[過去ログ] FreeBSD での Office 環境を語れ! その2 (1002レス)
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835: wime君:Wine+wime3.6.0+ATOK17(2004)/FreeBSD(i386) 2018/05/06(日)03:08 ID:WrxHhIki(1/5) AAS
腰を抜かすほど驚きました。wime3.6.0がリリースされていました。
もうバージョンアップはないと思っていました。
さっそくビルドをして、使用してみたところ、快調に動いています。

使用状況:emacs25.3+(野良)yc-5.2.1、scim-canna1.0.0(scim-1.4.9)

環境:FreeBSD11.1-RELEASE-p9(i386 Generic Kernel)※後述1
ports:wine-devel-3.7
pkg:ja-canna-lib-3.7p3 ※現状ではja-canna-serverへ依存せず
pkg:gmake-4.2.1
wime-3.6.0.tar.bz2

作業手順は前回(下記URL)と同じですが、手順のおさらいをします。
2chスレ:unix
1. portsのWineにwimeのimm-magicパッチをあてる。
2. wimeをgmakeでビルド。※後述2
3. ATOKをWine環境下へインストール。レジストリを変更の事。
4. Wineからwimeが見えるようにwinecfgでドライブを割り当てる。

・FreeBSDの場合で、wimeのconf.mkにて変更すべき部分。
 USE_CLANG?=0 → USE_CLANG?=1
 FREEBSD?=0 → FREEBSD?=1
・32bitのFreeBSD(i386)で32bitのWineである場合。※後述3
 WOW64?=1 → WOW64?=0
 ※私は、XIM、IMCONFIG、GTK、はコメント化しましたが、
  それらの値は、ご自分の環境に合わせて変更してください。
836: wime君:Wine+wime3.6.0+ATOK17(2004)/FreeBSD(i386) 2018/05/06(日)03:12 ID:WrxHhIki(2/5) AAS
○後述2・後述3「前回記述の誤りについて」
2chスレ:unix
前回、上記URLに書いた、wime-3.5.2のビルド手順において
誤りがありました。私自身の理解の浅さによる誤りでした。

「wime-3.5.2/io/Makefileの『#amd64でi386-wineを動かしているとき』
の文脈のかたまりをコメント化」と書きましたが、これは誤りです。
wime-3.5.2のconf.mkの「WINE32?=0」を「WINE32?=1」にすれば、
普通にgmakeが通ります。
当時、私は「OSが32bitなのだから、Wineは32bitがビルドされるのは、
Wineとして普通の動作だから」と、デフォルト値の「=1」を変更せずに、
迂遠な作業をしてしまいました。
今回、wime-3.6.0になって「WINE32」が「WOW64」に変更された事で
自分の誤りに気づきました。
Makefileに不備があるかのような、あらぬバグ疑いとなった
作者のthomas氏にも、私の記述を読んで一手間をかけてgmakeを
していた方々にも深くお詫びを申し上げます。
まことに申し訳ありませんでした。

ですから、今回のwime-3.6.0では、i386 Generic Kernel(32bit OS)の
場合、conf.mkの変更は、「WOW64?=1 → WOW64?=0」としてください。
837
(2): wime君:Wine+wime3.6.0+ATOK17(2004)/FreeBSD(i386) 2018/05/06(日)03:16 ID:WrxHhIki(3/5) AAS
○後述1「i386 Generic Kernelと明示の理由」
「i386 Generic Kernel」と、わざわざ明示した理由を説明します。
「FreeBSDを語れ Part44」(下記URL)で、
FreeBSD amd64(x86_64bit) と FreeBSD i386(x86_32bit)でのバトルが
あり、PAE kernelの話が出ました。
2chスレ:unix

この流れで、PAE kernelを試した方が、PAE kernel用のConfigFileで
『「makeoptions NO_MODULES=yes」は消えている』とレスした事から、
PAE kernelを試す方が続出し、FreeBSD i386のPAE kernelで、
4G以上のメモリが認識される事が発見されました。

※ググったところ、「makeoptions NO_MODULES=yes」がなくなっている
状況の報告は、匠の一手氏(2014年11月04日の記事)の記事が早かった
のではないかと思います。
外部リンク:uyota.asablo.jp

バトルと報告をきっかけに、私もPAE kernelをビルドし、
3.2Gでなく、4Gのメモリが認識されることを確認しました。
日常使用するカーネルモジュールが動き、ソフトウェアも動作する事を
確認したのですが、PAE kernelでは、唯一、Wineがダメでした。
838
(1): wime君:Wine+wime3.6.0+ATOK17(2004)/FreeBSD(i386) 2018/05/06(日)03:20 ID:WrxHhIki(4/5) AAS
○後述1の続き「PAE kernelではWineがダメでした」
PAE kernelビルド前の、Generic Kernel時に、Wine環境を構築していた
場合、レジストリを使わないような小規模なWindowsのフリーソフトは
動きますし、
wime3.5.2+ATOK17(FreeBSD11.1-RELEASE-p3(i386)+wine-devel-2.15)も
動きました。
ただし、一太郎2004が動きませんでした。
プロセスは存在するのですが、起動していないかのように、画面の描画が
されないまま、LoadAverage値(値は忘れましたが、xloadが真っ黒)が
上がり続けます。killはできます。

さらに、.wineを新規生成しようと、「winecfg」をタイプすると、
正常終了せず、動作中に刺さったような挙動をします。
以下、エラーメッセージです。※レス用に改行
>err:ntdll:RtlpWaitForCriticalSection section 0x7bcc2288
>"loader.c: loader_section" wait timed out in thread 0058,
>blocked by 0051, retrying (60 sec)
これを、「kill -9」で、winecfgを強制killすると、
ハードウェアリセット(いきなり、PC起動時のBIOS画面になる)がかかり、
fsckです。※再現性あり。
PAE kernelからGeneric Kernelに戻したところ、一太郎2004は動き、
winecfgも正常終了しました。

と、いう事で、「Wineは使わないから」とか、「Generic Kernelの時点で
Wineの環境構築をしてから、PAE kernelをビルドするよ」という方には
PAE kernelはよいかもしれません。
839: wime君:Wine+wime3.6.0+ATOK17(2004)/FreeBSD(i386) 2018/05/06(日)03:27 ID:WrxHhIki(5/5) AAS
以下のスレに告知しました。じゃ、夜食を食べて来ます。

今夜も Wine で乾杯! - 21本目@Linux板
2chスレ:linux
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