire Rapids-SP搭載の組み込みコンピュータ旗艦モデル、リコーPFUが発売
エッジコンピューティング

リコーPFUコンピューティングは、フラグシップ組み込みコンピュータの新製品「RICOH AR8300 モデル320P」を発売した。「第4世代Intel Xeon Scalableプロセッサ」
(開発コード:Sapphire Rapids-SP)を最大2基搭載することによる高い演算処理性能などが特徴だ。
2025年09月08日 11時30分 公開

リコーPFUコンピューティングは2025年9月8日、フラグシップ組み込みコンピュータの新製品「RICOH AR8300 モデル320P(以下、AR8300 モデル320P)」を発売した。
「第4世代Intel Xeon Scalableプロセッサ」(開発コード:Sapphire Rapids-SP)を最大2基搭載することによる高い演算処理性能に加え、NVMe-U.2接続によるSSDへの
高速データアクセス、PCI Express Gen5のサポートによる高い拡張性などが特徴。耐久性や長期サポートが求められる組み込みコンピュータとしては最高クラスの
性能と機能を備えており、リアルタイム演算や大容量のデータ処理が求められる半導体製造装置/検査装置をはじめ、医療機器、社会インフラシステムなどの用途を想定している。

AR8300 モデル320Pは、PFUが組み込みコンピュータ事業で展開してきた「ARシリーズ」の最新製品である。2025年4月からは、同事業とリコーインダストリアルソリューションズとの
統合により発足したリコーPFUコンピューティングが、リコーグループの組み込みコンピュータ製品の開発、製造、販売、保守を担っており、AR8300 モデル320Pの展開も進めていくことになる。
591: オーバーテクナナシー [sage] 09/08(月)20:57 ID:OMAAwoV8(16/16)
外形寸法は、横置き時で幅420×奥行き450×高さ160mmと省スペースで、第4世代Intel Xeon Scalableプロセッサを最大2基搭載するフラグシップ機の機能をミドルタワーサイズに収めている。
縦置き、ラックマウントなど柔軟な設置に対応する。なお、プロセッサについてはキャッシュ容量37.5MB/最大動作周波数2.50GHzの「Intel Xeon Gold 6426Y」と、
同26.25MB/2.70GHzの「Intel Xeon Silver 4410T」から選択できる。

メモリはECC対応DDR5メモリを最大128GBまで搭載できる。Xeon GoldはDDR5-4800、Xeon SilverはDDR5-4400となる。ストレージであるSSDのインタフェースは、
SATA Gen 3.0と比べて約3倍の高速データアクセスが可能なNVMe-U.2を搭載。PCI Express Gen5をサポートしているので、最新のGPUボードなど高性能拡張カードを利用できる。

セキュリティ対策では、インテルCPUと独立して動作する独自開発のRAS(信頼性、可用性、保守性)コントローラー「EmbedWare RASコントローラ」を標準搭載している。
これにより、NIST(米国国立標準技術研究所)のサイバーセキュリティフレームワークのうちNIST SP800-193準拠のBIOS改ざん保護、検知、自動回復の機能を実現している。
OS上で動作するシステム監視ツールの「EmbedWare/SysMon」も標準搭載しており、RASコントローラーと連携して、稼働状況の可視化と迅速なトラブル対応を行えるとしている。
592: オーバーテクナナシー [sage] 09/09(火)20:34 ID:c4NUMMMz(1/2)
沼津の長倉製作所、「人型ロボット」を2026年末に発売 フランスの新興企業と販売契約
9/9(火) 14:00配信

自動車部品製造の長倉製作所(沼津市)は2026年末、フランスのロボット開発スタートアップ(新興企業)「エンチャンティッド・ツールズ」が手がける人型の多機能ロボット
「ミロカイ」を静岡県内向けに発売する。人手不足に苦慮する企業の課題解決に資する新規事業の展開で、経営基盤の強化を図る。
593: オーバーテクナナシー [sage] 09/09(火)20:36 ID:c4NUMMMz(2/2)
導水路で自動走行ロボットを活用した点検業務 ブルーイノベーション・九電ドローンサービス・東日本テクノサーベイが実証実験
2025年9月9日

AGRIST×宮崎市「きゅうり収穫ロボット導入モデル構築事業」進捗

ヴイストンが通信機能搭載の小型ロボットユニットを開発 9/9〜大阪・関西万博で展示
594: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)06:04 ID:6Mp+wObK(1/9)
セブンが省人化ロボを試験導入 1日当たり作業人員3割削減へ
595: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)06:24 ID:6Mp+wObK(2/9)
フィジカルAIに向け、製造現場とロボットのデジタルツイン支援メニュー追加
製造ITニュース

菱洋エレクトロは、企業向けAI導入支援プログラムにデジタルツイン導入支援メニューを追加した「RYOYO AI Techmate Program for Digital Twin」を提供開始する。製造業やロボット分野での活用を後押しする狙いだ。
2025年09月09日 10時00分 公開
596: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)10:40 ID:6Mp+wObK(3/9)
家電に生成AIは必要か? 欧州エレクトロニクスショー「IFA」で見た次世代のトレンド
9/10(水) 10:30配信
ドイツの首都ベルリンで9月5日から10日までの6日間にわたり開催されたエレクトロニクスショー「IFA 2025」は、コロナ禍を経て再びかつての勢いを取り戻し、
世界のエレクトロニクス市場の現状と未来のトレンドを明快に映し出した。筆者は今年もIFAを現地で取材した。イベントの推進力となったのは、生活家電にも深く浸透しつつある「AIの台頭」だった。

1つは、AI技術がIT分野だけでなく、冷蔵庫や洗濯機といった一般の生活者が日々使うコンシューマーエレクトロニクス製品やサービスに深く根を張りつつあるという点だ。
リントナー氏は、AIテクノロジーはもはや未来のものではなく、「今ここにあるもの」であると強調している。何より、会場を埋め尽くすコンシューマ向け家電製品の展示が
「AIづくし」であったことがその証左となった。

もう1つ明らかだったのは、中国系エレクトロニクス企業の目覚ましい勢いだ。2025年のIFAには1900社を超える企業が出展したが、筆者が会場を歩き回って得た感覚では、
ハイセンス、TCL、ハイアール、アンカーといった大手ブランドから小規模なスタートアップまで含め、出展社のおよそ4割近くが中国系企業だったと思う。

これら中国のエレクトロニクス企業は、自社の製品やサービスに最新のAIテクノロジーを搭載することにも積極的だ。例えばテレビにはAIにより
画像・サウンドをリアルタイムに解析しながらそれぞれのクオリティを高める機能が、上位モデルを中心に当たり前のように搭載されている。冷蔵庫は庫内にある食材を識別して
食事の献立を提案したり、洗濯機は投入した衣類の種類、生地の素材に合わせて最適な洗い方コースを自動で選択してくれたり、といったことをAIが担う。
597: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)10:43 ID:6Mp+wObK(4/9)
サムスン電子は、日本でも発売されているGalaxyシリーズのスマートフォンに、独自開発の生成AIプラットフォーム「Galaxy AI」を搭載し、いち早く商用化を実現している。
同社は半導体の設計・製造まで自社で行える強みを持っている。その強みを活かして、生活家電にも最適なAIチップセットを投入して、他社に先駆けたチャレンジができる。

独自のAIエージェントであるBixby(ビクスビー)を音声で呼び出し、視聴している動画配信コンテンツの「あらすじ」や「受賞歴」を表示したり、
欧州では特に重宝されそうな12カ国言語のライブ翻訳が、サッカーなどスポーツ番組の視聴時に活用できる。

サムスンのQLEDシリーズのスマートテレビには独自のTizen OSが搭載されている。今後アップデートにより、OSの上にテレビ向けアプリとして
最適化したCopilotやPerplexityなどAIエージェントをインストールして使えるようにもなるようだ。

冷蔵庫や洗濯機などの生活家電にも、複雑な操作方法のガイドや故障に対するトラブルシューティングをAIエージェントがサポートする機能も実装を進めている。
自然な話し言葉の音声操作により、「ユーザーが家電の使われていない便利な機能を見つける手段としてもAIエージェントを活用してもらえるようにしたい」

LGエレクトロニクスは、昨年春にオランダのスマートホーム系スタートアップHomey(ホーミー)を傘下に収め、同年秋には家庭用AIハブ「ThinQ ON」を迅速に商品化として立ち上げた。

ThinQ ONにはLGが独自に開発した「Furon(フューロン)」という、音声操作にも対応するAIエージェントがビルトインされている。
同社のスマートホーム構想は、2024年の発表後に住宅・マンションデベロッパーからの引き合いが強くあったことから、
B to Cよりも先にB to B向けのマーケットに最適化する方にいま注力しているのだという。

シーメンスとボッシュが1970年代にそれぞれの生活家電部門を統合して設立したBSH社(Bosh Siemens Hausgeraete)が商品を設計・開発している。
2010年代の前半頃からモバイルアプリ「HomeConnect」で操作・設定ができるスマート家電に力を入れてきた。同年代後半に
グーグルやアマゾンのスマートスピーカーが台頭してきた頃には、音声操作でスマート家電をユーザーの代わりに操作するAIエージェントロボットも試作してIFAで見せた。
598: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)10:45 ID:6Mp+wObK(5/9)
1つはイタリアのスタートアップ、VISUP Srlだ。同社は複数のAIモデルを組み合わせ、スマート家電に生成AIエージェントの機能を「外付けできる」カスタムソフトウェアを今年のIFAで披露した。

ブースでは、同じイタリア・ミラノの家電メーカー、La Cimbaliのモバイルアプリから操作できるスマート“エスプレッソマシン”に最適化した「外付けAIエージェント」の
デモンストレーションを筆者も体験した。同社がthings5.というブランドで提供する生成AIエージェント開発のためのプラットフォーム「Genuin」を活用している。
Genuinを導入すれば、家電メーカーの開発者がノーコードでAIエージェントをつくりこみ、モバイルアプリに組み込める。

IFAのデモでは「ミルクを使わないシンプルなコーヒーが飲みたい。味は深煎りっぽい濃いめが好み」と、AIエージェントに話しかけると、エスプレッソマシンが
レシピや設定をオーダーに合わせて作ったコーヒーを楽しむことができた。コーヒーショップのスタッフと会話するような感覚で家電が動かせる。

もう一社はドイツ南西部シュトゥットガルト近郊に本社を構えるNEURA Roboticsだ。同社は昨年に続いてIFAの会場に、ヒューマノイドロボット「4NE-1」を出展した。
最新のモデルは「Gen3」。同社のCEO兼ファウンダーであるDavid Reger氏は本体の耐久性能とフレキシビリティが高まったとCEOは説明した。

2019年に創業したNEURA Roboticsは、ロボットのハードウェアからソフトウェア、開発・導入のノウハウまで全方位に提供できる企業だ。コロナ禍の中でも急速に事業を伸ばし、
すでに700人以上の従業員を抱えている。例えば、パートナーが必要とするカスタムメイドのロボットアームなどの設計・開発も可能で、日本にも川崎重工などの大手企業のパートナーが数多くいるという。
599: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)10:49 ID:6Mp+wObK(6/9)
世界初の「ロボット運動会」に中国企業のアニマル・スピリッツを見た 北京春秋
9/10(水) 8:08配信
8月中旬に北京市内で、計500体超の人型ロボットが参加するイベント「世界人型ロボット運動会」が開かれた。

5対5形式で行われたサッカーは、ロボット同士が頻繁にボールの周りに集まり、互いが接触して転倒するなど人間だったら幼稚園児レベルの印象だった。
一方で、1500メートル走は優勝ロボのタイムが6分34秒で、走る姿を見ても中学・高校生に匹敵するように感じた。

2022年の北京冬季五輪の競技も行われた会場には多くの観客が訪れ、「機器人加油(ロボット頑張れ)!」などと歓声を送り盛り上がっていた。
チケットをわざわざ買って小学5年生の子供と観戦に来たという40代の女性は「人間に近づくにはまだ時間がかかりそうだが、初めての経験で面白かった。
子供も興奮している」と笑顔だった。
600: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)11:53 ID:6Mp+wObK(7/9)
進化する「手術支援ロボット」――ロボット手術が広げる医療の可能性
9/10(水) 11:50配信
低侵襲(ていしんしゅう・体への負担が少ない)な手術への関心が高まるなか、手術支援ロボットの代表的な存在である「ダヴィンチ」は、日本でも泌尿器科を中心に導入が進んできた。

現在では複数の機種があり、技術の進化と共に適応疾患も拡大している。

2024年に関西で初の「ダヴィンチ SP」導入に踏み切った京都市立病院(京都市中京区)で多くのロボット手術を経験してきた清川 岳彦(せがわ たけひこ)先生に、ロボット支援下手術の進歩とこれからについてお話を伺った。

現在ダヴィンチには複数のモデルが登場しており、時代と共に進化を続けています。当院では、第4世代といわれる「Xi」と、従来のダヴィンチとはシステムが異なる「SP」という2機種を導入しており、
泌尿器科、消化器外科、呼吸器外科、婦人科で手術を行っています。

「Xi」はお腹にカメラ用の穴1つと、手術器具を入れるロボットアーム用の穴を3つ開ける、マルチポートを採用しています。

「SP」はまったくコンセプトが違います。手術を行う箇所の近くに、3cm程度の穴を1つだけ開けて、そこからカメラと3本のロボットアームを入れて手術を行うシングルポートという方法を採用しています。
手術の種類によっては、助手が補助する穴を追加しますが、総じて、Xiに比べて傷口が少なく済むため、整容性が高く、手術後の痛みが少ないことがSPのメリットの1つです。

進化した医療技術に対し制度が追いついていないと感じる部分もあります。たとえば、ロボット支援下手術は入院期間の短縮につながりますが、DPC(診断群分類包括評価)制度**の下では、
入院期間が短くなることで診療報酬が減るという側面もあります。加えて、ロボット機器自体や専用の鉗子などの維持費は非常に高く、現状の制度ではそれらが十分に補われていないと感じています。
601: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)21:34 ID:6Mp+wObK(8/9)
エバーブルーテクノロジーズ 除雪ドローン技術を応用した超小型無人建設機「UGV-F11RC2」2025年12月発売
2025年9月10日
エバーブルーテクノロジーズ株式会社は、同社が開発・提供してきた「除雪ドローン」の遠隔操縦技術を応用した超小型無人建設機「UGV-F11RC2」を2025年12月に発売すると発表した。

本製品は、建設・農業・災害対応など多様な現場での人手不足や作業負担の軽減に寄与する新世代のマイクロ重機である。従来の小型機では対応が難しかった
悪路や斜面など過酷な環境にも対応可能なUGV(Unmanned Ground Vehicle)として開発された。

「UGV-F11RC2」は、除雪ドローンの技術を継承しつつ、より幅広い現場に対応できるよう進化したマイクロ重機である。独立4モーターによるAWD構成(合計1000W)で強力なトラクションを発揮し、
不整地や斜面でも安定した走行が可能だ。電動駆動のため静音性が高く、ガソリンやオイルを使用しないメンテナンスフリー設計で、CO₂排出ゼロのため室内や閉空間でも使用可能。

また、スキッドステア方式を採用し最小旋回半径は0.5mと超小回りが利く。独自のローリング・リジッド・フレームにより常に4輪が接地し、200mmの段差乗り越えや最大30度の斜面走行も
安定して行える。低重心設計と4輪ブレーキ装備により安全性も確保されている。

オプションのブレード装着により小規模な除雪や土砂の押し出し・平坦化作業にも対応可能だ。さらにFPVカメラと高機能コントローラーを装備し、遠隔からの偵察や危険区域での作業にも活用できる。

具体的な活用例としては、農業現場での冬季除雪や整地、肥料や収穫物の運搬、建設現場での法面整備や資材搬送、災害対応における倒木や土砂の排除、被災地での遠隔偵察、
地域インフラの小規模除雪や生活道路の維持管理などが挙げられる。

製品の主な仕様は、全長1.0m、全幅0.7m、全高0.5m、装備重量約90kgである。
駆動はDC24V・250Wのモーター4基で合計1000W。最高速度は前後進ともに6km/h(平坦路・常温時)、稼働時間は最高速度走行時で約3時間だ。
充電は家庭用100V ACで6〜10時間でフル充電可能である。安全装置として安全ブレーカーと4輪ブレーキを装備している。 コントローラー、充電器、荷台が同梱品となり、
価格はオープン価格。9月より受注開始し、12月に発売予定となっている。
602: オーバーテクナナシー [sage] 09/10(水)21:35 ID:6Mp+wObK(9/9)
ポケット・クエリーズ 災害調査の革新に向けて「四足歩行ロボット」のデジタルツイン技術を建築学会大会にて発表
2025年9月10日

2025年9月10日(水)、株式会社ポケット・クエリーズは国立大学法人九州大学で開催された2025年度日本建築学会大会における材料施工8 建設ロボット部門で、
四足歩行ロボットを活用した被災建築物調査技術に関する研究成果を発表した。

本研究は、現実空間の被災建築物とロボットの挙動を仮想空間上に再現するデジタルツイン技術の開発とその運用方法の検討を目的とする。これにより、災害時の安全かつ
効率的な調査の実現を目指している。従来の四足歩行ロボットによる調査では、走行性や操作性、視認性の課題、操縦者の訓練や遠隔操作の高度化が求められていた。

今回の研究では、現実の被災建築物を3Dスキャンで仮想空間に再現し、遠隔操作カメラや各種センサーを搭載したUnitree社製の四足歩行ロボットを運用可能な
VRアプリケーション「VR-Robot」を開発した。操縦者はFPVゴーグルやコントローラーを用いてロボットを操作でき、事前に設定した走行ルートに沿った自動走行や
対象物の自動追尾カメラ機能も備えているため、効率的な調査が可能になる。

このシステムにより、仮想空間上でのロボット操作を通じて被災建築物調査の安全性と効率性の向上が期待される。ポケット・クエリーズは創業以来、XRや3D関連技術に加え、
近年はロボティクスとAI分野にも注力しており、今回の取り組みはこれらの技術を融合させたソリューションの推進に繋がるとしている。
603: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:26 ID:4RnRp8jn(1/15)
2025年、お掃除ロボットは階段を登り始めた
9/11(木) 6:00配信
ドイツで開催された国際コンシューマ・エレクトロニクス展、通称IFA。そこで気がついた2025年のお掃除業界の変化…。それは、お掃除ロボが階段を登り始めたこと。

お掃除ロボを展開する企業は少なくない数ありますが、今年のIFAでデモ展示していたほとんどのお掃除ロボが階段チャレンジに挑んでいました。

まず目についたのがAnkerのスマートホームブランドEufyのお掃除ロボ拡張マシン、Mars Walker。Mars Walker自体には吸引(お掃除)機能はなく、階段を上るための
周辺機器という立ち位置。Eufyのお掃除ロボを中に入れて(ロボ自身が入って)使います。

細目の4本脚で登ります。前足で体を持ち上げ、後ろ足を伸ばしてお尻を押し上げるイメージ。

DreameのCyber X
Eufyと同じく、お掃除ロボの周辺機器というアプローチをとったDreame。ただし、階段の登り方は全く違ってキャタピラ風。4つ足同時に伸ばして、階段の高さにまで立ち上がるのが特徴的。

MovaのMova Zeus 60

こちらは階段の上り下り機能がついたお掃除ロボ、一体型です。上り下りは、ライブの昇降ステージ風。…なんと言いましょうか、アコーディオン風? 折り畳み風?の足が底についており、
これで上下に移動した上で、前にスライドしたパーツで支えながら、足を戻し、本体を前へと引っ込めて進みます。

デモを見て気付いたこと。それは、3モデルすべて階段を登ってはいるけど、階段のお掃除はしていないのです…。
604: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:32 ID:4RnRp8jn(2/15)
【高知】“売る”から“育てる”へ 旭食品グループがドローン駆使し「スマート農業」へ本格参入
9/10(水) 19:54配信
食品卸売業から農業に本格参入です。自ら育てたコメやユズを卸す新たなビジネスモデルの最前線を取材しました。

川村和久アナウンサー:
「作業の様子を見ていますと畑の中には誰も入っていません。その代わりに虫の発生を防ぐための農薬をドローンがまいています」

南国市の田んぼ2.4ヘクタールで酒米を栽培しています。農薬散布は手作業だと半日かかりますが、ドローンだとわずか30分でできます。

作業効率を上げ労働負担を軽減するスマート農業。南国市に本社を置く食品卸売業・旭食品のグループ会社・旭ドリームファームが新たに取り組んでいます。

旭ドリームファーム・朝倉和也社長:
「労力の削減を行って、これから農業の新規参入者が増えていくようなモデルケースを作りたいというふうに思っています」
605: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:32 ID:4RnRp8jn(3/15)
農業への本格参入を決めたきっかけは、農家の高齢化です。加工食品の原料となる農作物の仕入れが将来、困難になると予想しています。このため旭食品は
農業法人を立ち上げ、5月から耕作放棄地を借りて酒米やユズの栽培を始めました。

作業員のやることは主に水の張り具合や生育状況のチェック。田んぼに入って作業をすることはほとんどないと言います。

Q:作業は何回目
「今年はこれで3回目です。(手作業でやると)1日にへーへー言いながらやっていましたけど、ドローンで離れて散布できるっていうのは人にとってもやさしいかなと思います」

酒米は10月中旬に収穫し、取引先である農協やグループ企業である酔鯨酒造にも卸し、グループ全体の下支えにつなげたい考えです。

旭ドリームファーム・朝倉和也社長:
「酒米の(県内)自給率を上げていきたいので100ヘクタールまでに育てて協力農家と(スマート農業を)推進していくようにしていきたい」

ユズは苗木から育てているため収穫は5年後に。旭ドリームファームは販路を海外に広げ、農業の規模の拡大も目指していくとしています。
606: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:33 ID:4RnRp8jn(4/15)
AIによって、人間が働かなくてよくなる日が来るのか
9/11(木) 7:43配信

AIの能力向上がいいペースで進んでいる。

ChatGPTが出たのは、2022年11月。

まだ3年も経っていないが、当時の動作と、現在の動作では比較にならないほど、現在のモデルは優れている。

何せ2023年当時は、簡単な『なぞなぞ』にも、正解ができなかったくらいだ。

『頭の文字をとると、池に落ちてしまう野菜は?』

という、小学生向けのなぞなぞにも正解することができなかったChatGPT。

混乱している様子がちょっとかわいいのだが、仕事では使えない。
607: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:35 ID:4RnRp8jn(5/15)
でも今のGPT-5は、いとも簡単に解いて見せる。

おそらく通常の推論では、すでに多くの人間に勝つだろう。

もちろん、すでに多くの仕事にAIが適用されるようになっている。

役員会における発言の分析、データによる業績予想、操業の最適化、個人の性格特性からの行動予測、心理操作、情報発信。

仕事のあらゆる部分でAIの適用が試みられている。

このままいくと、あと5年もすれば、多くのホワイトカラーの能力は、AIが代替できるようになるかもしれない。

もちろん、それを使うかどうかは、人によって差が出るだろうが。

そして、多くの人類に残された仕事は、冨山和彦氏が「ホワイトカラー消滅」で述べたように、フィジカルな能力が必要とされる、エッセンシャルワークに収斂する。

これから、怒濤の勢いで押し寄せる生成AIなどによる破壊的イノベーションがホワイトカラーの仕事をさらに奪っていく。 現状、人間でなくても対応できる、
比較的間違いようのない問いに答える仕事は、世の中には案外多い。わかりやすい例は、カスタマーセンターの対応である。多数の問い合わせを分類すると、
人間の判断が必要のない共通の問い合わせがほとんどだ。(中略)

実際のホワイトカラーの職場は、ボス1人に対して部下が4、5人いる。だとすると、単純化すれば仕事は5分の1になる。(中略)この破壊的変化に真剣に対応すると、
「漫然とホワイトカラー」は淘汰されていき、新卒一括採用でホワイトカラーを目指す学生の採用も減っていくことになる。
608: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:35 ID:4RnRp8jn(6/15)
実際、生成AIの出現によって、早くもホワイトカラーのリストラに着手した大手が数多く出現している。

「まだまだ大丈夫」と高をくくっていると、ある日突然、仕事を失う。

新卒は、ホワイトカラー職にはもうありつけない。

そんな未来が、少しずつ現実化し始めている。

もちろん、政治がこのような社会変化を黙ってみているとは思えない。

例えば、失業者が増えるにつれ、遅かれ早かれ、AIで大きな収益を上げる会社には巨額の税が課され、仕事を失った人たちにバラまかれるだろう。

「責任をとれ」と。

AIの力が強くなればなるほど、その恩恵は一部の企業が独占すべきではなく、皆に与えられるべきだ、という意見が大勢を占めるようになるまで、そう時間はかからないだろう。

しかし、それはあくまで「カネ」の話であって、人間の能力が仕事に必要とされない、という事実は変わらない。
609: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:36 ID:4RnRp8jn(7/15)
歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリが指摘するように、「職がない」というよりも、能力的な不足の故の「雇用不能」だからだ。

そうした不満が、一時的に世の中を不安定にするかもしれない。

人間の手に仕事を取り戻せ、というわけだ。

しかし、それからほどなく「仕事をする」という概念そのものが、大きく変化するだろう。

「仕事をする」が、カネを稼ぐ行為ではなくなるのだ。

AIによって、多くの知識労働が消えれば、仕事は純粋なアートや何かしらの表現、コンセプトの創造や、純粋なモノづくりをする行為になっていく可能性が高い。

これは、アーサー・C・クラークの、SFの古典「都市と星」に見ることができる。

遠い未来、完全な都市である「ダイアスパー」では、人間は仕事で金を稼がない。

だれもが望めば必要なものをすべて手に入れられる世界では、欲などというものが生き残る余地はない。

そこで行われる人の営みは、アート、哲学、ゲーム、ギャンブル、性愛など、純粋な知的好奇心と欲求から出る活動に限られる。
610: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:37 ID:4RnRp8jn(8/15) AAS
AA省
611: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:38 ID:4RnRp8jn(9/15)
カネのために働かなくてよい日は、AIとロボティクスの発展によって到来する可能性は十分にある。

というより、AIの発展によって、目標とすべき到達点はそこにしかない。

ただし、「競争」がなくなるわけではない。
612: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)09:46 ID:4RnRp8jn(10/15)
中国政府主催 北京で最新ロボットやドローンの展示会
9/10(水) 22:21配信
中国政府が主催するサービス産業の展示会が10日開幕し、最新のロボットやドローンが展示されました。

北京で10日開幕した「中国国際サービス貿易交易会」では、会場内をヒト型ロボットが練り歩き、ロボットアームを使った無人コンビニや最大で1トンの荷物を運べる巨大ドローンなど最新の機器やサービスがお披露目されました。

開幕式では習近平国家主席のメッセージが紹介され、習氏はこの中で「世界経済が激しく変化する中、高水準の対外開放を拡大する」と表明しました。

また参加した事業者らも外国への販路拡大に意欲を見せました。

ドローン会社担当者
「中東や東南アジア、アフリカなど一帯一路の国への(輸出が)多い」

中国税関が発表した先月の貿易統計では、アメリカ向けの輸出額が33.1%減少した一方、ASEAN=東南アジア諸国連合向けは22.5%増加しています。

中国政府としてはトランプ関税の長期化も見据え、アメリカ以外の国々への輸出のさらなる拡大をめざしています。
613: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)17:00 ID:4RnRp8jn(11/15)
【速報】「人間並み運動能力」AI搭載の人型ロボットがスケボー実演 ATRと京都大学が共同開発
9/11(木) 16:30配信
国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)は11日、人工知能(AI)を搭載した人型ロボットが、
人間並みの実時間運動性能を達成したとして、スケートボードでスラローム走行する様子を公開した。

研究は、人のように瞬時の判断で俊敏に動くロボットの開発を進める目的で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受け、
京都大学などと共同で2020年に始めた。22年には専用の実験施設「ロボットスケートパーク」を敷地内に設け、ATRが研究を続けてきた「サイボーグAI」と
呼ぶロボット搭載用AIを使い、人がスケボーで滑走する際の脳波や筋肉の動きを計測してロボットに模倣させる研究を重ねた。

昨年の初公開時は、ロボットが腰を上下に動かして体の重心を制御していたが、今回は新たに上半身も使って体を前後左右に動かして制御することに成功。
サイボーグAIが1秒間に計28時間分の未来の動きを瞬時に計算し、体の軸が傾いた状態からの回復など、人の複雑な全身運動の模倣が可能になった。
614: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)17:04 ID:4RnRp8jn(12/15)
米アマゾン傘下「Zoox」ロボタクシー運行 10日からラスベガスで

9/11(木) 15:24配信
615: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)17:31 ID:4RnRp8jn(13/15)
清掃時間を7割短縮?ソフトバンクロボティクスがスマート床洗浄機「PUDU SH1」を販売開始
2025年9月11日
ソフトバンクロボティクス株式会社は、清掃作業の効率化を目的としたスマート床洗浄機「PUDU SH1」(Pudu Technology Inc.製)を2025年9月11日(木)より販売開始した。

「PUDU SH1」は従来のモップと比較して水と洗浄剤の使用量を最大80%削減し、清掃時間を最大70%短縮する高い清掃能力を備えている。強力な吸引力により
食べこぼしや汚れを確実に除去し、清掃状況や水の使用量をリアルタイムで可視化することで効率と品質を両立する。

特にレストランやカフェなどの外食産業やホテルなどの宿泊施設において、中型・大型ロボットでは清掃が難しかったテーブル下なども効率的に清掃可能となり、人手不足の解消に寄与している。

「PUDU SH1」の特徴として、まず垂直面の清掃が挙げられる。特殊な清掃ヘッドを装備し、ガラスディスプレイケースやタイル壁、鏡、窓などの汚れも簡単かつ正確に清掃できる。
また、拡張ユニットを装備することで清掃範囲を拡大し、手の届きにくいデッドゾーンも確実にきれいにすることが可能だ。これらのアタッチメントはオプションパーツとして提供される。
616: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)17:33 ID:4RnRp8jn(14/15)
JALが全国56空港にアクセンチュアの「AIエージェント」を導入 「生成AI」の特性が活かせる3つの業務領域とは
2025年9月11日
アクセンチュア株式会社は、2025年9月9日、「AIエージェントによる全社変革の最新動向と当社オファリング」の記者勉強会を開催。報道関係者に向けて、AIエージェントや生成AIの活用について詳細に解説した。

日本航空株式会社(以下、JAL)の空港現場では、労働人口の減少に伴い、人財不足が深刻化しているため、業務の標準化と効率化が急務だという。それぞれスタッフが個別に持つ経験に依存した、
これまでの運用方法では、高品質なサービスを維持するのが困難という意見もあり、空港全体のサービス品質や安定性を高いレベルに保つための変革が必要だった。
結果として、全国56の空港にアクセンチュアが開発した生成AI「AIエージェント」を導入し、業務の効率化と顧客サービスの向上において成果を出した。

変革が急務だったのは「危険物検索」「ラウンジ入場条件検索」「イレギュラーアナウンス文作成」の3つの業務領域。現場での問い合わせや作業に時間がかかり、日常業務の負担となることもあった。

そこで、このプロジェクトでは、現場の実態とニーズに基づき、グランドスタッフの知識や業務を標準化・効率化するナレッジ支援システム『空港JAL-AI』の構築に着手した。

まずは特に時間や労力がかかる業務を特定。「危険物検索」「ラウンジ入場条件検索」「イレギュラーアナウンス文作成」の3つの業務に焦点を当てることにした。
経験豊富なスタッフや本部へのヒアリングを通じて、各業務の課題を明確化した。

「危険物検索」では、スタッフがスプレー缶などの内容や容量をAIエージェントに問い合わせる。AIが瞬時にマニュアルと照合して回答、短時間で利用客に返答することができるようになった。
また、AIはマニュアルのどの部分を参照して回答を出したかをワンタッチで明示する機能もつけ、スタッフ自身でもAIの回答の信用度を確認できるようにした。
617: オーバーテクナナシー [sage] 09/11(木)17:34 ID:4RnRp8jn(15/15)
「イレギュラーアナウンス文作成」とは、航空機の搭乗口の変更、遅延、トラブルなど、イレギュラーが発生した際に、スタッフによる構内放送のアナウンスを行う。
その際の文言を多言語で作成する必要が生じるが、必要な情報を入力することでAIエージェントがアナウンス文章を迅速に生成する。

導入初期の頃は「操作が煩雑」「AIは現場向きでない」といった現場ならではの抵抗感があったが、本番導入に向けて選択式UI/UXを導入するなど、
現場目線での改善を重ねたことで、広く受け入れられはじめたという。

これを受けて、チャットでのプロンプト入力だけでなく、選択式UI/UXの追加や根拠ドキュメントの引用表示、担当者が知識を簡単に追加できる仕組みなど、実運用に即した改善を進めた。

アンケートでは「危険物検索」や「イレギュラーアナウンス文作成」については、グランドスタッフの90%以上が「お客さまへの回答速度が向上した」「アナウンス文作成速度が向上した」などと回答があった。

「ラウンジ入場条件検索」についても、ラウンジスタッフの70%以上が回答速度の向上を実感。特に、「膨大なマニュアルを探す手間がなくなり、AIエージェントが
瞬時に答えを出してくれる」「お客さまへの案内も詳細を説明しながら丁寧に対応できる」「イレギュラー時でも短時間で高品質なアナウンス文を出せる」
「新人や外国籍スタッフでも自信を持って対応できる」といった声があがっているという。

こうしたAIの活用により、誰でも同じ基準や根拠に基づいた案内ができるようになり、スタッフごとの知識差や経験による属人的な対応、誤案内のリスク回避につながった。
今後も現場ニーズを吸い上げながら、継続的な機能拡張と品質向上を目指していくと語った。
618: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:23 ID:amq7Hln1(1/14)
元公務員で行政書士、ドローンインストラクター。資格を組み合わせてビジネスを成功させる方法
9/12(金) 20:13配信
「自分の人生は、こんなもんじゃないと思っていました」。
そう語るのは、元公務員にして行政書士、ドローンインストラクターの野澤成裕さん。現在は、ドローン活用の社会実装を担うクローバードローンと、
法令支援を行うまほぴよ行政書士事務所の代表として、愛知県西尾市を拠点に活動している。

かつては岡崎市役所に勤め、係長として業務に従事していた。だがその安定を手放し、複数の仕事をかけ合わせる“越境的な働き方”へと大きく舵を切った。
転機は、在職中に取得したドローン資格だったという。

「ドローンって、趣味や空撮に使うイメージが強いですが、僕が注目したのは“地域の暮らしに役立つ可能性”です。たとえば中山間地域での農薬散布や、
高齢者の見守り、行方不明者の捜索など。自治体職員として関わるなかで、“制度の中の支援”では届かない部分があると痛感しました」

ドローンを通じて見えた課題。その先に、自分の役割があると確信した野澤さんは、2021年度末に退職。その翌日にクローバードローンを立ち上げた。
同年、まほぴよ行政書士事務所も開業し、個人や法人に対するドローン法令のサポートにも乗り出した。

今では空き店舗活用プロジェクト「ここdeやるZone!(ここやる)」の“家老(かろう)”としても活動し、地域の新規チャレンジを後押ししている。
元教員免許取得者でもあり、狩猟、古物商、無線技士など複数の資格を持つ、まさに“学びの越境者”だ。

「役所を辞めたとき、家族や周囲は当然びっくりしました。でも僕の中では、“違和感をそのままにして生きることのほうがリスク”だったんです」

「ひとつの肩書きにこだわらなくていい」「公務員を辞めても、社会で必要とされる人でいたい」。そんな思いが、野澤さんを支えている。

ドローン事業を選んだのも、地域で実装されていくイメージが持てたからだという。とくに、過疎化が進む中山間地域での活用は、民間の発想や動きがなければ前に進まないと感じていた。
619: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:24 ID:amq7Hln1(2/14)
「公務員時代は、法令や制度という“定められた枠”の中で支援する立場でした。でも、制度の“外側”にも支援が必要な人や課題がある。その部分に、自分の力を注ぎたかったんです」

今では、ドローン講習、農薬散布、空撮、点検業務、不明者捜索など、多岐にわたる依頼を受ける。行政書士としては、企業や個人のドローン飛行許可・法令対応もサポートしている。

「『行政書士×ドローン』って、一見バラバラに見えるかもしれません。でも、僕にとっては全部“つながって”います。法の知識と現場の技術、
どちらもわかる人間が間に立つことで、安全で持続的な導入が進む。それが地域の力になるんです」

野澤さんの行動力の源にあるのが、“学び”に対する柔軟なスタンスだ。

「ドローンの資格取得もそうですが、“まずやってみる”ということを大事にしています。今の時代、どんな分野でも学び続けないと置いていかれる。
だからこそ、学びを止めずにいることが、働き方の自由度を広げる鍵だと思います」

地域住民へのセミナー開催や、自治体との連携プロジェクトなど、「教える」立場としても活躍しているが、本人は「学ぶ姿勢がある人は何歳でも伸びる」と断言する。

「自分自身も40代で新しい仕事を始めたわけですし、“遅い”なんてことは全くありません。むしろ経験を活かせる分、年齢を重ねてからのチャレンジの方が実践的かもしれません」

「もちろん、公務員の仕事にもやりがいはありました。でも、心のどこかで“自分の人生はこのままでいいのか”と疑問を持ち続けていた」

野澤さんが大切にしているのは、「納得して選べているかどうか」だという。

「安定は大切。でも、“安定=安心”とは限らない。それよりも、自分が納得して選んだ道を進んでいるかどうか。その感覚が、長く働き続けるうえで大事だと思っています」

多様な資格と実務経験を活かし、「まちの相談窓口」として頼られる存在となった今。野澤さんの働き方は、「学び」と「越境」があれば、いつでも人生をアップデートできるということを、静かに証明している。
620: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:25 ID:amq7Hln1(3/14)
すべての工程に生成AIを使った個人開発を始める準備段階から解説した書籍が発売
9/12(金) 22:05配信
(株)インプレスは9月12日、インプレス NextPublishingより『AIと個人開発したくなったらまずCursorで要件定義だ!』(yasuna著)を発売した。紙書籍版の販売価格は2,200円(税別)、電子書籍版の販売価格は1,600円(税別)。

この本は、AIとともに進める個人開発の入り口として、特に要件定義の部分に焦点を当てて解説しています。「アイデアはあるけど、どう形にしていけばいいのかわからない!」
そんな方の悩みを解消するための最初のハードルである要件定義をやさしく解説します。

・定義編(第1章〜第4章)
まず個人開発におけるアイデアの見つけ方から始まり、要求定義と要件定義の基本を学びます。また、失敗しない個人開発にするために持つべき
マーケティング視点やスタートアップにおけるMVP開発をどう個人開発に取り入れるのかを説明していきます。
・モックアップ編(第5章〜第6章)
定義編で作成した要件定義から、Cursorを使ってユースケース図と画面遷移図を作成し、そこからv0.devでモックアップを作るまでの方法を紹介します。
各章で紹介するプロンプトの例文をベースとして自身に合ったスタイルをAIと一緒に見つけます。
621: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:26 ID:amq7Hln1(4/14)
本書の特徴は、すべての工程でAIツールを活用している点です。例えば以下の4つが挙げられます。

・アイデアの整理:GrokやClaudeとの対話
・要件定義の作成:Cursorを使ったプロンプトエンジニアリング
・図解の作成:Cursorを使ったPlantUML/Mermaid生成
・UIの設計:v0.devを使ったモックアップ作成
(インプレス NextPublishing は、株式会社インプレスR&Dが開発したデジタルファースト型の出版モデルを承継し、幅広い出版企画を電子書籍+オンデマンドによりスピーディで持続可能な形で実現しています。)

目次
・第1章 AIと個人開発をはじめよう
・第2章 悩みからユーザーの要求を定義しよう
・第3章 要件定義をしてみよう
・第4章 AIで要件定義を作ろう
・第5章 図解でイメージを膨らまそう
・第6章 モックアップを作ろう
・おわりに
・AIと開発したプロダクトの紹介
622: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:27 ID:amq7Hln1(5/14)
「海のDX」「船舶のロボット化」を推進するエイトノット、内閣府の事業に自律航行技術を提供
2025年9月12日
株式会社エイトノットは、内閣府総合海洋政策推進事務局が公募した「自律型無人探査機(AUV)の利用実証事業」の「洋上風力発電施設の維持管理モデルの構築」
カテゴリに採択された「自律型海洋無人機・無人潜水機を用いた利用実証事業」に、自社開発の自律航行技術を提供することを発表した。

本実証事業は、株式会社FullDepth、東洋エンジニアリング株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社、沖電気工業株式会社と共同で実施される。

実証試験では、ASV(自律制御水上無人機)とROV(遠隔操作無人潜水機)を用い、将来的なAUV化(機器自身が水中の位置や周囲の状況を認識し、
自律して動く無人潜水機)を想定した海上での試験を行う。具体的には、浮体式洋上風力発電設備を模した観測対象の水中データを無人で取得し、その技術の有効性を検証する。

試験結果を基に、AUV活用に向けた技術的課題の抽出や整理を行い、データ駆動型の洋上風力発電維持管理モデルや収益モデルの検討を進める。
最終的には、AUVの社会実装に向けたロードマップを作成する計画だ。
623: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:27 ID:amq7Hln1(6/14)
実証試験で使用されるASVには、エイトノットが所有する小型船舶「Eight Knot ?」が採用される。この船舶は、同社が開発した自律航行プラットフォーム「エイトノットAI CAPTAIN」を
搭載しており、AIとロボティクス技術により目的地への航行、障害物回避、離着岸を自動で行うことが可能だ。

なお、ROVにはFullDepth製の「DiveUnit300」が使用され、観測対象は沖電気工業が所有する計測バージ「SEATEC NEO」の係留ラインとなる。

実証試験で使用されるASVには、エイトノットが所有する小型船舶「Eight Knot ?」が採用される。この船舶は、同社が開発した自律航行プラットフォーム「エイトノットAI CAPTAIN」を
搭載しており、AIとロボティクス技術により目的地への航行、障害物回避、離着岸を自動で行うことが可能だ。

なお、ROVにはFullDepth製の「DiveUnit300」が使用され、観測対象は沖電気工業が所有する計測バージ「SEATEC NEO」の係留ラインとなる。
624: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:29 ID:amq7Hln1(7/14)
ファンレスながら高性能、Amston Lake搭載の小型CPUボード
エッジコンピューティング

イノテックは、「Intel Atom Amston Lake」プロセッサを搭載した小型CPUボード「AX-1130」を発表した。ファンレスながら高い性能と低消費電力を両立している。
2025年09月12日 14時00分 公開

イノテックは2025年9月3日、「Intel Atom Amston Lake」プロセッサを搭載した小型CPUボード「AX-1130」を発表した。同社は、ファンレスながら高い性能と
低消費電力を両立する同製品を、国内で設計し製造した純国産モデルとして提供する。

AX-1130が搭載するAmston Lakeは、最大8つのEコア構成で、最大32基の実行ユニットを備えるGPU「Intel UHD Graphics」を内蔵している。PassMarkの性能テストでは、
総合平均でSkylake世代のCeleronを最大125%上回り、一部ベンチマークでは上位クラスと遜色のない性能を示した。

AX-1130は、独自のRAS機能を搭載し、レガシーI/O(シリアル、GPIOなど)にも対応するため拡張しやすい。ファンレス設計で保守性が高く、発熱や粉じんの
課題がある現場にも適用できる。また、Intel Atomは長期供給が可能なことから、インフラや医療、産業機械などの領域に適している。

同社はAX-1130をベースに、UPS(無停電電源装置)を内蔵した産業用PCを2025年度中に市場投入する予定だ。電圧低下や瞬断対策を必要とする用途への展開を見込んでいる。
625: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:30 ID:amq7Hln1(8/14)
ラボ作業を自動化するモジュール型システム、組み換え自在で研究開発を加速
研究開発の最前線
(1/2 ページ)

デンソーウェーブの「COBOTTA LAB Modules」は、卓上サイズの協働ロボット「COBOTTA」と多彩な機能モジュールを組み合わせることで、手作業に頼っていたラボ作業を
自在に自動化する。粉体秤量(ひょうりょう)や混合、ろ過など、用途に合わせてシステムを自由に組み替えられるこの新システムは、どのようにして研究者の生産性を飛躍的に向上させるのか。
2025年09月12日 07時30分 公開

デンソーウェーブは、「JASIS(Japan Analytical & Scientific Instruments Show)2025」(2025年9月3〜5日、幕張メッセ)に出展し、同月1日にリリースした
モジュール型ラボオートメーションシステム「COBOTTA LAB Modules」を披露した。

COBOTTA LAB Modulesは、卓上サイズの人協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」と標準化されたモジュールを組み合わせたシステムで、スライド移動するCOBOTTAが複数のモジュールを連携制御し、
ラボ作業の一部を自動化する。COBOTTAは、人と同じ空間で安全に作業できるロボットで、繊細なハンドリングや自動化の工程を行える。専用開発のマルチハンドを装着することで、複数工程の自動化を実現する。

COBOTTA LAB Modulesの基本セットは、COBOTTA(電動ハンド有、カメラなし)、COBOTTA LAB用標準ハンド、データ管理用ソフトウェア「IoT Data Share/IoT Data View」、
ロボットのメンテナンス/操作を支援するソフトウェア「Robot tools(Virtual TP)」、走行軸ベース、COBOTTA LAB用制御BOX、フィールドネットワークインタフェースモジュール、
表示ランプ+取付ステーセット、非常停止スイッチ、走行軸用コントローラー、走行軸制御ソフト、モジュール接続ケーブルセットから成る。

IoT Data Share/IoT Data Viewは、作業日時や分注量などの計測データを自動記録し、保存する。QRコードで対象サンプルの情報にアクセスでき、透明性とトレーサビリティーを強化できる。

走行軸ベースはCOBOTTAや各モジュールを安定して設置するもので、COBOTTAのスライド移動も行う。サイズは、モジュール搭載数が4〜6個のSサイズ(W1250×D750mm)、
6〜9個のMサイズ(W1650×D750mm)、8〜11個のLサイズ(W2050×D750mm)の3種類となる。
626: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:31 ID:amq7Hln1(9/14)
用途に応じて自由に組み合わせられる機能モジュールとして、液体処理用、測定/分析用、撹拌/混合用、ろ過/分離用、容器トレイ、補助/汎用装置をラインアップしている。

液体処理用の機能モジュールは、無線ピペット、有線ピペット、ピレットチップラック、送液ポンプ、定容となる。無線ピペットは、ピレットチップの着脱から試料の吸引/
吐出までを自動化し、ばらつきを排除して高い再現性を実現する。ケーブルレス設計でレイアウトの自由度も高い。

有線ピペットは、有線接続による安定した電源と通信で長時間運転に対応し、液面検知により高精度な分注も可能だ。ピレットチップラックは、チップラックを複数保管したい
場合に使用するもので、チップ交換をスムーズに行え、作業効率を高められる。送液ポンプは、液体を連続あるいは断続的に送液するもので、定量送液や希釈に適し、
流体制御で安定した処理が行える。定容を使用する際に必須の機能モジュールだ。定容は、設定した容積で正確に分注できるもので、手作業のばらつきを排除するため、希釈や標準液の調製に適している。

測定/分析用の機能モジュールは、標準版/高精度版の電子天秤(てんびん)、粉体秤(ひょう)量、粉体ヘッドマガジン、薬さじ交換となる。

標準版の電子天秤は、高精度な質量測定を行える他、その結果をIoT Data Share/IoT Data Viewはと連携して自動記録できる。粉体や液体の定量操作にも対応する。
高精度版はより高精度な質量測定に応じる。

標準版の粉体秤量は、薬さじで粉体を定量的にすくい取り秤量する。微量粉体の取り扱いにも対応し、研究開発の自動化と再現性向上に役立つ。高精度版は
高精度天秤で微量粉体を精密に秤量する。試薬特性に応じた定量操作が可能だ。両機能モジュールともに、使用に当たっては、標準版あるいは高精度版の電子天秤が必要となる。

高精度版電子天秤で必須の粉体ヘッドマガジンは複数の粉体ヘッドを自動で管理/交換する機能モジュールだ。薬さじ交換は、薬さじを自動で交換できるため、
コンタミネーション(意図しない不純物や異物の混入)を防げる。複数試料の連続処理や高い再現性が求められる作業に適している。
627: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:33 ID:amq7Hln1(10/14)
撹拌/混合用の機能モジュールは、マグネットスターラー、ボルテックスとなる。マグネットスターラーは、液体を静かに均一に撹拌する。試薬の溶解や混合も安定して行え、
回転数や加熱温度の調整も行える。ボルテックスは、チューブやプレートを強力に渦巻き撹拌する。短時間で効率的な混合が可能で、懸濁や反応液の均一化に適している。

ろ過/分離用の機能モジュールは、ろ過(減圧ろ過)と漏斗(じょうご)マガジンとなる。ろ過は、減圧環境で液体から固体を効率的に分離する。清潔かつ迅速な処理で、
実験や製造工程の精度と再現性を高められる。漏斗マガジンは減圧ろ過するための漏斗を複数保管できるモジュールで、減圧ろ過を利用する際に必須だ。

補助/汎用装置の機能モジュールはキャッパーやキャスター付きアルミ架台となる。キャッパーは、スクリュー菅瓶やポリプロピレン(PP)ボトルなどのキャップ開閉を
自動化する。揮発やコンタミネーションを防ぎ、試料の品質を保持するのに役立つ。キャスター付きアルミ架台は、各種モジュールや装置を安定して設置し、固定するものだ。
軽量アルミ製でキャスターも付いており、移動やレイアウト変更も容易だ。

また、関連製品/オプションとして、粉じんや薬液からCOBOTTAを保護するカバーやエアコンプレッサー、キャスター付きアルミ架台用のステンレス製ベースプレートを用意している。

デンソーウェーブの説明員は、「用途に合わせて、モジュールを選ぶだけで、COBOTTA LAB Modulesはすぐに導入できる。複雑な設定や設計は不要だ。
モジュールの組み合わせや配置は自在で、COBOTTAが走行軸ベースでスライド移動し、各モジュールと連携してさまざまな作業を行える。COBOTTAの
利用に当たり、安全策は不要で、限られたラボスペースに無理なく設置できる」と話す。

COBOTTA LAB Modulesのシステム構成の一例として、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)前処理システムを挙げる。同システムは、COBOTTA、
IoT Data Share/IoT Data View、Lサイズの走行軸ベース、PPボトル用やメスフラスコ用の容器トレイ、有線ピペット、送液ポンプ、定容、高精度版の電子天びん、
標準版の粉体秤量、ボルテックス、キャッパー、Lサイズのキャスター付きアルミ架台で構成される。
628: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:34 ID:amq7Hln1(11/14)
同システムは、HPLCの分析に役立つ試料の調製、分注、キャップ開閉、搬送などの前処理工程を自動化する。

デンソーウェーブの説明員は、「現状は、用途に合わせたCOBOTTA LAB Modulesの組み立ては当社の従業員が担当する。2026年3月に実装予定のプラグ&プレイ機能により、
ユーザーがモジュールの位置を変更可能となる。プラグ&プレイ機能は、どのモジュールの位置やどういった順番で制御システムに接続されているかを、
上位のプログラマブルロジックコントローラーに自動で認識させ、システムが自動で再構成される」と語った。

また、現時点では20種類の機能モジュールが完成しているが、最終的には32種類の機能モジュールが提供される予定だという。
629: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:35 ID:amq7Hln1(12/14)
ソニーセミコンのAMRパッケージが3Dセンシングを実現、市販LiDARより安価に
ロボット開発ニュース
ソニーセミコンダクタソリューションズは「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」において、新たに開発した3Dセンシングシステムを搭載したAMRソフトウェアパッケージ「Robotics Package」を披露した。

ソニーセミコンダクタソリューションズ(以下、ソニーセミコン)は、「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」(2025年9月10〜12日、東京ビッグサイト)において、
同社のAMR(自律移動ロボット)運用ソフトウェア「Robotics Package」向けに新たに開発した3Dセンシングシステムを披露した。

Robotics Packageは、AMRの経路計画や障害物回避を担うRNS(Robot Navigation System)と、複数台の群制御を可能にするFMS(Fleet Management System)を
一体化した統合ソリューションである。2024年8月のサービス提供開始当初は、AMRの自己位置推定や環境認識に必要なセンサーとして市販のLiDAR
(Light Detection and Ranging、ライダー)を用いていたが、2025年8月からは今回展示した独自開発の3Dセンシングシステムの提供を開始している。

3Dセンシングシステムはソニーセミコンを含む3社で共同開発した。ソニーセミコンが制御ソフトウェアを含めたシステム全体の開発を統括するとともに、
センサー素子であるCMOSセンサーやdTOF(direct Time-of-Flight)センサーを提供した。センサーから収集したデータを3D情報に統合するとともにAMRの制御などを行う
エッジコンピュータはアドバンテックが提供した。ソニーセミコン提供のセンサー素子を用いて3Dセンシングを行うためのユニットの開発は中国のSunny Optical Intelligence Technologyが担当した。
630: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:36 ID:amq7Hln1(13/14)
3Dセンシングの中心となるのはソニーセミコン製のdToFセンサーである。dToFセンサーはレーザー光が物体に反射して戻るまでの時間を計測することで、
物体までの距離を検出する。画素数は24×24と多くはないものの、市販のLiDARと比べて横方向や高さ方向、奥行きを含めて広範囲を検出できることから、
今回の3Dセンシングシステムの基盤となっている。「AMRが移動するための環境地図を作成したり障害物を把握したりする用途であれば十分な画素数だ」(SSSの説明員)という。

床など低い位置にある物体や垂直方向で形状の異なる棚など、市販のLiDARでは認識が難しい障害物の回避や、より多くの物体からの距離データを用いた
高精度な自己位置推定の機能が実装可能になる。展示ブースでは、来場者の動きや周囲の棚がdToFセンサーによってリアルタイムに捉えられる様子が注目を集めた。

3Dセンシングシステムのセンサーユニットは、AMRの機体前方に設置する「Multi dToF/RGB LiDAR System」と機体後方や側方に設置する「dToF Depth Camera」から
構成される。Multi dToF/RGB LiDAR Systemは、3つのdToFセンサーと、1つのフルHD解像度のCMOSセンサー、IMU(慣性計測ユニット)を統合したユニットだ。
CMOSセンサーを搭載することで、2次元コードや型番の読み取りなどにも対応する。一方、dToF Depth Cameraは、1つのdToFセンサーのみを搭載するユニットで、
Multi dToF/RGB LiDAR Systemだけでは検知が難しい死角を補完する。
631: オーバーテクナナシー [sage] 09/12(金)22:37 ID:amq7Hln1(14/14)
新開発の3Dセンシングシステムは市販のLiDARより広範囲のセンシングが可能である一方でコストも抑えた。「市販のLiDARはメカニカルスキャン方式であることから高価になりがちだ。
新開発のシステムはソニーセミコン内製のdTOFセンサーを用いるとともに、メカニカルスキャン方式ではないので価格が抑えられている」(ソニーセミコンの説明員)。

なお、AMR本体は武蔵精密工業が提供する。ソニーセミコンは、武蔵精密工業、ロジスティードソリューションズ、シーネットの3社を通じてAMRパッケージの受注を開始している。
ソニーセミコン システムソリューション事業部 ロボティクスシステム開発部 統括部長の津高圭祐氏は「1社だけでは全領域をカバーできないが、それぞれに強みを持つパートナーと
組むことで市場競争力の高いAMRが完成した」と共同開発の背景を語る。

当面の事業展開では物流倉庫のピッキングや搬送業務の効率化に注力しつつ、配膳ロボットや清掃ロボットといった他用途への展開も模索している。例えば、
グループ会社のソニー・ミュージックエンターテインメントと連携し、AMRを用いたライブ映像撮影の実証実験に着手するなどしている。津高氏は「まずは物流で成果を示しつつ、
幅広い業界への応用可能性を探っていきたい」と述べている。
632: オーバーテクナナシー [sage] 09/13(土)06:49 ID:msnFH94X(1/3)
【速報】器用に料理をこなす調理ロボットが誕生しました。準備から調理、片付けまでの全プロセスが完全に自動化されており、既に10,000以上の料理と
1,000種類のティードリンクの作り方を習得しており、各料理の準備にはわずか10分しかかかりません。

【速報】完全ロボット運営のレストランが誕生。 スクリーンで食事を選ぶと、ロボットが調理して提供してくれるので、人と話す必要はありません。
Mezliは、スタンフォード大学の優秀なエンジニアとミシュラン星付きの豪華なシェフによって作られました。
633: オーバーテクナナシー [sage] 09/13(土)20:20 ID:msnFH94X(2/3)
ドローン、無人トラクター、品種改良、新農法…政府のコメ増産方針に備え農家も本気
9/13(土) 20:13配信
半世紀以上続いた事実上の減反政策が終わり、政府がコメ増産にかじを切った。水田政策の抜本的な見直しは令和9年度からで、人件費や資材価格高騰という逆風の中、
コメの生産量を増やせるかは各地の担い手の取り組みにかかっている。農家ではすでに、ドローンなどによるスマート農業導入や、栽培方法の工夫により大規模化を目指す取り組みを進めている。

7年産米の収穫が各地で始まった。福島市の農業法人、未来農業は今年、主食用米の作付面積を昨年の1・8倍に当たる16ヘクタールに増やした。丹野友幸社長は政府の方針転換に先立ち、
昨夏に主食用米の作付けを増やす検討を始めた。集荷業者やJA(農協)関係者の話から「コメの需要過多に供給が追い付いていない。7年産も高くなる」と確信したからだ。

作業効率を上げるため、今年は水を張った田んぼに種を直接まくことができる農業用ドローンを導入。「1台買った方が作業員1人雇うよりいいかも」と笑う。機体やライセンス取得費用などで
400万円程度かかるが、肥料や農薬の空中散布などドローンの出番は多い。来年以降は、生育状況を把握するため、空から田んぼを撮影することも考えているという。

北海道有数の米どころ、岩見沢市のJAいわみざわ。平成25年に市や地元農協などが立ち上げた「いわみざわ地域ICT農業利活用研究会」を中心に、農作業の効率化で一定の成果を上げた。
衛星利用測位システム(GPS)の利用で自動運転ができる無人トラクターと有人トラクターを併用したり、ドローンで農薬を散布したりしている。

いわみざわ農協水稲部会の町田光広部会長は「作業負荷が減った分を他の仕事に振り分け、農地を増やせた」と話す。

近年の気温上昇を受け道立総合研究機構(道総研)では令和6年度に高温耐性品種の研究開発を始めた。交配から新品種として認められるまで、一般的には10年ほどかかる。
だが、近年は道外産地の高温耐性品種を交配に用いており、道総研中央農業試験場水田農業グループの山下陽子主査は「これらの中から有望なものがあれば、10年かからずに見つかることも考えられる」と期待する。
634: オーバーテクナナシー [sage] 09/13(土)20:22 ID:msnFH94X(3/3)
政府の増産方針を受け、水を張っていない乾いた田んぼに種もみをまく栽培方法「乾田直播(ちょくは)」も注目されている。乾田直播の作付面積では
全国2位の規模を誇る宮城県では、5ヘクタール以上を対象に10アール当たり2千円以内の補助金を助成している。

JA加美よつば(宮城県色麻町)は今年、34ヘクタールを使って初めて乾田直播の試験を始めた。関係者向けの現地検討会をこれまで3回行い、
毎回70人ほど集まるほどの盛況ぶり。担当者は「乾田直播には大規模農業ができる可能性がある」と話す。

320ヘクタールでコメを栽培する西部開発農産(岩手県北上市)の照井勝也社長は「必ずコメ不足は来ると思っていたが、予想より5年早かった」と漏らす。
同社は規模拡大の切り札として乾田直播を導入。従来1カ月かかった田植え前の育苗と、水を入れた田んぼを平らにならす代かきの労力が省ける。
畑作の技術が必要で最初の5年間は試行錯誤したが、同社受託部の清水一孝部長は「手間を省けるので十分ペイする。乾田直播こそが東北におけるコメ増産のキーワードだ」と言い切る。

コメの栽培面積が58ヘクタールに達する企業、かきのうえ(同県八幡平市)も主力は31ヘクタールの乾田直播だ。通常の田植えは17ヘクタールで、
残る10ヘクタールは岩手大農学部の下野裕之教授が開発した農閑期の初冬に種もみを直播(じかま)きして越冬させる「初冬直播き栽培」を導入した。
立柳慎光社長は「コメ増産の道は容易ではないが、将来の効率的なコメ栽培を実現する絶好のチャンス。政府には(生産性が高い農地を作る)
圃場(ほじょう)整備の強化と大区画化に本腰で取り組んでほしい」と強調した。(芹沢伸生、坂本隆浩、菊池昭光、石田征広)
635: オーバーテクナナシー [sage] 09/14(日)21:23 ID:ndmHcBks(1)
バッタ大量発生、ドローン駆除 喜界島でサトウキビ被害
9/14(日) 18:30配信
鹿児島県喜界町農業振興課によると、サトウキビや牧草の葉を食い荒らすバッタ類が大量発生した。被害が出たサトウキビ畑ではJAあまみが協力し、ドローンによる駆除作業を行った。

町によると被害が大きかったのは、サトウキビ畑の約1%に当たる11・62ヘクタール。幼虫や6、7センチの大型のバッタが、サトウキビの葉を食い荒らした。

奄美地域では徳之島でタイワンツチイナゴによる被害が6月上旬から大量に発生。現在、喜界島のバッタとの関連性を確認中だ。

駆除作業を見守った農家は「被害のなかった畑も、翌日にはあっという間にサトウキビの葉を食い荒らされていた」と驚きを隠せない様子だった。

葉を食べられたサトウキビは生育に影響が出たり、糖分が不足したりすることで収穫量や品質が低下する恐れがある。

発生が確認された地域の駆除作業は8日に一段落したが、今後の被害拡大を防ぐための情報収集やバッタの種類の特定を急ぐ。町は、集落放送やホームページなどで注意を呼びかける。

徳之島では防除が進み発生当時の状況にはないが、一部のサトウキビ畑で、いまだに食害が確認されている。
636: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:19 ID:Quyhw1yU(1/10)
誰でも簡単に業務を“自動化” 東大発スタートアップがアプリのサービス発表
9/15(月) 13:00配信
労務管理や経費のチェックなど、自動化したい業務を文章で入力すると、AIがアプリケーションを自動で作成するサービスが発表されました。

 スタートアップ企業のELYZAが発表したのは、労務管理や経費のチェックなど、これまで人の手では時間がかかっていた作業をAIによって自動化するアプリを作成するサービスです。

 1つのアプリで毎月10時間から50時間の労働時間の削減を見込み、人手不足の解決を目指します。

 生成AIを巡っては、日本はアメリカや中国などと比べて活用する方針を示す企業の割合が少なく、ELYZAはこのサービスを通して生成AIの普及を促したい考えです。
637: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:23 ID:Quyhw1yU(2/10)
130人の声が示すPLCの“現在地” 製造現場が抱える課題、期待を分析
PLCの現在 過去 未来(2)
(1/5 ページ)
本稿では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたって今、PLCが迎えている重要な転換期を読み解きます。今回は、アンケートに寄せられた130人の声を基に、
PLCの現在地を探ります。そして、製造現場がPLCに対して抱える課題、期待を分析します。
2025年09月11日 08時00分 公開
前編では、PLC(プログラマブルロジックコントローラー)がリレー制御盤の置き換えから始まり、ネットワーク化やITとの融合を果たしながら、製造現場の共通基盤へと進化してきた道のりを振り返りました。

しかし、その進化の恩恵は、本当に現場の隅々まで行き渡っているのでしょうか。

その実態を探るため、筆者は今回、X(旧Twitter)で2025年6月24日〜7月11日にアンケート調査を実施し、PLCに関わる130人の皆さまから貴重な回答をいただきました。今回は、その声を基に、
PLCのリアルな「課題」と未来への「期待」を分析していきます。

まず注目すべきは、回答者の多様性です。職種は設備設計や保全、生産技術といった制御の専門家だけでなく、ITエンジニアや営業、企画支援にまで及びます(図2)。これは、PLCがもはや
一部の専門家だけのものではなく、モノづくりの多様な立場の人々が関わる「共通基盤」であることを示しているといえるでしょう。

また、10年以上の経験を持つベテランが約4割を占める一方で、経験1〜5年の若手層も約3割にのぼり、幅広い世代の声が集まっていることが分かります(図3)。

主に使用しているメーカー(図3)としては、三菱電機、キーエンス、オムロンの3社が突出して挙がりました。国内市場における、この3社の影響力の大きさを改めて示す結果となりました。

その使われ方は、「生産設備制御」(79.2%)を筆頭に、「検査装置」「搬送ライン」「ロボット制御」など、工場のあらゆる心臓部で活躍していることが分かります(図4)。
この結果は、PLCがいかに現代のモノづくりに深く、広く浸透していることの証しでしょう。
638: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:24 ID:Quyhw1yU(3/10)
「PLCに関する悩み・課題」を尋ねたところ(図5)、現場が直面する根深い課題が浮かび上がってきました。「人」「技術」「メーカー」という3つの壁です。

最も多くの声が上がったのは「他人が書いたプログラムが分かりづらい」(93人)、次に「プログラマーの人手不足」(46人)が続きます。

これは、少子高齢化を背景とした労働人口の減少という社会全体の課題を、製造現場が深刻に受けていることの表れといえるでしょう。長年、OJT中心で受け継がれてきた
制御技術の継承が、熟練技術者の高齢化や人材の流動化によって限界に近づき、さらに独自の文化を持つラダー言語がIT分野からの新たな人材確保の障壁となっているという、
二重の課題が、現場の切実な声につながっているのでしょう。

「昔ながら(といったら失礼になるが)のラダープログラムを扱えるエンジニアが減ってきており、メンテナンスに困っているという声をよく聞きます」
「属人化、人手不足の課題が大きい。海外の最先端機器などを扱えるようにキャッチアップし続けられるエンジニアが少ない or 教育を標準化する環境ないし組織がほぼない」

「新技術への対応(IoT、AIなど)」(39人)と「保守・トラブル対応」(42人)も、多く指摘されています。古い資産を守りながら、新しい技術に適応していくことの難しさがうかがえます。
日々の安定稼働を最優先する製造現場では、実績のある古い設備を長く使い続けるのが一般的です。その結果、新しい技術を導入しようにも、既存の古いプロトコルや
PLCとの連携が足かせとなり、思うように進まないジレンマがあるのでしょう。

「変化を嫌う一部の人間が延々と古いモデルを使いたがるのが困る」
「フィールドバス多すぎ問題。IoTをやろうとしたときのプロトコル変換が面倒」
「最終ユーザーとして、いまだに新設設備のPLCが最新のPLCでない現状に危機感を覚えます」

前編で見たように、標準化の動きは進んできました。しかし、現場の声は、今なお根強い「壁」に対する不満を訴えています。
「ベンダーロックが非常に邪魔」
「PLCやPLCとの連携機器など、もっとオープンになってほしい。現在が囲い込み戦略すぎる」
「ベッコフ以外のメーカーが開発環境を有償にしているのは課題と思います。せめて商用利用以外は無償にした方が良いかと思っています」
639: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:27 ID:Quyhw1yU(4/10)
筆者もPLCメーカーにいた一人として、この問題は非常に悩ましく感じます。メーカー側からすれば、独自の機能や使いやすさを追求し、自社製品を選び続けてもらうことで事業が継続でき、
手厚いサポートが提供できます。

一方で、ユーザーの立場から見れば、その「囲い込み」がメーカーごとの縦割り状態を生み、日々の業務における非効率や、プロジェクトに最適な機器を
自由に選べないというストレスの原因となっている。このジレンマが、現場の根強い不満につながります。

こうした根深い課題がありつつも、現場はPLCの未来に具体的な進化を期待しています。「今後、PLCにどんな機能・進化を期待しますか?」(図6)という問いへの
回答から、前章の「3つの壁」を乗り越えるための、進化の方向性が見えました。

最も期待が高かったのは「クラウド/IT連携」(52人)で「AI連携」(47人)が続きます。

現場のデータを活用し、生産性や品質向上や予知保全につなげたいという要望が高いことがうかがえます。PLCを単なる「制御装置」としてだけでなく、現場データを
生み出す「現場データ生成機」や「現場情報ゲートウェイ」として捉え、ITシステムと円滑に連携させたいという思いが伝わります。

「現場の状況や人の動きをセンサーで感じ取り、最適な動きを“自律的に選択”できるPLCを期待しますね」
「デジタルツインと融合して実機インストール前にシミュレーション環境でデバッグするなど、エンジニアの属人性解消や働きやすさ向上に」
「OTとITの橋渡し役として今後も活用されてほしい」

「プログラムの自動生成・ノーコード化」(46人)も非常に高くなっています。これは、前章で見た「人の壁」に対する現場からの具体的な期待です。特定個人のスキルに依存する現状から脱却し、
誰でも一定品質の制御を効率よく実現できる仕組みを整えなければ、日本のモノづくりが立ち行かなくなるという危機感が表れているように思えます。

「生成AIによるコード生成に期待」
「コードベースのプログラムからラダーへ変換できるようになれば、汎用LLM(生成AI)でも生成できるようになり、さまざまな自動化が行えるのでは......と妄想しています」
「学習のハードルがもっと低くなってほしい。e-LearningやYouTubeを活用したエントリーユーザー向けの解説を充実させていただきたい」
640: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:29 ID:Quyhw1yU(5/10)
「互換性向上」(43人)は、ここでも重要なキーワードとなります。これは、単なる現状への不満の裏返しではなく、メーカーの都合に縛られることなく、プロジェクトにとって最適な機器を
自由に組み合わせて選定する手間を減らした上で、設計本来の創造的な活動に時間を使いたいという、技術者の前向きな願いなのだろうと感じます。

「フィールドネットワークを統一できたら良いなと思っています。理想のマスターと理想のスレーブがあっても通信規格が合わず部品の選定に苦労してしまうことがあるので」
「ローコード化で各メーカー互換を望みます」

ローコード化は専門的なプログラミングを最小限に抑え、ノーコード化はプログラミングを全く用いず、いずれも画面上で部品を組み合わせるように開発を進める手法のこと。
これにより、開発の迅速化や、より多くの人が開発に参加できることが期待されています。

最後の「今後、PLCはどうなると思いますか?」(図7)という問いには、「今のPLCが進化・拡大する」(53.1%)が、「IPC(産業用PC)などに置き換わり縮小する」(37.7%)を上回りました。
現場はPLCの“衰退”ではなく、“進化”を信じていることが伺えます。

自由記述には、その理由としてPLCの本来的な価値を評価する声が多く見られました。

「PLCの堅ろう性や信頼性に取って代わる物はないので今のPLCが進化、発展していくのでは」
「長年のPLCの使用実績が生産現場で高く評価されていることから、PLCの市場の縮小は考えにくい」

一方で、PLCの進化を現実的に見つめる声も印象的です。それらの声は「PLCか、IPCか」という二者択一の議論ではなく、「適材適所」と「すみ分け」という現実解をイメージさせます。
「PLCの信頼感は頼もしい。でも、かゆいところに手が届くような柔軟さもほしい。そんなとき、AIやビジョン(画像処理)までこなせるIPCが、現場でいい仕事してくれるんです」
「安価な価格帯はPLCが残りハイエンドはIPCになると思う」
641: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:30 ID:Quyhw1yU(6/10)
これらの声からは、PLCの得意な「リアルタイム制御」と、IPCの得意な「高度な情報処理や柔軟性」を組み合わせるハイブリッドな未来や、コストや要求仕様に応じて
両者が市場で二極化していくという、冷静な視点が感じられます。

最後に、本稿の土台となる貴重な声をお寄せくださった130人の皆さまに、この場を借りて心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
今回、皆さんの声を「壁」と「期待」という形で整理してみましたが、この記事を読んでくださっている皆さんの実感と、重なる部分はあったでしょうか。

現場が抱える「壁」と、未来への「期待」。そして、PLCとIPCの現実的な関係性。これらを突き合わせた時、PLCが本当に進むべき道が見えてくると感じます。
最終回では、これらの声を踏まえ、「これからのPLC」が向かうべき未来像を具体的に描いていきます。
642: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:31 ID:Quyhw1yU(7/10)
アンケートでは今後のPLCについて、「今のPLCが進化・拡大していく」「IPCなどに置き換わり、縮小していく」「その他(自由記述)」の中から選択を求め、
その理由、自身の考え、期待などを回答者に自由記述してもらった。

ITとOTの橋渡し役として今後も活用されてほしいため

業界的に保守的なので、国内メーカーは今と変わらない方向性でいきそうな気がします。保守、メンテナンス面での対応コストを考えると、IPCへの移行は難しいと思う

安価な価格帯はPLCが残りハイエンドはIPCになると思う
PCは同じモデルを長期在庫保証しないため、PLCを使わざるを得ないのでは?と考えます
PLC単体での使用ではなくアクチュエータなどの機器との連携が生じるため、各PLCメーカーそれぞれの戦略の基、進化すると思う
IEC 61131系統のPLC、日本のラダー方式のPLCの2系統が別々に進化してほしい

ハードウェア、ソフトウェアの一貫サポートの有無、一貫していることによるハードウェアへのアクセスの容易さ、手離れの良さが現行PLCの強み。それを超える利点がIPCに
生まれない限りは、置き換えの流れにはつながらないと思う。逆を言えば、現行PLCでは対応できない用途でのIPCの利用は今後も進んでいくと思う。

データの重要性が顕在化すれば、センサー連動の適用範囲の発展が期待されると考えています
PLCの堅牢性や信頼性に取って代わる物はないので今のPLCが進化、発展していくのではと考えます(保全担当者の中には、制御がPLCでなければ受け入れないといった方も結構います)
処理速度とI/Oが進化して、サイズはスリムになる。IoT化は進むだろう

装置の制御をつかさどる「コントローラー」であり、リアルタイム性は外すことができないため、制御サイクルの考え方やメモリ確保などの方法、それらに対応した
プログラミング言語であるラダーなどは普遍的であると考えられる。ラダーがもう少し可読性の良いロジック図に置き換わっていく可能性はあると思う
(制御ロジックが記載された図面がそのままプログラムになるイメージ)

5V対応、USBホスト、イーサネット対応、校正
日本だけガラパゴス化が進む
643: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:32 ID:Quyhw1yU(8/10)
信頼性が違うため
産業用プラントの場合、数十年の稼働は普通なので、その間に生産中止して後継機との互換性が維持できないコンピュータは怖くて使えない。
最低限の修正でラダーの使い回しができるPLCでないと、こういう用途では困る

学習やテストが容易でないと感じる。実際の装置で、実践で覚えていく、試していくという方法ばかりでなく、自主的な学習や事前の準備が可能なシミュレーターや支援システムの充実を期待している
設備単体で動かすときはPLCが必要十分で便利だから
自動車部品メーカーに勤務しています。工場では壊れないことと、誰でも簡単に扱えることが求められているように感じます
長年のPLCの使用実績が生産現場で高く評価されていることから、PLCの市場の縮小は考えにくいのではないかと思います

RASの観点からソフトウェアPLCは怖いと思うのですが、どうなのでしょうか。PLCはPLCとして残ると思います。もし、複数のPLCを同時に制御するためのオーケストレーションツールが
できたら面白いですね。コントローラー間ネットワークで間に合ってそうですが

PLCは入出力インタフェースが豊富でハードウェア設計の手間が省ける。雑な扱いをしても壊れないし、サポートセンターに質問すれば大抵の課題は解決できる

情報の現場利用が増えることを考えるとPCベースの方が適性があると考えます。また、制御盤の小型化も進むので一つの機器に集約したくなるのは必然だと思います
PLCでできることはIPCでできるし、IPCの方が汎用性が高く性能も高いから。よってPLCのシェアは減ると思う。しかし、その減少量は少しだと思う。多くのことはPLCでできるし、
簡単な設備ではPLCの方が手軽に作ることができるから

PC制御の大規模、複雑なシステムがPLCの開発速度、保守性を持つことで最適な選択になる場面が増えると期待しています
日本はユーザーグループなどのコミュニティーがない。SIというポジションやプログラムの著作権が曖昧。制御エンジニアは絶対的に不足しているのに報酬が低い。PLCメーカーが多すぎる
リレーシーケンスやラダーで育った世代が引退し、コードで処理する世代が台頭する
644: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:33 ID:Quyhw1yU(9/10)
今後ますますPLCとIPCの垣根がなくなり、PLCでIPCで行っていたようなデータ処理をしたり、IPCでPCで行っていたようなモーション制御を実行したりが増えていくと思います
ハードウェア主体ではなく、ソフトウェア主体の制御になると思うから
高機能かつ細分化していくと思います
コードベースのプログラムからラダーへ変換できるようになれば、汎用LLMでも生成できるようになり、さまざまか自動化が行えるのでは……と妄想しています

PLC起因で通信形式に制約が出たり、構成の制限が足かせになることが多く、今後はオープンな規格がメインになると予想。KV-Xのように使い勝手に振り切って
既存の市場内で勝負するか、より高度な制御を目指すかに二極化しそう。前者であれば性能面での差別化は難しく、国内は営業力が強みのキーエンス一強になりそう

PLCの信頼感は頼もしい。でも、かゆいところに手が届くような柔軟さもほしい。そんなとき、AIやビジョンまでこなせるIPCが、現場でいい仕事してくれるんです
古典的なPLCでは高度なデータ処理を外部のPCに複雑な仕組みで委託しているので、初めからひとまとめにして、PLCとデータ処理のアプリケーションの連携を簡単にしてほい

組み込み機器開発をしていた経験からすると、PLCは開発能力、品質面でPLCメーカーに依存しすぎているように思う。また、これから複雑化する設備においてPLC自体に将来性は感じず、
PLCに依存している企業は価格競争になり存続が難しいと思う

制御プログラムは自動生成化していくと思うので、IPCの方が自動生成に向いていると思う
現在の新しい世代が既存のPLCを使いこなしていないし、これから学習する必要がない
ユーザーの世代交代が大きいと思う(PLCに慣れているユーザーの減少とPC操作に慣れているユーザーの増加)

PLC(IEC 61131)のプログラマーが求人数に対して現状少ないという状況が発生している。欧州勢はそれを見越して汎用的な開発言語での開発が可能なPLCを用意している。
また、PLCは選択要素が多く自社で従来使われているものを選びがちだったのが、だんだんとキーエンスなどユーザー訴求の高い製品が選ばれる時代(ボトムアップ)になった。
他にもいろいろ要因はあると思うが、PLCという商品としては市場拡大していくが、従来の開発手法から順次置き換わっていくのでないかと思います
645: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:39 ID:Quyhw1yU(10/10)
現場は従来の機器操作とAIのギャップ部分を把握出来てるんだよなあ
企業や国家の運営がその理解もできてない時代が10年近く続いてたか
646: オーバーテクナナシー [sage] 09/16(火)12:47 ID:4yryaSoc(1/3)
DXが進まないのは、現場がきつ過ぎるから
日刊MONOist火曜版 編集後記

現場の負担を増やしたらダメです。
2025年09月16日 11時30分 公開

DX(デジタルトランスフォーメーション)で多くの成果を生み出す製造業がある一方で、なかなか思ったような成果が得られていないケースも少なくありません。
うまくいっていない企業の理由として、先日の取材で「確かに」と思うことがありました。

それは、産業用データ基盤を展開するCogniteの取材でのことでした。Cognite日本法人 代表取締役社長の江川亮一氏は「DXで重要なのは現場のデータを
いかにビジネスに生かすかという点だが、データの扱いが大変すぎて現場の負担が大きくなり進まないパターンが多い」と述べ、産業用データへのアクセスの難しさを指摘していました。
647: オーバーテクナナシー [sage] 09/16(火)12:48 ID:4yryaSoc(2/3)
IOWNで次世代オートメーション基盤の実証開始、分散AIと自律ロボティクスを統合
製造ITニュース

ネットワンシステムズとNTT西日本は、NTTが提唱する「IOWN」の中核技術オールフォトニクスネットワークを使い、分散AIと自律ロボティクスを統合した次世代オートメーション基盤の実証実験を開始した。

ネットワンシステムズとNTT西日本は2025年8月27日、NTTが提唱する「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」の中核技術であるオールフォトニクスネットワーク(APN)を使い、
分散AI(人工知能)と自律ロボティクスを統合した次世代オートメーション基盤の実証実験を開始した。

少子高齢化による労働人口減少が深刻化するなか、小売、製造、医療、社会インフラなど多様な現場で、AI×ロボット×IOWN APNを組み合わせた自律型オートメーションの社会実装を加速させる狙いだ。

実証実験は、NTT西日本が運営するIOWN APNの実証環境として、大阪の京橋と堂島、福岡の3拠点を相互接続する。ロボット側に高性能GPU端末を置かず、
拠点間に分散配置したデータセンターでAI推論、学習を行い、APN経由の低遅延、大容量、揺らぎの少ない通信でロボットをリアルタイム制御できるかを検証する。
期間は9月下旬までを予定し、模倣学習によるモデル学習と、自律型協働ロボットの動作検証を並行して進める。

役割分担は、ネットワンシステムズが分散クラスタ型AI基盤の設計とAPN統合、機能および性能検証、ユースケース創出とビジネスモデル検討、
さらに模倣学習環境の提供を担う。NTT西日本は、3拠点にまたがるAPN実証環境を構築して提供し、ユースケース実証と事業化検討を進める。

両社は、IOWN APNを土台にした分散AI、自律ロボティクスの標準モデルを描き、社会実装に向けたビジネススキームの確立を目指す。
648: オーバーテクナナシー [sage] 09/16(火)12:50 ID:4yryaSoc(3/3)
まるでSF?もしくは軍事転用の危険性も秘めるドローンロボットが登場 中国のDIY愛好家が開発
2025年9月15日

中国のDIY愛好家が開発した変形型のドローンロボットの紹介動画がSNSでも注目を集めている。

X(旧Twitter)で公開されている映像では、複数の形態のロボットが確認できる。

まず蜘蛛型のロボット部隊の動作シーンから始まり、重火器搭載を想定していることや、キャタピラ式に変形して複雑な地形にも適応する能力を持っていることが説明されている。

続いて、水陸空を自由に移動できるようすも紹介された。これらは戦場での様々な複雑なニーズに対応でき、警戒や偵察、さらには救出活動などが例として挙げられている。

また別のシーンでは、機械犬型のロボット部隊や、水陸両用の機械蛇型ロボット部隊の紹介もある。

機械蛇型ロボットは潜水して地中を掘り進む機能も持っており、秘密の潜水任務や爆雷関連の任務に応用可能とされる。

空母型のロボットも最後に紹介されている。これらは大量の小型無人機を搭載することができ、数千、数万機の無人機を突撃させる技術にもつながる可能性がある。

軍事ロボット部隊は、抗日戦争勝利80周年を記念して制作されたもののようだ。
649: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:08 ID:z9kfF1un(1/14)
人型ロボットの中国Unitree、年内にIPO申請へ 24年は売上高200億円突破
9/17(水) 7:00配信
中国のロボット企業「宇樹科技(Unitree Robotics)」はこのほど、中国本土市場への上場に向け、2025年10〜12月期に新規株式公開(IPO)申請書類を提出する予定だと発表した。

Unitreeは2016年に浙江省杭州市で設立され、中国のロボット分野で最も注目されるスタートアップ企業のうちの1社に成長した。24年の売上高に占める割合は、四足歩行ロボットが65%、
人型ロボットが30%、コンポーネント製品が5%だった。四足歩行ロボットの80%は研究・教育・消費分野に導入され、残りの20%は産業分野の点検や消防などに利用されている。
人型ロボットに関しては、研究・教育・消費分野向けが100%となっている。

公開情報によると、Unitreeはこれまでに10回の資金調達を実施。2025年6月に完了したシリーズCでは総額約7億元(約150億円)を調達し、評価額は120億元(約2500億円)を超えた。
創業者の王興興氏は25年6月に天津市で開かれた「夏季ダボス会議」に出席し、設立当初の従業員は自分1人だったが、今や従業員は1000人を超え、
24年の売上高は10億元(約210億円)を突破したと明らかにした。
650: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:09 ID:z9kfF1un(2/14)
ウクライナ戦争で進化を遂げた"AIスコープ"付きライフルvs無人ドローンの仁義なき戦いを徹底解説!
9/17(水) 7:00配信
ウクライナ戦争における無人機、ドローンの登場は、陸戦を大きく変化させた。そして、無人機やドローンだけでなく、歩兵の主要兵器である軍用ライフルも進化している。「AI付きスマートスコープ」が搭載されたのだ。

このAIスコープがどんな革命を起こすのか? 兵士は誰でもゴルゴ13並みの名狙撃手になれるのか? 陸戦兵器の世界的権威である床井雅美氏に話を聞いた。

――6月10日、米陸軍がAI人工知能を搭載した小銃用照準装置「スマッシュ2000L」の配備を開始しました。歩兵がドローンの脅威に対応するため、イスラエルのスマートシューターが開発した新たなスマートスコープです。

重さ1.2kgで通常の軍用ライフルに装着可能。兵士はトリガーを引きっ放しでドローンを狙うと、最適のタイミングで「スマッシュ2000L」が弾丸を発射。オートフォーカスカメラのように
ドローンを狙って引き金を引き、ピントが合うと弾丸が発射されます。

つまり、どんなに射撃が下手な兵士でも当てられるわけですが、これは軍用ライフルの進化なのか兵士の退化なのか、どっちなんですか?

床井 その前に、まず軍用ライフルのお話をします。ここではライフルと呼びますが、そのライフルを使う基本的な目的は、最前線の塹壕にいる敵兵を引っ張り出すことです。

――敵兵と撃ち合って戦闘するのが任務ではないのですか?

床井 ライフルを持った歩兵による敵味方の銃撃戦闘は、第二次世界大戦の途中で終わりました。さらに言うと、その塹壕から敵兵を引っ張り出す任務もなくなりました。

――すでに終わっている......。

床井 それ以降は、空陸海統合戦闘に移行しています。例えば、硫黄島の戦いで大日本帝国兵士は米海軍の艦砲射撃を徹底的に喰らった。
しかし、塹壕の中にいた兵士たちは生き残り、上陸した米海兵隊員と壮絶な戦いとなりました。
651: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:10 ID:z9kfF1un(3/14)
――米海兵隊は自動装填式の「M1ガーランドライフル」で、指揮官クラスは自動装填式の「M1カービン」を使って、日本軍が立て籠もっていた塹壕にすさまじい連射を叩き込みました。
対する日本軍は、ボルトアクション式小銃の38式、99式で抵抗。発射速度で圧倒的に負けていました。

床井 それでも日本兵は塹壕から出て来ない。なので、米海兵隊は塹壕の上に穴を開けてガソリンを流し込み、火炎放射器で点火して攻撃しました。

――なるほど。すると、太平洋戦争に続いてウクライナ戦争でも、塹壕から敵兵を駆逐する兵器に変化があったのですか?

床井 米軍の対戦車用の携帯使い捨て対戦車ロケット発射機「M72LAW」がありますね。

――口径66mm、重さ2.5kg。収納時に長さ67cmの筒を発射時に伸ばして、内蔵されている66m成形炸薬弾(HEAT弾)で戦車、装甲車を破壊します。これ、ロシア軍(以下、露軍)の塹壕に叩き込むのですか?

床井 撃つのはHEATではなくて、砕散化する金属破片が大量に内蔵されていた弾丸です。それを塹壕に撃ち込む。

――人体破壊力抜群の大口径散弾砲です。

床井 しかし、それも一発30万円。

――高価!!

床井 戦闘は費用対効果が大切です。しかし、M72LAWではそれが低い。さらに、これでは塹壕の奥には届かない。そこでドローンが登場しました。

――あ! FPVドローンなら塹壕の中の奥まで入れて、そこで自爆すれば敵兵を掃討できます。しかも数千円で済む!

床井 そのドローンを作っている場所で、私が驚愕したのはエストニアです。

――バルト三国のひとつですね。

床井 あそこはロシアから自国を防衛するために、国民の頭脳を鍛える事からやっています。そして、昔から旧ソ連軍、露軍が攻めてきても対応できるように、
今でも大量の武器弾薬を貯め込んでいるんですよ。しかしその中に、対戦車ロケット砲「RPG7」発射機とその弾薬が大量にある。
652: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:11 ID:z9kfF1un(4/14)
――1961年から生産が開始された、安価で丈夫な対戦車兵器ですね。映画『ランボー』や『ブラックホーク・ダウン』などでも常にゲリラやテロリストに愛用される兵器です。

床井 そうなんですが、もういい加減、ローテクすぎて、武器としても大きいし、かさ張る。

そこでエストニアが目を付けたのが、発射機よりも大量に備蓄しているロケットモーター付の砲弾。この弾頭だけを取り外し、ドローンに取り付けて威力を発揮しました。

――ウクライナ戦争初期の取材記事にも出てきました。

RPG7は最大射程920mですが、専用の弾頭を搭載したドローンが数kmから十数km飛んで、敵に正確に命中させる。なにしろ、最後までオペレーターが操縦していますからね。

床井 はい。この弾頭を対戦車用のRPG7用弾から手榴弾に取り替えて、塹壕の中に突っ込みます。

――それは露軍兵士にしたら恐怖です。低いプロペラ音と共に、ドローンが塹壕に飛び込んできて手榴弾が爆発する。恐ろしい......。

床井 そして、その弾頭となる手榴弾は無数、無限にある。当然、費用対効果も計り知れません。

――塹壕に立て籠った兵隊をその中で無力化してしまう。だから、ウクライナ戦争でドローンの大活躍が始まった。

となると「スマッシュ2000L」を搭載した軍用ライフルが必要になります。そのドローンを撃墜しないと分隊は全滅します。

床井 その前に、この「スマッシュ2000L」にはドローンのプロペラ音を探知できる音響センサーが付いているらしいんです。闇雲に探してもドローンは見つかりません。
「スマッシュ2000L」がドローンの飛行音のする方向を教えてくれるらしい。

――それからカメラのオートフォーカスと同じ、自動的に狙いを定めた弾丸発射。ドローン撃墜!! 完璧です。

床井 ところが、ドローンの機体はスカスカです。一発くらい機体に命中したところで、貫通して致命弾にはなりません。さらにプロペラは4枚あって、1枚に命中しても撃墜は不可能です。
653: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:12 ID:z9kfF1un(5/14)
――撃墜するには複数の弾丸を発射して、プロペラを2枚以上撃ち抜く。もしくは、操縦電波をやり取りする電子回路を一発で破壊するしかないのですね。

床井 そうなりますね。ドローンとの戦いは中世の戦いのような、装甲馬に乗った重装甲騎兵と歩兵の戦いに似ていると思います。

その戦いは重装甲騎兵ひとりに対して、歩兵が数人がかり。巨大なハンマーを持った歩兵が突っ込んでくる重装甲騎兵に殴りかかり、装甲馬から落とす。
そして、先端の鋭い短槍を持った数人の歩兵が、重装甲騎兵の鎧の隙間にその短槍を刺し込んで殺す。

――21世紀の対ドローン戦ではどうなるんですか?

床井 最近ではドローンが単独で飛行して攻撃することはまずあり得ません。5〜10機の複数機のドローンを飛ばします。攻撃ドローンだけでなく、囮(おとり)となるデコイも混ぜる。
もし一機落とされてもそれがデコイならば、攻撃ドローンはまだ無事です。

――なんと狡猾。ではまず、歩兵とドローンの距離がどのくらいで、何秒で接近して来るのか試算してみます。

FPVドローンは最大速度150km/h(秒速約41.6m)で歩兵に突っ込んできます。「スマッシュ2000L」に搭載された音響センサーの性能はもちろん非公開。
そこで、公開された情報から推察してみます。2022年にオーストラリアの大学で研究されたシステムでは、探知距離は4kmと発表されています。

一方、ドローンが敵歩兵を識別できる距離はネット上の情報によると、開けた地形で1700m、障害のある地形なら500m。

仮にスマッシュ搭載ライフルが音響センサーで4km先でドローンを探知すると、歩兵が目視確認できる500mの地点までドローンは84秒で飛来します。223弾の有効射程は460m。

床井 口径223NATO弾の弾速は1000m/秒。500m飛ぶのに0.5秒かかります。

――はい。FPVドローンは500mを12秒で飛来。「スマッシュ2000L」のトリガーを絞って歩兵がドローンを捕え、ピントが合って撃つまでに3秒かかるとします。すると4発撃てます。

床井 そうですかね?

――初弾を放って、命中してもそれがプロペラならば二発目が必要。トリガーを絞って、ドローン探して、発見して、それから3秒後に二発目を発射する......。

床井 探すのに数秒かかるかもしれませんね。
654: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:13 ID:z9kfF1un(6/14)
――さらに、複雑な飛行コースを飛ぶ可能性も、兵士の後方に回り込む可能性もある。

床井 そうですね。

――やはり撃てても1発か2発......。一対一では無理ですね。

中世の歩兵の対重装甲騎兵の戦闘方法と同様に現代の対ドローン戦も複数で対抗する。一個分隊10名、一人90度の担当範囲で4名の警戒班がスマッシュ搭載小銃で警戒。
ひとりが発見すると、迎撃班4名がスマッシュ搭載小銃で射撃を開始する。

床井 そのうちのひとりはジャミング電波銃で迎撃ですね。そして物理的破壊と電波戦で撃墜、その二通りで狙うと。

――はい。しかし、5〜10機飛来しますから、数機撃墜してもまだ残っています。

床井 その場合は、小銃の銃身の下に40mmグレネード発射筒を付けて、散弾を満載した40mm散弾榴弾を撃ちます。

――40mmグレネードの初期にあったM576弾は、鳥猟では大型鳥用に使う4号装弾を満載して、最大射程で30mでした。

床井 現在、40mmグレネードで対ドローン兵器のひとつとしてテストされているのが、これ。「M1001 40mmHVCC」という銃弾です。

――金属製の鉛筆みたいな小型矢が、115個内蔵された散弾のような矢弾。これは怖い。

床井 銃身の下に取りつけるランチャーではなく、専用の大型の自動装填式グレネードランチャー用として開発されたものです。

――これなら撃墜可能であります。しかし、もしダメな場合、FPVドローンは50mを1.2秒で飛来します。

床井 最後は車両で乗っているならば、搭載されているポンプ式ショットガンで撃つ。それでも1〜2機は残っているでしょうけどね。

――どうすればいいですか?

床井 ドローンにはドローンです。迎撃用ドローンを飛ばし、敵ドローンの上空から網を投下。捕獲して地上に落とします。
655: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:17 ID:z9kfF1un(7/14)
――すると、陸戦兵器の主役は塹壕から敵兵を駆逐。そして追い出す兵器は、軍用ライフルからFPVドローンになったのですか?

床井 そうですね。

――FPVドローンを使い塹壕内を破壊。すると、スマッシュ2000Lを搭載した軍用ライフルは対ドローン必撃墜兵器ではなく、1〜2発撃てて、もしかしたら撃墜可能という程度。
革命を起こすというより、ないよりもあった方がいいくらいの兵器になりますか?

床井 まず、スマッシュの重さが1.2kgあって、ライフルに搭載すると重い。だから、取り回しが難くなるんですよ。

次に、移動や休息時にライフルを落とすか倒すかして、スマッシュに衝撃を与えるとスコープが狂う。「ゼロイング」と言って、十字の照準線のど真ん中弾が当たるように
調節が必要になる。しかし、最前線でその調整を行なうのは難しいです。

――すると、歩兵戦の主役は軍用ライフルから軍用ドローンとなったのですか?

床井 まだそこまでではないですね。ドローンは不確実性をまだ多く持っている。ピンポイントのターゲットを破壊することはできません。

だから、大砲を小型化したのがドローンだと考えるといいと思います。大砲ですさまじい量の砲弾を使っても、敵兵は塹壕の中に潜んでいます。その全ての敵兵の居場所を見つけて
ドローン攻撃をかけられればいいのですが、そう上手くもいきません。

――やはり、最後に塹壕から敵兵を引きずり出すのは、軍用ライフルを持った歩兵になるんですかね。

床井 そういうことになるでしょう。

●床井雅美 元スミソニアン博物館招聘研究員、小火器国際研究所常任アドバイザー。専門は銃火器。ドイツを本拠地に欧州全土を取材し、
陸戦兵器の研究に対しては評価が高く、世界的権威として知られる
656: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)09:34 ID:z9kfF1un(8/14)
日本橋で「分身ロボット」が観光ガイド 移動困難者が自宅から遠隔操作
9/16(火) 21:32配信
657: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)11:53 ID:z9kfF1un(9/14)
進化するAI×ロボットの最新動向 新社会システム総合研究所が10/20に講座を実施
2025年9月16日
株式会社新社会システム総合研究所(以下、SSK)は、公益財団法人原総合知的通信システム基金との業務受託により、最先端のICT情報を発信している。2025年10月20日(月)に
開催されるセミナーでは、AIとロボット技術の融合による最新動向が紹介される。講師には国立研究開発法人産業技術総合研究所の持丸正明氏と、
株式会社d-strategy,inc代表取締役であり東京国際大学データサイエンス研究所特任准教授の小宮昌人氏が登壇する。

持丸氏は、少子高齢化による労働人口減少や介護負担増に対応するための人間拡張技術とインターバースビジネスに焦点を当てる。人間拡張はウェアラブルセンシングや
デジタルヒューマンツイン、XR技術を活用し、人の能力を高める技術だ。インターバースは仮想空間と実空間をつなぎ、時空間の制約を超えた価値創造を目指している。また、
製造業のサービス化やメタバース、バーチャルエコノミーの概念も解説され、企業連携や国家プロジェクトの事例を通じて最新のビジネスチャンスが示される。

一方、小宮氏はAIとロボットの融合によるロボティクスの進化をテーマに講演する。Physical AIやEmbedded AI、ロボットSLM(Small Language Model)などの技術を紹介し、
これらが製造ラインやオペレーションの柔軟性を高めることを説明する予定だ。さらに、NVIDIA CosmosやGENESISなどの世界基盤モデルプラットフォームの役割や、
ロボット企業がAI時代に求められる戦略の変化についても言及される。
658: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)11:54 ID:z9kfF1un(10/14)
進化を続ける国産電子実験ノート、年1バージョンアップで機能を追加/改善
研究開発の最前線

西川計測は純国産の電子実験ノート「NEXS」を「JASIS 2025」で展示した。自由な入力方法や多様な機器との連携、日本語対応といったNEXSの強みの他、最新のバージョンアップで追加された機能について紹介する。
2025年09月17日 06時30分 公開
659: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)12:38 ID:z9kfF1un(11/14)
AI×3Dビジョンで産業ロボット市場をリード。中国発「Mech-Mind」、約110億円を調達
9/17(水) 10:01配信
3Dビジョン技術を活用した産業ロボティクスソリューションをてがける「梅卡曼徳機器人科技(Mech-Mind Robotics Technologies)」(以下、Mech-Mind)がこのほど、雄安基金、
中山大洋電機、華創資本など約5億元(約110億円)を調達した。資金はエンボディドAI全般の技術開発、海外展開、顧客サービスの向上に充てられる。

Mech-Mindは2016年に設立され、本社を北京に構える。ロボットに「頭脳」となるAI、「目」となる3Dビジョン、そして高性能マニピュレーターを組み合わせた「眼脳手」ソリューションを
提供している。プラグアンドプレイで多様な現場に対応できるロボットビジョンと意思決定システムを備え、マルチモーダルセンシングと自律計画能力により、
自然言語による指示を迅速に理解し、複雑なタスクを実行可能だ。

AIと3Dビジョンを融合した同社の製品は、自動車、新エネルギー、物流といった産業分野に大量導入され、世界で15000台以上を出荷。市場シェアも世界トップクラスにある。

Mech-Mindは2019年から海外市場に進出、米国、日本、韓国、欧州、東南アジアなどで事業展開し、海外売上高はすでに全体の50%を占めるという。

*1元=約21円で計算しています。
660: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)18:15 ID:z9kfF1un(12/14)
Ubieから医療AIパートナー登場 「立ち往生」しがちな医療行動の選択支援
9/17(水) 15:33配信
ヘルステックスタートアップのUbie(ユビー、東京都中央区)は、AI(人工知能)を活用して医療行動を支援するサービスの提供を始めた。体調不良や健康に関する悩みを持つ
生活者が適切に判断し受診などの行動をとれるよう支援し、病気の早期発見と治療にもつなげたい考えだ。

今回用意した新サービスは、医療に特化したAIパートナー「ユビー」。50人以上の医師監修のもと開発した。サービスの信頼性を確保するため、医師を含む専門家チームが継続的に監視・改善する。

機能面では、従来の症状検索にとどまらず、AIとの会話を通じて個人の状況に応じた「次の一歩」を提案することが特徴。受診すべき診療科の選択から、医師との対話で伝えるべきポイントや
受診後の疑問解消まで、医療行動の全プロセスを伴奏してくれる。

同社が8月に全国の男女1200人を対象に行った「医療アクセス実態調査2025」の結果によると、医療に関わる各段階で困りごとを抱える「医療迷子」が全体の72%に上った。
こうした実態を踏まえて適切な医療アクセスの支援に注力し、30年までに医療迷子の経験率を36%に半減させる目標を掲げた。
661: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)20:47 ID:z9kfF1un(13/14)
PC上でロボット動作をシミュレーション 三菱電機「MELSOFT RT ToolBox3」が工数削減に貢献
2025年9月17日
三菱電機は、産業用ロボットの開発から運用まで一貫して支援するエンジニアリングソフトウェア「MELSOFT RT ToolBox3」を提供している。

「MELSOFT RT ToolBox3」は、ロボットのシステム立上げからデバッグ、運用までを支援するパソコンソフトウェアとして位置づけられている。同ソフトウェア1本で、
プログラムの作成や編集、ロボット導入前の動作範囲確認、パソコン上でのロボット動作シミュレーション、タクトタイム及びモータ負荷率推定、
ロボットの立上げ時のデバッグ作業、稼働後のロボットの状態や不具合監視など、ロボット周辺のあらゆる機能をサポートする。
662: オーバーテクナナシー [sage] 09/17(水)20:48 ID:z9kfF1un(14/14)
同社では、3Dシミュレータ「MELSOFT Gemini」も提供しており、ラインシミュレーションや装置シミュレーションが可能となっている。さらに、ロジックシミュレータ「MELSOFT Mirror」
を使用することで、制御ロジックやネットワークのシミュレーションまで実行できる環境を構築している。

これらのソフトウェア群により、ロボットから設備全体まで、PC上でまるごと事前検証することが可能になる。同社は、この包括的なシミュレーション環境の活用により、生産設備の開発工数削減を実現できるとしている。

三菱電機の産業用ロボット「MELFA」シリーズと組み合わせることで、より効率的な生産システムの構築が期待される。
663: オーバーテクナナシー [sage] 09/18(木)12:55 ID:YWkDfdUO(1/3)
速報:PharmAGRIはテスラと基本合意書を締結し、最大1万台のOptimusロボットを業務に導入する計画だと報じられています。これらのヒューマノイドロボットは、農場、医薬品原料の製造、処方薬の製造などを支援する予定です。 ロボットがやってくる。
664: オーバーテクナナシー [sage] 09/18(木)12:57 ID:YWkDfdUO(2/3)
小型AI搭載自動巡回点検ロボット「ugo mini」をニップン千葉工場に導入 業務DX推進へ
2025年9月17日
ugo株式会社は、株式会社ニップンの千葉工場に小型AI搭載の自動巡回点検ロボット「ugo mini」を導入したと発表した。

今回の導入には4つの主要な目的がある。
・点検作業の省人化、省力化による作業負担の軽減と将来の人手不足への対応
・サーマルカメラやAIを活用したデジタル点検による異常の早期検知と予防保全の強化
・点検精度の向上と作業標準化によるデータ管理の高度化、設備管理の品質向上
・ロボット巡回点検の仕組み確立による安定的で持続可能な運用体制の構築

温度異常検知システム
計器自動読み取り機能

「ugo mini」は、狭小空間やセキュリティルームなどでの点検業務に特化して開発されたコンパクトモデルだ。伸縮式カメラや自律巡回機能を備え、小型ながらも高い性能を発揮し、
効率的かつ精度の高い監視・点検を実現する。従来のugoシリーズに比べ、よりコンパクトで低価格なプロダクトである。
665: オーバーテクナナシー [sage] 09/18(木)12:58 ID:YWkDfdUO(3/3)
「工場の自動化がうまく進まない…」その原因はどこにあり、何をすべきなのか
中堅中小製造業の自動化 虎の巻(1)
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本連載では、自動化機器の導入やロボットの活用に初めて取り組む中堅中小企業の製造現場向けに、昨今ニーズが高い協働ロボット、外観検査機器、無人搬送装置に
フォーカスして、導入前(準備)、導入時(立ち上げ)、導入後(運用)の各ステップにおいて導入がうまくいかなくなる要因や、ユーザーが思い描くような自動化を進めていくためのポイントを解説する。
2025年09月18日 08時00分 公開
[小林賢一 ロボットメディア 代表取締役/NPO法人ロボティック普及促進センター,MONOist]
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