[過去ログ] (第2)和牛畜産の情報を交換しましょう (892レス)
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107
(3): 86 [sage] 04/11/03 23:14 AAS
>96マダム女史
 反応感謝します。
出産回数、A牛8産B牛4産。栄養度、A牛B牛ともに4〜5。
実験区は乾乳期で0.5kgのものを分娩1月前から徐々に増し飼いして最後に3.5kgに、
配合内容は一般的な繁殖用飼料と同じものです。
給与回数は配合は朝1回のみ、粗飼料は4:00と15:002回のみ。
内容は、朝が1番リードの場合は夕方稲架ワラ(真逆アリ)、現物で8〜12kg見込み、
同じく真逆アリで朝が2番リードの場合は夕方3番リードです。ハダ24頭中増飼いしてそうなるのは
2頭だけで、画一的な飼養管理でなんでこいつらだけこんなん?って感じで首をかしげております。
 獣医師には神経質なせいだろとか胎盤が大きすぎて腹腔を圧迫してるのでは、とか
言われては居ますが、女史のところにそういったハダが居ないのであれば当方の飼養管理の問題だと思えてきます。

 宜しければご意見お聞かせ願えますでしょうか。
119: 和牛マダム [] 04/11/09 02:08 AAS
>>107
再度、お尋ねいたします。差し支えなければお教えください。

分娩前の稲架けワラ8〜12s見込み、また粗飼料4:00と15:002回のみ、とありますが、
種類は稲藁のみですか?乾牧草や生草は給与されていないんですか?
配合朝1回のみの、朝とは何時ですか?

粗飼料の種類、○s/day  
1番リード、2番リード・・・って?
125: 和牛マダム [] 04/11/11 14:32 AAS
>>107
リードの意味はわかりませんが、クローズアップの必要性について書いてみますね。
分娩2ヶ月前になると、胎児は全体の60l発育します。
この期間、胎児は発育のための蛋白質、エネルギーがかなり必要になる反面、母牛の乾物摂取量は
必ず低下してしまいます。特に過肥牛と高齢牛においては、著しく低下します。
この時期の母牛は、自分の身を削って発育する胎児へ蛋白質やエネルギーを供給します。
その結果、長期にわたり負のエネルギーバランス状態になります。
母牛は削痩し、肝臓なども脂肪肝等の病気状態になってしまいます。
そうなったのでは、胎児の発育及び、分娩後の乳量、発情などに影響を及ぼします。
さらに通常、分娩後は乳量が増えてくるので配合の給与をしますが、 このとき肝心なのは、絨毛の長さです。
配合飼料が発酵して有機酸が合成されます。この有機酸は第1胃の絨毛から 吸収されますが、乾草のみの給与ですと
絨毛が短くなり有機酸が充分吸収されません。 そこでまた、栄養失調状態になってしまいます。
絨毛が伸びるのに数週間かかると言われております。
ですから、クローズアップ期に濃厚飼料を徐々に増していき、確実に絨毛の発育を促す必要があります。
このクローズアップを確立し実施していくことで 次の妊娠のための卵の細胞も十分に発達し、人工授精についても
前スレに書きましたが順調にいくようになります。
母牛の生理段階(分娩前・授乳期・維持期)にあわせた飼料給与を行うことにより 泌乳能力の向上と分娩期間の短縮を図ることが目的です。

>>124
平成12年に但馬に行きましたが、その前から、上記の増飼い(クローズアップ)が行われていましたよ。
但馬牛が脂肪壊死になってしまうようなら兵庫ではマニュアル化されないのでは...?
135: 111 [sage] 04/11/12 21:55 AAS
>>131 の引用レスが誤りです、
>>86 ではなく >>107 です。

>>107 のほうに、取り組んでいる増飼いのプロジェクト内容があります。
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