[過去ログ] FreeBSDを語れ Part50 (1002レス)
上下前次1-新
抽出解除 レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
リロード規制です。10分ほどで解除するので、他のブラウザへ避難してください。
579(2): 2020/05/04(月)17:17 AAS
DM-SMR方式 HDDの評価
システム:Debian-10.3.0-amd64、XigmaNAS-x64-12.1.0.4.7542
ファイルシステム
f2fs mkfs.f2fs -s 128 /dev/sd?
Btrfs mkfs.btrfs -n 4096 /dev/sd?
ext4 mkfs.ext4 -b 4096 /dev/sd?
UFS2 newfs -U -S 4096 /dev/ada?
ZFS vfs.zfs.min_auto_ashift=13 ←ZFS。これのみXigmaNAS WebUI上から作成
テスト
1 シーケンシャルライト dd if=/dev/zero of=./test.bin bs=1048576 count=102400
2 ファイル共有のコピー 約5000個、50GB程度をSMB経由で書き込み
テスト結果
1 画像リンク
←横軸は約1目盛り1分で誤差大。UFS2は時間かかりすぎるので途中で止めた
2 画像リンク
←ファイルの総サイズは50GB程度
今回試した中ではf2fsが安定か。Btrfsも使えなくはなさそうだけど再現条件不明の
速度低下(50MB/sくらいまで落ちる)が起こることがあって安定性に難有り。ZFSはさらに速度不安定
ただし好成績のf2fsも最大容量が16TBまでなのは不安材料。スナップショット等も使えない
ZFSはsysctl vfs.zfs_dirty_data_max=1342177280も試してみたけど相変わらず速度低下を起こす
運用性はFreeBSDが有利。Debianがインストール必須に対してXigmaNASはライブ起動でほぼフル機能使える
あとLinuxはリードオンリー運用のノウハウが少ないような?openmediavaultもデフォルトでフラッシュメディア非対応だし
なかなかうまくいかない物だ
600(2): 579 2020/05/05(火)05:25 AAS
テストに使用したHDDはDT02ABA600
DM-SMR方式のHDDが持つメディアキャッシュへどれだけ書き込まれるかが性能を決めるのかな
メディアキャッシュがあふれやすいファイルシステムほど性能が低下したりタイムアウトが発生しやすくなると推測
SMR方式のHDDの使いこなしの記事は大抵HA-SMR方式かHM-SMR方式が前提となっていてDM-SMRは蚊帳の外
Linuxのzoneデバイス用ラッパーであるdm-zonedもDM-SMRでは使えないっぽい
f2fsの上にBtrfsを載せたらいいとこ取りできないか・・・と思ったけど流石にそうは問屋は下ろしてくれなかった
スナップショットはともかくチェックサムは欲しいところだけどあきらめるしかないか
OpenZFSが対応してくれればFreeBSDで使えるようになるし大変うれしい
参考
外部リンク:zonedstorage.io ←f2fsの初期化パラメータはここからもらった
外部リンク[pdf]:www.snia.org ←Western Digital
外部リンク[pdf]:events.static.linuxfound.org ←Western Digital
外部リンク[pdf]:events.static.linuxfound.org ←Seagate
外部リンク[pdf]:www.toshiba.co.jp ←東芝ストレージ
620(1): 2020/05/06(水)13:09 AAS
>>579
検証乙。SMRにも色んな種類があるとは知らんかった。
vfs.zfs.txg.timeoutを増やしてもだめかしら?
増やすほど書き込みトランザクションがまとめられるので、SMRに効くはず。理屈上は…。
盛りすぎると貯まったデータの書き込みが終わるまでシステムがブロックするので注意。
slogがもうちょいライトキャッシュとして働いてくれると嬉しいんだがなーと思う。
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ
ぬこの手 ぬこTOP 0.040s