労働の完全自動化(人の楽園? or 失業地獄?)2 (665レス)
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636: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:19 ID:Quyhw1yU(1/10)
誰でも簡単に業務を“自動化” 東大発スタートアップがアプリのサービス発表
9/15(月) 13:00配信
労務管理や経費のチェックなど、自動化したい業務を文章で入力すると、AIがアプリケーションを自動で作成するサービスが発表されました。
スタートアップ企業のELYZAが発表したのは、労務管理や経費のチェックなど、これまで人の手では時間がかかっていた作業をAIによって自動化するアプリを作成するサービスです。
1つのアプリで毎月10時間から50時間の労働時間の削減を見込み、人手不足の解決を目指します。
生成AIを巡っては、日本はアメリカや中国などと比べて活用する方針を示す企業の割合が少なく、ELYZAはこのサービスを通して生成AIの普及を促したい考えです。
637: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:23 ID:Quyhw1yU(2/10)
130人の声が示すPLCの“現在地” 製造現場が抱える課題、期待を分析
PLCの現在 過去 未来(2)
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本稿では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたって今、PLCが迎えている重要な転換期を読み解きます。今回は、アンケートに寄せられた130人の声を基に、
PLCの現在地を探ります。そして、製造現場がPLCに対して抱える課題、期待を分析します。
2025年09月11日 08時00分 公開
前編では、PLC(プログラマブルロジックコントローラー)がリレー制御盤の置き換えから始まり、ネットワーク化やITとの融合を果たしながら、製造現場の共通基盤へと進化してきた道のりを振り返りました。
しかし、その進化の恩恵は、本当に現場の隅々まで行き渡っているのでしょうか。
その実態を探るため、筆者は今回、X(旧Twitter)で2025年6月24日〜7月11日にアンケート調査を実施し、PLCに関わる130人の皆さまから貴重な回答をいただきました。今回は、その声を基に、
PLCのリアルな「課題」と未来への「期待」を分析していきます。
まず注目すべきは、回答者の多様性です。職種は設備設計や保全、生産技術といった制御の専門家だけでなく、ITエンジニアや営業、企画支援にまで及びます(図2)。これは、PLCがもはや
一部の専門家だけのものではなく、モノづくりの多様な立場の人々が関わる「共通基盤」であることを示しているといえるでしょう。
また、10年以上の経験を持つベテランが約4割を占める一方で、経験1〜5年の若手層も約3割にのぼり、幅広い世代の声が集まっていることが分かります(図3)。
主に使用しているメーカー(図3)としては、三菱電機、キーエンス、オムロンの3社が突出して挙がりました。国内市場における、この3社の影響力の大きさを改めて示す結果となりました。
その使われ方は、「生産設備制御」(79.2%)を筆頭に、「検査装置」「搬送ライン」「ロボット制御」など、工場のあらゆる心臓部で活躍していることが分かります(図4)。
この結果は、PLCがいかに現代のモノづくりに深く、広く浸透していることの証しでしょう。
638: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:24 ID:Quyhw1yU(3/10)
「PLCに関する悩み・課題」を尋ねたところ(図5)、現場が直面する根深い課題が浮かび上がってきました。「人」「技術」「メーカー」という3つの壁です。
最も多くの声が上がったのは「他人が書いたプログラムが分かりづらい」(93人)、次に「プログラマーの人手不足」(46人)が続きます。
これは、少子高齢化を背景とした労働人口の減少という社会全体の課題を、製造現場が深刻に受けていることの表れといえるでしょう。長年、OJT中心で受け継がれてきた
制御技術の継承が、熟練技術者の高齢化や人材の流動化によって限界に近づき、さらに独自の文化を持つラダー言語がIT分野からの新たな人材確保の障壁となっているという、
二重の課題が、現場の切実な声につながっているのでしょう。
「昔ながら(といったら失礼になるが)のラダープログラムを扱えるエンジニアが減ってきており、メンテナンスに困っているという声をよく聞きます」
「属人化、人手不足の課題が大きい。海外の最先端機器などを扱えるようにキャッチアップし続けられるエンジニアが少ない or 教育を標準化する環境ないし組織がほぼない」
「新技術への対応(IoT、AIなど)」(39人)と「保守・トラブル対応」(42人)も、多く指摘されています。古い資産を守りながら、新しい技術に適応していくことの難しさがうかがえます。
日々の安定稼働を最優先する製造現場では、実績のある古い設備を長く使い続けるのが一般的です。その結果、新しい技術を導入しようにも、既存の古いプロトコルや
PLCとの連携が足かせとなり、思うように進まないジレンマがあるのでしょう。
「変化を嫌う一部の人間が延々と古いモデルを使いたがるのが困る」
「フィールドバス多すぎ問題。IoTをやろうとしたときのプロトコル変換が面倒」
「最終ユーザーとして、いまだに新設設備のPLCが最新のPLCでない現状に危機感を覚えます」
前編で見たように、標準化の動きは進んできました。しかし、現場の声は、今なお根強い「壁」に対する不満を訴えています。
「ベンダーロックが非常に邪魔」
「PLCやPLCとの連携機器など、もっとオープンになってほしい。現在が囲い込み戦略すぎる」
「ベッコフ以外のメーカーが開発環境を有償にしているのは課題と思います。せめて商用利用以外は無償にした方が良いかと思っています」
639: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:27 ID:Quyhw1yU(4/10)
筆者もPLCメーカーにいた一人として、この問題は非常に悩ましく感じます。メーカー側からすれば、独自の機能や使いやすさを追求し、自社製品を選び続けてもらうことで事業が継続でき、
手厚いサポートが提供できます。
一方で、ユーザーの立場から見れば、その「囲い込み」がメーカーごとの縦割り状態を生み、日々の業務における非効率や、プロジェクトに最適な機器を
自由に選べないというストレスの原因となっている。このジレンマが、現場の根強い不満につながります。
こうした根深い課題がありつつも、現場はPLCの未来に具体的な進化を期待しています。「今後、PLCにどんな機能・進化を期待しますか?」(図6)という問いへの
回答から、前章の「3つの壁」を乗り越えるための、進化の方向性が見えました。
最も期待が高かったのは「クラウド/IT連携」(52人)で「AI連携」(47人)が続きます。
現場のデータを活用し、生産性や品質向上や予知保全につなげたいという要望が高いことがうかがえます。PLCを単なる「制御装置」としてだけでなく、現場データを
生み出す「現場データ生成機」や「現場情報ゲートウェイ」として捉え、ITシステムと円滑に連携させたいという思いが伝わります。
「現場の状況や人の動きをセンサーで感じ取り、最適な動きを“自律的に選択”できるPLCを期待しますね」
「デジタルツインと融合して実機インストール前にシミュレーション環境でデバッグするなど、エンジニアの属人性解消や働きやすさ向上に」
「OTとITの橋渡し役として今後も活用されてほしい」
「プログラムの自動生成・ノーコード化」(46人)も非常に高くなっています。これは、前章で見た「人の壁」に対する現場からの具体的な期待です。特定個人のスキルに依存する現状から脱却し、
誰でも一定品質の制御を効率よく実現できる仕組みを整えなければ、日本のモノづくりが立ち行かなくなるという危機感が表れているように思えます。
「生成AIによるコード生成に期待」
「コードベースのプログラムからラダーへ変換できるようになれば、汎用LLM(生成AI)でも生成できるようになり、さまざまな自動化が行えるのでは......と妄想しています」
「学習のハードルがもっと低くなってほしい。e-LearningやYouTubeを活用したエントリーユーザー向けの解説を充実させていただきたい」
640: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:29 ID:Quyhw1yU(5/10)
「互換性向上」(43人)は、ここでも重要なキーワードとなります。これは、単なる現状への不満の裏返しではなく、メーカーの都合に縛られることなく、プロジェクトにとって最適な機器を
自由に組み合わせて選定する手間を減らした上で、設計本来の創造的な活動に時間を使いたいという、技術者の前向きな願いなのだろうと感じます。
「フィールドネットワークを統一できたら良いなと思っています。理想のマスターと理想のスレーブがあっても通信規格が合わず部品の選定に苦労してしまうことがあるので」
「ローコード化で各メーカー互換を望みます」
ローコード化は専門的なプログラミングを最小限に抑え、ノーコード化はプログラミングを全く用いず、いずれも画面上で部品を組み合わせるように開発を進める手法のこと。
これにより、開発の迅速化や、より多くの人が開発に参加できることが期待されています。
最後の「今後、PLCはどうなると思いますか?」(図7)という問いには、「今のPLCが進化・拡大する」(53.1%)が、「IPC(産業用PC)などに置き換わり縮小する」(37.7%)を上回りました。
現場はPLCの“衰退”ではなく、“進化”を信じていることが伺えます。
自由記述には、その理由としてPLCの本来的な価値を評価する声が多く見られました。
「PLCの堅ろう性や信頼性に取って代わる物はないので今のPLCが進化、発展していくのでは」
「長年のPLCの使用実績が生産現場で高く評価されていることから、PLCの市場の縮小は考えにくい」
一方で、PLCの進化を現実的に見つめる声も印象的です。それらの声は「PLCか、IPCか」という二者択一の議論ではなく、「適材適所」と「すみ分け」という現実解をイメージさせます。
「PLCの信頼感は頼もしい。でも、かゆいところに手が届くような柔軟さもほしい。そんなとき、AIやビジョン(画像処理)までこなせるIPCが、現場でいい仕事してくれるんです」
「安価な価格帯はPLCが残りハイエンドはIPCになると思う」
641: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:30 ID:Quyhw1yU(6/10)
これらの声からは、PLCの得意な「リアルタイム制御」と、IPCの得意な「高度な情報処理や柔軟性」を組み合わせるハイブリッドな未来や、コストや要求仕様に応じて
両者が市場で二極化していくという、冷静な視点が感じられます。
最後に、本稿の土台となる貴重な声をお寄せくださった130人の皆さまに、この場を借りて心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
今回、皆さんの声を「壁」と「期待」という形で整理してみましたが、この記事を読んでくださっている皆さんの実感と、重なる部分はあったでしょうか。
現場が抱える「壁」と、未来への「期待」。そして、PLCとIPCの現実的な関係性。これらを突き合わせた時、PLCが本当に進むべき道が見えてくると感じます。
最終回では、これらの声を踏まえ、「これからのPLC」が向かうべき未来像を具体的に描いていきます。
642: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:31 ID:Quyhw1yU(7/10)
アンケートでは今後のPLCについて、「今のPLCが進化・拡大していく」「IPCなどに置き換わり、縮小していく」「その他(自由記述)」の中から選択を求め、
その理由、自身の考え、期待などを回答者に自由記述してもらった。
ITとOTの橋渡し役として今後も活用されてほしいため
業界的に保守的なので、国内メーカーは今と変わらない方向性でいきそうな気がします。保守、メンテナンス面での対応コストを考えると、IPCへの移行は難しいと思う
安価な価格帯はPLCが残りハイエンドはIPCになると思う
PCは同じモデルを長期在庫保証しないため、PLCを使わざるを得ないのでは?と考えます
PLC単体での使用ではなくアクチュエータなどの機器との連携が生じるため、各PLCメーカーそれぞれの戦略の基、進化すると思う
IEC 61131系統のPLC、日本のラダー方式のPLCの2系統が別々に進化してほしい
ハードウェア、ソフトウェアの一貫サポートの有無、一貫していることによるハードウェアへのアクセスの容易さ、手離れの良さが現行PLCの強み。それを超える利点がIPCに
生まれない限りは、置き換えの流れにはつながらないと思う。逆を言えば、現行PLCでは対応できない用途でのIPCの利用は今後も進んでいくと思う。
データの重要性が顕在化すれば、センサー連動の適用範囲の発展が期待されると考えています
PLCの堅牢性や信頼性に取って代わる物はないので今のPLCが進化、発展していくのではと考えます(保全担当者の中には、制御がPLCでなければ受け入れないといった方も結構います)
処理速度とI/Oが進化して、サイズはスリムになる。IoT化は進むだろう
装置の制御をつかさどる「コントローラー」であり、リアルタイム性は外すことができないため、制御サイクルの考え方やメモリ確保などの方法、それらに対応した
プログラミング言語であるラダーなどは普遍的であると考えられる。ラダーがもう少し可読性の良いロジック図に置き換わっていく可能性はあると思う
(制御ロジックが記載された図面がそのままプログラムになるイメージ)
5V対応、USBホスト、イーサネット対応、校正
日本だけガラパゴス化が進む
643: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:32 ID:Quyhw1yU(8/10)
信頼性が違うため
産業用プラントの場合、数十年の稼働は普通なので、その間に生産中止して後継機との互換性が維持できないコンピュータは怖くて使えない。
最低限の修正でラダーの使い回しができるPLCでないと、こういう用途では困る
学習やテストが容易でないと感じる。実際の装置で、実践で覚えていく、試していくという方法ばかりでなく、自主的な学習や事前の準備が可能なシミュレーターや支援システムの充実を期待している
設備単体で動かすときはPLCが必要十分で便利だから
自動車部品メーカーに勤務しています。工場では壊れないことと、誰でも簡単に扱えることが求められているように感じます
長年のPLCの使用実績が生産現場で高く評価されていることから、PLCの市場の縮小は考えにくいのではないかと思います
RASの観点からソフトウェアPLCは怖いと思うのですが、どうなのでしょうか。PLCはPLCとして残ると思います。もし、複数のPLCを同時に制御するためのオーケストレーションツールが
できたら面白いですね。コントローラー間ネットワークで間に合ってそうですが
PLCは入出力インタフェースが豊富でハードウェア設計の手間が省ける。雑な扱いをしても壊れないし、サポートセンターに質問すれば大抵の課題は解決できる
情報の現場利用が増えることを考えるとPCベースの方が適性があると考えます。また、制御盤の小型化も進むので一つの機器に集約したくなるのは必然だと思います
PLCでできることはIPCでできるし、IPCの方が汎用性が高く性能も高いから。よってPLCのシェアは減ると思う。しかし、その減少量は少しだと思う。多くのことはPLCでできるし、
簡単な設備ではPLCの方が手軽に作ることができるから
PC制御の大規模、複雑なシステムがPLCの開発速度、保守性を持つことで最適な選択になる場面が増えると期待しています
日本はユーザーグループなどのコミュニティーがない。SIというポジションやプログラムの著作権が曖昧。制御エンジニアは絶対的に不足しているのに報酬が低い。PLCメーカーが多すぎる
リレーシーケンスやラダーで育った世代が引退し、コードで処理する世代が台頭する
644: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:33 ID:Quyhw1yU(9/10)
今後ますますPLCとIPCの垣根がなくなり、PLCでIPCで行っていたようなデータ処理をしたり、IPCでPCで行っていたようなモーション制御を実行したりが増えていくと思います
ハードウェア主体ではなく、ソフトウェア主体の制御になると思うから
高機能かつ細分化していくと思います
コードベースのプログラムからラダーへ変換できるようになれば、汎用LLMでも生成できるようになり、さまざまか自動化が行えるのでは……と妄想しています
PLC起因で通信形式に制約が出たり、構成の制限が足かせになることが多く、今後はオープンな規格がメインになると予想。KV-Xのように使い勝手に振り切って
既存の市場内で勝負するか、より高度な制御を目指すかに二極化しそう。前者であれば性能面での差別化は難しく、国内は営業力が強みのキーエンス一強になりそう
PLCの信頼感は頼もしい。でも、かゆいところに手が届くような柔軟さもほしい。そんなとき、AIやビジョンまでこなせるIPCが、現場でいい仕事してくれるんです
古典的なPLCでは高度なデータ処理を外部のPCに複雑な仕組みで委託しているので、初めからひとまとめにして、PLCとデータ処理のアプリケーションの連携を簡単にしてほい
組み込み機器開発をしていた経験からすると、PLCは開発能力、品質面でPLCメーカーに依存しすぎているように思う。また、これから複雑化する設備においてPLC自体に将来性は感じず、
PLCに依存している企業は価格競争になり存続が難しいと思う
制御プログラムは自動生成化していくと思うので、IPCの方が自動生成に向いていると思う
現在の新しい世代が既存のPLCを使いこなしていないし、これから学習する必要がない
ユーザーの世代交代が大きいと思う(PLCに慣れているユーザーの減少とPC操作に慣れているユーザーの増加)
PLC(IEC 61131)のプログラマーが求人数に対して現状少ないという状況が発生している。欧州勢はそれを見越して汎用的な開発言語での開発が可能なPLCを用意している。
また、PLCは選択要素が多く自社で従来使われているものを選びがちだったのが、だんだんとキーエンスなどユーザー訴求の高い製品が選ばれる時代(ボトムアップ)になった。
他にもいろいろ要因はあると思うが、PLCという商品としては市場拡大していくが、従来の開発手法から順次置き換わっていくのでないかと思います
645: オーバーテクナナシー [sage] 09/15(月)15:39 ID:Quyhw1yU(10/10)
現場は従来の機器操作とAIのギャップ部分を把握出来てるんだよなあ
企業や国家の運営がその理解もできてない時代が10年近く続いてたか
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