金融資産1〜5億円の富裕層の約3分の1が「事業オーナー」である (105レス)
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93: 2024/09/12(木)08:32 ID:YZpPAgzg0(1) AAS
貧しいのは努力不足という「日本社会の認知バイアス」
日本は「家庭(収入)環境による格差への認識が薄い」社会(2024年2月)
外部リンク[php]:www.newsweekjapan.jp
舞田敏彦(教育社会学者)
日本の労働者の収入ジニ係数はアメリカよりも高い
家庭の収入格差は、子供世代の教育格差にも転化する。高校生の大学進学志望率は家庭の年収ときれいに相関し、都市と地方の違いも大きい
おそらく、当人の能力よりも家庭環境が強く影響している
教育の不平等の現実を、日本の国民は意識しているか
ISSP(国際社会調査プログラム)が2019年に実施した調査によると、「出世に際して裕福な家庭に生まれるのは重要だ」という項目に、強い肯定の回答を示した日本人の割合は16%
調査対象となった29カ国の平均値(26%)よりも低い
この調査では、高学歴の親を持つことの重要性についても尋ねており、<図1>のようになる
アメリカ(奨学金も高額だがジョブ雇用制で収入も高い)は中ほどで、日本は左下にある。家庭環境による不平等への認識が小さい国だ
日本は北欧の諸国と同じゾーンにあるが、かなりおかしい
「福祉が充実していて大学の学費が無償の北欧」で、家庭環境による不平等への認識が低いのは分かる。だが日本は違う
国の教育費支出が少ないこともあってか、大学の学費は高額で、家庭の収入による「進学格差」もはっきりしている
それにもかかわらず、教育の不平等の自覚度は高くない
<図1>の29カ国のうち、OECD加盟の19カ国について、政府の教育費支出がどれほどあるか。<図2>は、不平等の意識と関連付けてみたものだ
公的教育費支出が多い(対GDP比で教育への公的支援が多い)国ほど、ライフチャンスの階層的規定性を感じる国民が少ない傾向がある
教育は社会階層移動(mobility)の重要な経路なので、納得できる結果だ
日本は傾向から外れている国の1つで、公的な教育支援が少ない(家計の負担割合が高い)にもかかわらず、家庭環境による格差への認識が薄い
成功しない、貧しいのは個人の努力不足のためと考える「日本社会の認知バイアス」によって、現実の教育の不平等がたくみに隠蔽されてしまっている
子供の能力を発揮させる、教育の機会均等に向けた政策は、間違ってはいないのだ
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